8/9 sat 秋田ドライブ
7号〜飯田川〜285号〜鹿角〜282号〜松尾〜県道(八幡平アスピーテライン)
〜トロコ〜341号〜卒田〜県道〜白岩〜農道(みずほの里ロード)〜横手〜13号〜尾花沢〜347号〜河北〜287号〜米沢〜121号〜宇都宮〜4号〜春日部〜県道〜松戸
朝は三時に起きた。
そりゃ十時に寝りゃこのくらいに起きるわな。しっかり目が覚めて二度寝も出来ず、仕方ないから三時半に出発。

酒田を抜けてやっと明るくなって来た。夜白む空の雲と仄かな朝焼けがキレイだった。

↑7号、遊佐町吹浦。
鳥海山の山裾と夜が明け始めた雲模様。
over! 明るくなると仄かに朝焼け色。

7号、由利本荘市→
秋田の7号っぽい松林と夜明けと雲模様。
over! 秋田の7号っぽい海沿いの早朝。

朝は道もガラガラで、気分良く走って秋田に六時。こんな早い時間に秋田まで来れたので、んじゃ八幡平に行ってみようと思った。
ナビ地図みて方向確認。真っ直ぐ八幡平に向かうのではなく、グルッと回って戻る形で八幡平に行こうと決めて、秋田は通過。

←7号、秋田市八橋本町。
正面にドーム型の私立体育館

もう少し7号を走った。7号の秋田の先は広い田んぼの道。朝日眩しく輝く朝。そして八郎潟の横の潟上市飯田川から285号に出た。
↑7号、潟上市昭和。朝日と広い田圃。

この285号がまたまた走り安く、気持のいい道だった。

285号、五城目町上樋口→
田圃の中の並木道。
並木は五城目の町まで続いてた。

並木が続いたり長い直線だったりで、爽やかな朝の道を快適に駆け抜けた。
ドライブは晴れた朝が一番気持いいね。

上小阿仁村への山間から霧が出てきたけど、それも早朝の雰囲気。
そういえばこの道は「秋田浪漫街道」という看板がずっと出てた。

←285号、上小阿仁村。霧が晴れ始めた。

ずっと信号にもつかまらずに走りっぱなしだったので、工事相互通行の待ちはいい休憩に感じた→
←265号、比内町 扇田大橋手前。
かわいい紋付の鶏が「またきてたんせ」

一気に走って比内の先で103号に合流。あ、日本三大地鶏の比内鶏の比内ってここだったのか。おいしい鶏が食べたいけれど、まだ七時半だったので素通り。

この先で橋の工事相互通行でちょっと渋滞した。気分良く走ってると何も考えないけど、いざ渋滞すると明日仕事なのにこんなトコにいて大丈夫かなぁとか不安になる (^ ^;Δ
橋を越えて流れるとすぐに鹿角。ここで折り返し。282号を走る。
目的の八幡平は勝手に秋田県と思い込んでたけど、秋田と岩手の境だったのか。
どちら側から走ろうか少し迷ったけど、今回は秋田県メインのドライブという感じなので、岩手側から登って秋田側に下る事にした。

282号、鹿角市八幡平→
秋田側からの八幡平への国道341号との分岐を過ぎたトコ。

282号は岩手県に入ると曇って時折小雨も舞ってた。GWの夜に逆から通ったばかりの道だけど、森と東北道に絡みながらの道は思いのほか長く感じた。

←途中の村落の国道沿いの杉の木。
車にえぐられながらも立派な村の中心て感じ。

松尾から県道に折れた。気分的にも道的にも大回りでやっと八幡平に向かった。

この道は八幡平アスピーテラインと言う道。元は有料道路だったらしい観光道路。
スキー場に続く道だけあって登りのカーブは雪覆道が続いた。
ぐんぐん登って八幡平スキー場を過ぎると、雲が多いながらも赤い山肌も見える高原の道になった。
道もすいてて優々とドライブ。
その先も雲は多くあまり景色は見えなかったけど、ところどころ日は差してた。

まあ、天気はイマイチでもさすが名だたる観光道路、山の上の起伏ある道はドライブ感満点。結構な長い区間の高山の道を独走で思い切り走れたのは気分良かった。

八幡平アスピーテライン→
茶臼岳付近の道

←横目に見下ろした八幡平の樹海。
真ん中手前にひっそりと鏡のような熊沼が見える。
県境付近→
観光客の山歩き用の駐車場が点在。八幡平の山頂にはここら辺から行くらしい。
この先の県境の見返峠にも広い大型駐車場があったけど、夏休みシーズンにしてはガラガラだった。夏より秋かな?
←大型駐車場の先。

