記事一覧

若獅子神社

ファイル 880-1.jpg富士宮市上井出にある神社。
ここは旧日本陸軍の九七式中戦車(通称:チハたん)が置かれてるそうで、それ目当てで来てみた。

案内を読むと。ここは戦車兵学校の跡地だそうで陸軍少年戦車兵と教官を祀ってるそうだ。
なるほど。ちゃんと縁ある場所なんだ。

まずはお参り。
そして奥の戦車を拝見した。

ファイル 880-2.jpgこれは玉砕したサイパンで掘り起こされた残骸を昭和後期に発見し返還されたものだそうだ。
キレイにレストアされることはなく、残骸の姿の侭、赤錆色の侭、コーティングされてて、長い月日を感じさせる姿だった。

ところどころというか四方八方に無数の弾痕が残っているものの、みんな小さな穴で、戦車ともあろうものが機銃くらいで蜂の巣にされたような悲惨で無念な最期を想像させられた。

ファイル 880-3.jpg

歴史はさておき、戦車としてのフォルムは、思ってたよりかっこよかった。
実はこれも昔、プラモデルで作ったことあって、迷彩を塗るのが面倒なので、放置されたバージョンとか言って茶色一色に塗った憶えがあるので、正にコレ。
当時からカッコ悪くてショボい戦車だなぁ、、とか思ってたんだけど、こうしてみると宮崎駿が書きそうな肉感があって好感持てる形に思えた。
最近では「チハたん」などと呼ばれて、「アッガイ」並のマスコット兵器として人気があるというのも解るような気がしてきた。
やっぱ実物を見るって違うね。
百聞は一見に如かずだね。

タグ:観:宮 観:軍 観:車

浜のかきあげや

ファイル 879-1.jpg静岡市清水区由比町の由比港にある漁協がやってる桜エビの掻揚天丼の店。
静岡のドライブといえば!ってくらい何かと話題に上がるトコで、いつも行列になってるらしい。
友達からも話聞いてて、メディアでも見かけてて、ずーっと前から行こう行こうと思いつつ、いっつも時間が合わずに通過してた。

ファイル 879-2.jpgもう今日はバッチリ。
ドライブも時間余裕過ぎだし、天気悪いからこの後どう廻ろうとも考えてなく、いくら並んでも食べてやる!と気合い入れて来てみた。

らば、意外と空いてて、数人並んでたけどもすぐ流れて、殆ど並んだ感覚無く「かき揚げ丼」ゲット!
それと「桜えびのみそ汁」も付けた。

ファイル 879-3.jpg

コレは意外とコンパクトに締まった掻き揚げ。
もっとデカいのかと想像してたけど、いやいや、コレくらいが食べやすくて、しかもやっぱ当然のようにウマイ。
あーなるほどねーこれはイイねー。
サクサクでフワフワでバッチリのエビ、充実の丼。
量は少ないけど満足。うまかった!

食べ終わっても、やっぱり並ばないくらいな感じだったから、もう一杯食べちゃおうかな?とか、「桜えびドーナッツ」っていうの買ってみようかな、、とか思ったけどやめといた。

ファイル 879-4.jpg食後は目の前の港を見ながら駐車場に歩いてたら、水面に小魚が群れててかわいかった。
掻き揚げの欠片とか放る人いるのかな?人に寄ってきて何かくれアピールしてる感じ。
何もないからツバ垂らしてみたら、ツバにも寄ってきてパクパクwww
今の僕のツバはかなりエビ味だと思うよww

そして駐車場の前の小さな物産店を覗く。
シラスとか買って帰りたいけどね、、(尿酸値にくるんだよね)
土産は和歌山で買っちゃったしね。

ファイル 879-5.jpgで、店の前で揚げてた「桜エビのさつま揚げ」だけ買って食べた。
「宣伝になるから歩きながら食べてね」とか言われた。
揚げて売ってるのも漁協の人、食べながら「今年はもう桜エビ獲れてるんですか?」とか聞いてみた。
「んーまだまだこれからだけど、二回は上がった」そうだ。
陸の桜は早く咲いたけど、海の桜は例年どおりまだまだこれかららしい。

