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道の駅 みつ

ファイル 2922-1.jpgたつの市御津町室津の250号沿いにある道の駅。

ここは寄るのは初めてだと思う。
前に室津の町をフラフラ廻った時は通過してたみたいだし。(最近かと思ったらもう6年も前の事だった14/9/21)
で、今日もまだ店あいてない早朝だから通過かなーと思ったけど、朝日が昇って朝焼けの海のいい感じはとまってゆっくり展望しても悪くないかなと思って寄ってみた。

その道の駅の建物は二階のテラスが展望台っぽかったけど、登る階段は閉鎖されてた。。まぁ仕方ないかと建物裏から眺めてみた。

こっちから見えるのは手前下の浜と南にのびる室津の岬への海岸線。手前の海面には鳥の群れが浮いてて、調子悪いカメラのズームで見たらカモだった。(ホシハジロかな?)カモがのんびりできるくらい穏やかな海って事だね。

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見たいのは朝日の海なので少し移動、駐車場の先の東側に歩いた。

うんうんイイ感じ。折り重なる岬の先の朝日から海に陽光の橋が架かって見えた。

まだ眠る入り江の奥の漁港の町から瀬戸内海の海まで(木々が邪魔だったけど)見まわせて、海の先にはうっすらと家島諸島の島々が見えた。

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振り返ると背中の山は、朝焼けで赤いのか紅葉で赤いのか秋っぽい感じ。
でも気温はやっぱ冬だね、そんなにのんびりしてられなかった。

タグ:楽:眺 景:海 景:島 景:陽 動:鳥 道の駅

湾岸長島PA

ファイル 2921-1.jpg桑名市長島町松蔭の伊勢湾岸道にあるパーキングエリア。

何度か寄ってるPA。でも伊勢湾岸道はよく通るわりにはまだ数回しか寄ったことないって感じかな。

今日はまずトイレ目的で立ち寄り。なんかいつもよりトイレが近い気がする。
なんだろう、そんなに飲み物がぶがぶ飲んでないけどなぁ。

で、トイレ入る時にその奥が公園ぽく見えたので出てから行ってみた。
なんか雑草生えて枯れてそのまんまって感じの廃れたような雰囲気のコーナーだけど、奥に展望台みたいなのが見えたので歩いて行ってみた。

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階段を上って先まで行ってみたけど、何を展望するための物なのかわからない景色。。
いちおう伊勢湾岸道とその橋は見えるけど遠いいしピンとこなかった。

裏のスロープからぐるっと回って降りてみたら「プレキャストセグメント橋のできるまで」という案内板が下にあった。
工業系専門的な説明でパッと見ただけで分かるもんでもないけど、どうやら伊勢湾岸道の橋の最新技術の構造の事を解説してて、その長島高架橋のセグメントを使った展望台という事らしい。わかりズラ。

ぽかぽかとのんびり歩いて戻って店に入った。
ここはPAだけど店は広くフードコートも広く充実。先に食事しようと思ったけど何食べようかかなり迷った。
確か前回は長島スパゲティを食べたんだっけ(これってスパーランドとスパゲティのスパをかけたダジャレだったんだね。。。)、で、悩んだ挙句ふつうに愛知名物の「きしめん」それと桑名のご当地B級グルメという「しぐれ肉巻き」をつけてみた。

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「しぐれ肉巻き」は、あさりの時雨煮を混ぜたごはんを肉で巻いたもの。時雨飯はアサリって感じがしなかったけどおいしかった。けど一個200円は若干高い気がした。

「きしめん」はふつうにきしめん。平打ち麺のビラビラ感が好き。他の平打ち饂飩に比べてスマートで形しっかりしててすました印象。ツンデレみたいな。
ぺろりと食べて軽い食事になった。

そして土産を買って車に戻った。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:観:P 観:橋 餐:麺 餐:飯

福井家 城東店

ファイル 2905-1.jpg福井市城東の8号沿いにあるソースカツ丼の店。

ここは吉牛みたいな気軽さと価格で福井名物のソースカツ丼と越前そばが食べられる店。
実はここ、以前にも来てて開店一時間以上前で食事できなかったものの、店の人が駅前店を教えてくれてそっちに行ったら早くからやってて食べたのが福井での点景第一稿。
ってことは10年ぶりか、もっと気軽に頻繁に来るかと思ってたけど、福井で食事のタイミングがなかったのか、8号を158号より北に進むことがなかったのか、すっかり忘れてたってわけでもないけど十年は意外に思えた。

