9/16 fri  3日目 能登半島から飛騨
七尾〜249号〜田鶴浜〜470号(+県道)〜米町〜249号(+県道)〜七尾〜159号〜金沢〜8号〜加賀〜364号〜大野〜158号〜松本〜19号〜塩尻〜20号(甲斐大和の道の駅で車中泊)
朝は六時前に目覚めた。やっぱこのくらいの気温になると思いっきり眠れるもんだ。夏に三時間くらいで目が醒めてしまったのが嘘のように七時間も眠った。

起きてみたら真正面の海から太陽が登り始めていてキレイだった。

↑「道の駅いおり」から真正面に昇る朝日。over! 朝日ソロ。
少しのんびり登る朝日を見てから出発。そしたら今度は虹が見えた。輪を描いた虹を見るのもなんか久々で嬉しかった。

国道249号七尾の西→
虹の輪全部が写真に収まらないのが残念

能登半島はどう廻ろうかなと地図を見ていたら、能越自動車道路というチョビットしか出来ていない有料道路に国道470号のマークが付いていた。

←470号、能越道、田鶴浜町。over! 道。

ミスプリじゃないかなと思ってちょっと調査がてら通ってみたらちゃんと国道標示があった。あるには在ったけど←この看板だけで他には何処にもなく、道自体もすぐ能登有料道路と合流してしまったので、すぐ降りてそのまま西側に出て左回りで半島を廻る事にした。

ちなみにこの470号、起点が輪島で終点が砺波なのでそのまま能登有料を走るのがルートらしい。南はいづれこの能越道が砺波の北陸道に繋がるみたいだ。450号以降の平成五年に制定された新しい国道で、全面未開通のルートは、主にこういった建設中(もしくは計画中)の自動車専用道路と言う事が多く、例えば関東地方の圏央道なんかは468号って事に成る。(あくまで自動車専用道路ってだけで高速道路では無い)
←249号、門前町 大泊の立岩。
スマートなトトロって感じ。
249号、門前町 黒島町→
能登半島っぽい家並の裏の海岸沿い
輪島に着いたのが8時頃。まだ朝市やってるかなあ?と思って市内を廻ってたらどうやらやってそうだったので、車を停めて見物した。
ボチボチたたみ始めたところが出て来た頃合で、今日最後の売上の為か?「おにいちゃん買ってってや」とあちこちから呼ばれまくった。こんなに相手にされた朝市も珍しい。
結局色々買った。
特に気に入ったのが「ふぐ」で、開いて軽く干した物。かなり負けてくれた。
←雰囲気いい裏道。井戸がいいね。
正面の黄色い看板出してるのが入った店。

さて買い物の後は朝食。
一本脇の路地の雰囲気のイイ家庭料理っぼい食事処に入ったんだけど、どうやら店の中心的存在のおかみさんが休憩しているらしく、注文してもなかなか出て来ない。

忙しいのは分るけど、→こういう食事を一品づつ間空けて出されてもうまくない。更に味噌汁は忘れられてるし、散々だった。此れで1000円取るんだから、詐欺だと思った。
ところが食べ終わってお茶を啜る頃におかみさんが出て来て、後から来た客にはテキパキと料理を出して、更に奇策に話したり料理の説明したりしてる。完全に入るタイミングを外してしまったと感じた。。。(思い出しても腹が立つ)
↑朝市定食:¥1000
もずく酢、おぼろ豆腐、イカとカブの煮付け、お新香、(つみれの味噌汁は忘れられてるので写真には無い)
さて輪島から東に向う249号は自転車のロードレース大会が開催されていて、ず〜っと長い距離を自転車をよけ対向車をよけつつレースを邪魔しないように走った。

←249号、レース開催中。。over!