山を歩くなり湿原を歩くなり温泉に浸かるなりゆっくりしてこその観光地-八幡平なんだろうけど、僕は駆け抜けるのが主旨なので通過。
こんないい道、止まる気にならないよ。(お。久々にドライブ日誌らしいカッコいい事いってる)

特に休憩もせず一気に秋田側に下る。これぞドライブ。八幡平はまたいつか観光でも来たいね。

県道、八幡平アスピーテライン出口→
「またおこしください 出口」有料道路の名残。

341号に下るとすっかり晴れていた。やっぱ秋田県は天気良かったんだ。

341号は信号も交差点もほとんど無い長い森林の道。独走ならたっぷり楽しめるけど、ゆっくり過ぎる車の列に追いつくと少々キツイ道。。しばらくは楽しくドライブ。

←341号、鹿角市八幡平。夏の雲がいいね。

ってわけで数台の車の列に追いついちゃって少々キツかった。。(1台なら追い越しちゃうけど)まあゆっくり森と川のドライブ。

341号、田沢湖玉川。渋黒橋→
脇を流れる渋黒川から玉川は川底が真っ赤。
川の水が温泉混じりの強い酸性だったんだそうな。
現在は中和処理施設で中和させて流してる。

田沢湖で車列は散ったけど46号と合流するとまた車多かった。
トロトロだったので、角館に向かう途中で近道のつもりで県道に曲がった。
その道を少し進むと「みずほの里ロード」と言う名のついた広域農道みたいなのがあったので曲がってみた。

←農免道、角館町白岩。
「みずほの里ロード」の標示も立派。
over!

標示では広域農道とは無く農免道路と出てるだけだった。うん確かに普通の農免道路を繋いだルートって感じだったけど「みずほの里ロード」の標示は始終充実してて、むしろ滅多に通らなさそうな普通の秋田の田畑の道を走れて嬉しかった。
この道は途中で無責任に途切れる事も無く、迷う要素もなく田畑を抜け山肌を抜け沼沿い通って、最後はトンネルまでくぐって横手市街まで1本で抜けられた。そのまま進んだら横手の駅前に出た。素晴らしい。エクセレント。

前回来た時は印象悪かった横手の町だけど、ここまでキレイに誘導されたら、焼きそばの一つでも食べて行きたくなるってもんだ。

てわけで、特に店は選ばず、駅前付近で横手焼きそばの幟が出てた「かっぱのへ」というラーメン屋で食べた。うんやっぱ横手焼きそばは好きだなぁ。店の主人も感じよく話しを聞けて、横手の好感度復活!

焼きそば一皿じゃ少々物足りないけど出発。
道は素直に13号を進む。

13号ではまた夏の秋田の名物「ババヘラ」に注意しながら進んだ。
これって探してると無いもんで、油断してる時に通過しちゃったりするもんだよね。。と思っていながら油断した。対向車線にいた。。戻るか?と迷いながらも進んだ。

まだあるだろうと思ってる内に湯沢を過ぎて、もうすぐ秋田県も終わり。
あーまたババヘラ食べられなかったか、、

と諦めてたら、最後の最後の雄勝の院内でババヘラ発見!ヤッタ。初のババヘラ。
車を停めてババヘラを買って食べた。
おばちゃんがヘラで盛りつけるからババヘラ。
ババヘラは意外と美味しくて気に入った。ソーダ味っぽいサッパリ目のシャーベットだった。(味は期待してなかった)
ババヘラ食べられて秋田県はコンプリート。
ってとこで秋田県を抜けて山形県に入ると小雨が降り出した。
また山形は雨かよ。。道も混んできた。

←13号、金山町 中田。
山形に入ってすぐの主寝坂峠は主寝坂道路という自動車専用道路がバイパスしてた。

13号を進んで、新庄でご当地ネタの食事と思ってたけど、新庄市街は渋滞で込み合ってたので何となくパスで通過。別のネタに変更。(いろいろあるんですわ)