ファイル 2905-2.jpg店に入ってカウンター席に座ってメニューを見た。
メガカツ丼とか福井三昧セットとかいろいろあったけど、ここはスタンダードに「ヒレカツ丼とおろしそばセット」にした。
ソバは「温」「冷」えらべるそうで、今日は蒸し暑かったので冷にした。(越前そばは本来「冷」が基本らしい)

丼と蕎麦だと先にそばを食べるのが常なので、越前おろしそばから賞味。
悪くない蕎麦でおいしくすすれた。っていうか大根おろしが思ってたよりも辛くて、こっち系のトゲトゲな辛みはいくらかはイケるけど得意なわけはなくゆっくり休みつつ食べた。

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そしてソースカツ丼。普通に食べるのは観光客で、福井市民はマヨネーズをかけて食べるのが一般的という話もしっかり覚えていたので、まず最初によそ者として普通に食べてみた。
うんこれで充分じゃんおいしいじゃん。福井らしいソースじゃん。
と思いつつ、地元方式のマヨをかけた方を食べてみた。
あ、こっちの方がいいわ!
濃さが補完されブーストかかったような感じ。もう戻れなくなって残りは全部マヨで一気に食べた。なるほどー。

個人的にはマヨラーって程ではないけどマヨは好きな方。
ではあるけど、マヨに邪魔されないで食べたい物やそういう気分の時もある。のでちょっとドキドキだったけどこれは邪魔ではなく勢いをつけてくれたターボの役割で福井市民に同調できた。これはいいね。でも他の店でやったら怒られるのかな?
 
 
ところで、、駅前店の点景みたら店名違ってるね。(→)
経営変わったのかな(そうらしい)駅前店はまだあるのかな(閉店したらしい)
ともあれ勝手ながら滅多には来れないけどこの店はなくならないでほしい。

タグ:食:丼 餐:揚 餐:麺

福井県年縞博物館

ファイル 2904-1.jpg若狭町鳥浜縄文ロマンパーク内にある博物館。

三方五湖の水月湖の湖底から採れた世界最長の貴重な「年縞」を展示して地球の歴史を示す考古学博物館。
この「年縞」というのは湖底に積まれた枯葉や花粉や塵芥の層の数で年数を測り、含まれる炭素分子量で他で発掘された古いものの存在した年代が正確に測れる基準となるもの。
ここ水月湖で出たものは世界も驚く7万年分もの「年縞」
7万年もの間、酸素がないアルカリ性の湖水の底で生物に邪魔されることなく静かに枯葉が沈んで積もった湖ということだ。物凄いことだよね。現代まで綺麗に示したここの正確な縞は「世界標準ものさし」として採用されているそうだ。

それをWebで見て知って前々から興味持ってて、それと友達の「TVでやってた三方五湖のイカ丼がうまそう」という話にも誘われて今回三方五湖に来てみた次第。
もう午後遅く天気悪く暗くなり始めてて空振りかな、、と思ってたのが、道の駅からの流れで見逃しそうだった一番の目的に来れたという事が実にうれしかった。(ついさっきまでは及び腰で迷ってたくせにw)

入館料割引で払って入ると、まずは一階の映像シアターで案内動画を視聴。
そして二階に上がると不思議な空間。その年縞の実物が展示してあり、裏から照らされていた。
光陰矢の如しというか、そんな長い歴史の物差しが目の前に続くのを見ると、年月の儚さと尊さを感じた。

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近くで見ると火山の噴火などのメモが幾つもあり、長い歳月の厳しい気象変化を何度も越えてそれらすら些事に見える時間の痕跡を眺めているのかと思うと、まだ線にすらなってない今年始まったばかりのコロナ禍なんかすぐに超えられそうな気がしてきた。

