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道の駅 石鳥谷

ファイル 3335-1.jpg花巻市石鳥谷町中寺林第7地割の4号沿いにある道の駅。

此処も何度も来てる道の駅で、盛岡の手前なので鍛えの行きでも北からの帰りでもほぼ定宿って印象のよく寝てるトコ。逆に店が開いてる時に寄ることは未だ少なく、点景は今回で二度目。
今回も昨日朝に出掛けられて今日ここからの出発だったら青森くらい余裕だったろうになぁ、、とか思いながらの立ち寄り。

なんか工事してたけど、普通に営業してた。
ここで食事していこうかなーと思ってたけど、いややっぱ盛岡でじゃじゃ麺かな、、と思ってやめておいた。食堂のメニューをチラ見して気になったメニューはやっぱりひっつみとかだった。(前回の点景の時に食べてた)

で、なんかチョイ食いみたいなのないかなと売店見てたら、ちょうど「そば味噌餅」というのが割引であったので買ってみた。
それと宮沢賢治の童話のTシャツが気に入ったので(XLもあったので)衝動買い。宮沢賢治関連のトコ寄ったりしたことないけどねーなんか気軽に寄れるトコあるかなぁ?

ところでここは歴史民俗資料館とか図書館とかも集まった場所で、裏には農業伝承館というのもあるそうなので、ちょっと散歩がてら歩いてみた。

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ら、有料だった。。伝承館って何となく名前的に無料っぽい気がしたんだけどなぁ。ケチるほどの額ではないけどそこまで農業に関心あるわけでもなく、見てもよくわからないだろうから入らずに戻った。

間の林で足元みてたらキノコがあちこちに傘を開いていた。形がいいキノコはいいよね。見かけて得した気分になる。
天気も良くなって日差しも心地よく気分良く車に戻った。

で、「そば味噌餅」を食べながら出発。
味噌が絡みづらかったけど、そばの味がしっかりしててそばがきみたいでおいしかった。

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ちなみに前回の点景
っていうか、初期の点景はシンプルでいいなぁ。みならわねば。

タグ:餐:餅 食:串 楽:買 植:茸 道の駅

サンクチュアリセンター 淡水魚館

ファイル 3334-1.jpg登米市迫町新田新前沼にある自然資料館。

伊豆沼にある「サンクチュアリセンター」は、ミニ水族館がある無料の施設ということで随分前から気になっててネタ帳にも載せてた所。でも実は伊豆沼の周りに「サンクチュアリセンター」という施設は3つあって、時間がなかなか合わないながら最初に何度か行ってた栗原市の「サンクチュアリセンター」は「鳥館」だそうで、魚の水槽はちょこっとだけだった。(もうひとつは「昆虫館」で内沼の方にある)
ってわけで、他にこの「淡水魚館」があると知って、別にもういいや、、って思いつつ、来てみた前回は「休館中」で閉まってた。コロナが増えたり減ったりしてた頃だから仕方ないとは思いつつ、とことんタイミング悪いトコだと思ってた。
なので今回もやってなくてもサモアリナンってくらいの気分で来てみた。けど、やってた。おー!やっとこれた。

外観ぱっと見面白い形の建物だけど、入口は公共の施設っぽい雰囲気。
中に入っても掲示板のポスターとかが妙に公共っぽくて、カッコよくリニューアルされてた「鳥館」とは印象違って古くさい感じがした。

水槽は壁に並んでて小さめながら魚はキレイで、解説案内の文も添えられていた。  んなんか面白味に欠けた。


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だけど、解説文のない水槽もたまにあったし、水槽の中が砂も水草もどれもほぼ同じで変化なく、なんか面白味に欠けた。

いやいや無料のミニ水族館なんだから、文句はないしむしろ充分なんだけど、見せ方なのかなぁ、なんかイマイチに思えた。
伊豆沼の自然がテーマな筈なので、もう少し具体的に沼でどう生息してるかとかを解説してくれたらいいのになと思った。

