山上城跡公園

桐生市新里町山上にある城跡の公園。

実は群馬県の梅のスポットで検索して「南公園」に向かってたんだけど、ちょっとまてよ、そこ行ったことあったぞ、、と気付いて変更して来てみたのがこちら。蝋梅が咲いてるそうで城跡なので一石二鳥。っていうか、城の方は特に期待はしてなかったんだけど、櫓っぽいのに公園名が書かれた入口で、意外とちゃんとしてるのかもと思えた。(よく見るとここには「山上城跡 新里村農村公園」とあるけど)
植え込みとかある整った駐車場に車を停めて、先に向かいの茶室のようなトイレに寄ってから公園に歩いた。

入口は坂から続く橋で登って渡った。間は堀なのかな、ちょっと公園っぽく整備されててピンとこなかった。すぐ横に蝋梅が少し咲いていた。あんまし蝋っぽくないサラッとした梅で落ち着いてた。

そして渡った先は芝生の広場。今風なザイルクライミングの遊具があった。手前にあった舟みたいな石は近づいてみると、城跡の案内だった。
緩やかな斜面になった上部が三の丸、二ノ丸、本丸とジオラマ地図になってて更に上の斜面には赤城山の神の大ムカデが横たわってた。
手前の側面に「山上城由来」が書かれてたんだけど、ちょっと読みずらいねぇ。藤原秀郷の子孫が山上氏を名乗って居城したそうで、二代目が源頼朝に仕えたそうだから鎌倉前からの城のようだ。戦国時代に上杉、北条、武田などの動乱の末、天正18年(1580)に廃城。上州は上州で取ったり取られたり戦乱群発してたんだねぇ。

そしてこの芝生の広場は三の丸跡。二段になっててぱっと見の倍広く、自分が子供だったら駆け回って斜面を転がりたいなぁーって感じ。そして端の方に小さめだけどローラー滑り台もあったりしてうわー滑りたいと思えた。

三の丸の奥は堀で割れててしっかり城跡。いいね。
渡った先は脇が腰曲輪のように伸びてて中央の一段高くなった上が二ノ丸だった。

二の丸跡は何もないまばらな雑木林。三の丸の公園らしさから比べればグンと城跡っぽくなってきたけど、戦国時代に廃城の城跡にしてはキレイになってて歩きやすくてイイ。
そんなまばらな木々の合間に細い梅の木もあって小さな梅がチラチラ咲いてた。葉の落ちた林に差し込む西日を浴びて近くで見るときれいだった。

更に一段上ると本丸跡。「山上城由来」には「鎌倉時代から流行した館造りの本丸」とあったので、大昔はここに当主の館があったのだろう。充分な広さだし木がなければ眺めもよかっただろう。
現在は何もなく、所々に昭和の校庭にありそうな鉄骨の児童遊具があった。いやいや小学生の頃に近所にこんな公園あったなら遊び倒しただろうな。水雷艦艇(水雷艦長)とかやりたいよなぁ。ケードロは広すぎてキツいかな。

その本丸の奥に「山上城跡」の石柱と三角点があった。そしてその先の北郭を見下ろせた。その先の展望は木々で隠れて全然見えなかったけど、北郭の周りが全部ぐるっと堀のようになってて、縁どるように土塁がめぐっててカッコよかった。

そして頭上の鳥の声を追ってみたら小鳥を見つけれてズームで写せた。(モズかな)
北郭に下りようかなと思わずに少し鳥見て折り返し。この本丸の土塁っぽい端を西側にまわって二の丸の方へ歩いた。
やっぱりしっかり城跡で、とくに見下ろす脇の堀のような窪みの先の細い土塁が塀のように見えて良かった。これは昔からのものなのだろうか公園の整備で造ったものなのだろうか分からなかったけど「城だ城だ」とワクワクさせられた。
そしてそんな城らしさと裏腹に、やっぱり昭和の校庭のような遊具がポツンポツンと纏まらずにあったりして懐かし感もくすぐられた。っていうか、昭和の頃はもっと整備されてた公園だったのかな。

二の丸まで進んで、下った堀を横断してみた。落ち葉が深くて歩きづらかったけど気持ちよく寝れそうなふかふかの堀だった。

その先の縁の土塁も割ったトコが門跡のような出口になってた。外はどんな感じかと出てみたけど、広めの腰に細い未舗装の道が続いてて一段外の腰郭っぽい感じだった。西日眩しい中に鳥がちょこちょこいて枝の合間から見上げた。木をつついてる音もしたので音を追ったらキツツキは簡単に見つかった。人がいるときくらいつつかなきゃいいのにね。サービスいいよね。

堀割に戻って三の丸跡の芝生広場にあがった。今度はさっきと反対の東側の端から下ると蝋梅がちょろちょろ咲いていた。そして広場を見下ろすと、その先の新しい遊具の先の端に蝋梅が集まって咲いて見えて、一番濃そうな感じだった。

先端まで歩くと蝋梅の手前に井戸跡があった。口は四角く立派で新しいけど、ちゃんと穴はあって公園整備中に発見された人為的に埋められていたラッパ型の大型井戸跡だそうだ。
そしてその先は畑になっていたけど少し先に島のようにある盛土は物見台だそうだ。現在は上がお墓になってるようなのでここから眺めるだけ。

って感じで思った上に城跡らしい城跡でなかなかよかった。けど、目的の蝋梅はそんなでもなく、梅メインのスポットとはいいがたく、普通の公園にある程度の量でしかなかった。まぁ目的と言っても別にこだわってたわけではなく城跡歩きが楽しかったので応恵。
車に戻って、まだ明るいからもう一ヵ所くらいどこか行けそうだなと近隣を検索してから出発した。

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