三台目の![]() 91年式のSiR(EF8) 2004年2月〜2009年12月 全長:3800mm 全幅:1675mm 全高:1270mm ホイールベース:2300mm トレッド(前/後:1440mm/1455mm) 車両重量:1000kg エンジン型式:B16A タイプ:水冷直列4気筒D0HC 総排気量:1595cc 圧縮比:9.5 燃料供給装置:PGM‐FI 最高出カ:160ps/7600rpm 最大ト ルク:15.5kg-m/7000rpm ステアリング形式:ラック&ピニオン ブレーキ(前/ 後):ベンレーテッドディスク/ディスク サスペンション(前、後):ダブルウィシュボーン |
|||||
![]() |
|||||
色:黒 ルーフ:ノーマル ホイール:純正アルミ パワステ-パワーウィンド リアスポ クイックシフト スリックローター Feels製エアクリ ストラットバー TEIN車高調 |
|||||
結局。 充実した自分だけの時間を過ごしてきたけど、やっぱり走行距離が20万に近付き、車体がヤレ出してあちこち故障がかさみ、そしてまた車検の時期が間近に迫り、もうそろそろ若い頃からの昔のものに執着せずに、時代に合わせて新しい車に切り替えた方がイイのかな。。。自分ももう30代半ばでそろそろ生活スタイルを切り替えなきゃいけないのかな。。。などと考えて車を買い替える事にした。 。。。ものの。。欲しい車がなくて困った。取り敢えず欲しい車が発表されるまでツナギのつもりでショボい車でも乗ってようかな?とか思ったけどドライブする気さえも失せてしまいそうな気がしたので悩んだ。めぼしい車の販売店をまわってカタログ貰って話を聞いて中古車屋に行ってみたりしたもののどれもこれもピンとこなくてイライラした。 最後にちょっと寄道のつもりでCR-Xが沢山おいてあった中古車屋に立ち寄って話をしているうちに、やっぱりCR-Xしかないなと確信。生活スタイルがどうのこうのという初志はどこへやら、結局またCR-Xを購入決定。正直言うと自分でも「性懲りもなくまたCR-Xかい」とも思えて少し恥ずかしかったりする。 CR-Xぞっこん店長。 薦められたのはかなりの掘り出し物の45,000kmしか走っていないSiR。程度がイイ車輛自体も良かったけど一番気に入ったのは店長。CR-X大好き店長なので、それまで乗ってた二台目のCR-Xのディーラーでもわからなかった謎の故障箇所も「あ、それはドコドコがこわれてますね」と症状だけで即答。「ディーラーの若い人は古い車はわからないんですよ」と頼りになる意見。話も面白くいろいろ教えてくれた。「何かおかしなことがあったらいつでも気軽に来て下さい」と、こういうわかっていてくれる人が近くにいてくれる安心感が一番の買いだと思う。 VTEC。 16年かけてやっと後期型のVTECエンジンに進化。乗ってみたらその違いに驚いた。凄いエンジンだと言うのは聞いていたけど想像以上だった。ZCより楽に引っぱれて気がつくとレッドゾーンだったりする。逆に言うと一生懸命にならなくても速度が上げられるので気合入れる所が減って寂しい気もするし、普段はより安全運転を心掛けないといけない。まあこれも慣れだと思う。ZCはZCで良かったと思うけど、とにかくVTECには感激。耳が抜けたような高回転域のハイカムの音が気持ちよかった。 というわけで、三台目ながら一番気に入って一番乗り回した車体となった。 ちょっとやんちゃに峠を駆け抜けたり、信号あけや合流後の急加速が楽しかったり、まぁ走り込んでる人からすればカワイイ程度だけど、普通に走る止まる曲がるのが楽しく気楽にいつまでも乗ってられた。 もうCR-X歴が二十年を越すというのに全然飽きず、いたわる事なくガンガン日本全国走りまくった。この車では念願の沖縄までも行ったので、まさに全国走り回った事になる。 そして今になってやっと同じ車を愛する友に知り合えたりして益々愛着を再確認。ホントいい車だよ。 いつまでも。 と、保存だの考えずに遮二無二走って、「古い車」なんて思いはまるでなかったのだけれども、やはり20万に近付いたところでガクッときて故障の連続。幾つもの連休を棒に振り、何とはなしに自然に分かれの時期を感じてしまった。 故障を直していつまでも乗れるだけの技術と知識と環境と資金に自信はなく、いつかは乗り換える事に気付いていながらも、人生の半分以上乗り続けてきた車だけにCR-Xで、CR-Xしか、CR-Xじゃなきゃという思いは痛いくらいあるのだけれど、時の別れ目。「いつまでも」という思いだけは永遠に忘れません。 最終的に総走行距離は201,007km。 実質六年で158,481km走った事になる。ハイオク仕様なので出費は嵩んだけど綿密ないい時間を楽しめた。 買換えは随分悩んだけど、後から思えば買換え自体に悩んだのではなくて気持ちの整理に思い惑っていただけのような気がする。
|
|||||
|
|||||
戻る→ | |||||