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大きめのテレビモニターで淡水魚の映像が流れてたけど、内容は日本全国の淡水魚で東北にはいない魚を紹介していた。面白そうだけどそれを見入るのは違う気がして無視した。
そのモニターの上のタペストリーが伊豆沼周りの説明だったようだけど、これはもっと見やすい位置に下ろすべきだよね、、モニターの上じゃ飾りでしか無くてじっくり読めない。

魚は大きくて目立っていたのが雷魚。一緒にいた在来種のナマズよりも大きくて堂々としてた。ルアー釣りやってた時は好きだったなぁ。(っていうか雷魚がいるならブラックバスがいてもいいように思えたけど)
なんか脚立が出たままで、邪魔で奥へ行きづらかった。これはわざと?それとも片付け忘れ?

二階にも上がってみたけど、こちらは取り残されたような地味な展示での漁などの沼の文化展示コーナーがあり、ぐるっと回ると沼に面した側は大きなガラス窓で展望室になってた。でも目の前が沼というわけではなく周りを見下すだけって感じだった。

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もう一回一階に下りて軽くひと回り魚を見た。
ナマズが元気で可愛らしかった。っていうか、ナマズが元気過ぎると地震が心配になる、、という感覚はちょっと年寄りくさいかなぁ

雨の日はミニ水族館だ!とか思って来てみたけど、おもったほど気分沸かず地味な気分になった。
淡水魚とか普通の魚こそ好きなんだけどなぁ。


ちなみに前に行った「鳥館」

タグ:観:館 観:具 楽:証 楽:映 楽:眺 動:魚

道の駅 三本木やまなみ

ファイル 3333-1.jpg大崎市三本木大豆坂の4号沿いにある道の駅。

ここは以前から何度も寄ってた道の駅で、以前は北海道や北東北へまわった連休最終日に寝て南に帰るという事が多かった印象の定宿駅。だけどそれもCR-Xに乗ってた十年以上前の話で、最近は道の駅が増えたので滅多に寄らなくなった。(けど、日誌みたら二年前に寝てた)
点景は12年ぶりの二度目。亜炭記念館のダイハツオート三輪とかそのままあって変わってなかった。

店の方は、、覚えてないけど、前よりPOPとかにぎやかになったと思う。

ファイル 3333-2.jpgで、そのPOPの「当店限定ひまわりかき揚げ」というのが気になった。っていうか、元々ここで食事して行こうってつもりで寄ったので丁度よかった。ひまわりはここの名物だしね。

けど、食堂の券売機を見たら他にも「ひまわりたまごかけご飯」とかあって迷ったけど、どこがどうヒマワリかわからず、厨房の人に聞いてみたら、そっちは名前だけでヒマワリは入っておらず、ヒマワリの種入りはかき揚げだけとの話なので「ひまわり天ぷらそば」にした。

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ヒマワリの種っておつまみ的な乾き物でしか食べた事なかったけど、こうして天ぷらになるとクルミみたいな甘さが感じられて香ばしくて面白かった。
けど、そばは、、山田うどんくらいのイマイチ感だった。

でもまぁ、名物の面白いものを食べれていい食事。軽めなので、他に何か面白そうなものないかなぁーと店の方も見てみた。
で、一番気になったのがこの道の駅の限定販売という「ひまわりかりんとう」ヒマワリの種入り。品名は「餅屋がつくったはな○かりんとう」というのかな?餅屋とか肉屋とか東北は色んなカリントウがあって面白いなぁ。

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っていうかかりんとうってこんな形でもいいんだっけ、、チップス的な薄いものだけど、食べたらかりんとうだしひまわりの種の味もばっちりだし、おいしかったのでこれは買ってよかった。

