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道の駅 オライはすぬま

ファイル 1112-1.jpg山武市(旧蓮沼村)蓮沼の県道沿いにある道の駅。

ここは通過が多い道の駅。でも最近は割と寄るようになったかな。
大体前を通るときは、何か食べたいんだけどどうせもう食堂はやってない時間なのでって感じで通過しちゃう。(食事した時のは
今回も腹は減ってたけど、どうせと思いちょっとトイレ休憩。

スナックコーナーには「山武いちごジェラートソフト」なんていう惹かれる物があったけど、腹具合がよろしくないのでヤメ。

ファイル 1112-2.jpgで、店内覗いて惣菜コーナーの太巻きを買った。
可愛らしいニャンコのやつ。
房総って言ったら太巻きだよね。そうなのか?(たしかテレビで言ってた。)
赤い米の部分と茶色い米の部分と白い米の部分のそれぞれ味が違ってておいしかった。へーそうなんだ。

ファイル 1112-3.jpgさて、店の入口には菜の花が「お一人様10本くらいまで」と置かれてて、見てると持って行く人も多いからすぐ無くなっちゃたけど、すかさず補給されてた。
ってことは、、裏に菜の花畑があるんだろうと行ってみた。

らば、随分とやっつけな手書きの案内がちゃんと出てた。

で、裏にまわると菜の花畑があった。
きれいに咲いてるのに誰もおらず静かだった。

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ファイル 1112-5.jpgここも雑な手書きの案内だったけど、親切にハサミまで用意されてた。
ぶっきらぼうに感じるけど実は親切なのが実に千葉らしくてほほえましい。(昔はそれが大嫌いだったけど)
っていうか、、
これはホントはこの裏の花畑で菜の花採ってってOKという企画なのが、気がつかない客が多くあまり人が来ないもんだから、道の駅の人が幾つか刈って表に出したりしてるってことなのね。案内の仕方の問題だと思うww

僕は花は生えてるトコで見るだけで充分なので刈らずに戻った。
でもこれ考えてみたら食べれるんだよね。天麩羅でもおひたしでも。いやいや料理しないし。

タグ:餐:鮨 植:花 道の駅

本須賀海岸

ファイル 1111-1.jpg山武市本須賀の九十九里浜の海岸。
成東からの県道を進んだ先にあって、広い舗装された駐車場があって立ち寄りやすい。
あれー?九十九里辺りの海岸は色々寄ったつもりだったし、道的にも来てそうな場所だけど、ここも初めて来た場所だった。

まずはトイレに行ってから浜辺に歩いてみた。

広い浜辺はまず手前にフェニックスが植えられてて、その間に「伊藤左千夫の歌碑」がある。
その先の浜辺は広く長く波打ち際まで遠かった。子供が「海とーいー」って言いながら駆けてった。

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砂に出来た風紋も長くクッキリうねってて、よその某砂丘よりよっぽど砂漠っぽかったりする。

ちょっと歩きづらい砂浜を波打ち際まで歩いた。
んーひろいな。
いつもは銚子が見えるくらいの距離の九十九里ばかり見てるけど、ここからは銚子など見えず霞んで、広い砂浜がずっと続いてるように見えた。

今日は暖かかったのも手伝ってか人も多く、サーファーやパラグライダーだけでなく普通の人も靴脱いで足チャポしたりしてた。
この浜は、波打ち際の踵くらいの浅い部分が長いので足ポチャには最適の海岸だった。(でも僕はやらなかった)

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そして貝殻も多く、とくにシジミ以下のサクラ貝くらいの貝殻だらけで、靴で踏むとポリポリカリカリといい感触。歩いてるだけで楽しかった。

ファイル 1111-4.jpg最後は駐車場に戻って最後に少し脇の菜の花を観賞。
やけに小さな菜の花だった。
駐車場入口に咲いてた菜の花はもう少しちゃんとした大きさだったけど。

菜の花と海岸で千葉を満喫。
この季節の休憩にはいい海岸。
夏はやっぱ凄いんだろうな。。

タグ:景:海 景:浜 植:花

吉高の大桜

ファイル 1110-1.jpg印西市(旧印旛村)吉高にある樹齢300年以上の山桜。
この桜は染井吉野より一週間くらい遅いそうで、去年来てみたのが三月下旬でぜーんぜん咲いてなかった
今年こそは!なーんて気合入れてたわけではないけど気にはなってて、やっぱり来てみた。