タグ:食:丼 餐:揚 餐:甲 餐:汁 動:魚 楽:話

登呂遺跡

ファイル 844-1.jpg

静岡市の市街にある弥生時代の農耕集落跡。国の特別史跡。
広い駐車場も広い公園も無料ながら、ちゃんと弥生時代の竪穴式住居や高床式倉庫がしっかり復元されてた。
そうそう、その手前には田圃まで再現されてた。
これはすごい。
友達は「これがあの教科書で有名な高床式倉庫かぁ」と感激。鼠返しもちゃんとあった。

ファイル 844-2.jpg

出雲大社みたいな屋根の高床は「祭殿」だそうだ。
日本だねぇ。

ファイル 844-3.jpgそしてそれぞれの住居は入室可能!
おお。
田舎の土間の蔵の中のような懐かしい匂い。
いいなこれ。これだけの立派な住居に住めるのは、当時で言ったらエリートみたいな都会人みたいなもんなのかな。
村としての安全と豊かさを得ながら規則や戒律は厳しかったんだろうな。。とか思いながら見学。

ファイル 844-4.jpgこの住居の後ろからの佇まいが可愛いよね。丸くて。
やっぱり天地根元宮造の三角屋根よりこの円形頭部型の屋根がいいね。

で、
公園内では火起こしや田圃作業の体験学習などを催してた。
おもしろそー、、、とは思えど、対象は学童。
うえー子供の頃に来たかったな(昭和の時代にこんな体験学習公園はなかったよなぁ)
と、憧れの眼差しでトライしてる子供を大人達が囲んで見学。
火が熾ると軽く拍手が起こるアイドルっぷりで子供も満足かなww

公園は広く、西側の一角にも住居が再現されてた。
こっちの方が大きく立派な家屋で、そのまま合掌造りの屋根みたいな豪華な造りだった。
位の高い人の居住区だったのかな?

ファイル 844-5.jpg

「火起こしの像」なんてのもあった。

駐車場に戻る手前にあった「登呂博物館」は有料だからスルー。
、、と思ってたけど有料は二階の企画展示室で一階と屋上展望テラスは無料だそうなので、ちょこっと覗いてみた。

ファイル 844-6.jpgその一階は「弥生体験展示室」だそうで、館内に竪穴式住居、高床式倉庫、祭殿が作られてた。
へー天気悪くてもじっくり見れて体験学習できるわけだ。
高床式倉庫も中を覗けて、祭殿は中に入れた。いいねぇ。

そして三階の屋上展望テラスからは登呂遺跡公園から静岡市街が見下ろせた。
本来なら某模型メーカーのビルの後ろに見えるはずの富士山は残念ながら雲に霞んで見えなかった。
(見えてた小さな山は浜石岳かな)

ファイル 844-7.jpg

ちょっとオマケみたいな感覚で寄ってみた遺跡公園だけど、意外と濃く楽しめた。
静岡って所は古代の昔から暮らしやすい場所だったんだね。

タグ:観:園 観:遺 観:農 観:屋 観:館 観:具 楽:集 楽:眺 景:町

焼津さかなセンター

焼津市八楠にある一般観光向け鮮魚市場。

昨夜から魚づくしの料理でタップリ満足してて「もう魚は満足だから肉食べたいね」とか話してたんだけど、こっち方面で肉料理って思い浮かばず結局こんなモロ魚!のトコに来てしまった(^^ゞ

個人的にはここは二度目。
前回は07年の2月に来てて、日誌になってるね。

ファイル 843-1.jpg

まずは食事!ということで入ってすぐの大きな食堂「さかな大食堂 渚」に入った。

ファイル 843-2.jpgら、少し待ち。まあ昼時なので仕方ない。
一人じゃないから退屈しないので多少の待ちは無問題。
店内には「かつお一本釣漁船」の模型とか大きなマグロの剥製なんかが飾ってあったけど、食事客の人いきれと店員の慌ただしさで地味に邪魔に佇んでた。

