5/17 thu 沖縄中部ドライブ
北谷〜県道〜沖縄〜県道329号経由)〜石川〜県道〜恩納〜県道〜読谷〜58号〜那覇〜330号〜沖縄〜県道〜北谷
また8時に起きた。
朝は雨が降ってた。。まあ、昨夜も降ったし、梅雨入りしたそうだし仕方ないか。。
天気悪けりゃ食事メインとか思ってて、まだ店もやってないよな。。というテンションで出発もゆっくり。9時半を大きく回ってから出掛けた。

まず沖縄に出てコザの基地前通りに行ってみる。メリケンチックな店が並ぶ通りだけどまだどの店も開いてなくて閑散としてた。

←県道、胡屋の基地前通り。

ところでコザって地名は地図で見るとないんだよね。
コザ市っていうのが他との合併で沖縄市になったんだそうだ。。島の人はここら辺を沖縄とは言わずに昔のままコザと呼ぶらしい。僕はドライブ中の認識通り沖縄って呼ばせてもらいますので、あしからず。

ちなみに、うるま市については、僕のカーナビが合併前のものなので認識が薄く、具志川、石川、与那城とそれぞれ呼んでおります。更にあしからず。

県道、沖縄市 高原。眺めいい→

さてコザを抜けてクネクネの県道33号線をトレース。
坂を登ったり下りたりしながら具志川環状線に出る。

←県道、具志川環状線。街路樹を整備してた。
沖縄の道は樹が多いから大変だね。

↓県道、昆布。金武湾に向かう下り坂。

なんか走ってるうちに少し天気回復。晴れはないだろうけど、そんなに悪くないくらいなら嬉しい(予報では曇りのち雨)

そして石川から西側の仲泊に横断。ここが沖縄本島で一番細いところみたい。すぐだった。

仲泊に出たトコに「おんなの駅」というのがあったので寄ってみた。おんなは女ではなく恩納である。分かってるんだけどなんか面白いよね。
朝から何も食べてなかったので、まずは何といってもすぐ食べられるものが欲しかった。軽く見て回ってたら一番向こうの鮮魚売り場で、色々売ってた。早速その前のベンチで遅い朝食。
←ムール貝のウニ焼&ホタテ貝のウニ焼。
たっぷりのウニ・クリーム(マヨ?)で包んだ貝。
うまいけどすごく油っぽい。これ超高カロリーじゃない?っていうか貝の味しなかった。。

イカスミ汁→
これはうまかった。イカスミってうまいんだね。肉のような具も全部イカだそうでヘルシー。。。。だけど

ところで沖縄では「○○の駅」というのがスゴく多い。海、山、空、岬、などはもとよりココみたいに地名の駅はどこにでもあった。本土でもよく見かけるけどそれ以上に駅だらけだった。
安易だな〜と思うけど、結局ついつい寄ってしまう自分も安易だったりする。
この「駅」マジックはスゴいと思った。本土も駅だらけになっちゃえばいいのに。
さてさて58号を跨ぐように経由してすぐに県道に曲がる。少し進むと真栄田岬というのがあったので行ってみたら駐車場はダイバーだらけだったので引き返した。
県道に戻って先に進む。

←県道、読谷村 長浜の海岸。
ここの堤防アートは子供風。

結局まっすぐ残波岬に来た。
ここも前回02年に来てるんだけど、妹とプチ喧嘩してた記憶あるし灯台も登ってない。ってわけで今回はゆっくり灯台に登った。
ここの灯台の階段は折り返しタイプでリズムよく登りやすく一気に登り切れた。

残波岬灯台¥150→
根元からライトアップしてキレイだった。

←↑残波岬灯台からの眺め。
やっぱ登ってこその灯台だね。見下ろしてこその岬だね。曇ってはいたけれど岬を眺めまわしながら次の客が登ってくるまでのんびりしてた。

そして灯台を下りて、これまた前回食べられなかった紅芋ソフトクリームを食べた。芋のさっぱりした甘さでおいしかった。

駐車場に戻った。
駐車場前には「岬の駅」というのがあった。けど、団体さんが来てたので寄らなかった。少し気になるけど出発。半島の東側の畑の中を南に走る。

読谷村の畑の道→
畑だらけのだだっぴろい半島だった。

さて、もう昼過ぎ。朝遅めでそんなに腹へってはいないけど、そばくらいならってことで「謝名亭」という沖縄そば屋に来た。
ここは「体験王国むら咲むら」というテーマパーク内の店だったけど横からも入れた。

←「謝名亭」横からの入口。

ここも古民家(再現物?)の店だった→
造りは古いけど中は割と新しかった。
一昨日の店より落ちつける雰囲気だった。
←読谷紅豚そば。限定十五食だとか。
でもブランド豚の三枚肉は特別うまいと感じなかった。。
「化学調味料を使わず薄味〜」って説明の汁は意外と味わい深くておいしかった。
腹いっぱいで出発。ひきつづき読谷の道を走って県道を回って座喜味城趾に向かった。
ナビで見た通りに進めば早かったけど、標識の案内通り進んだら遠回りさせられた。。