尾花沢まで進んで347号に曲がった。
13号から離れてやっとスイスイ走れたものの、雨が強くなって土砂降り。走り安い広い道だけど土砂降りはやだね。

347号を河北まで走った。
ネタは河北名物冷たい肉そば。
目的の店(一寸亭)は国道沿いなので、雨でもすぐに分かったけど、駐車場は満車で客は長い列を並んでた。。

その店はやめて近くの別の店「いろは分店」に行った。河北の町内に本店,支店,分店の三店もある人気店。こちらは並ぶ事なく席に付けた。

「肉そば」はコシがある麺と歯ごたえのある鶏肉の常温の(冷やしではない)汁そば。ちょっと変わってておいしかったけど、先月食べた「冷たいラーメン」ほどのインパクトは感じなかった。

河北から287号に出た。
ちょっと大回りな寄り道の食事コースになったけど、天童−山形の市街の渋滞を避けたルートで丁度良かったと思う。この道の雰囲気も好きだしね。
河北でそば食べてたら一旦止んだ雨だけど、走っているうちにまた強くなった。

287号、朝日町 大滝→
ここら辺からの最上川の渓谷の感じが好き。

長井で113号、南陽から先月通れなかった389号という道も考えたけど、また通れなかったら凹むからやめて、そのまま米沢に走った。
米沢からは13号でと思いつつ、結局また楽なイメージの121号を走った。
大峠への道を進むといきなり渋滞。珍しいなと思ったら車同士の派手な衝突だった。

←121号、米沢市 入田沢。事故。
over! 大峠トンネル入口。

抜けると列にななってたものの流れてホッとしてたら今度は大峠トンネル入口で工事相互通行。。

福島県に入ると段々と雨がやんで、喜多方を過ぎると路面も半分乾いてた。はっきり県ごとに天気が違ってたな。
喜多方から先は夕方の渋滞。五時頃だからまぁ仕方ないやね。
素直に渋滞参加で会津若松市街に進入。市街まで来るとそんな混んでなかった。

121号(118号重複)会津若松市街→

ここらで小腹が減ったので会津のカツ丼!と思ったけど、ふと気になってたラーメン屋を思い出したのでそっちに向かった。

っていうか図ったように進行方向の121号(118号重複)沿いの会津鉄道芦ノ牧温泉駅の「牛乳屋食堂」。
創業八十余年の牛乳屋さんのラーメン。人気店らしいけど半端な時間で並ばずに席に付けた。
カツ丼とのセットもあったけど、ラーメンだけを注文→
このラーメン、最初薄味でびっくりしたけど食べてる内にコクが広がった。後味は最高だった。牛乳屋のおばちゃんが作ったラーメンなのにこんなにいい味わい。米沢にも喜多方にも負けてないね。んまかった。
121号、会津若松市大戸町上三寄。しっとりした会津らしい家並み。うまいラーメン屋とかいう雰囲気じゃないよね。(他にも二軒人気店があるらしい)

そのままずっと121号を走った。道はトラックも多かったけど程よく流れてた。しばらく進むと田島の手前で通行止めで県道に迂回させられた。

この迂回路、走り易い道ながら会津っぽい村落も抜ける味あるコースでこれは121号が混んでたら使えるなと思った。
田島で121号に復帰。
雲は立ち込めるものの雨はなく日没後もしばらく青く明るかった。
田島の道の駅でトイレ休憩。

そして栃木県に入ると雨が降り出した。ホント県ごとに変わるなぁ。

400号にも曲がらずに121号を走った。この少し狭い区間でトラックの後は我慢のドライブ。道がキレイな五十里湖でトラックをパスしたものの、その先は酷い土砂降り。ちょっとキツイ道程だった。
今市の先も121号の杉並木道を走る。
夜の杉並木の道は真っ暗で狭く感じた。対向車は眩しいし勝てて加えて雨。杉林はあんまし雨よけにならないんだねぇ。。

121号、日光市明神。暗闇の日光杉並木→

そのまま121号をトレースして走った。
終点の益子まで走り切ろうとか思ってたけど、やっぱ少しでも早く帰ろうと4号のバイパスで曲がった。

そして春日部は庄和から県道に出て野田を抜けて帰って来た。
あ、少しだけ行きの道とダブっちゃった。
家に着いたのは十一時。
走り過ぎたと思ったけど割りとマトモな時間に帰って来れた。優秀。
失った夏休みの代わりの気分での週末ドライブ
思い通りたっぷり走れた
きままな道で一瞬夏休みかと勘違いするくらいの距離まで走れたし
八幡平からは真っ直ぐ帰路みたいなルートながら
いろいろ食べたりで帰路ムードもなく
天気もダメな所が多かったにも関わらず楽しく走れた
充実した夏の週末でした
でもやっぱ
あと三日間くらい走りたかった

おしまい
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