十分弱で席に着いた。
何食べるか少し迷いつつ、揃って天丼に決めた友達を気にしつつ、「駿河三昧寿司」という寿司セットにした。

ファイル 843-3.jpg

あーそういえば六年前に来た時も生しらすと桜えびのすしたべてたんだっけ。
風味抜群の二品にカツオとマグロの組み合わせ。
「生しらすは沢山食べると気持ち悪くなる」と言う友達の話も納得の生っぽさでおいしかった。
うんうん、軍艦巻きでちょうどいいくらいかも。
「それだけじゃ足りなくない?」と言われたけど、多分この後もチョコチョコ買い食いするだろうと思ってのチョイス。

ファイル 843-4.jpgそして食後に市場を見て歩いた。
結構お客さん多く、店も多く、流れに流れて軽く見て回る感じ。
朝食おおかず用に何か買っていこうかな、、とは思ってたんだけど、結局2,3品試食するだけで通過。
こういうトコって意外とあんまし広くない方が買う店が決められていいね。
それとやっぱ混んでるとじっくり見れなくて落ち着かないね。

ファイル 843-5.jpg市場区間から出てスナックコーナー。
ソフトを食べよう!と思ってたけど、ウリの「イカ墨ソフト」はそういえば前回食べちゃってたのでパス。
安倍川ソフト、、と思ってたんだけどその前に暖かい中華まん系。
「海鮮しらすまん」を食べた。
これは美味しかった。
シラスやエビなんかの風味がさっぱり塩味効いててほっこり。

さて続けて安倍川、、、と思ってたら友達はもう先に歩いてた。
くにさんしか食べてなかったけど、みんな今日はソフトいいの?

タグ:餐:鮨 観:模 餐:魚 餐:甲 餐:饅 観:市 楽<待 楽:集

横須賀城跡

ファイル 842-1.jpg掛川市横須賀にある城跡。
かなりの数の城を巡っているくにさんの案内で来たオススメの城跡。
駐車場からほとんど歩かない割に楽しめるしっかりした城跡だそうだ。

案内を見るとこれは徳川方の城。
昨日の諏訪原城は武田方だから、この地域はせめぎ合いの最前線だね。
目の前の高天神城の攻略に築いた城で、江戸時代から明治初頭まで残ってて横須賀藩というのがあったそうだ。
全然知らなかった。

ファイル 842-2.jpgさて、くにさんの案内のとおり駐車場の前をちょこっと登ると、すぐに広い西の丸曲輪に出た。
なるほど、確かに言われた通りほとんど歩かずに城らしい構造地を味わえる所だ!
本丸とは高低差もなく、小山のてっぺんを広く切り開いたような台地の城跡。
いい天気で気分よかった。

ファイル 842-3.jpg本丸から見下ろすと意外なくらいのいい眺め。町から遠く輝く海まで見えた。
江戸時代は目の前がすぐに海だったそうだ。
随分と後退したもんだ。

城郭の立体的な模型も有り、天守台跡の礎石も並んでた。
城としては海側を正面に据える形なので、戦のない江戸時代の造形なんだろうね。

ファイル 842-4.jpgそして本丸から下って、下から見た石垣の城郭はかっこよかった。
石が丸いのがお屋敷みたいな平和な印象を持たせるけど、これって積むの大変そうだよね。
大雨とかで崩れなかったのかな。
現在の石垣は復元したものだそうだけど、往時からこういう石垣だったそうだ。

くにさん曰く「静岡は城跡が沢山あって面白い」そうだ。
近場じゃないとどうしても有名な城以外はなかなか寄れないけど、少し合戦とか興味持って調べて目星つけとくのも悪くないかなと思った。
っていうか、くにさん凄いな。さすが歩き回ってるな。