ファイル 3333-5.jpgこんなにヒマワリだらけなら、一目くらいはひまわりを見て行きたいものだなぁ、、でももう八月の終わりじゃ咲き残ってないだろうなぁ、、花が咲き終わった後のひまわり畑は茶色くて無惨なんだよなぁ、、
とか思ったけど、4号の少し先の交差点の脇の工場前で咲いていた。
見れたのは嬉しいけどやっぱり小雨でうつむいた感じのヒマワリはちょっと残念だね。


ちなみに前回の点景

タグ:餐:麺 餐:揚 餐:豆 餐:菓 道の駅

阿津賀志山防塁

ファイル 3332-1.jpg国見町西大枝原前地内にある史跡。

鎌倉幕府による奥州征伐の守備として奥州藤原軍が築いた土塁堤防。そして最大の激戦地となった場所だそうだ。
なんか今やってる大河では奥州合戦なんかはサラッと済んで印象薄いけど、興味はあったので来てみた。

で、道の駅でしっかり案内されてたから安心して来てみたけど、現地にあったのは「あつかし千年公園」という駐車場で、そんな名前の公園は道の駅の案内にはどこにもなかったから別かな?と思って通過しちゃったけど、どうやらそこでよかったらしく、戻ってきてみたら、トイレの前に案内パネルが並んでて「阿津賀志山防塁」や「中尊寺ハス」などを丁寧に解説してた。

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で、その防塁や蓮池はここからちょこっと歩いた先。(なので便宜的に千年公園とか名乗ってるのかな)雨は止んでたけど一応傘持って歩いてみた。
周りは田圃の郊外の道で、うちの母親の実家(「いなか」という表現はイケないらしいので気をつけます)の近辺と同じ福島県だけに雰囲気が似てるように感じて、天気悪いながらも朝の散歩気分が楽しかった。
カエルちゃんいないかなーと気にして歩いたけど、取り敢えず見あたらず、季節柄ブタクサが沢山咲いていた。(喘息持ちなのでアレルギー的に天敵の草なんだけどねー)

そして数分と歩かずすぐに「阿津賀志山防塁」の案内板があって現地到着。
っていうか案内板無いとただの段の丘かな?って感じでピンとこない風景に見えた。

山の中腹から4㎞続く防塁で、二本の堀と三本の土塁が並んでるそうなので、こういうのがあと二本並んでるらしい。

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そしてその防塁の下の前に「中尊寺ハス」の蓮池があり、ピンクの蓮の花がチラホラ綺麗に咲いていた。なんか、勝手な印象だけど、防塁の上の方から見るとその前にある蓮は、さしずめ攻めて来た鎌倉の武者が散って倒れて花になったようも見えて、それを狙っての整備かと思えた。
実際には回り込まれて破られて守りきれなかったんだけどね。

で、蓮池に下りて防塁を見ながら奥の方に歩いてみた。
けど、桃の果実園で行き止まり。防塁はそのままずっと続いてるようだったけど曲がってて先までは見えなかった。
んーやっぱ、俯瞰で見ろせる展望台とかじゃないとよくわからないなぁ。(そういえばここは「日本三大防塁」の一つとかで、10年位前に行った福岡の水城もその一つだそうだ。あれは見渡せて分かりやすかったなぁ)
この4㎞の防塁構築には25万人動員して六ケ月かかったそうだ。んんーやっぱりピンとこないなぁ。

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あとは蓮の花を見てまわった。
派手なピンクの大きな花、なんか曇り空の方が似合う気がする。
この「中尊寺ハス」は藤原泰衡の首桶に納められてた種を開花させた800年前の古代蓮だそうで、その泰衡が築いた防塁のこの地に平泉から株を譲り受けて育成したものだそうだ。なるほど。
ここでも蓮の葉の上にカエルとかいないかなーとか思って見てたけど、見あたらなかった。そんな中、カエルの声も聞こえたけど、あ、これはウシガエルだ、、とガッカリ、ウシガエルなら見ないでいいやとあきらめた。