少し離れた駐車場からはパラパラと歩く人が続いてて、戻ってくる人もそんなに不満そうでもなかったので、まるで咲いてないってことはなさそうな雰囲気だった。

ファイル 1110-2.jpgで、464号脇の歩道をしばらく歩いて、期間中通行止めの大桜への脇道に逸れる。
畑の中の細い道で、途中ボチボチ何ヶ所か地元野菜などの店が開かれてたり、大根掘りさせてる畑があったりでほのぼのしてた。

気分的には国道沿いのほうが長く感じたけど、実際は逆で国道沿い6分この畑の道を10分歩いて桜に到着。去年は全然咲いてない時期だから車で入って来れたんだよな。
まぁ少しでも咲いてるなら歩いてもいいよ。

で、大桜。

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おーおー。なるほど三分くらいだわ。いや、二分くらいかな。
やっぱ去年が去年だけにこのくらいでも咲いててくれて嬉しい。
そして枝ぶりも覗ける程度の花で、大桜の元気さは感じられていいね。
周りの人の話だと、これでも少し早い咲き初めだそうで、普通は中旬まで咲かないそうだ。でも去年はもっと早くて四月上旬の今頃が満開だったとか、、

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菜の花の方が咲きまくって威勢よかった。花の匂いも菜の花が強く、ちょっと咲いてた桜の花を嗅いでみたけど、もう菜の花に押されて桜の香りは感じられなかった。
菜の花も好きだけどね、、今日はちょっと憎らしいね。

ゆっくり眺めて、裏にもまわって見た。
のんびりしてたら曇ってきちゃったので頃合かと来た道を戻った。

ファイル 1110-5.jpgで、来るときに気になってたのが餅を売ってた店(上の写真の幟のトコ)
ここで「みそっこ餅」というのを焼いていたのでひとつ買ってみた。
したら、これ意外とうまい!
もちは思った以上に柔らかくモチモチ。
味噌が味噌らしい風味良い味噌で後味もよかった。
なんでも味噌は自家製で餅も衝きたて。餅は餅屋だね。
毎年やってるそうなので来年も来よう!

三分は進歩で取り敢えず満足だけど、来年こそは満開狙ってこれたらいいな。

タグ:楽:歩 植:花 景:季 食:串 餐:餅

発酵の里こうざき酒蔵まつり

利根川沿いの神崎町で毎年開催されているイベント。
以前にも356号で脇を通りかかって、寄ってみようかなーと思いつつ通過しちゃったことがあったので、今回は思い切って寄ってみた。

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いやいやいやいや
普段入れない蔵元を見学できるってだけの催物かと思ってたら、とんでもなかった。
(バイパスじゃない方の)国道を閉鎖して露店が並び、人出も凄く賑わっていた。

とりあえず何か食いたいなーと思ってた矢先に目に付いた蜂蜜売り場の「ハニーバジルチキン」これはいい風味でおいしかった。
話を聞くと神崎は蜂蜜も盛んだそうで地元の蜂蜜使用だそうだ。
へーそうなんだ。そういえば確かにその先にも何軒か蜂蜜を売る露店が出てた。

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そして通りの中間で太鼓囃子が披露されてたり、脇にステージが出来てて踊りのパフォーマンスも催されていた。
これはなかなか伝統芸能っぽい感じもいいね。

さて、他にも何か食べたいなーと河岸通りをフラフラ歩いてたんだけど、露店はハーブとかオーガニックとか割と洒落た体に良さそうな凝った料理が多く目に付いた。
どれも面白そうだけどどれにしようか迷いつつ進んでたら、祭りの中心の蔵元「寺田本家」に着いてしまった。

とりあえず本拠地は見とかないとね。
と、敷地に入ると、まず入口で小さな試飲コップが配られてて、あちこちで試飲の日本酒が振舞われてた。
おおー!これ、タダで日本酒飲みまくりじゃん!
うわーくやしい。。車で来てたら楽しみ半減以下だね。。我慢我慢。
そういえば最近トンと飲まなくなってた日本酒だけどこんなトコ来ちゃったらやっぱり恋しくなった。


