2011/5/5 木祝 7日目
熊川〜303号〜木之本〜365号(休)〜関ヶ原〜21号(休)〜垂井(休)県道〜大垣〜21号(食)〜土岐〜19号〜日義〜361号(食)〜高遠〜152号〜茅野(休)299号〜中里〜462号(休)(湯)〜伊勢崎〜354号〜境〜県道〜松戸
朝は四時半過ぎに起きた。そうか最終日を琵琶湖より西でスタートか、、ちょっと焦るな。
もうこれはいつもの帰路コースでまっすぐ帰らないとね。
と思ってすぐに出発。夜白む青い303号を進んだ。
←熊川宿の道の駅。
昨夜の続き 
琵琶湖に出たのが五時。すっかり明るくなってしまった。ああ、夜が明ける。。

303号(161号重複、湖北バイパス)高島市今津町→
琵琶湖と竹生島が見えた。

303号は161号とマキノ追坂峠の先で分かれ浅井町に抜けて今度は8号と重複。この区間だけは初日の道とも重複。
まだ賤ヶ岳トンネルは工事で片側通行止。で、また旧道に一方通行で迂回。やっぱり結構景色よかった。

←303号(8号)木之本町飯浦。
over! 琵琶湖も見えるし。click!旧賤ヶ岳トンネルは味が有ってカッコイイ。

303号、木之本町木之本。日が昇って眩しい朝→

初日のルートからは木之本で別れて市街に入った。
けどパン屋はまだやってなかった。そりゃそうだ。まだ五時半。去年の十一月に来た時より遥かに早い。取り敢えずパン屋前で車停めて屋根を開けた。

木之本で303号とも分かれて365号で関ヶ原に向う。なるべくシンプルなルートで一気に帰ろう!と(一応この時点では)思ってた。

365号は長く気持ちいい田圃道。
早朝ガラガラで爽快に走れた。けど、少々肌寒く窓ガラスは半分も開けられない感じ。寒いよね今年のGWは。

←365号、長浜市下山田。
over! 小谷郡上町の小谷城址と歴史資料館の臨時駐車場前。

途中、小谷城址近くや八島町で「江」の幟と臨時駐車場があった。内容と評判はどうあれ現在放送中の大河ドラマの舞台だからねぇ。昼間はやっぱ混むんだろうねぇ。

伊吹山を横目に走ってそろそろ滋賀県を出ようかってトコで「名水 泉神社湧水」という案内を見かけて、ちょうど水がなかったので寄道。真っすぐ帰るったってそのくらいイイよね。っていうか滋賀県は初日も最終日も通っておきながらまた何処も寄らないで通過するトコロだった。。

365号に戻って岐阜県に入り、21号関ヶ原バイパスを通って垂井町に出た。

で、垂井町で行ってみたかったトコを思い出した。
いやいやもう今日は早めに帰ろう。とか思いつつ。。んー。。でもまだ六時過ぎだしちょっとで済みそうなとこだからいいかな。と結局寄り道。やっぱ一カ所寄ると癖がついちゃうなぁ。。(^ ^;Δ

国道には誘うような看板あるのに、町中に案内は少なく、ナビも調子悪く、少し道迷って大回りしつつ辿り着いたのが「竹中氏陣屋跡」。駐車場もちゃんとあった。
停めてちょっと見て歩いた。

寄り道終了!で、県道で大垣に出ようと少し進んだら「府中」という地名の交差点発見!(☆Д☆)おお府中!ってことは此処らのどっかに国庁跡があるんだろうな。(発掘されてないかもしれないのに。。)と、ちょっと探してフラフラそのあたりを回ってみた。
だだっ広いトコを見て回ったり、小学校脇を通ってみたり集落内の軒先道や市民会館とか見て回ったけど見つからなかった。
←学校内だったらアウトだよね。
↑広いとこだったら見付け易くて有難いんだけど。。
府中の地区から出ちゃったけど相川で鯉のぼりが見れた→
県道の南側にも進んでみた。相川で折り返して寺の多そうな町中の道を北上、んー多分こりゃ見つからないな。これで県道まで戻ったらもう諦めよう。。なんて思ってたら。!!(☆Д☆)おお!あった!「美濃国府跡」
でもさすがに此処まで案内の無かった国府跡だけに変な狭い道だった。(車で進むトコじゃないね)
で辿り着いたのは神社の裏。行き止まり。何とか転回して車置いてちょっと休憩。
さてさて、県道に戻り大垣に走る。
大垣市に入ると、なんと県道沿いに美濃国分寺跡の広い広場があった。んー国分寺とか国分尼寺とかの方が発掘し易いのかな?巡るならそっちの方が楽なのかな。。(いやいや巡ってるわけでもないんだけどね。)

