第23回 氏家雛めぐり

さくら市氏家の市街で催される雛人形飾りなどの展示イベント。
293号を通ってて看板を見かけて気まぐれで寄ってみた。っていうか、そういえばこの看板は以前にも見かけてて「へぇー氏家でもやってるのかぁ」と知ってはいて「ああそういえば」って感じだった。

そして案内を辿って駐車場に停めたんだけど、駐車場には案内も何もなくどっち行っていいかわからなかった。。
一応すぐ横に「雛の駅」とある店があって入ってみたけど、ちょっとした土産と古着などの販売だけで雛飾りは小さいのがチョコッとあるだけで「雛めぐり」の手がかりはなかった。

仕方なく表の駅前の道に出て駅に歩いてみた。ら、駅には幟が立ってて、その横隣りの「さくらテラス」というショールームに雛壇が見えたので入ってみた。

したら、ここがちょうど「雛めぐり」のインフォメーション的な感じで地図のある案内パンフをもらえた。(駐車場に此処への案内があるべきだと思った)

館内に並ぶ雛壇飾りは新しいものだったけど、雛壇以外にもいろいろあって眺めながら奥に進んだ。
そして館の人に声をかけられたので「古い雛壇とかはないんですか」と聞くと江戸時代からの雛壇が見れる所もあるそうだけどここから700mくらい離れた所だそうで「どのくらいお時間とれますか」と聞かれたので30分くらい?と答えると「じゃあここがいいです」と近場のスポットを教えてくれた。

そして一通り眺めた。狐の嫁入りの人形がいい感じ。これも雛になるのかな。
それと城のような宮のような二段飾りは「昭和26年」とあった。75年も前の物とは思えないくらい綺麗だったし、箱庭風なこういうセットはなんか情景感あって好きだ。

外に出てマップを見ながらゆっくり歩いた。もっともオススメされた所は駅前の道を真っすぐ進むだけでマップなんかいらないくらいだけどね。
ってわけでホンの数分進んだ先の「西導寺」に来てみた。入り口に雛めぐりの幟があるので間違いないけど、どうもお寺というのは勝手にずかずか入って行っていい物かどうか戸惑ってしまって苦手だ。言訳のようにマップを広げながら雛めぐりを免罪符に入ってみた。
古くカッコイイ鐘楼は日差し眩しくてよく見えなかったけど、本堂はよく見えた。こっちには案内板があって、天明4年(1784)の江戸時代後期に造られたものだそうだ。へええ。そしてこの寺は建久2年(1191)に氏家氏の始祖公頼が建立した古刹だそうだ。へええ。

っていうか、案内に従って進むと雛飾りの展示は横の建物で、入口がモロにいいおうちの玄関でしっかり案内はあるものの腰が引けた。ごめんください、、と呟きながら入ると、中もやっぱり人様んちの玄関そのもの。非常に落ち着かない乍らも靴脱いであがって階段をのぼった。ら、二階の手前に中二階があったりして不安増しつつ人の声がする方へ上がると広間の口に吊るし雛が見えてやっと安堵した。(なんかヘタレすぎw)

「花ちりめんの轍展」というその展示は吊るし雛が密度濃く中央に並べられ、白無垢などの着物から並んだ多様な彩の雛が並べられていた。面白かったのは「蚕籠のお細工飾り」という養蚕の網を使った物。円形に一つの世界を作っていた。
メインの吊るし雛は各々色んなものが吊るされ七福神だったり縁起物だったり、玩具だったり動物だったり妖精だったり、宇都宮の黄鮒なんかもあってかわいかった。

来た時に記帳してたので、ゆっくり見てまわって出る時に「松戸からこられたのですか」と声をかけられ、おかげで色々話が聞けた。
吊るし雛は昨年亡くなった手芸の先生が広めたもので、駅前のさくらテラスに展示されてるものがその大元の手本になったものだそうだ。あーよく見とけばよかった。。「黄鮒とかいろいろ自由で素敵ですね」というと、この黄鮒はコロナの時に沢山作られて宇都宮駅に飾られたそうだ。
そしてここにもあった「狐の嫁入り行列の人形も雛飾りに入るんですか」と聞くと、狐の嫁入りは隣の喜連川に伝わる伝説で、何百体もある行列の人形を以前は飾ってたそうだ。その人形を作られた先生は今市の方に移転されたそうだけど、この行列だけは当地に残されていただけてそのホンの一部が駅前のさくらテラスに展示されてたものだそうだ。あーもっとよく見とけばよかった。。
そして市内の雛めぐりの話しや、喜連川の方の展示エリアの紹介も聞けて嬉しかった。っていうか、もう3時だからこれから巡るのはちょっと厳しいかな。もう少し早い時間に来てゆっくり巡れれば良かったんだけどなぁ。。と思いつつ、今回はこのお寺だけで車に戻った。


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