読谷村 座喜味→
住宅地内の上り坂だけど、城趾や民族資料館に続く道だけあって街灯がおしゃれ。

美術館やら民族資料館をすぎてぐるっとまわった先に座喜味城趾公園があった。
駐車場に車を停めて歩いた。

そしたらこの城趾公園は城の裏の公園で、城に行く為に公園を横断して城壁をぐるっとまわった。結局、民族資料館からくればすぐだったようだ。。まあいいけどね。

それはともかくこの座喜味城はキレイな城壁の立派な城趾だった。城壁にあいた門のような入口から入った。

↑城入口。
門の先の広場は二の丸(二の郭)跡。

ふたつ目の門→
この先が本丸(一の郭)跡。
この城門が風が吹き抜けて涼しかった!

一の郭から城壁の上に登れるようになっていた。城壁の上はさすがにいい眺めでしばらくのんびり景色を眺めていた。

←歩ける城壁
over! 城壁から見下ろした一の郭。

今回、沖縄に来るまではあまり興味のなかった琉球の城だけれど、夜に酒飲んだ時に「沖縄にも本土と同じように武者の戦国時代の歴史がある」って話を聞いて、少し興味を持ったというわけ。
負けた城の歴史は葬り去られてて詳しい事は謎に包まれてるというのもロマンあるよね。

という感じでのんびりしてたので
退屈してるようなCR-X→

そして座喜味城から下りて58号に向かう。

この58号に出る角に道の駅があった。

←道の駅 喜名番所。
この番所っていうのは昔の役所。
再現した小屋には畳が敷いてあって、寝転がって休憩したりした。

駐車場とトイレと小屋があるだけの道の駅。毎日ココの前の58号は通過してるけど、どこが道の駅か分からなかったんだよね。こういう地味ながら雰囲気のいい道の駅っていうのも乙だよね。

といったところで読谷のドライブ(ほとんど観光だけど)はお終い。
58号を一気に那覇に向かった。

那覇港、泊大橋→

あ、那覇の手前からちょっと脇道に出て湾岸の橋の道を走ってみた。大きな橋が続いてて少し天気も良く気持ちよかった。

そして那覇は国際通りに来てみた。
やっぱすごい渋滞。すごい人込。田舎の方を回った後で来てみると、かなり異様な通りに感じた。
こんな状態でバス通りだから暮らしてる人は大変だよなぁ。。
県道、国際通り↑→

ちょっとコインパーキングに車を停めて通りや商店街を歩いてみた。

さて車に戻ったのが6時チョイ前。
歩いてばかりじゃなんだから少しだけ国際通り周辺を走り回ってみた。

←崇元寺石門
over! 寺の門ぽくないね。

ゆいレール美栄橋駅前→

そして58号に出る。もちろんまた渋滞。ここでちょっと思いついた事があってナビで検索。那覇新都心という所に向かう。
なんかわざわざ58号に出てからって遠回りしちゃったけど、まあいいか。

那覇新都心は新興商業都市って感じかなちょっと沖縄っぽくない町。目的は蔦屋とゲオ。長い船旅に退屈しないようにゲームでも買おうかな?とか思った。

そしたら夕方のゲオって混んでて駐車場が一杯。近くに路駐して車から降りたら、近くの駅前の公園からスゴい煙が吹き出して来た。何事かと思って近寄ってみたら。。子供がはしゃぎ回ってた。。「霧噴水」なんだってさ。

そして330号で戻る。この道の渋滞もなかなか凄かった。

330号、おもろまち→

ところでここらで気になった「おもろまち」という地名。調べてみたら「おもろ」というのは沖縄の古い言葉で「神に申し上げる」とかいう意味だとか。。いや絶対ウケ狙いだよ。

渋滞は浦添を抜けると意外とスムーズで割と流れてた。58号よりこっちの方がいいかも?
って感じで北谷には一時間くらいで帰って来れた。

←北谷、アメリカンビレッジの観覧車。

結局、それほど悪くない天気の一日だった。

さて帰ってすぐ部屋に戻る前に、宿のすぐ裏の沖縄そば屋「浜屋」に行ってみた。
というのも今夜でこの宿もラスト。あぶなく宿のすぐ裏の有名店に行きそびれる所だった。

そして食べたのはソーキと三枚肉が入った沖縄そば(大)。おお!すごいボリューム。しかもうまい!ソーキとろとろで絶品。ダシも麺もおいしかった。

余談。
また11時頃に昨日の小料理屋に行ってみた。
この日は他に客はなくママさんがずっと話し相手になってくれた。っていうかママさんの話をたくさん聞いた。やっぱり島言葉は半分良くわからなかったけど聞けば教えてくれるので楽しかった。

2時に寝る。


第二部・完
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