←県道、垂井町平尾。市境寸前。左前の公園っぽいのが国分寺跡。

大垣でチョロっと417号を経由して21号に出た。(大垣城も、、とか思わずに)後はもうひたすら21号を進む。祝日の朝七時半だけどさすがに市街地、車は結構走ってた。

21号、大垣市和合新町、新揖斐川橋→

給油済ませて、いつもは詰まる各務原もスムーズに抜けて、木曽川沿いを気持ちよく走れるかと思いきや、前にトラック。

←21号、坂祝町勝山。over! JR高山本線に優々抜かされた。。

車間開けたりしたけどちょっとつまらなくなったので坂祝町の「行幸公園」駐車場に入ってトイレ休憩。
まぁ折角だから土手登って木曽川の日本ラインを見ましたよ。全然ひたすらじゃないじゃんねw

引き続き、21号を進む。
途中、クレーンで吊った鯉のぼりを見かけた。これは風流と言っていいかどうか。。まぁ面白いかな。

可児の町を抜けると新しい可児御嵩バイパスに出る。駆抜けたい長い道だけど、思い切りゆっくりなコンパクトカーが前に並んでた。可児御嵩ICで「高速に乗れー乗れー」と念力送ってたけど、届かなかったらしく一台も減らなかった。。仕方ない、自分が道の駅に避けた。

満たされない失敗の朝食を済ませて21号に戻る。まだ九時半だし、もうイライラせずにのんびり行こう。と腹決めて進んでたら意外とスムーズに流れて、しばらくは思った通りひたすら進めた。
土岐まで21号を走り切って19号に折れる。
天気いいし19号は混むかな?と覚悟してたものの、極端な混雑は無く(いつもなら恵那あたりで渋滞する)かといってそんないスイスイ抜けられるほどでも無く、中津川の二車線区間もそんなに躍起にならずにのんびりと木曽の道へ流れた。

妻籠も曲がらずに19号木曽路を進む。
ここんとここの道は雨ばかりの印象だけど今日は天気良く中央アルプスの雪山が聳えるのが見えた。

木曽町日義まで走って361号に折れる。
&字ループを上がって続くトンネルで中央アルプスの北を抜けるすっかり定番の道。
トンネルを抜けて今に下る長い直線の下り坂が北海道のように広く長くてお気に入り。今年もまた芝桜が咲いていた。

361号、南箕輪村南原。伊那市街に下る長い下り坂→
去年も通ってる。あ、今年は菜の花が咲いてない。。

伊那の市街にちょうど昼。伊那で昼って珍しいなぁ。いいペースだ。
いつもなら午後回って閉まってる国道沿いの店とかも開いててちょっと新鮮。んじゃココで昼でも食べちゃおうかな。と店に入った。そういえば今日は珍しく朝に朝飯食べて昼に昼飯食べた。
店を出ると空高く眩しい青空で一気に初夏の陽気。
気持ちよくのんびり高遠に出て152号で杖突峠に向う杖突街道。いつものコース。

←152号、伊那市高遠町東高遠。

そして杖突峠を茅野に下る。下るときの茅野市街もくっきりよく見渡せた。いいねぇこの時期は湿気もなくて。

152号、茅野市宮川。杖突峠からの下り→

そんな好天とはウラハラに、ナビの調子は最悪で、再起動を繰り返すばかりで全然動かない。。
いつもなら杖突峠から降りて20号に出るけど、今回は初日で20号使ってるから152号で抜けよう。と思ったものの、路上の案内標示が無くて152号に曲がるとこを過ぎちゃってそのまま進んで諏訪大社に出てしまった。。
ナビはシステムの再構築とかしてるトコだし、いいやいいや休憩休憩。諏訪大社の駐車場でナビの作業を待って、済んだトコで車を降りてお参りした。これも何かの縁でしょ
一時半に出発。まだ一時半だよね。諏訪だから岡山で聞いた諏訪湖の金田一耕助スポットに行ってみようかな?とか思ったけど、そういえば諏訪湖は行きで通ってた。。やっぱ真っすぐ帰ろう。