タグ:観:城 観:模 観:石 楽:集 楽:眺 景:海 景:町

浜岡砂丘

ファイル 841-1.jpg御前崎市池新田にある長い遠州灘の海岸の砂丘。
手前は「ふれあいの丘 白砂公園」という公園になってて駐車場も広めだった。

そして歩くとすぐもう砂の丘になってた。
ちょっと歩きづらい砂をゆっくり登って海に出た。

ん、
すぐ海だった。。
「浜岡大砂丘」なんて書いてある割に、砂の丘はどこにでもあるような軽い丘で、海に出る道以外は草が生えてた。
んー砂丘としてはちょとイマイチ。
でも一応それらしい波模様の砂にはなってたし、長い海岸は広々として気分よかった。

ファイル 841-2.jpg

右手には風車が並び、左手には浜岡原発が見えた。
鳥も人もなにもなく、ダイナミックに波だけが押し寄せてた。

波打ち際まで歩くと、意外と水際は砂ではなくてコロコロの玉砂利だった。
そういうもんか。

ファイル 841-3.jpg

振り返って見える丘に草がなければ「砂丘」って感じかもね。
とか思ったけど、やっぱこのくらいなら房総にいくらでもある砂場なので「大砂丘」という名前はしっくりこなかった。

さて、浜辺から戻ると駐車場手前の公園の飛び地みたいな区間に何やら像があった。
近づいてみると「波小僧」という小僧の像だった。

ファイル 841-4.jpgなんでも遠州七不思議の伝説のひとつで、漁師の網にかかった「波小僧」が命乞いして、助けたら雨風を知らせる波の音が聞こえるようになったという。
??
小僧と言いながら、人の子じゃなくて妖怪?海獣?
普通は命乞いしなくても人の子なら助けるよね?
そっちのほうが不思議だわ。
悪さする邪神の子供とかそう言ったところかね。

ファイル 841-5.jpg駐車場に戻るともうひとつの不思議。
砂を落とせるような給水所がちゃんとあるけど「砂丘前の海岸は遊泳禁止です」と大きく書かれてた。
遊泳は禁止だけど波打ち際で足元くらいなら、、という意味の蛇口だけなら分かるけど、裏にはシャワーまであった。。
シャワーは、、どう考えても遊泳後だよね。
捻ったらちゃんと水が出た。

ファイル 841-6.jpgところで浜辺には鳥が全然いなかったけど、駐車場に戻ると小鳥が沢山いた。
うまく撮れたのでおまけの一枚。

これは「ジョウビタキ」かな。
橙色のお腹がきれいだった。

タグ:景:海 景:浜 観:地 観:装 観:像 観:伝 楽:集 動:鳥

ねずみ塚

ファイル 840-1.jpgまず朝一番は九時半に御前崎燈台に行ってみたんだけど、閉まってた。。
あれ?参観灯台って十時からだったっけ?とか思ったけど、そうではなくて工事中だそうだ。
僕は何度も来てるからいいけど他のみんなは残念、、

で、その裏に「ねずみ塚」という案内があったので少し歩いて向かってみた。

ファイル 840-2.jpgここは歩くの初めて。
「御前崎ケープパーク遊歩道」と言うそうな。
へーこんな丘の上を楽に歩ける道があったんだ。
いつもはやっぱり灯台登って終了だからね。たまには閉まってるのもいいもんだね。

眺め良く洗濯岩のような岩の海岸と道路を見下ろしながら歩く道。
合間合間に自生植物の林をくぐって抜けながら進む。

ファイル 840-3.jpg少し歩くと「椿の休憩所」という公園風小広場に出た。
「自生植物の保護にご協力を」とあちこちに出てたけど、自生植物の案内はなく、花の案内だけはあった。

椿は、、咲いてなかったけど、黄色い花が咲いていた。
これは?案内にあった「ツワブキ」かな?(とか思ったけど全然違った。。「ガザニア」かな?、、だとしたら自生じゃなさそう)