まぁいまいちピンとこなかったけど、ちょっと散歩的には楽しかった。
で、駐車場まで戻ってもう一度解説パネルを読んだりした。
奥州討伐の鎌倉勢の進軍コースとか合戦の推移とかを見てたら、なんか幕末の新政府軍もこの鎌倉にならって勝ち戦をしてカッコつけたかったから必要以上に会津を責め立てたんじゃねぇ?とか思った。

ファイル 3332-5.jpgそしてまた駐車場から遠目に防塁を眺めてみたら、防塁はよく見えなかった。けど、手前の公園の柵の上にアマガエルが乗ってるのに気が付いた。
おお、こんなとこで。
柵を辿ってみたら分散して4匹発見。体はキレイな緑だから茶色い柵にずっといたわけではなさそうだけど、なんか居心地良さそうだった。
八月後半になって今年初のアマガエル。わーい。満足。(歴史よりカエルかよw)寄ってよかった。

タグ:観:史 観:堰 観:園 観:蛙 植:草 植:花

赤みそ家 白河店

ファイル 3331-1.jpg西郷村小田倉小田倉原の4号沿いにあるラーメン店。

もうなんでもいいから見かけた店に入ろう!と思ってて市街入って最初に見かけた店。
なんと白河だけど白河ラーメンじゃなくて味噌ラーメンの店。っていうか、普段っぽい余裕の感覚でたまにはいいじゃんと思ってたし、なんなら点景書書かなくていいくらいの方がいいとか思ってた。
でも取り敢えず、家系ラーメンとかモヤシ沢山乗ったコッテリ系とかじゃなくて良かった。
無論カライ系だったら論外。あ、味噌は鬼門か。辛くないことを祈って店に入った。

ファイル 3331-2.jpgカウンター席についてメニューを見ると、全面的に味噌ラーメンで種類多く、辛いのは「辛味噌ラーメン」とあり、トッピングのピリ辛のものも表記あったので普通のは辛くなさそうに思えた。
「3大麺」と大きく表示したメインメニューは味も別なのかと一応聞いてみたら、どの味噌ラーメンも汁は一緒とのことで、じゃあ普通に味噌バターコーンにしようとおもいつつ、隣にあった「チーズ味噌ラーメン」にしてみた。

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ってわけで「チーズ味噌ラーメン」
危惧した辛さはまるでなく安心して食べれるおいしい味噌ラーメンだった。よかった。
チーズは味噌にも合ってておいしかったけど、うざいくらい伸びて少々食べづらかった。けど麵にも絡んでよく味わえた。

味噌は滅多に食べないので、感想は貧弱だけど、そのぶん点景は簡素に纏められるかなとか思ってたのに、なんかぐちぐちと長くなってしまった。反省。
「滅多に食べない」とか言ったばかりだけど、実は先週龍ヶ崎で食べたばかりで、さすがに2つ続けて味噌ラーメンの話はたるいのでそっちの点景は割愛してしまった。
(ちなみにこの店はあちこちでよく見る某家系チェーンの会社の味噌店だったらしい。 白河まで来て、、ってトコだけど、気ままなドライブはこのくらいの適当さでよい)

タグ:餐:ら

山田小川屋

ファイル 3325-1.jpgいわき市錦町上中田の県道沿いにある菓子店。

食事が済んであとは帰るだけと余裕な気分で旧国道を進んだら、すぐ先で見かけた店で、上の看板に「駄菓子」とあるのにちゃんとした構えの店というのが気になった。お客さん出てきてたので店はやってるみたいで、もやーっと気になりながら一旦通過したけど、やっぱり戻って来て寄ってみた。

ファイル 3325-2.jpgいわきでは「駄菓子」のニュアンスが違うのかな?とか思いつつ、ガラス窓を覗くと店内に「山田まんじゅう」という暖簾も見えた。ああ、和菓子を謙遜して駄菓子と言ってるのかな。とか思いつつその「山田まんじゅう」というのも気になった。そういえば店名の山田は地域名かなんかなのかな?

