ドライブ日誌
坂田城跡 梅まつり
冬の終わりのこの季節、ドライブしてると軒先の梅の花をよく目にするんだけど、単発じゃなくてもっと梅の木が続いてるような、通る抜けながら堪能できそうなトコ近場でないかな?(和歌山の山中でも行けば幾らでもありそうだけど)と思ってネットで調べてたんだけど、見つからなかった。。
んじゃ梅林の周りなら少しはイイ感じかな?と思って調べた千葉県内の梅林、横芝の「坂田城跡」にきてみた。
この城跡梅林、平山城の山の上にあるので、、梅に囲まれながらドライブなどという都合のイイ場所ではなく、むしろ近隣には梅の木は1本も見かけず(菜の花は多かったけど、、千葉だけに)ホントに梅あるの??という感じだった。
『梅まつり』の看板が出てた「ふれあい坂田池公園」の駐車場にとりあえず駐車。まぁ折角だから歩いて散策。
入口は人に聞かなきゃ分からなかった。。幟の案内だけの地味な散策道を登った。結構急な登りだった。

←坂田城跡散策道入口。

急な階段を登ると杉林。
ここが主郭(本丸)跡だそうな。っていうか梅は??

幟の案内だけの杉林over!

半信半疑ながら杉林の中の空堀跡を渡って主郭から二郭(二の丸)、三郭(三の丸)まで来てやっと梅林到達。
よかった。ちゃんとあった。
ガラにもなくゆっくり梅の花を見てまわった。ん?でもこれで1500本??と思ってたらまだまだ先が続いてた。
また空堀を越えて四郭では野点という無料の茶会をやってた。
っていうか、「まつり」といいながら催し物はこれくらいだった。周りにはネギ畑や梨園や花畑もあって梅に固執した感じでもなく逆に色々みれて散策にはちょうど良かった。
こういう梅林の脇道がもう少しイイ道で車で来れて写真撮れたらな〜とか思う。

四郭の外郭の小道→
over! 枝振り

梅を見てて思ったんだけど、最近仕事で書道作品をやってるからか、梅の木って書道に通ずる感じがあるね。枝振りがハネとかハライとかトメとかそういう和の粋な感じ。そうか。梅は単純に花を見るというよりその花を纏った複雑な枝振りを楽しむもんなのかな?とか思った。
個人的な勝手な解釈で結論をいうと、梅はドライブで駆け抜けて気分がいいタイプの花じゃ無いようですな。(ドライブの日誌でこんなこと言ってちゃ元も子もないけど)
さて城跡の案内図には四郭までしかなかったのでこれで終わりかと思ったら、更にその先に五郭があった。広い山の城だ。(っていうか梅まつりの案内図くらいほしいものだ)
ここは更に背の低い梅の木が多くたっぶり枝振りを堪能。梅の花の香はさっぱり爽やかないい匂いだった。

over! + click!  

五郭の先は何やら新しい自動車専用道路(銚子連絡道路)で山が分断されて橋が架かってた。城は此処までかな?

銚子連絡道路→
全然クルマ通ってなかった。

更にその先も梅林。なるほど1500本だもんな。
!っていうかここら辺は少し道も広くなってて一般車が入り込んで路駐してた!
あ〜ずるい。車で入り込めるんだったら僕も〜ってことで一旦戻った。戻ってみるとやっぱり結構長い道程だった。

で、ナビを睨みながら裏に回って梅林に進入。

まあぶっちゃけこういう写真が撮りたかっただけなのかもしれない。(^ ^;Δ↑over! + click!
でも進入路を知らなかったおかげでたっぷりと戦国時代の広い城跡とその長い梅林をゆっくり歩けて感慨深く天気も良く気持ちよかった。