ファイル 840-4.jpgその先は道脇に黒豚みたいな顔っぽいのが並んでた。
ブイの廃材利用の軽オブジェ。
脇の柵も某駄菓子の包で飾られて愉快な雰囲気。

少し民家の裏を抜けて(ギリギリで駐車する車に感心したりして)また眺めいい道に出る。
その少し先が「ねずみ塚」だった。

ファイル 840-5.jpgなんでも、、この地で僧に化けて悪さしてたネズミとそれを退治しようとしたネコが相討ちになったそうだ。
で、ネコを手厚く葬って祀ってたら、捨てられたネズミの死骸も「改心したから祀ってくれ」と夢にまで出てきて、仕方なく祀った塚で、海の守り神になってるそうな。
なんとずうずしいネズミだ。。
ネコはどうした。ネコが不憫だ。(「ネコ塚は駒形神社付近にあります」だそうだ)

まぁこういう言い伝えは、ちょっと言いづらい事情や背景を濁して擬人化したものだろうから、多少の理不尽はファンタジーということで納得しましょ。
ともあれ、灯台と岬と輝く海の眺めも良く、歩くには丁度よく面白いところだった。

ファイル 840-6.jpg

で、その猫塚のある駒形神社というのに行ってみたかったけど、どこにあるのか案内は無かった。。
友達のスマホで探してもらったけど、灯台の裏の宅地内のようだ。

灯台まで戻ってみてもやっぱり案内はしてなかった。
んー、きっと整備はされてないんだろうな、、と思っていかなかった。。

タグ:楽:歩 楽:集 観:道 観:灯 景:海 景:岬 植:花 観:像 観:飾 観:伝

潮騒の宿 八光

ファイル 839-1.jpg御前崎市御前崎の旅館。
今回はここで名物の「クエ鍋」を食べるのがメインの旅行。

二年続いた「大洗あんこう鍋ツアー」だけど、今年は幹事のシバオが趣向を変えて見つけてくれた魚介鍋の宿。ご苦労さまありがとう。

クエって釣具店の魚拓で見たことあったようなないような、、名前だけは知ってたけど食べたことなかった魚。幻の魚と言われる高級魚だそうだ。へーへー。

ってわけで、6時過ぎに宿についたら風呂にも入らずにすぐに食事。
わくわく。

別の間に並べられた料理にびっくり。
すげー
旅行番組みたい。「ドライブ A GO! GO!」みたい。
脳内レポーターになってオンエアされることないコメントを考えつつ(ここに書けよwww)、「欽どこ」の順番クイズみたいな気分で迷いながら楽しんで食事。

ファイル 839-2.jpg

ファイル 839-3.jpgてっきりでかい鍋が中央にデン!とあって他は添え物程度の構成かと思ってたけど逆だった。
そういえば鍋は?って忘れるくらいの、そういえばクエの味って刺身しか覚えてない、、ってくらいの盛沢山の海鮮料理。
個人的にはアワビが美味しかった。

並んでたので全部かと思ってたら、後から天ぷらに伊勢海老刺身にキンメの姿煮まで出てきてた。


で、満足の食事の後に風呂に入ったら、これまたビックリ。
ラドン温泉ということだけど、細かい泡の立つかけ流しの風呂で、とにかく泡がパチパチサラサラと楽しかった。
体中テレパッチって感じ。
そういえばラドン温泉て今まで一度も入ったことなかった(と思う)けど、こういうもんなの?

至福の夜だった。

タグ:楽:宴 楽:集 楽:宿 餐:魚 餐:貝 餐:甲 餐:煮 楽:湯

東海道 金谷坂の石畳

ファイル 837-1.jpg島田市金谷にある旧東海道の坂道。
坂の下の入口の駐車場から歩いた。

思ったよりも長く続いてて、案内を読むと、30mほどは江戸時代から残ってて平成に入って430mの石畳を復元したんだそうだ。

とりえず、その現存区間だけでも見たいと思って登り始めた。
っていうか今日は食べてばっかりだから少しは動いて夕食に腹減らさないとね。

ファイル 837-2.jpgけどこの石畳、丸い石でボコボコで結構歩きづらかった。
なんか滑るし。

石畳ってもっと平らに近い舗装を想像してたけど、そうか、平らじゃこんな急坂登りづらいか。。
足袋とかだったら登りやすいのかな?