そんな年縞の前に館の人がいて質問に答えて解説してくれていた。
とても分かりやすく丁寧に教えてくれるので、ずっと聞き入ってしまい、自分含めた熱心な何人かでついてまわって、ガイドさんみたいに解説していただけた。
この縞は黒いのが夏の落ち葉、白いのが冬の落ち葉なんだそうだ。
そして他の古代湖、たとえば琵琶湖などでは年縞は出来ないのかと質問すると、河川からの水の流入で規則的に積もらないのと魚などの生き物が底をかき回すからダメなんだそうだ。

7万年分歩いて一番先までいって折り返すと、裏側は猿人からの人類誕生の資料展示。
年縞と共に記された年表のパネルや模型などの面白そうな展示がされていたけど、ここまでゆっくり解説聞きながらきたもんだからここでもう閉館まで15分。。ちょっと急いで進んだ。

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日本最古の人骨は中間の3.5万年前のもの。沖縄、対馬、北海道の三ルートで渡来したらしい。

展示の中でも気を引いたのは海外の他の年縞。同じように各地で採取されていて、モンゴルのなんかは1億2000万年前の地層の中にあった古代の湖の年縞とか更にすごいスケール。

そして日本の2億5000万年前の石「隠岐片麻岩」や世界一古い石のカナダの39億6000万年前の「アカスタ片麻岩」とかもあった。(ちなみに日本最古の石は25億年前のもので島根で去年発見されたそうだ)
ともあれ、古い時間を点ではなく線で現在まで繋がって年月を実感させてくれる年縞はやっぱりすごいなぁとすっかり魅了。
1億年前がどうかはもう考えが及ばないけど、7万年には間違いなく自分の血筋につながる祖先たる猿人がいたわけで、この長い時間脈々と絶えることなく生き抜いた祖先が大変な思いをして子孫を繋ぎ今の自分に受け継がれているかと思うと、、、そんな長い時間をまるで神様のように俯瞰して見る贅沢を感じ、そして独身なのでここで途切れさせてしまうという贅沢を感じ、感慨深く有り難く満たされる思いだった。

最後まで要所要所丁寧に解説してくれた館の人には感謝。
とても興味深く楽しませてもらいました。
7万年の間には今よりも暑い時期もいくらでもあったけど、寒い時期の方が断然長く多かったそうで、実は現代の我々は長い歴史の中では温かい恵まれた時期に暮らしててラッキーなんだそうだ。なので実は温暖化なんかよりその先に必ず来るであろう氷河期への対策の方が真剣に立てるべき課題だそうだ。「もっとも私たちの何代も後の先の話ですが」と、いつも年縞を見てる人のいう事はちがうよねw

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ってわけで5時少し過ぎちゃっての退館。
外に出ると長い博物館から漏れる灯りが年縞のようで素敵だった。

あーもう少し早く来ればよかったー
っていうか、是非とも天気いい日に三方五湖をドライブしにまた来よう。(その時はイカ丼も忘れずに食おうw)

タグ:観:館 観:地 観:石 観:模 観:一 楽:映 楽:話

道の駅 三方五湖

ファイル 2903-1.jpg若狭町鳥浜の162号沿いにある道の駅。

初めての立ち寄り、っていうか162号じたいかなーり久々(02/8/27以来)なので道の駅があるのは知らなかった。けど手前から案内出てたので寄れた。

もう3時半をまわってたけど売店はやってて、ナイスと思ったけど食堂はなかった。
そして特に面白いものもなくチョイ食いというか食事的には空振りだった。

その売店とトイレの建物から廊下のような屋根続きの別の「自然観察棟」という棟があって行ってみた。

高床の階下は舟屋のようにボートがつながっていて、いい雰囲気で三方湖が覗けた。
階段を上がるとその「自然観察棟」はネイチャーセンターみたいな感じだった。

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そして中に入ると水槽があって三方五湖の魚が泳いでいた。で、三方湖の説明で「ナガブナ」という珍しい鮒が生息してるとあったので「ここの鮒はナガブナですか?」と聞いてみたけど「いえ普通の鮒です」だそうだ。。残念。

そして広い窓から正面の三方湖を眺めた。天気よければねぇ。
単眼鏡もあって覗いてみたけど難しくて合わなくてよく見えず、梃子ずってたら館の人が丁寧に使い方を教えてくれた。
けど、「さっきまで渡り鳥が沢山いたんだけど、、」今はいなくてカモとカワウくらいしか見えなかった。(正直カメラのズームの方が見やすかった、、)

