波照間島
この日も予約無しで離島ターミナルに行った。
別にツアーじゃなくて島に渡るだけなので何の問題も無く、スムーズに船に乗った。

←船窓からみた桟橋

船は前日の西表に行く船と同じ大きさだったけど、こっちは外海に出る為かスゴく揺れた。っていうかスゴく跳ねた。ちょっとしたベルト無しの絶叫マシーンって感じでオモシロかった!!
波照間上陸!で船を降りたら何人もの女の娘が並んでレンタサイクル等の営業をしてた。
一番可愛い娘のトコで借りた。鉄則でしょ。

港からこの娘の運転で集落内まで移動。(←over!客も僕だけだったので、いろいろ話せた。島の娘かと思ったら神奈川から来たんだって。

さて借りたのは自転車じゃなくて原付。小さい島とはいえ坂も有るからね。これは正解。
でも久々の原付、どうやって動かしたっけ?って忘れてたりして。
さて原付でドライブ?サイクリング?なんて言うの?
とにかく島を回った。
場所を把握せずに細かく行ったり来たりしてたので順不同で纏めますのでアシカラズ。
波照間の集落は島の真中の丘の上にあった。
台風対策かな?家も密集して道も狭かった。
ピコハン!ウタマヌ トゥンジ→
危ない!子供の飛び出し。
←ヒジョーに公民館らしい公民館
集落の民家はほとんどの家が低めの石垣で囲まれてて、赤屋根の家も多かった。
いつまでも変わらぬ八重山の風景であってほしい。
←数少ない売店の一つ
集落内に酒造所が有った→
ココの酒は希少で有名らしい
集落の下の島を回る周遊道路はずっとギビ畑だった。意外と曲がる所が多く工事通行止もあって少し分かりづらい周遊道路だった。
島の南側の高那崎という所に来た。記念碑だらけだった。

日本最南端平和の碑→

←波照間之碑
日本最南端之碑→
最南端は自分の車で来たかったな。。(民間が渡れる最南端。実際の日本の最南端は沖ノ鳥島)
そしてその近くの星空観測タワーというトコに行ってみた。
ここは¥300でプラネタリウムが見れる。
簡素な造りだけどなかなか良かった。
そして管理人の話が丁寧で面白かった。
実はここでも南十字星が常に見えるわけではなく1〜6月の月のない晴れた夜だそうで、意外と他の星と混ざったりしてドレがドレだか素人には解りズライんだそうな。
南十字星が見えてなくても島の人は観光で来た人にサービスで他の星を指してアレが。。と言えば信じて感激するとか。。
他にも色々脇道に入ってみた。
畑の中とか貯水池の裏とかも行ってみた。バイクは車と違って、行き止まりや対向車を気にする必要が無くて気楽だね。
けど、島の南側の海岸は岩場と磯の海で、浜に下りる所は無かった。
そのまま西の方に進んで浜シタン群落という所に来てみた。脇道の裏の未舗装路で駐車。
茂みの道を歩いて浜に抜けます。
浜シタンて何?
よくわからないけど、多分この岩の上に生えた松っぽい木の事だと思います。

←浜シタンと海
over! 下から浜シタン
click! 海から浜シタンと岩

浜シタンもいい雰囲気だったけどその横には誰もいない静かな砂浜が広がっていた。ここがどうやらペー浜というらしい。
多分ペー浜→
浜シタン側は磯っぽい
over! 砂浜側は引いた水が面白い形の水際になっていた。
click! ナマコちゃんも多かった。
そして最後のトリはニシ浜。
いろんな人から評判を聞かされてる八重山随一の有名な浜。
ど〜んなもんかね〜と思って来てみてぶったまげた。こりゃ綺麗だわ。
↑ニシ浜 over!

眺めてるだけでも「楽園」な感じの砂浜ってそうそうないよね。

↑そっこ足水浴
↑まっ赤なヤドカリ。
幸せそうな浜の住民

←足元の白砂は、さらさらのパウダー状。これまたビックリ。

昼食は青空食堂という店に行ってみた。
この店は庭で食べる文字通り青空食堂。
もちろん日除けのテントを張ってるけどね。
ちょっと暑くてヘタレ気味だったので冷めんというメニューが有って嬉しかった。

←冷めん。おいしかった。
over! ゴーヤを練り込んだ緑の麺。

この後少し集落内で道に迷った。
っていうか、原付を借りたとこがドコだか解らなくなって焦った。

でも回っているウチに見つかって無事に返せてホッとした。

たまには原付もいいもんだね。

帰り際、例のレンタル屋(民宿がやってる)の女の娘の話では「今日は泊まりのお客さんいなくてヒマなんですよね〜」だって。
。。泊まっていったらこの娘と一緒に星空を見れるかな〜とか思って気持ち揺らいだ(笑)
でも夕方からちょっと約束もあったし「島では三時間」というこだわりも有ったので、妄想をかなぐり捨てて船に乗った。(しょせん妄想だし)
あばよ波照間。