ローテンブルク -朝-
雨降りで傘を差して歩いた。
しっかり降ってた雨も歩いているうちに小雨になった。
なんとなく町を歩く通勤の人達は傘さしてない人が多かった。ドイツの人は小雨くらいじゃ貸ささないのかな?

←夕方と同じトーンのレーダー門

レーダー門の塔門→
内側から振り返ったトコ。
上の方は霞んでる。

傘を忘れてた友達が市街の雑貨屋で傘を買おうとしたけど、売ってなかった。。

でも歩いて言ううちに雨はやんだ。
売ってなくて良かったね。(すぐやむの見越して傘差してない人が多かったのかな?)

朝まだ9時でこの天気。マルクト広場の人影もまばら、、、
と思ったら日本人の団体さんだけは元気に歩いてた。
「おはようございます」とか挨拶されちゃった。
←市庁舎と旧市長の家。
こっちの塔なんかはモロ霞んじゃってる。
over! 市庁舎の屋根はハトだらけ。元気に飛び回ってた。
click! 市庁舎の下は日本人。
日本人て朝早くからキチキチと観光する人達だねぇ。。ってウチらもそうか(笑)

ゲオルグ噴水→
昨日の反対側から。これなら分かりやすいかな。

少し歩いて見て回って、市街の中にある中世犯罪博物館へ、9時半の開館時間に合わせて行ってみた。

←中世犯罪博物館の入口。
素敵な建物だった。

少し待って入館。此処の中は写真もいいそうだ。(あまり撮らなかったけど)
この博物館は、中世ドイツの刑罰や規律や風紀などを取り締まった歴史の博物館。拷問道具から婚姻届までかなりの種類と点数が展示されていて、単に犯罪と拷問というより中世城塞都市内での階級格差や厳しい規律についての博物館だった。
日本語での解説も有ってゆっくり時間かけてまわった。

数ある展示物の中でこういう可愛らしい箱庭が気に入ったover!+click!
町中での刑罰や屋敷内での拷問が表されてる。

単純に綺麗だとか素敵だとかお洒落だとか感じる街の景観も、中世の厳しい規律と刑罰の上に有る物なんだと感じたら、なんか「本当は怖いおとぎ話の裏側」みたいな物を覗いたような気がして楽しかった。
博物館から出たら晴れていた!
観光客も増えていた。

僕らもまだまだ市街を観光。

←聖ヨハニス教会の裏の噴水。
over! これは何の形?

ゆっくり街を見ながら南の坂を下った。

通りに肉屋があって、覗いてみたら美味しそうなソーセージを焼いてたので、買ってすぐ食べた。

↑地味な普通っぽい肉屋。
over! 豚が睨んでた。

←すぐ食用のソーセージ。
やっぱ!んまかった!

そしてローテンブルクと言えば必ず見かける写真の場所、プレーンラインに来た。
↑プレーンライン。
左がジーバー塔、右の下り坂の先がコボルツェラー門。
また少し曇って来ちゃったかな。
over! 井戸から振り返った通り。

←プレーンラインの井戸。

こんどはパン屋を覗いて友達がシュネーバルという、此処の名物菓子を買った。
みんなでつまんで食べて歩いた。
↑看板でもわかるパン屋さん。

←シュネーバル。クッキー団子って感じ?美味しいけど少し食べずらい。

ジーバー塔をくぐって更に進む。
途中で可愛らしい車(オート3輪)発見。
街に馴染んでるね。

APE50→
イタリアのオート3輪。

まっすぐ進んでシュピタール門。この先がシュピタール要塞

←シュピタール門。レーダー門と同型かな?
over! 門は車道だった。

脇の歩道でシュピタール門を抜ける→
ここも三重の念入りの門だった。
←シュピタール要塞内部。

脇から要塞の中に入れた。砲台が設置移動出来るように広くなってる。暗くて少し不気味だった。

シュピタール要塞→
これが中世の要塞か。
変な形だなぁ。。
市街の外をタウバー川に架かる二重橋まで歩いた。
少し道を不安に歩いてたので途中で小学生の遠足の一行に抜かされた。

←二重橋。
欄干にキリスト像。

この二重橋から見上げるローテンブルクの街がカッコイイ
1000×320

二重橋とタウバー川→
上からじゃ二重に架かってるのがよく分からないね。。

下って来たぶん登る。
疲れた足にはちょっとキツかったけど仕方ない。二重橋に行こうと言ったのは僕だし。。

←もくもくと。。
over! 遅くてゴメン。
click! コボルツェラー門から市街に戻る。

少し汗かいたら甘い物がいいね。通りのアイス屋さんでアイスを食べた。

歩きながらアイス→
ピスタチオ入りのとか色々と面白そうなのもあったけど、無難にレモンヨーグルト味にした。

マルクト広場も、朝とは違って賑やかに成ってた。

やっぱりドイツの人達は昼頃からゆっくり観光するみたいだ。

広場近くのシュネーバル専門店に入った。色んな種類のシュネーバルがあった。
幾つか土産に購入。

シュネーバル専門店→
ディラーズ・シュネーバレン。

広場では市参事宴会場の絡繰時計が動いてた。でも地味な動きで聊か興ざめ。

←市参事宴会場。
over! 窓の人形の腕が動くだけ。

半日いてもホンの一部しか見れず、名残惜しいけどここらで退散。

最後のレーダー門は真中の車道を通ってみた→
両脇の小屋は自由都市時代の税関。
over! やっぱ邪魔らしい。

今回ロマンチック街道を終点から遡って来て
このローテンブルクでラストになるわけだけれど、
街道の中でもこの街は
一段上な密度を感じた。
正直、この順路で正解だと思う。
N城がラストだったら。。ちょっと、、と思ったかも。