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で、奥に進むと「お蔵見学ツアー」の列があったので、これくらいは見ていこうと並んでみた。
したら、意外と列は動かず、、
まぁいいかとのんびり並んで30分かかってやっと中に入れた。。

丁寧な説明で酒を造る工程を説明して廻ってくれた。
この蔵元は基本昔ながらの手作業で丁寧に造る酒蔵だそうでなかなか面白かった。
そして工場内部に仄かに香る甘い米麹の匂いが心地よく、「あーそうだよ、こういう感じが日本酒のいいトコなんだよ」と思い出させられた。

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そして蔵見学の後、とても好印象だったので一本小さいのを買ってみた。
もー早く帰って飲みたい気分だったw

蔵の裏は別のステージになってて、ここでも試飲と称した飲み放題の優雅な広場。外人さんも赤ら顔で楽しんでた。

飲みたい気分は食べ物で誤魔化すしかないよな、、ってわけでもないけどマジで何か食べようと物色。

ファイル 1094-5.jpg「月の豆腐お好み焼き」というのが面白そうで人気で少し並んでたけど美味しそうなので買ってみた。
(「月の豆腐」というのは神崎の地元産の素材にこだわった豆腐だそうだ)
んー豆腐も野菜もおいしく香りよく、手造りポン酢もいい感じでなかなかイケた。

河岸通りは一通り歩いてみて国道側に歩いた。
こっちでも他にも歩きながらちょいちょいと食べ歩き。
お餅屋の「揚げ餅」(雑煮にしようか迷ったけど)も芳ばしく、千葉産「元気豚」の店では「300円の角煮を200円で如何ですかー」って言うのを買って食べたらこれまたうまかった!

そして今度はもうひとつの蔵元「鍋店」に来てみた。
こっちもやっぱり試飲で酒が振舞われてた。
甘酒コーナーもあって、甘酒くらいなら、、とも思ったけど止めといた。

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ここも工場見学できるようだったけど、こっちは白衣にマスクやヘアカバーしなきゃいけなさそうだったので止めといた。
でも「蒸米」の蒸気の勢いも面白く、タンクには某酒蔵漫画の作者のサインが描かれてたり色々と面白かった。

ファイル 1094-7.jpgここらで3時半。
そろそろ露店の多くも片付け始めた。
そんな中、最後にひとつ手焼きの「ぬれ煎餅」だけ買って、食べながら駐車場に歩いた。
思ったほど濡れてなかったけど濃くておいしかった。

いやーなんかこんなにのんびり祭りを見て廻ったのは久しぶりかも。
祭りっていうかフェスティバルだね。酒飲みフェスタ。
人の運転で来たかったな、、、orz


若い頃は溺れるくらい大好きだった日本酒だけど、太ることを理由に敬遠するうちにすっかり飲まなくなって久しい。
(結果的に飲まなくたって太ったんだけどね、、)
でもやっぱ酒でうまいといったら清酒だよね。
少し昔を思い出してってわけじゃないけど、たまーにくらいでも美味しくしみじみ味わって愉しみにできたらいいなーと思えるいい機会になった。

タグ:楽:催 楽:歩 楽:演 観:街 観:工 観:装 観:絵 楽:買 餐:肉 餐:焼 餐:豆 餐:餅 餐:菓

坂田城跡梅林

ファイル 1093-1.jpg横芝光町坂田から寺方に続く舌状台地上にある城跡の農園。
この時期は「梅まつり」になってる。何度目だろ?4度目の来訪かな。(点景記事も三度目だ)
まつりといっても特別催し物があるわけでも夜店が並ぶわけでもなく、簡易トイレが設置されてテントの売店が幾つか並ぶだけで、基本的には気軽に梅を見ながらご自由に歩いてくださいという感じ。駐車場も無料。ありがたい。
ふらっと来るには丁度いい雰囲気でお気に入り。