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そして館内では三方湖の先にある水月湖で発掘された「年稿」についても解説してて、そういえば元々はそれに興味があって水月湖を見ようと思ってきたんだっけ、、とか言ってみたら、その年稿の博物館がすぐ隣にあるからとお勧めされた。
「んー、、でももう4時前だからなぁ、、」と迷ってたら、5時までやってる筈だから割引券もあるからと背中を押されたので行く気になった。
正直うわべの知識だけで水月湖を見に行っても薄い感慨しかなかっただろうし、もう暗くなるから触りだけでも博物館で知識を得た方が利口だろうなと思った。

敷地は隣でも広いので一応車で移動した。

タグ:景:湖 動:魚 動:鳥 道の駅

小浜城跡

ファイル 2902-1.jpg小浜市城内の162号沿いの中洲にある城跡。

幕末の物語などで何度か目にしてた小浜藩の藩庁の城。国道のすぐ横みたいなので案内にそって横道に曲がってみた。
ら、
なんか細い道の宅地の町角の神社が城跡のようで、神社の小さな駐車場しかなくて戸惑った。

で、神社に停めて神社をお参り。
神社の由緒と小浜城の案内は幾つも立ってた。(どの案内も同じ内容だった)
小浜城は関ヶ原以後に築かれた城で明治の廃藩後は陸軍が入って破壊し、河川拡張工事で北の丸と二ノ丸を削って堀を埋めて宅地になったそうで、この境内がそのまま本丸のようで、当時の図を見ると三ノ丸が国道あたりでその間は堀、3分の2くらいの細さになったようだ。取り潰す気満々ながら逆によく本丸だけはそのまま神社として残ったもんだと逆に驚く。
あれ?小浜藩って幕府側だったんだっけ?(鳥羽伏見は幕軍で戦ってその後恭順して北越に進軍したらしい)そのまま残れば珍しい形の中洲(三角州)の水城で素敵な観光地になっただろうになぁ。

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神社はその後の明治初期に建てたもので、初代小浜藩主の酒井忠勝を祀った神社。あれ?陸軍大阪鎮台分営はどこいった?(壊すだけ壊して、狭いと言って彦根に移ったらしい)

賽銭箱には「よろしかったらどうぞ」と青い柚子がおかれててサービスいいなと思ったけど小浜城のパンフは100円とあってチグハグで面白かった。

お参りした後、そのまま傘さして水たまりだらけの境内を奥に見えた石垣に歩いた。

その石垣の階段の見えた南西隅が思った通りの天守台。
登れるようになってたので登った。ここだけはちゃんと城跡スポット。
そして少し低めながらちょっとした展望台で、小浜の町やその背の山、小浜湾に先の半島の山が見えた。
明治維新までここに三層の天守があったそうで、大阪鎮台の改修中に出火して取り壊したそうだ。(いや、絶対わざと火をつけたに違いない)

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眺めよりも左右に続く石垣が思ったよりもしっかり組まれて修繕されてていい城跡風景だった。
10万石以上もあり若狭の中心でもあった城が、こんな隠れるようにひっそりと本丸の石垣だけ残しているというのも随分寂しい感じもするけど、個人的には雨降りでやや先を急いでいたようなこんな時にサラッと寄れて軽く見るトコだけ見れた城跡で都合よかった。

タグ:観:城 観:宮 観:石 楽:眺 景:町

道の駅 海の京都宮津

ファイル 2901-1.jpg宮津市浜町の178号沿いにある道の駅。

初めて寄った道の駅。っていうかここが道の駅だって知らなかった。っていうか立体駐車場の道の駅って珍しくない?
食事のついでに寄ってみた。

で、その立体駐車場は完全に駐車場だけの建物で、店や案内所などは外に別の建物であった。
この駐車場は24時間ОKらしい。雨の夜なんか寝るの楽そうだ。けど夜は不気味かな、、w

立体駐車場を出るとその東側には大きな雪舟の墨画「天橋立図」が懸かってた。地域住民150人で描いたそうだ。
そしてやや不粋な感じの立体駐車場とは裏腹に雰囲気ある蔵のような町家のような道の駅の案内所にはレンタルサイクルが並んでた。天気よかったからここから自転車で天橋立まで行けるかな。いや、それはちょっと遠いいか。まずは隣りのトイレに入った。

