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入道崎会館

ファイル 1786-1.jpg入道崎のひろーい駐車場前に並んだ観光土産食堂の店の一つ。
ここ男鹿半島で気になってたのが「男鹿しょっつる焼きそば」
それ目当てに店を見てまわって一番大きく取り上げられてたのがこの店。さっそく入ってみた。

広い店内はその一角に厨房から飛び出す形で焼きそばコーナーが出来ていた。
早い時間だけに食事する客はまだおらず悠々席に着いて焼きそばをのんびり待った。

で、「男鹿しょっつる焼きそば」

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なるほどこれはいい味のシンプルな焼きそば。なかなかおいしかった。
「麺は粉末ワカメと昆布だし入り特製めん」だそうだけど、特に出しゃばって海藻っぽい麺という感じではなく自然で美味しい焼きそば。
乗ったイカやタコはプリプリだった。(けど、エビだけは冷凍のアレって感じでおいしくなかった)

大盛にしとけばよかったかな。ぺろりと食べて軽い朝食。
まぁいいや、取り敢えず満足。まだいけるので他も見てまわろう。

タグ:餐:焼

入道埼灯台

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男鹿市北浦入道崎昆布浦の男鹿半島北西端にある灯台。
白黒の横縞が特徴的な参観灯台(登れる灯台)

ここ入道崎は何度も来てるけど、いつも早朝だったり天気悪かったり(所持金がスッカラカンだったり)で、この参観灯台には一度も登ったことがなかった。
けど、今日はいい天気で時間もばっちり。意気揚々と入館。
なんか灯台に登るのも久々でわくわくしながらぐるぐると螺旋の階段を登った。
ここんトコあまり歩い足たり登ったりしてなかったけど、それでも休まず一気に登れた。

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そして覗いたレンズも大きくてカッコイイ。ザクのモノアイってこんな感じかな?

外に出て展望。
風はあまりなく西側だけ緩く気持ちよく吹く程度だったのでゆっくり眺められた。

まずはその西側の日本海と入道崎の丘の眺め。

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丘には北緯40度のモニュメントがあり、海には岩礁のような水島も見えた。あれが本当の最先端。灯台みたいな柱は照射灯だそうだ。

そしてグルッと回って東の岬方向。
売店が並ぶ駐車場に自分の車も見えて一安心。
ズーム最大で見えた青森方向に続く陸の先の火力発電所みたいなのは何処のだろう?

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そして足元には、今まで一度も下りたこと無く気付かなかった岩場があって、案内板をズームで見たら「鹿落とし」と書いてあった。昔の人は増えて迷惑な鹿をここに追いつめて落としたとか、、、

ゆーっくり眺めて、次の人が来たので入れ替わりに下におりた。

そして下にある灯台資料展示室も覗いてみた。
あまり大きくない建物だからパネルくらいの簡単な展示かと思いきや、意外と凝ってて、開いて覗くパネルの「戦時中の植物でカムフラージュした灯台」の写真がなまはげっぽくて面白かった。

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そしてメインは中央で回る「3等大型フレネルレンズ」
平成9年まで 艫作崎灯台(不老不死温泉のトコ)で使われてたもので、さっき覗いた入道埼灯台のレンズとほぼ同型だそうだ。

ファイル 1785-6.jpg光量はさすがに最小に落としているものの、やっぱ実物の光るレンズが回ってるのは面白く、階段を上ればレンズの高さで間近に見れた。
壁に映る光もところどころプリズムにブレてきれいだった。

これは入ってみて良かった。
灯台の参観料200円はかなり得した気分のいい灯台だった。


因みに
この上に登れる参観灯台は全国で十五箇所。
初島と宮古島の二基以外は全部行ってて、行ったけど登ってなかったのが此処と角島灯台の二ヶ所だけだった。
あとは山口の角島ねぇ、、あそこ混むんだよなぁ。まぁいずれ行きたいね。