この列が時間にしたら20分くらいの間ずっーと続いてたので、かなり疲れた。先頭が見えた時には胸を撫で下ろす気分。解放された後は少し飛ばしまくってしまった。

県道、珠洲市 馬緤町。大崎手前→

途中249号から外れて能登半島の先端の禄剛崎を廻った。灯台も見ていこうと思ってたんだけど、気が付かないで通り越してしまった。

というわけで、ケチらずに初めて能登半島の先端まで走ったけど収穫はなかった。。。
そのまま249号に復帰する。

←249号、珠洲市 鵜島。
鵜島曳山祭りに使われる「曳山」という山車みたいなものが移動中。倒れそう、、、

ここまでの天気は曇ってたけど、能登半島の内側に出たら段々と晴れ始めた。 雲は多い物の青空も見えて、気持ちのイイドライブに成って来た。
↑249号、能都町 波並。

←すぐ脇をのと鉄道の列車が走ってた。

海は穏やかでいい感じだった。
七尾湾は特に内海ってこともあって、かなり穏やかでまるで湖みたい。

天気もよく雲の感じがカッコよくて気持ちよくて、また国道から離れて橋で能登島に渡ってみた。。

中能登農道橋→
農道の橋なのにすごく立派!

島は何も無かったけど、島に掛かる二本の橋はどちらも立派だで、橋を渡るだけでも気分よかった。

←屏風瀬戸に掛かる能登島大橋
海に下りて行くような橋で眺めもよく、橋もともかく雲が素晴らしい。
over! 横に見た七尾湾。

てわけで半島を一周してまた七尾まで戻って来た。

七尾に戻って来たのは丁度昼頃だったので、「食彩市場」というフィッシャーマンズワーフに行ってみた。
お土産売り場の奥に寿司のカウンターのコーナーがあったので昼飯は寿司にした。
←地物セット(これに鯛のアラ汁が付く)
over! これでは物足りなさ過ぎなので、追加で単品でイカと白貝と鮑を握ってもらう。最初から単品で頼めばよかったと後悔した。
あとはのんびりドライブ七尾から159号〜8号となだらかな道を走った。

走っている内にだんだん雲が暑くなってきた。

8号、小松付近→
ちょっと曇って来て輝いた雲がイイ感じ。

そして加賀で364号に出てみる。
この道はそんな狭くはないけど工事だらけで車の通りのないマイナーな山道を越えてて福井県に入った。

←364号、大内峠付近。
ガードレール無しで眺めいいけど曇っててイマイチ。

いったん山を下りて、九頭竜川を跨いでまた山に入る。
途中で永平寺道路とかいう、何故こんな道が有料なの?的な道も通って158号に出た。

364号、永平寺付近→
over! 永平寺道路起点。
有料らしからぬ普通以下の道路。

158号は大野を過ぎて山道に入り出した辺りから雨が振って来て、間もなく土砂降りに成った。

←158号、大野の先。土砂降り。

もうずっと雨降りで、陽も暮れて暗く成ってから、荘川村あたりで日帰り温泉の露天風呂発見。ひとッ風呂浴びてのんびりする。
狭いけどイイ湯だった。あがってからテレビでシドニー五輪の柔道を見て少しのんびりした。

158号は高山に出てみたらいきなり雨が止んだ。というか道路も濡れてなく、全然雨降ってないみたい。なんか不思議だ〜。

158号、高山市街→
周りは何も濡れてなくて拍子抜け。
夜にここを通過するのも珍しい。

そして高山を超えてまた山に入ると雨が降って来た。

さて、別に急いでる訳でもないので有料のトンネルは使わず、安房峠を登った。
この峠、さすがにもう交通量もほとんど無く無気味に寂しい峠になっていた。

山を下っていると友達から電話で連絡があった。
台風が来てたので、17日のバーベキュウは中止して友達のうちに集まってワイワイやることに変更されていたそうだ。んー残念。そうかやっぱり台風が来てたのか。。

松本からはずっとラジオを聴いて走った。このとき聞いたラジオドラマが印象的で良かった。 そして甲府を過ぎた辺りで11時、笹子トンネルの手前の道の駅で寝る。さすがに台風が来てるらしく凄い風で車が揺れたけど、てんで関係なくグッスリ眠れた。


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