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トイレから出ると、その先は道路を挟んで向かいにも同じような建物があって、そっちが飲食店と売店になっていた。とことん変なつくりの道の駅だなぁ。。

道路を横断していってみた。
飲食店は洒落てて混んでた。お腹いっぱいなので(じゃなくても)パス。
売店は産直店。なんか面白いもんあるかな、、と見てまわって、「宮津の新名物」とあった「お米サイダー」を買ってみた。(「天橋立チーズケーキ」というのも気になったけど)
柚子が入ってたのが意外だったけど、程よいくらいの酸味で爽やかなサイダー。うまかった。

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また車道を渡って戻って最後に案内所にも入ってみたら、マンホールカードを配布していた。
ここは記名も求めずにカードをもらえた。久々のゲット!西日本では初めてかも。

晴れていれば海に面した公園を歩いてもよかったけど、雨でもいろいろあって面白い道の駅はあった。

タグ:観:P 観:絵 楽:証 餐:飲 道の駅

すし小銭

ファイル 2900-1.jpg宮津市河原の178号沿いにある寿司店。

「宮津名物いわし寿司」という看板が目についてイワシ大好きなので寄ってみた。
なんとなく西日本のこっちの方だと、サバのイメージが強くてイワシが名物というのは意外で、興味持てた。

さて、店は見るからに小さい店で持ち帰りの店のようにも見えたけど「お食事処」という幟が立っているのも確認していたので、食べていけると思い店内へ入った。

ファイル 2900-2.jpgら、やっぱり外見の通りの小さな店で、持ち帰り販売がメインのような店だったけど、ちゃんとカンターの席が並んでて安心して席につけた。

っていうか、そういえば回らないお寿司屋さんてすんごく久々かも。。ましてやカウンター。
子供の頃憧れたなぁ。アニメの「ど根性ガエル」で梅さんの店のカウンターで食べる寿司がうまそうでそういうのやってみたかったけど(子供の頃親戚と食べに行ったときに一人抜け出してカウンターで勝手に食べて叱られたっけ)実際大人になってみても数えるほどしか行ったことなく、寿司といえば回転どころか、スーパーの惣菜が定番となってしまった。。 イカンイカン閑話休題

で、ワクワクしつつメニュー見ると、イワシ寿司以外にもちゃんとにぎりや巻きもあって値段表示あって安心で、おまかせの10貫というのがイワシも入ってリーズナブルだったけど、ここは初志貫徹でやっぱり「いわし寿司」をたのんだ。

待つ間はカウンターにあった宮津や天橋立の観光案内の冊子を見て待った。

そして「いわし寿司」登場。
赤い寿司桶に8貫のにぎりが青い波をかたどった紋様のように並んで出てきた。綺麗だなぁ。
これ、赤い桶は青魚を引き立てる色だね。素敵だなぁ。
っていうか、出てくるまでは押しずしかな?とも思ってたけど、しっかり握りで嬉しかった。
そしてお魚の醤油さしでネギの上から垂らして召し上がりくださいというのも独特だけどむしろ合理的で納得というかむしろそうあるべき禿同。

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さて、イワシは千葉で食べると脂のとろけるトロトロ料理だけど、これは違った。
酢で締まってキリッと凛々しく、かつ柔らかく食べやすくおいしかった。思ってたのと逆方向の味わいで驚きつつ楽しめた。
さすが上方というべきか、寿司というのはこういうものというように洗練されつつも親しめる料理だった。

ゆっくり食べればいいものを、繰り返す波を越えて海を渡るようなつもりでパクパクと止まらずに平らげてしまった。
ごちそうさまでした。店の大将も感じよく、いい店に寄れてよかった。

タグ:餐:鮨

道の駅 宿場町ひらふく

ファイル 2896-1.jpg佐用町平福の373号沿いにある道の駅。

初めての立ち寄り。前に373号を通った四年前はまだ早朝だったので平福の宿場町の古い町並みを通り抜けて通過してた。

で、今回は逆に夕方の閉まってそうな時間。。でも目的は先の道と方向と今夜の宿の検索なので別にいいかと来てみたら、意外と店も開いてて人も多く賑やかだった。
最近は道の駅の閉まる時間とかのびたのかなぁ。地域に寄るのかなぁ。昨日の岐阜といい夕方でも楽しめるのは有難い。