参観灯台を登った順番で並べると

・観音埼灯台(06/3/26、12/12/9
・潮岬灯台 (06/5/3)
・野島埼灯台(06/6/10)
・日御碕灯台(07/5/11
・残波岬灯台(07/5/17)
・犬吠埼灯台(07/9/110/12/23
・御前埼灯台(08/4/9)
・大王埼灯台(08/4/14)
・安乗埼灯台(08/4/14)
・塩屋埼灯台(08/7/4)
・都井岬灯台(09/9/21
・入道埼灯台(今日)

殆どが前の前の車(CR-X)の頃でコワクにもしてなかったのばっかなんだ。もう一回行ってみてもいいかなと思った。

タグ:観:灯 観:装 観:船 観:模 観:光 観:館 景:岬 景:海 景:原 楽:登 楽:眺

鷹巣駅

ファイル 1784-1.jpg北秋田市(旧鷹巣町)松葉町にある秋田内陸縦貫鉄道の駅。
JR奥羽本線の鷹巣駅から(第三セクターで分離したときに)別れて出来た駅だそうだ。

鷹ノ巣の町はまだ朝のこの時間に開いてる店がなく、名物の「バター餅」が何処かで買えないかな?と思って来てみたんだけど、JRの駅の方には売店がなくガラーンとしてたのでこっちにまわった。(ドライブで鉄道の駅に寄るのは少し反則な気もするけど、まぁいいよね)

ファイル 1784-2.jpgら、
こっちは切符売り場脇に小さな売店コーナーがあって、みたらちゃんと「バター餅」も一つだけ残って売っていた。ラッキー。
これは鉄道利用のお客さんのために遠慮すべきかな、、なーんて思わなくもなかったけど購入。(嫌な顔もされなかった。。)
すぐに列車が来れば写真くらい撮っていこうかと思ったけど、JRも含め来る気配無かった。

で、車に戻ってそこで食べるつもりが、指でつまんでもべとつかないサラっとしたぷにぷに餅菓子なので停まってなくても大丈夫そう、出発して走りながら食べた。

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ん?
これは意外とさっぱりと薄めの柔らかい味わい。
「バター餅」なんて名前から、もっと味濃くてベトベトなイメージだったけど、そんなことない優しい餅菓子。
おいしいおいしい。
これは飽きずに幾つでも食べられそう。止まらず一気にぱくぱく食べてすぐなくなっちゃった。
わーおかわり欲しい。9時までウロウロして別のも買ってみようかな、、
とか思ったけど、やっぱドライブ優先。また今度来たら必ず買おう。
(っていうか鷹巣は今まで何度も通過してたからもっと早く気が付いて食べてればよかった。。)

タグ:観:鉄 楽:買 餐:餅

道の駅 かづの

ファイル 1675-1.jpg鹿角市花輪新田町の282号沿いにある道の駅。
ここは寄ったことあったかなぁ?知ってはいるけど憶えがないのでトイレ休憩くらいはしてるかなってトコ。

できれば明るい内に岩手県まで走って、食事は岩手ネタでといきたかったんだけど全然時間足りなく、日のあるうちに食事するとなるとここらで食べていくのが安全牌かなと考えて食事目的で立ち寄った。

門の奥の中庭みたいな駐車場に停めたんだけど、その周りに屋台が並んでいろいろ売ってるようだった。さすがGWってかんじかな。
まず先にトイレに行って、表の店からゆっくり見て回った。

ファイル 1675-2.jpgで、まず先に表の店で食べたのは「みそ付けたんぽ」
つまり、胡桃味噌で焼いたきりたんぽ。鹿角はきりたんぽ発祥の地だからね。食べとかないと。
きりたんぽは米なので、すっきりした五平餅というか、五平餅よりも「米」っぽく、おにぎり食べた感じでおいしかった。

ここには「ふきソフトクリーム」というのもあってすっごく興味あったけど、やっぱ腹の調子が心もとないのでヤメといた。。

そして青垣の門をくぐって奥に入ってみた。
ら、、模擬店屋台はどこも店じまい。あれ?来たときはやってたみたいだったのに、、、先にこっち見て回ればよかったかな。(表のスナックコーナーは常設でまだまだ開いていた)
と、
残念におもってたら、その奥に「祭り展示館」というのがあったので覗いてみた。
ら、
ずらーーっと並んだ「花輪ばやし」に使うという祭り屋台!
灯りもついてキレイだった。今回はあちこちで祭り飾りが続くなぁ。