ファイル 1093-2.jpgで、今回はトイレついでに珍しく売店を覗いてみたら、お好み焼き250円とか出てたのでひとつ買って、梅を眺めながら食べた。

あー
やっぱ花が咲く季節はいいなぁ。
早くどんどん暖かくなって欲しい。
梅が咲いてやっと冬が終わるって感じなので、個人的には桜より好きかも。

そして城跡に沿って台地を歩いた。
花は七部咲きくらいで梅花の香りが艶めかしく漂っていた。
なんか梅の花の匂いってエロいよね。

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外郭、三の郭、二の郭と歩く。
一の郭と本丸は森の中なのでそこまでは行かずに二の郭で折り返し。

ファイル 1093-4.jpgだけど、、
なんかやっぱ梅の木減ったなぁ。。
特にこの二の郭は随分減った気がする。

でも集まったところはキレイに咲いていたのでOK。
行きはまっすぐ、戻りはクネクネと梅の多そうな部分に廻って歩いた。

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タグ:楽:歩 植:花 餐:焼

潮騒ふれあい広場

ファイル 1085-1.jpg旭市横根,萩園にある海岸前の無料駐車場。
昔からサーファーの車で混んでることが多いので少し先の駐車場に停める事の方が多いけど、今日は空いてたのでここで休憩。
なんていう駐車場かわからないけど「潮騒ふれあい広場レストハウス」というのがあるからきっとそういう名前の広場なんだろうと思った。

このレストハウスというのはただのトイレ+自販機コーナー。
震災の津波で大破した公衆トイレを新装したもの。そういえば前に来たときはまだ工事中だったから思えばしばらく来てなかった気がする。

このレストハウスの通り向かいには「座頭市物語発祥の地」の碑がある。ふーん。

レストハウスから駐車場をはさんだ東側脇には2階の高さの展望台がある。
そういえばここって登ったことなかったっけ。何度も来てる場所だけど初の眺望。

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東には屏風ヶ浦の端の刑部岬、南西はここら辺から始まって長く続く九十九里浜。
高さがそんなでもないから展望というよりは浜辺の見張り台って感じかな。

展望台から下りて浜辺も歩いてみた。
ここの砂は割とミチッと固く、砂がまとわりつかなくて楽に歩けた。
なので、少し南の砂浜では割と野放図に車が浜に出てたりする。あまりよろしくはないんだろうけど気持ちはわかる。

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これは雪が溶けて流れた影響とかかな?
砂浜の表面に水が流れた後のような模様が出来てて青黒くきらめいていた。

波打ち際まで楽に歩ける。
冬の午後の日なのに今日はまっずぐな日差しで海は輝きまくってて眩しかった。
ながーい浜に続く波打ち際も青空を映してきれいで、気分良く散歩できた。

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タグ:楽:眺 景:海 景:浜 観:発 観:P

側高神社

ファイル 1084-1.jpg香取市大倉の356号脇の崖の上にある神社。
前々からこの356号を通ってて、眺めいいんじゃないかと思って気になってた。

で、来てみたら森の茂みの中の神社だった。。
でも香取神宮の第一摂社だとかで歴史のある神社。
本殿は江戸時代初期の建築物で文化財、お祭りも鎌倉時代から続く酒の飲み比べの奇祭だそうだ。

境内は朝からおばあさんがきちんと掃除されてた。
何の神様が祀られてるかは表記無かったけど菊の紋章もあったのでそれ系かな。

まずお参り。

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ファイル 1084-3.jpg境内を見ると、「千年杉」という真っ直ぐで形のいい立派な杉の御神木があった。
これはなんともカッコいい樹。
見上げて眺めた。

それと「四箇の甕」という水瓶が並んで埋まってた。
これはその年の四季の降水を占うものだそうな。

歴史ある神社だけに色々あって面白かった。

ファイル 1084-4.jpgさて、最初の目的の眺望はどうだろうと神社の裏の崖側に歩いてみた。
けど、、やっぱり見た目の通り樹が生い茂って展望はゼロ。
そんな木々の間に荒れた廃道のような石段があって、正面の線路と国道に続いてた。
ああ、昔はこっちが表だったんだね。