取り敢えず店に入ってみた。ら、パン屋だった。。 え、そうきたか。

けど並んでるパンの種類は多くなく、菓子パンだけだった。ああ、「菓子パン」を「駄菓子」というのね。。

で、数種のパンはひとつふたつ残ってるだけで、メロンパンだけは沢山並んでた。あーここはメロンパンがメインの店なのね。
ってわけで、そのメロンパンを買ってみた。

正直カツ丼食べた直後なので腹は全然すいてなかったから、後でゆーっくり食べようかなーと出発したんだけど、、 やっぱ気になって取り敢えず一口だけでもとすぐ開けちゃった。

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ら、 んまかった。
最近ありがちのゴテゴテしたメロンパンではなく、素直においしいビスケットが乗った感じの分かりやすい純朴なメロンパンで、中に入ってたクリームのなめらかさと甘さも相俟ってすんごくいい感じだった。
あーこれはきっと人気のメロンパンかも。何気にいいトコ寄っちゃったかも。と、嬉しくなった。(ちなみに、袋には思い切りメロンが描かれてメロンバターだのシャーベットだの書かれてるけど、メロンの味はしません。あしからずw)

ペロリと食べていいデザートになった。
(そういえば「山田まんじゅう」ってあったんだっけ?)

タグ:餐:麭

お食事処 山武士

ファイル 3324-1.jpgいわき市錦町中央の県道沿いにある食堂。

小名浜港で魚でも食べればよかったのについつい通過しちゃって海から離れてしまった。
まぁ6号に出れば店くらいあるだろうと思ってたけど、出る前の旧国道の町中で暖簾が出てる店を見かけたので迷わず入ってみた。

ファイル 3324-2.jpg一応店の前の看板には「魚・山菜・焼肉」とあったので魚も食べれるかなと思って店に入ってみた。

けど、店内のメニューを見るとごく普通の軽食店。
普通のラーメンと丼と定食だけで、魚のメニューも山菜メニューもなかった。。まぁあの看板は古くからのものって感じだったしね。
それに今日はもう沼で満足なので食事は点景にしないくらいのものでいいくらいに思ってたのでむしろ丁度いいかな。と、普通にカツ丼をたのんでみた。

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うん、普通においしいカツ丼。甘めの味で肉のボリュームもよく、そういえば最近とんかつチェーン店のカツ丼かスーパー総菜のカツ丼しか食べてなかったので、少し懐かしく感じた。
そして味噌汁がなめこ汁でうれしかった。

っていうか、付け合わせのキュウリがみずみずしくておいしかった!丁度テレビで特別なキュウリの特集が映ってるトコだったのも相まってたのしめた。
店のおばちゃんの話では「うちで採れた自慢のキュウリ」だそうで、近所にも分けて好評だそうだ。 で、そこからいろいろと話を聞けてゆっくりできた。こういうのもわるくないね。
なんか気分いい食事だったのでけっきょく点景にすることにした。

タグ:食:丼 餐:肉 餐:菜

賢沼ウナギ生息地

ファイル 3323-1.jpgいわき市平沼ノ内代ノ下にある国天然記念物の沼。

たーしかいわきで寄ってみたいと思ってたトコがあったと思ったけどー、、と毎回思いつつも、どこか思い出せずに来れなかったスポットがこの「賢沼ウナギ生息地」。魚系の国の天然記念物スポットなんだけど、ウナギが見れたのは昔の事で最近では見かけられないらしくネットでもウナギの画像は上がっておらず、どうせ来ても、、っていうくらいの望み薄スポットなので毎回思い出せなくても仕方ないよね。
でも今回は「いわきといえばー」と考え巡らせて思い出せたので、四倉PAで地図を確認して(食事もせずに)来てみた。

ウナギは見えずともウナギのスポットだから鰻屋くらいあるかなーとか期待して来てみたんだけど、広い駐車場の周りには飲食店はおろか売店も何もなかった。。PAで食事してから来ればよかった。。。

