1993/5/2.3 sun,mon 龍飛崎ドライブ
松戸〜6号〜東京〜4号〜青森(フェリー乗場の駐車場で車中泊)

青森〜280号〜三廏〜339号(階段区間県道で迂回)〜弘前(弘前城桜祭見物)7号〜鷹巣〜105号〜本荘〜7号〜酒田〜47号〜古川〜4号〜春日部〜16号〜柏〜6号〜松戸

この年の二月の末(名古屋の翌週)に走行距離が10万kmを越えた。だからってわけでも無いだろうけど、日誌を書くのが億劫になり始めた。この日のログも随分後に書いたもので、文章はかなり少なく簡素に纏められていた。

いろいろあってドライブ行くのも減った時期だけど、このゴールデンウィークはヒマになったので思いきりドライブ。

確か、4号を1本丸々通して走り切った事が無かったのでわざわざ日本橋周りで1日かけて青森まで行ったのがこの日だと思う。


2日目

5月3日は朝早くから280号を北上。
天気の悪い津軽海峡の景色は想像異常にイメージ通りの津軽海峡で、風と雨と波飛沫に煽られた海沿いの草臥れた漁村の小屋は演歌でも入り込め無さそうな哀愁を帯びていた。

そして今別を抜けて三厩から339号を走り龍飛崎まで来る。
まずは軽く灯台を歩いた。龍飛崎灯台では、おみやげ買ったり大きなツブ貝を食べたりして少しのんびりした。

←龍飛崎灯台

そしてその後、折から一度行ってみたかった階段国道へ行く。
階段国道とは国道なのに歩道でしかも階段という珍しい区間。歩いてみた。

↑399号階段国道。ちゃんと国道表示されてる。
ちょっとわざとらしい

国道としてはそりゃ珍しい道だけど特にどうっていうことのない階段で、少し手前の方に新しい道が繋がっているのにわざわざ残しているという感じは否めない。とか思いつつも面白がって二往復も登り下りしたりした。

↑ちょっと荒んでる所に妙に観光地っぽい道標。

きれいな道がある→
ルート的にはこれを国道にすべきである。

また雨が降ってきたのでドライブ再開。339号を進む。
この先の339号は山の中の細い道で一部未舗装だった。でもさすがGW。前にも後にも車がいたので不安はなく通過。海沿いは景色よかった。
そして399号をそのまま走り津軽半島を1周。この途中の十三湖で初めて「道の駅」の表示を見かける。そう、この「道の駅」が制定実施されたのがこの平成五年の五月なのだ。でもまだこの時点では何の事だか分からなかった。
↑399号、芦野公園付近。津軽鉄道の踏切。桜登場。

7号、弘前手前→
桜並木満開。晴れてればねぇ。。

そして弘前に来た。
ちょうど弘前城公園で桜祭りが行われていた。駐車場いっぱいかなと思ってたら公園の真ん前の酒屋の駐車場に停めさせてくれて、お土産に酒を買ったら駐車料金はタダにしてくれた。

←その酒屋さん。古く懐かしい造りの店鋪。
 
over! 店内。レトロ。

さてその弘前城の桜祭り。
昔の侭現存する城巡りの第一段だけど残念ながら天守閣に入ってみる人が長い列になってたので諦めて外観だけ見た。焼失した天守閣の代わりに櫓を改築した天守だそうで小さい天守閣だった。

弘前城、天守→
over! 長蛇の列。

それはともかく、この桜祭り。まるで昭和(30年くらい?)の時代にタイムスリップしたかのような出店のセンスにド肝を抜かれた。呆気に取られて写真を撮りまくった。
←おまん食堂、日米娯楽センター、オアシス遊戯場。いつの時代のネーミングセンスだ?
→ オートバイサーカス
バイクがぐるぐる回るやつ。。。な、懐かしい
←三忠食堂。店名はともかく
over! この爺と孫の絵がスゴイ。

お化け屋敷なんかもあって「さーこんえーどーおっがねーどー」と客を引いてた。

どこにも入らなかったけど、おもいっきり昭和に帰った気分だった。

その後は七号を南下。

7号、大館市街→
前年10月に通って紅葉してた桂城公園も
桜が咲いてた。

そして鷹巣から105号に出る。
山間は所々道端に雪が残りGWとはいえ北はまだまだ寒いと実感。

←105号、場所は不明

そして本荘に抜け、47号で古川に出て4号で帰る。

このゴールデンウィークはカレンダーを見ると4連休だった。もっと走りたい気分はやまやまだったけど、予定もあったので帰って来た。まあ天気も悪いし、また凄い渋滞に巻き込まれるくらいならこれで丁度よかったのかもね。