すぐ脇を通る高速の東関道くらい見えるかと思ったけど、おもったよりも離れてて全然見えず高速の騒がしさも感じなかった。

そんな感じで裏をうろちょろしてたら怪しいと思われたのか宮守のおばさんに「何かお探しですか」と声かけられた。。
「展望いいかなーと思って来てみたんですけど、、」と言ったら、
「先の東関道の佐原PAが少し眺めいいですよ」と教えてくれた。
「高速乗らなきゃ無理かぁ、、」と言ったら
「歩いていけば搬入口から入れますよ」だとか。。

んー行ってみようか、、、こっそり勝手に進入、、少しワクワクするけどちょっとそれはまずいよね。ネットに乗せづらいネタだww

ってわけで、少し迷ったけどそっちには行かずに車に戻った。
展望なくとも神社自体が雰囲気良くいい休憩になった。

タグ:観:宮 植:樹 観:飾 観:具 楽:話

川の駅 水の郷さわら

ファイル 1082-1.jpg香取市佐原の356号沿いにある道の駅に併設された施設。
物産店や飲食店があって賑やかな道の駅側とは対称的に、河川事業や防災管理などの資料館になってるこちらは人も少なくとても静か。
休憩するならこっちの方がいいね。

ちなみにレンタル自転車はこちらで貸し出してて1日300円だとか。佐原の街を巡るのに良さそう。(腰が治ったら借りてみようかな)

建物のロビー入口入ってすぐ端に小さな水槽があって、「白ザリガニ」というのがいた。
青いザリガニ(アルビノ)とピンクのザリガニ(そういう個体?)を掛け合わせたら白くなったそうだ。へー。
青いのとピンクのはいなかったけど、白いのは確かに白くて面白かった。

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ロビー中央には藁?で作った大きな鯉がある。
川の駅っぽくっていいね。
これは祭りで使うものだそうで、山車の上に乗せて町中を練り歩くそうだ。
祭りの時に来てみたいなー。

ファイル 1082-3.jpgさて、そういえばここの2階って上がったことなかったな、、と思って階段を登ってみると「防災教育展示室」という無料の資料館になってた。
「撮影もOKなのでご自由に見てってください」と声かけてきた管理人以外に人はおらずガラガラだったのでゆっくり見てみた。

防災教育っていうから、ちょっと子供向けの教育チックな感じかなとか思いきや、利根川の河川の治水防災だけでなく堤防や水運の歴史などが解説された大人向けの資料館になってた。
利根川近辺はしょっちゅうドライブする馴染みの地域だけに割と興味深く面白かった。

奥の大型モニターは少し隠れた形になってたのでベンチにくつろいで、「利根川物語」と言う7分間のVTR見ながら横になったりして腰が伸ばせた。ありがたい。

特に面白かったのは歴史コーナーの「利根川絵巻」という幕末の地図。
銚子の河口から上流の群馬の山までの利根川流域が書かれてて、ここに明治時代の古写真も貼られててゆっくり見て楽しめた。
まだ霞ヶ浦も手賀沼も印旛沼も大きく川とつながってて、街道沿いより水辺に村が連なっていたようだ。

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洪水と稲作の歴史は小さめの模型で解説されてた。
ほうほう、田圃の中に盛土の道があったりするのは洪水対策だったのか。

治水コーナーでは伊能忠敬の佐原付近を測量した地図とか利根閘門も解説されてた。
「浚渫船利根号」の1/20模型もかっこよくいろいろゆっくり見れた。

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腰も伸ばせたし、いい休憩になった。
そして少し勉強になった。
利根川については知ってるようで意外と色々と知らなかった。
昔の利根川が中川となって東京湾(江戸湾)に流れてたのを江戸幕府の治水工事で鬼怒川まで流れを変えて銚子を河口とする川に作り変えたっていうとこは知ってて、「栗橋から守谷までは作られた水路だったのか、、江戸幕府スゲーなー」、、なんて思ってたけど、そうではなくて、いつ頃からかはハッキリしないけど、度重なる洪水などでこっちに流れる川は自然に出来てたんだそうだ。それを整備して本流にしたってことなので水路じゃなくて川は川なんだそうだ。
それを知って「実はここら辺はホントは利根川じゃないんだけどねー」というわだかまりも少し薄れた。

タグ:観:館 動:虫 観:飾 観:模 楽:映

大六天神社

ファイル 1081-1.jpg印西市浦部にある神社。
県道からの案内もなく前の道は不安なくらいの細さなのに、入り口にあった「大六天」という柱は洒落てて棕櫚などの植木も整ってて少し如何わしい感じがしたけど車を停めて歩いてみた。

神社の入り口にはプールがあった。
近くの小学校のものらしく施錠されて監視カメラまでついていたけど、使われてるのか使われてないのか少々荒れてて怪しい雰囲気。ウロウロしてて大丈夫かな?

