大柳川渓谷
渓谷への遊歩道のコースはまず十谷の部落を抜ける。
この部落が古い倉とか屋敷とかが時が泊まったように佇んでて雰囲気あった。

部落の裏に抜けてグングン下る。

下りる途中に「つくたべかん」という謎の建物があった。
帰って来て調べた。「つくる」「たべる」「かんじる」の体験教室の施設だそうな。なるほど。
歩きやすい遊歩道を進むと吊り橋が見えて来た。観光用の吊り橋という感じで新しかった。
なるほど吊り橋から見ると岩だらけの渓谷がとても見やすかった。
渡るだけの吊り橋ではなく、景色を楽しむ吊り橋って発想はいいね。
歩きやすい遊歩道や吊り橋だけではなく、杉の根だらけの部分や夫婦岩という岩の合間をすり抜けるところとか変化があって面白かった。(でも人が多かったら詰まるだろうね。。すいてたからいいけど)
そして要所要所で脇の渓谷が見れた。
水量も多く、岩も多く、あちこち滝になってるような渓谷だった。
吊り橋もいろいろ。
階段状になった登る吊り橋とかあった。

途中で脇に以前のコースらしき岩肌を登る階段とかが見えた。

うーん。
このコースが出来るまでは、とても険しく見通しも悪い本格的な渓谷だったわけだ。。
ありがたい
また滝。
ほんと単調な部分のない飽きないコース。
分岐があった。
何かハードそうな横道らしい。取り敢えずメインコースを進む。
コースはますます渓流の間近になってすぐ脇に幾つもの綺麗な淵が吊り橋のおかげで手に取るように見えた。
そして「観音滝」
これは圧巻。
長く迫力あっていい感じ。
写真撮ってて少し飛沫がかかったりした。
紅葉してたらまたスゴイんだろうな。。

さてこの滝の脇を登ると、すぐ上に細い車道があるようだった。
友達二人は、来た道を戻りながらさっきの横道を歩いてみるって言ってたけど、おでぶの僕はここでリタイヤ。

少し休憩して車道を歩いて戻る事にした。

一人で上の舗装路をゆっくり歩いて部落に戻った。
そういえば遊歩道では誰ともスレ違わなかったれど十谷に戻ると部落の人と(つくたべかんの帰りの客とも)よくスレ違った。夕方だからかな。わりと人通りがあって少しホッとする。
部落の人はみんな挨拶してくれて嬉しかった。
高校生くらいの女の子にも挨拶されて照れた。。田舎はいいねぇ。
多分友達はまだ戻らないだろうから部落ないを散策したりしてたけど、狭い部落はすぐに一回りしちゃって、、
結局駐車場(バス停)脇の無料休憩所でのんびりボケーっとして待った。
ここトイレもきれいで嬉しかった。

四十五分くらい待った。疲れてたのでそんなに長くも感じず、丁度いい休憩になった。

戻って来た友達に聞いたら、あの横道はかなり険しい道だったそうだ。。

今回は紅葉前のちょっと曇った午後ってことで、人も少なかったけど、それでもこれだけ見応えのある渓谷なので、紅葉の時期はスゴいんだろうなぁ。(人も景色も)