取り敢えず先にトイレに向かってて、何気なく覗いた情報コーナーに何やら山城のジオラマ模型があるのが見えたので、先にそっちに入ってみた。

これはこの道の駅正面の平福宿の裏の山の「利神城跡」の500/1模型。ちゃんとした作りでついつい見いっちゃった。これはいいねぇ。こういう道の駅は有難いねぇ。

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上から見て横から見てカッコイイ山城。
外に出て実物を眺めてみたらそのまんまだった。ちょうど山頂の城郭部分が夕日に照らされて輝いていた。
国指定史跡だけど現在は石垣崩落のため登山禁止だそうだ。

さてそんな城山を眺めつつ、外のスナックコーナーでチョイ食いのおやつに「しかコロッケ」を買ってみた。
丁度来る途中の兵庫に入ったばかりのトコで道に飛び出したシカを見て来たばかりなので、なんかタイムリー。

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食べてみると意外と衣がモチモチでコロッケとしても面白おいしく、個人的には評価低めのシカ肉もこのコロッケの肉としては行儀よくおいしかった。これはいいね。

ああ、利神城に魅かれてコロッケに満足してすっかり忘れてた、、トイレトイレw

ファイル 2896-4.jpgそのトイレの先の端には利神城跡を解説した案内板があり、横の上には「利神城跡展望台」なるものがのぞいていた。

んー登ろうか、、と少し迷ったけど、少し登ったくらいで上に見上げる山城だけにそんなに眺めは変わらないだろうと思ってヤメ。案内板をよく読んでヨシとした。

元々は南北朝時代からの山城で、江戸時代になって池田輝政が姫路に来てからその支城として大改修して石垣を巡らせ天守まで築いた強固な城になって「雲突城」とも呼ばれたそうな。
だのに、、それから30年ほどで池田輝政が赤穂に移って廃城。。勿体ない。

あとは車に戻って本題の作戦思索。

タグ:観:城 観:模 景:山 餐:揚 道の駅

らーめんチキン野郎8eight

ファイル 2888-1.jpg彦根市東沼波町の8号沿いにあるラーメン店。

いや、マジで、近江ちゃんぽんを食べるつもりだった。
んだけど、ついつい看板の「近江名物」という文字にそそられて駐車場も広くて停めやすそうだしとスルリと寄った。

けど、あ、鶏白湯か。。と少々躊躇。
鶏白湯は基本的には好きなんだけど、天一っぽいエグさがあると一転して苦手になる微妙なスープ。まぁ近江名物とあるので北白川とは別だろうと思い切って入ってみた。

ファイル 2888-2.jpg店内はカジュアルな雰囲気で、カウンター席についてメニューを見ると、そのメニューもカラフルで洒落れていた。
だのに料理は「ヤサイ野郎」とか「油まぜ野郎」とか「つけて野郎」とか「野郎」が必ずついててスマートなのかぶっきらぼうなのか、ちぐはぐな感じが面白かった。

で、たのんだのは定番メニューとあった背脂チキン野郎。それのトッピング豪華な「贅沢な背脂チキン野郎」というのにしてみた。

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うん。とても味濃いけど苦手な感じはなくて一安心。麺ももっちりでおいしく食べられた。
具もそれぞれちゃんとした味でおいしかったけど、ゆで卵の剥き方が下手なのが気になった、、そこが野郎のイメージのポイントなのかな。
二枚のノリで麺も汁も変化つけて味わえて最後まですすれた。(あ、ひょっとしてこの二枚のノリは鶏の羽を表していたのかな、、と写真見てて思った)

っていうか関西の人は薄味が好きっていうのは嘘か冗談だよね。
ラーメンとかは濃い味しかないんじゃないかな。そしてラーメン屋も意外と多い。この8号沿いなんかすごい見かける。スッキリ味の店もあるのかな?

おいしかったけど、次にこっち来たらやっぱり近江ちゃんぽんにしようと思った。

タグ:餐:ら