6/1 sat 太平洋上
。。ゆっくり寝ていたかったのに、早朝に目が覚めてしまった。
この日はドコの港への寄港も無く、丸1日太平洋上の船の上。
朝から思い切り曇ってた。上の写真が唯一日の光を感じられた時間。これ以降、この日は1日中ドン曇り。
早朝に奄美大島あたりの近くを通ってたらしく、携帯の電波がホンの一時立ってたけど、あとはずーっと圏外。寂しいね。。

客室も静か。もちろん部屋にこもってる人もいるんだろうけど、見た感じ10人そこそこしか客いなさそうな雰囲気。

午前中は、前日あまり話してなかったんだけど、同じく石垣島から車で乗ったおじさん(那覇で自分で積み直ししてた人)と話をした。やっぱり船旅は人と喋って過ごすのがいいね。すっかり話好き(僕は聞き役が多いけど)になってしまった。カメラマンをやってる人だそうでMacの話とか写真の話とか興味深い話で面白かった。

そして誰もいない甲板に出てみた。 ら、ひとりだけ甲板でビール飲んでた人がいたので何気なくまた話しかけた。
この人もとても感じ良く、育った和歌山の話や与那国島に住んでた話や石垣島で会社おこした話とか興味深く面白い人だった。

フト思い出して「口の開いた泡盛あるんだけどいかがですか」ってことで船室に戻って酒をもってきた。彼も一本もってたので、お互い持ち寄って曇り空の甲板で昼間からのんびりペースの酒盛り。楽しかった。

そして夜は喫煙コーナーでまたビールで乾杯。
ここでは宮古島出身の若い兄ちゃんも加わり、魚の話や海の話、酒や島の話、、とまた話が広がって大いに楽しく飲んだ。
この兄ちゃん宮古だからよっぽど酒強いんだろうなと思ったら意外とビールですぐ酔ってた。「宮古の人間はシマ(泡盛)しか飲まないから、シマはいくらでも飲めるけど、それ以外のビールとかワインとかは飲まないから弱い」んだそうな。

結局なんだかんだ、丸1日の退屈を恐れてた船旅だけど、ぜーんぜん退屈するはおろか、逆に濃い楽しい1日だった。


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