11/3/sun 
フェリー(乗船券購入しつつ断念)338号(積雪でUターン)〜大間〜279号〜むつ〜338号〜六ヶ所〜394号(積雪でUターン)県道、農道経由)102号〜十和田湖〜103号(積雪でUターン)〜十和田〜4号(三本木の道の駅で車中泊)
朝は6時半に起きて乗船券を往復で購入。
「帰りはいつですか」と聞かれて「夕方の便で戻ります」って言ったら「海が時化てるから帰りの便は欠航になるかもしれない」と言われ、行くか行かぬか悩んだ。。
乗船寸前までどーしよーか考えて断念
払い戻した。「青森行きは大丈夫だよ」といわれたけど青森には戻れないのだ(雪で)

函館行きのフェリー→

余談だけどフェリー乗り場の前で「本州北海道連絡橋」という看板を見掛けた。
果たして実現するのか夢のような話だ。そう言うのが開通してこそホントに気侭に北海道ドライブが出来るんだろう。まあどちらにしても冬はダメだね。
さて、北海道は諦めたものの、ただ引き返すのもみじめなので下北半島を回ろうと思って338号に出た。

津軽海峡。北海道が見える→

↑338号、佐井。願掛岩付近。

海岸線は潮が荒れててカッコ良かった。前年の五月に来た時とは全然違ってて新鮮だった。

長後を過ぎた所でサルを見掛けた。下北半島のサルは前の週の「週間 天然記念物」で読んだばかりだったので嬉しかった。

天然記念物、下北半島の日本猿。まだ子供みたい→

動物と言えばその先でキツネも見た。正直、北海道以外で狐を見たのは初めてだ。

道はその先から一気に紅葉地帯に突入。天気はともかく自然なままの森の紅葉がずっと続いて楽しめた。「北海道なんかわざわざ渡らなくて正解だよ」と、この時は思った。

←338号から仏ヶ浦の眺め

そして樹々の合間に見えた仏ヶ浦がスゴくいい眺めだった。

少し先に展望台を作ってるトコだった。(この展望台より途中の上の写真の所の方が眺めよかった)その前で路駐して休憩した。

暫く眺めて休憩→

←落ち葉に注意

道は車の通りも少なく、落ち葉が積もってた。これが濡れた路面だと滑ったりするので運転は気をつけてゆっくり走った。

338号は海沿いを離れるといきなり紅葉も無くなり野平から先で雪だった。。。

338号、野平→
over! たった今、降り出した感じ。

部分的なものかと思って少し進んだけど、とうとう坂道を登れないくらいの積雪になってしまい、諦めてUターン。別の道もやっぱりダメで仕方なく来た道を引き返した。

今来た道も急がないと雪に成っちゃうかもしれないと思い、焦って戻ったものの、やっぱり海沿いは紅葉地帯で雪は無く、山1つ隔てて秋と冬が紙一重な感じが不思議だった。

←帰りもサルを見た。こっちは大人。堂々としてた。

大間で早めの給油。「雪で脇野沢まで行けなかった」と話したら「夕べは青森でも雪積もったって聞いた」そうで、やっぱ逃げて来て正解だった。

むつ迄そのまま279号で戻り、むつから338号で東通を走る。ここら辺からホントに信じられないくらいポカポカのいい天気で大平洋が眩しかった。

338号、六ヶ所村、鷹架沼。over! 横目→

六ヶ所村では尾駮バイパスをまわり、その先で394号に曲がる。

394号は面白いくらいクネクネとした道だった。

→394号、天間林村、花松。
遠くに八甲田方面の雪山が白く見えた。

ちょっと珍しい黄色い案内標示→
ここら辺でさすがに眠くなり、七戸の道の駅に寄道。1時間くらい眠る。

そしてまた394号に戻り、クネクネの道を八甲田に向かう。ここの道も少し山を登ると黄色い唐松の紅葉がきれいだった。。

多分、積雪で八甲田山の方には行かれないから103号に出たとこで奥入瀬方面に出ようと思ってたんだけど、、その交差点迄も行けずに積雪でUターン。ここでも紅葉と積雪は隣り合わせだった。

←394号、七戸町の終わりくらいのトコ。

394号、Uターンした後の戻り→
七戸市街の眺めが良かった。
ホントこの日は戻ってばっかで腹立たしいので途中から農道に出て県道を経由して102号に出て奥入瀬に向かった。

←農道、七戸町 矢倉 。

そして奥入瀬。
1っペン紅葉時期に来てみたかった所。
←↑↓102号、奥入瀬渓流。
やっぱり思った通り素晴らしかった。
紅葉の赤や黄色だけでなく、まだ残る緑や川の青、そんな色とりどりの森に日が差し込んでて凄く雰囲気良かった。

さすがに所々で観光バスのすれ違いで詰まったりしたけど、そんなにひどい渋滞は無く丁度イイくらいのゆったりした流れでドライブした。

←観光バスを追越してるトコ。
白糸の滝。観光客も冬の服→
そして十和田湖に出る。この十和田湖畔も紅葉が凄かった。奥入瀬の柔らかさとは一味違った鋭く鮮やかな景色だった。すっかりイイ気分で口半開きでドライブしてたかも(笑)
↑103号、十和田湖湖畔東側。子の口付近→
←103号、十和田湖の南側。中の平付近。
向かいの山は雪景色。

それがここでも季節の境目が近く、この十和田湖も西側の山はすっかり雪化粧。104号方面に下ろうと思ってたんだけど「発荷峠積雪」だそうで、またまたUターン。。。

それじゃあと思った454号も「積雪滑り止め必要」。

結局、十和田湖からは奥入瀬に下るルート以外どの道も峠を越えるのでNG。またもや来た道を引き返した。
奥入瀬を往復するのは悪くは無いけど復路はもう日が沈んで暗くなって来てた。

結局、その後は4号に出てずっと南下。綺麗な紅葉が見れて満足したのと、どっちに行っても雪に逐われ(計五回のUターン等)散々だったのとですっかり「もういいや」気分のまっすぐお帰りモードだった。

古川を越えて三本木の道の駅で11時半に寝た。


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