さて、その「賢沼ウナギ生息地」と言う石柱は脇にあって、場所としては「沼の内弁財天」というのが入口にあった。
まずはそこから森の中の階段を少し上った。丘というか小山の中腹にある池のようだ。
で、森には「保健保安林」という看板が立ってた。平成9年の看板だけど「湖沼にはウナギの他に多くの生物があり~」と言ってる、、その時点ではまだウナギが多かったのかな。(昭和後期で殆ど見かけなくなってたらしい)

寺の門の先に沼が見えた。寺の門はくぐらずに通過して沼に進んだ。ら、沼の前には弁天堂の山門があった。

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標柱には「市文化財 密蔵院楼門」とあったけど案内板は「賢沼ウナギ生息地」の解説だった。ここでは門について書いてよw
「弁天川を遡上して沼に入ったシラスウナギが保護されたまま巨大化して生息」とあり、「近年生息するウナギの減少が著しいため原因究明の調査を実施中」ともあった。まぁゼロではないんだろうね。いなくなってたら天然記念物の指定は解除される筈だから。

門は修繕されてるようなされてないような、、波の彫刻はキレイになってたけど、両脇の仁王様などは古い侭っぽくって逆に味が出てた。

門をくぐって沼に出ると、水面を黒字に白い帯のコシアキトンボが飛び回っていた。
この子はずっと飛んでるから写真に撮れないんだよなぁ。。とか思ってたら、魚見堂の手前の柳に停まってくれた。
さて、沼を見ると、水は土緑に濁っていて透明度は低そうだったけど、汚れてるって感じでもなかった。水面に見えた魚はやっぱり思った通りコイだらけ。何も見えないよりはいいかもしれないけど、喜ぶほどでもない。

で、沼の畔にはその魚見堂がありその向かいに弁財天堂があった。
案内に寄れば大同2年(807)の創建、奥の院(この弁天堂の事かな)は延享4年(1747)に平城主が造営。山門は仁安3年(1168)、浮見堂は文化6年(1869)に完成とあったけど、仁安3年は間違いでは。。

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弁天堂の奥の方で沼を眺めてたら、コイが波立ててやってきた。慣れてるというかなんというか、ゴメンね、エサ持ってないや。。
わざわざ来てくれたコイたちを横目に、魚見堂に戻ってみた。この魚見堂は新しくキレイだった。(震災でこの辺りは崩れて沼に没したので整備して復元したそうだ)

で、やっぱりコイは集まりまくってたけど、ミドリガメも多かった。。天然の涼しげな沼なのに水面だけは近所の公園の池と変わらない感じで少々残念。

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やっぱり日陰は涼しく魚見堂は落ち着いてゆっくりできた。広い水面にヒグラシの声が響きわたってて爽やかで心地よかった。しばーらく見てたけどコイ以外の魚は見えなかった。
なんでも昔は大人の男の腕くらいの太さの大ウナギがうじゃうじゃいたとか、、映像くらい残ってないものかねぇ、、
っていうか、天然のウナギが泳いでるトコって一度も見たことないかも。。(ドジョウもナマズも無いかも、、)

しばらく涼んで戻った。
楼門をくぐった日陰のトコの沼から水路に注ぐトコは底が覗けるくらい浅いので、こういうトコで魚が見たいよなぁ、、とか思って見てたらイトトンボを見かけた!よく見るとカップルで合体してた。嫉妬しやすい弁天様の領域でなんとも大胆に体位を変えながらイチャコラしてたw

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っていうか、水に落ちた枝の周りにエビが沢山いるのに気が付いた。どうせまたアメリカザリガニだろうさと思ってたけどよく見るとヌマエビだかスジエビだかの透けた色の天然の川エビ。横筋があるからスジエビかな。
なんかたまに枝を登って水面から出たりしてた。え、川エビって水面から出たりするもんなの?遊んでるだけ?
しばらく観察してたら、小さな小魚の群れも泳いできた。なんかちょっと荒れたようなトコだけど逆に自然ぽく賑やかで面白かった。

