1989/7/27 thu 新潟ドライブ
松戸〜6号(都道経由)〜練馬〜関越道〜渋川〜17号〜新潟〜402号(途中田ノ浦海岸で海水浴)〜柏崎〜291号(中山隧道通過)〜広神〜252号〜会津若松〜294号(途中何度も迷う)〜取手〜6号〜松戸
この年の上半期は事故ったり彼女できたり父親が死んだり色々あってドライブは控えめにしてた。
夏になって彼女ともギクシャクして、夏休みをとったこの日は男友達と新潟まで海水浴に出かけた。
夜中の12時に友達が来て出発。渋川まで高速に乗り後は17号(どうして渋川まで乗ったんだろ?)新潟には7時半に着く。
新潟からは402号を走る。当時この402号は新潟市を出ると「越前七浦シーサイドライン」という有料道路だった。

その有料道路の終わりの辺りの田ノ浦海岸という岩場に囲まれた小さい砂浜で海水浴した。ここ、水は綺麗だし小さなカニは沢山いるし洗練されてない素朴な海って感じですごく良かった。ほとんど蟹を捕まえて遊んでた。

そして昼には上がって柏崎で蕎麦を食べる。この日は日射しが重いくらいメチャクチャ熱かった。そして柏崎からは291号に出る。

〜当時の記述より抜粋〜(※1)

この291が曲者。特に17号を渡った先、 〜中略〜 さんざ迷って(※2)「ままよ」と曲がった道で正解。しかしその道がまた細くて狭い一本道。
トシロ
(※3)が地図を見ながら「間違いないこの道だ。もう少し行くとトンネルがあるよ」と。 このトンネルが酷いシロモノ。最初道の先の方にホラアナがあるなと思って見てたらそのトンネル(※4)でやんの。入口なんかまわり「土」で苔生えてるし、板があって「このトンネルを通る際は一度エンジンを止めて、対向車が来てないか音を確認してから入って下さい」とかなんとかありやんの。近くで農作業してたおばちゃんは通れるっつーし(※5)、Uターン出来るような所じゃないし、覚悟を決めて入った。

中はすんげ寒くて電気は蛍光灯みたいなのが随分間隔あけてついてるだけで道の形がわかるくらいの役割しかしてない。地面は真っ平かと思ったら水たまりとかでボコボコ(※6)で横をすってしまった。しかもこれがまた長い。道が上がったり下がったりで出口がなかなか見えない。悪夢でも見てるよーだった。
なんといっても幅が狭くCR−Xでいっぱいでドアを開けられないくらい。途中、ちょっと広がってる所があったけど「バイクならすれ違えるかな」くらいのスペースがほんの3−4mくらい。

出口が見えた時のうれしさと出た時のうれしさはこんな所を通んなきゃわかんないね。出て降りてみると左の側面を擦っていてドロがついていた。まわりがドロだけにたいしたキズではなかった。カメラを忘れた事を後悔したね。此処は運転初心者に是非ともお勧めのコースだね(※7)

※1:イラストも当時のものから抜粋。
※2:山古志村で国道のルートが判らずにかなり迷った。
※3:友達の呼び名。

※4:これが「中山隧道」。ホントに防空壕の残骸か何かかと思った。
※5:地図によっては軽自動車と二輪車以外は通行止とか書かれてた(笑)。

※6:路面は未舗装だったと思う。
※7:人が悪い(笑)

そして252号で会津を抜けて294号で帰る。白河を越えたのが9時頃。
その先の栃木県で迷いまくった。当時の栃木県内の294号は国道標示が殆どなく国道のルートが解りづらく最低なくらい不親切だった。

家に着いたのは1時半。普通なら懲りるくらいの内容のドライブだったけど、これが逆に思いきり走り回る満足感と変な道に出てしまう冒険感を煽り立て、鎮静化してたドライブ熱の火がまた着いた。