とか思ったけど、その先の神社は丘の上にこんもり盛り上がった塚のような頂点に残った小さな林になってた。(帰ってから調べたら古墳だったらしい。。)
おお。
これはこれは、どんな神様を祀っているのか知らないけど、随分と神聖でいい雰囲気の漂った場所に思えた。
脇には「印西八景 大六天の手賀沼」という標柱や「手賀沼干拓発祥之地」という大型の石碑も立っていた。へー。

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神社としては石祠を覆っただけの小さなものだったけど、この塚林そのものを社と思えば立派な神社。
拝んでから天辺に登った。

ファイル 1081-3.jpgその先は思った通り東屋のある展望広場になってた。
この東屋と柵を下の道からいつも見あげてて気になってたのだ。

広場の中央には「高松宮殿下お手植の松」というのあったので、思ったよりもちゃんとしたトコのようだ。

植え込みの整備に切り株の敷石が続いてたりして広場まではウッドチップが敷かれて軟らかく歩きやすく、腰が痛い身にはありがたかった。
いかがわしいなどと思ってしまって申し訳ない。

そして手賀沼方面の展望は思った通り眺めよく、広く大きく見渡せた。

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手賀沼の水面としては下沼の一部が見えるだけなんだけど、干拓される前は目の前の広い田圃の全面が手賀沼だったわけで、それを思って心の目補正を加えれば可也のレイクビュー。
「手賀沼干拓発祥之地」の石碑だけじゃなくてそういう説明をした案内板を立ててほしいと思った。

そして今日は薄っすら霞んでたけど筑波山も正面に見えていた。

ファイル 1081-5.jpg地面にはドングリが沢山落ちてた。
子供でなくとも少しはしゃぎたくなるような密度。
崖側には柵があったけど丘の先は下に降りられるくらいの斜面になってたりして、公園みたいに区画がハッキリしてるわけでもなく、自然のままの感じもよかったけど、子供連れてたら少し怖いかもね。

整備途中な感じなのでちゃんとした公園になればいいな、、と思う反面このままの穴場であってほしいなとも思える場所だった。
憩えた。
いい休憩になった。ナイスナイス

タグ:観:宮 観:発 楽:眺 景:湖 景:山 植:実

白鳥の郷

ファイル 1080-1.jpg印西市(旧本埜村)笠神にある田圃の中の白鳥飛来地。
以前は毎年来てたけど、なんか年々白鳥の数が減ってきててちょっと寂しく、もういいやって感じでここ数年は来てなかった。

けど、
久々に来てみたら、思った以上に白鳥も(人も)集まってて賑わっていた。
白鳥の鳴き声は吹奏楽団のリハ前の音鳴らしみたいでいい声だよね。

今年現時点での飛来数は594羽だそうな。

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ファイル 1080-3.jpg白鳥たちも元気で時折羽を広げたりはしゃぐように動き回りながら水に浮いてた。
白鳥たちにはこのくらいの気温が心地いいのかな。
もっと寒いところから越冬で来るんだよね。人の体感温度的にはもっと温かいトコまで一気に飛べばいいのに、、とか思うけど。

これはなんの行為だろ?
たまに喧嘩なのか合唱なのかじゃれ合ってるのか数羽の白鳥が首延ばし合ってるのをよく見掛けた。

そして、少し見てたら飛び回ってた数羽が廻り降りて着水。
と、思ってたら後から続々と続いて飛んできて次つぎに着水しはじめて又更に増えた。いいねいいね。

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近くを低空で飛んだり、また飛び上がって旋回したりしててしばらく見飽きずに眺めていられた。
けど、さすがに寒くてそんなに長くは見てられずに、ほどほどにして車に戻った。

タグ:観:池 動:鳥 楽:音