集中してしっかり登った。
こういう坂道でも苦にならないくらいの体力と体型はいつまでも保持したもんだね。

ファイル 837-3.jpgしばらく登ると丁度中間あたりに「すべらず地蔵尊」というのがあった。
石畳が滑りやすいからなのか石畳になって滑らなくなったということか分からないけど、受験生には縁起良さそうだね。

そして上まで登りきった。

まさかとは思ったけど登った上はやっぱり道路だった。
車でも来れる場所に登ってたというのは何か達成感薄い気分。
それと、、、どこが現存30mの部分なのかわからなかった。
復元工事の時にとっぱらっちゃったのかな?

ファイル 837-4.jpg

その先には「菊川坂の石畳」と言うのがあるらしいので、ゆっくり歩いて向かってみた。

あー平らなアスファルトは歩きやすいなぁ (^^ゞ
一面の茶畑もいい眺め。
そういえば、車で通過はあるけど歩いて間近に茶畑を見るのは初めてかも。お茶の匂いとかってしないんだね。


で、「菊川坂」に出る前に「諏訪原城跡」というのがあったので寄ってみた。


で、結局、城跡で満足して(日も暮れそうだったし)「菊川坂」には行かずに引き返した。

ファイル 837-5.jpgまた「金谷坂の石畳」を下る。
行きは足元ばかり見て登ってたけど、帰りは下りだから景色見ながらのんびり下れるかな、、、なんて思ってたけどアニハカランヤ。
下りの方が足元滑りそうで怖く、しっかり歩きたいのに加速付きそうで怖く、踏ん張りながら丁寧に足元見つめて下った。

上りより下りの方が疲れた。膝にきた。でも面白かった。

これ、大名行列とかも通ったのかな?
飛脚は走って通ったのかな?
昔の人は足腰の鍛え方が違ったんだろうな。

あー、夏だったら裸足で登ったら気持ちいいかも。(サンダルじゃ登れないよね。)

タグ:楽:登 楽:集 観:道 観:石 観:寺 観:農

諏訪原城跡

ファイル 838-1.jpg島田市金谷にある戦国時代の城跡。
武田末期の東海道方面最前線の城だそうだ。
徳川との激戦で最後は落城、武田の滅亡と徳川の東封で廃城。
という戦うための城だったようだ。

入口に「パンフレットあります」とか書かれてたけど。こういうとこのパンフって切れてたり濡れてガビガビだったりだよな、、とか思いきや、立派な密閉率の完成度高いプラボックスにちゃんとプリントが入ってて感心した。

まず大手曲輪は茶畑。その先には雑木林。
でも、そんな合間に「武家屋敷跡」とか「馬場跡」とか案内が立ってて、堀に至っては○号掘と細かく番号つけてあちこちに案内が立っていた。
そんな堀は深いものから浅いものまで沢山残ってて要害らしい姿が見えて興奮した。

ファイル 838-2.jpg

いやぁ、みんなで来てるんだからゆっくり話しに加わりながら歩けばいいのに、ついつい先に歩いてニノ曲輪から本曲輪へと見て回った。
本曲輪はかなり広く、奥の端は崖のようになってて見晴らし良かった。

ファイル 838-3.jpg

金谷の町と大井川。その向かいの島田の町に、遠くは焼津の先の海も薄ら見えていた。
昔の人も東海道歩いてきて、ここで休憩して眺めたのかもしれないな。

ファイル 838-4.jpgさて、最後に「カンカン井戸」という井戸まであった。
この井戸内部の石はいつの時代のものだ?
城の現役の戦国時代のものだったら凄いなぁ。
もちろん底は浅く埋まってしまっていた。

そんな感じの城歩き。楽しかった。
僕はこういう城跡大好きでワクワクするけど他のみんなはどうだったでしょう?

タグ:楽:歩 楽:集 観:城 観:史 楽:眺 景:町 景:川