と、152号を進んだ。道はまあまあ混んでたけどBナスに上がって行く車はあんましいなかった。

152号、茅野市本町東。横にビーナスラインへの坂→
反対側の下りてくる方は渋滞してた。
over! 霧ヶ峰と鯉のぼり。

その先で前の車はみんな152号に折れるので、んじゃあ自分は真っすぐメルヘン街道だな。299号を進んだ。

これは正解。おお。これはスイスイで気持ちイイ。でもこの道は蓼科高原に登る標高2000m級の山道。「積雪注意チェーン必携」なんて出てたけど、、まさかね。

←299号、茅野市北山。
まだちょっと先の白い蓼科山を見ながらのんびり広い道。

蓼科高原に登ると別荘地あたりではちょうど桜が咲いていた。此処らでひと月分戻ったくらいか。。
もうふた月分も戻らなきゃ路面は平気だろう。

299号、蓼科高原別荘地。青空に桜。イイね→

ぐんぐん登って、道脇に雪が見え始めた。
2000mを越してさすがに気温が下がったけど、路面の心配なんか取越苦労。
最高地点2127mの麦草峠も日影ながら一片の不安も無く通過。それよか自転車が多くてそっちに気を使った。
↑299号、麦草峠。over! 横だけ見りゃそりゃ冬な景色。

299号、小海町千代里。唐松と熊笹の七曲がり→

←299号、佐久穂町千代里。八千穂高原の白樺林。

でまたぐんぐん下って、心地のイイ白樺の森を抜けて春に戻る。白樺は青空がよく似合う。(いやいや白樺だけじゃないけど)

八千穂町まで下って141号にぶつかる。
ちょこっとだけ重複して北上。佐久には行かずに旧佐久町で299号に折れる。(ちょっと紛らわしい)抜井川に沿った谷の十石峠への上り道。今回は十石峠で関東入り。

が、峠は曇ってた。峠だけかと思いきや、群馬県側はずっと曇ってた。今まであんなに天気良かったのに関東は曇り?(だったらしい)
色んな意味で東日本に帰って来たと実感させられた気がした。

←299号、十石峠付近。群馬県側。

そしてナビの調子は相変わらず悪く、林道区間はやたらと長く感じた。あれ?こんなに長かったっけ、道間違えてないよな。。(実は矢弓沢林道って言う道に間違えちゃった方が近道で通り易かったらしい)
そういえば何度か通ってるこの道だけど、こっち方面から通るのは初めてかもしれない。。

ずっと下って(昔は国道じゃなかった)黒川林道区間を抜けると一気に走りやすい道になってホッとする。
のんびり走ってたけど前の車に先を譲られた。。

しばらく走って上野村、中里村と通過。
299号で秩父-入間は混むかなと思って462号に出た。

神流町の道の駅でトイレ休憩。結構ギリだった。

その先神流町では神流川にかかる鯉のぼりが見えた。
けど町はあまり賑わってなく天気のせいか連休最終日も午後だからか寂しい雰囲気を醸していた。
そして神流湖は水不足で水位が低く、これまた寂しい感じだった。

←横目に見えた神流町の鯉のぼり祭り。

462号は鬼石まで進んででちょっと県道に逸れた。神流川を埼玉県側に渡って神川町の日帰り温泉「白寿の湯」に寄って温泉休憩。長距離ドライブの最終日の夕方に温泉休憩って随分余裕じゃん。まだ五時だからね。

風呂出てもまだ明るかった。また462号に戻って本庄に走った。

そのまま本庄を抜けて坂東大橋で利根川を渡ってまた群馬県。
あれ?最近の定番だと利根川を渡らずに妻沼-羽生-加須-幸手じゃないの?て自分に突っ込み。いやぁいつもの道じゃちょっと近距離ドライブみたいだから気分変えて以前の定番の国道354号に出てみました。(って、今回はずっと近距離ドライブみたいな行程じゃん。。)

←462号、本庄市山王堂、坂東大橋。川の橋らしからぬ立派な斜張橋。

というわけで伊勢崎から354号でずっと境まで走って、また利根川渡って千葉県入り。流山街道でシンプルに帰る。

自宅到着は九時半。
最近は長距離でも最終日は余裕持たせてこのくらいの時間に帰って来る事が多いからそんなに早い気もしないけど、最後まで帰路モードにならず何だ彼だ濃いドライブで日誌作業している今「あーやっと帰って来た!」としみじみ感じてたりして。
一週間の長距離ドライブ
だけど大きな目標の無い行き当たりばったりの行程で
短距離ドライブのような濃い寄道だらけの七日間だった
思えば去年も冬開け一発目のドライブはこんな感じの気侭なものだった
もうとにかくあっちゃこっちゃ寄り過ぎ
充実してたけど
あまり走った気がしない
やっぱり長距離一発目をGWまで引っ張っちゃダメだな
歩くなとは言わないけど基本走ってこそのドライブでありたい
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