ファイル 3323-6.jpgなんかウナギの情報でもないかなと思って最後に一応お寺も寄ってみた。
「密蔵院賢沼寺」という真言宗のお寺。
とくになにもなかったけど、遊歩道の入口があった。これは、、沼を一周できるのかな?(そうらしい)けど、案内図は無く、どのくらいの距離とか見どころあるのかとか何の情報も無かったので進まなかった。ひょっとして別のポイントではまだウナギが見れるかも?とかでも書かれてたら進んだだろうけどねぇ。

キレイに咲いてたアジサイだけ見て駐車場に戻った。うちの方はとっくに終わってるけど福島ではこの時期でもアジサイ咲いてるんだね。

とりあえずウナギは見れないにしてももう少し情報は欲しかったかな。けど、ヒグラシとスジエビで癒されので好印象の沼。来てよかった。

タグ:景:湖 観:然 観:門 観:寺 楽:音 植:花 動:虫 動:魚

道の駅 なみえ

ファイル 3115-1.jpg浪江町幾世橋知命寺の6号と114号沿いにある道の駅。

震災原発事故によるの長い避難指示が解除された後に造られ、去年オープンしたばかりの道の駅で、去年も寄ったけど店は閉まっててトイレ休憩のみだったので点景は初。

入るとドーンとゆるキャラの大きなぬいぐるみが置かれてた。
「うけどん」というキャラで、餅の体にイクラの髪と鮭の帽子のお米の妖精だそうだ。イクラの髪というのが何とも奇抜。

ファイル 3115-2.jpg浪江はかつて東北一のヤナがあり鮭が上る時期に「さけまつり」を開催してた鮭の町だったそうだけど、震災後の現在はヤナ場も無くサケの放流もできず幻と化しているそうで、今後はどうなんだろう?この「うけどん」が鮭やイクラを紹介できるようになるのを期待したいと思う。

さて、今日ももう4時過ぎてるから食事は微妙かなーと思ってたけど、食堂も普通にやってた。ナイス。ってわけでやっと食事。

店頭のメニューを見ると、奇抜なスムージーがあって、タマネギとか気になったけど、飲み物はまた今度ね。
メニューは多くて迷った。土日祝限定で「うけ丼」や「イクラ丼」とかあってそれにしたいトコだけど、手前の亘理の「はらこ飯」を敬遠して来ちゃった後なので忍びなく、比べちゃいそうな気もするのでヤメ。無難に浪江焼きそばにした。それとセットで特産の釜揚げしらす丼ミニ。
釜揚げしらす丼は単品だとしらす乗せ放題だそうで、それも面白そうだと思ったけど、シラスは何気に痛風の鬼門。乗せ放題なヤバイいよね。

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ってわけで「浪江焼きそば」浪江で食べる浪江焼きそばは何年ぶりだろう?(09/11/08の12年ぶり。っていうか二三回行ってるつもりだったけど一度だけだった。。)まぁ南相馬とかで食べてるし、他でもB級グルメ関係で見かけてて疎遠な気はしない。特徴は太めの麺とソースだけど麺はおもったほど太くない。今、普通にラーメンでもうどんみたいな麵あるからね。ソースはうまかった。昨日横手でも焼きそば食べてるから違いはよく判り横手は横手、浪江は浪江で美味しいいと思えた。あ、、っていうかよく考えたら、二日続けて食事はラーメンと焼きそばじゃん。。

そして釜揚げシラスはどこで食べても同じじゃん?とか思ってたけど、このシラスは特に美味しかった。これはたのんで正解。焼きそばより勢いよくぺろりと食べちゃった。

食事満足でいい気分。物産店も見つつ、放射線量表示も見つつ(0.04だった)外に出て、落ちた西日を見つつ、並んだ隣の店も覗いてみたら、こっちは日本酒の店でつまみとかも充実してた。

