飛山城史跡公園
鎌倉時代から宇都宮氏の家臣の芳賀氏の城。後に豊臣秀吉の命令で廃城になった城だそうな。
掘り起こして再現された土塁や土堀が立派だった。

草刈るおっちゃんは喋りながらのんびり作業してた。

枡形を通って広めの堀を土橋で渡ると門があった。
そして中もいくつもの土堀で郭が分かれてた。凄い凄い。
こんな古くて大きい城郭が一山分キレイに再現されてる。
広い四の郭に掘立柱建物という小屋が五棟再現されてた。城の物っぽくないけど倉庫だったらしい。(中で休憩できる)
その小屋の広場を抜けると鬼怒川の東岸の断崖にでた。宇都宮の町と鬼怒川が綺麗に見えた。残念ながら山々はモヤってて見えなかった。
一郭、二郭、三郭は特に何もない爽やかな林になってた。
林の中を歩いてたら、ボトン!ボトン!とイガ栗が落ちて来た。そういえば道もクリとドングリだらけ。
栗拾いしてる人もいた。
一郭からの鬼怒川の北方面の眺めも良かった。
それとこの史跡公園。城以前からあった物も発掘されてて、その竪穴式の建物が広い六郭の林の中にぽつんと再現されてた。
古代竪穴建物→
平安時代の「烽屋」という狼煙連絡要員の詰所だそうだ。
←中世竪穴建物
貯蔵庫か、兵士の詰所らしい。これは城の時期の物。
園内にはチョウとかトンボが沢山飛んでた。スズメバチは飛んでなくて良かった。(注意書きが多かったからいるらしい)
ちょっと指を回してトンボを捕まえてみた。いや〜トンボ捕まえるの何十年ぶりだろう?まだまだいけるな(笑)

over! なついちゃった→
指乗りトンボ

ほどよく林を散歩してまわって爽やかで気持ち良かった。
城はかなり規模の大きな城。すごいな〜。最近こういう土堀の城郭が魅力的に感じてる。そのなかでもココはかなりキレイに整備されてて、見て歩いて面白かった。

そして駐車場前の資料館も見てみた。きれいだし興味深いし無料だし、なかなかいいとこだった。

最後に外側の駐車場前の土塁の奥に櫓代があった。どんな櫓が建ってたんだろうね?
ここ、ロープがあって土塁登りを体験できるらしい。熱いからやらなかったけどね。