その店の横にあった自販機は、奥のがうけどんカラーで、手前のはご当地アイドルの「浪江女子発組合」のものだった。メンバーの見た目レベル高いなぁと思ったけどそれもその筈、ももクロの佐々木彩夏さんがプロデュース兼リーダーのメジャーグループ。(っていうか、、そういえば知ってた)おしむらくはどちらも商品は普通だった。

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その自販機の奥の建物と建物の間をフト見ると、羊がいた!
えーかわいい。
そしておとなしく、寄っても逃げることなくのんびりしてた。
うわー100%ウールだよね。。撫でたい衝動で手を出したけど、いやいやコロナのこのご時世でお触りはマズイだろうと躊躇。
モフりたい気持ちを抑えて車に戻った。

タグ:餐:焼 食:丼 餐:魚 観:キ 観:装 動:獣 道の駅

北上川河川歴史公園

ファイル 3114-1.jpg登米市豊里町中谷岐地内にある公園。

ナビ地図見てたら川と川の又の中の橋が繋がってない島に歴史公園とあって、どうやって行くんだろう?とか気になっててついつい曲がってみた。ら、水門の上を渡る細いけどキレイな道がちゃんとつながってて、島の中ほどに駐車場があった。

昔の合戦で攻防のあった地とかそういうのかと思ったけど全然違って、北上川の河川改修工事による分流施設の歴史的土木遺産を学習できる憩いの場として整備された公園ということだそうだ。

北から流れてきた北上川は元々はここでくねーッと西に折れ曲がっていて、それを南へ開削して南東の追波湾へ流して水害被害を軽減させたそうだ。
で、新旧分かれた北上川の又に出来たこの島は、両側に二つの水門と二つの洗堰とひとつの閘門の分流施設がある所。
見てまわるには広く距離があので(そこまでの興味もないし)この中央の案内板で充分かなって感じ。

トイレを出ると駐車場の前には「展望広場」と案内図に書かれた小さな塚があった。いやぁ展望という高さじゃないだろう、、と思いつつ上ってみた。
渡ってきた水門がよく見えるくらいで川さえ見えず、振り返ると駐車場の先にJR気仙沼線の青い鉄橋が見えてるだけだった。

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あとは駐車場の先に移築保存されてた建造物を眺めた。
まず「一本松樋管」
明治34年に作られた石造りの地下水管。堤防を越えて農業用水を取水する構造物だそうだ。

その次は「月浜第一水門」
昭和3年に追波湾の河口手前につくられた支流の皿貝川の口の水門。この皿貝川が元々追波湾にそそいでた小さな川で、横に作られた大きな新北上川の水が増水時に流れ込まない為と、渇水時には塩水が上らない為に閉じるゲート。「推奨土木遺産」に認定されてるそうだ。

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その裏にあったのは「大正時代の河川工事で使用された煙突」だそうで、震災の復旧工事で偶然発見されて移設したものだそうだ。となりの「月浜第一水門」に近い場所にあったそうだけど、どう使ったのかとかいう説明はなかった。けど、ぱっと見、レンガの感じが良くて一番雰囲気あるね。

ファイル 3114-4.jpgあとは、車の先に見えるオレンジのが「脇谷洗堰」と「脇谷閘門」なので、そこまでは歩いて見てこようかなー、、とか思ったけど、時間に余裕あるわけでもないし、そもそもそんなに興味あるわけでもないと気付いてヤメた。

なんだろう、こんな遠くで、もう帰らなきゃな時間なのに、ついついのんびり気侭に寄り道して、詳しくないカテゴリーの物に興味惹かれてのんびり散歩した気分になるという解放感。ナンセンスにも思えるけど、これがドライブの醍醐味とも思える。
そしていろんな地域でそこの人達が築いた歴史と、それを丁寧に紹介してくれている有難味。フラフラするだけの自分を楽しませてくれてありがとう。

とかなんとか勝手にいい気分になったいい休憩だった。
(っていうか、もう2時かぁやべーなと気付いて慌てて出発)

タグ:観:園 観:装 観:堰