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さてさて、
ちょい食いじゃなくて、ちゃんと食事しちゃいたかったんだと思い出して食堂に行ってみた。
きりたんぽ鍋、比内地鶏、かづの牛、八幡平ポーク等々いろいろあって迷ったけど、GW限定メニューという「行者にんにくとふきのとうの天玉丼」というのにしてみた。
(店員の女の子がすごくかわいかった。秋田で美人は初めて見たかも)

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そういえば玉子とじの天丼てあんまし食べないけど、柔らかくなって食べやすくていいね。多分それだけだと味が締まらないってとこを、行者大蒜と蕗の薹で纏めたんだろうね。でもそちらの風味も強くは出てなくて、割とさっぱり程よい感じで爽やかでおいしかった。

そしてここでもゼンマイが添えられてて、胡麻和えになってておいしかった。

食後はまた少しフラフラと、表の物産館を見てまらった。
腹いっぱいだったらソフトクリーム食べても平気かな、、とか思ったけど、やっぱヤメてりんごジュースを買って飲んだ。(土産で箱で買って積んであるけど、、)

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門の奥の駐車場の車に戻ったのがちょうど5時。
奥の店や「祭り展示館」ももう閉まってシャッター降りて、いっぱいに停まってた車もガクッと減ってまばらになってて、日まで陰って妙に閑散としてた。まだ明るいのに切り替えが早いなぁと驚いた。

タグ:食:串 餐:飯 食:丼 餐:菜 餐:飲 観:飾 道の駅

道の駅 はちもり

ファイル 1667-1.jpg八峰町八森乙の水の101号沿いにある道の駅。

何度か立ち寄ってるここは、世界遺産の白神山地水源の「お殿水」という水が汲める所で、ドライブ中に初めて水を汲んで飲んでウマイと感じ、空いたPETボトルに水を汲んでドライブの共とするようになった初めの道の駅。
何年前だろうか(99/6/5だった)、それ以来、遠出のドライブでは空きPETボトルを捨てずに車内ゴロゴロさせて走るようになってしまったw

ファイル 1667-2.jpgでも水のスポットって、しばらく来てない間に水質の変化で止められてたり枯れてたりってありそうだから大丈夫かな、、と心配しつつ、駐車場から傘さして裏へ歩くと、まだ健在!

お殿様の顔ハメまであったりして整備されてた。

そして飲んでみたら、やっぱりおいしかった!
ほんのり甘くさっぱりした柔らかい水。
道の駅には他にも車停まってたけどここには他に誰もおらず、悠々と手顔洗って二本のPETに汲んだ。

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なんか、、写真ブレブレ。雨のドン曇りで光量低いのにもう朝で明るいつもりでサッサッと写してしまった。。

写真的にはここより手前の能代の「風の松原」を点景にすべきだけどね。あんまし歩いてないし天気も悪いから削っちゃった。

タグ:観:水 楽:汲 道の駅

居酒屋 大綱

ファイル 1666-1.jpg大仙市(旧西仙北町)刈和野山北ノ沢「西仙北ぬく森温泉 ユメリア」内にある居酒屋兼食堂。

風呂だけだからとカメラは置いてきたのでスマホのカメラ画像。

食事はもう夜だからしないけど、風呂上がりに一応どんな料理あるのかな、、と見てみてたら比内地鶏とか結構面白そうな料理の中に「なっとう汁」というのがあった。
そういえば「大曲 納豆汁」という幟もあって御当地物だし納豆の発祥はこの秋田だし、それに、夜は食べないけど飲物はOKという逃げ道ルールが適用できる!

ファイル 1666-2.jpgということで「なっとう汁」だけたのんだ(挫折への一歩だ、、)

待つ間はテーブルの「大曲 納豆汁」のプリントを見た。
御当地料理として大曲の町で出してる店があるようだ。へー。
(でも、割烹とかホテルとか居酒屋とかで、気軽に来れそうなのはここだけのように見えた。ナイス、、なのか?)

そして納豆汁。いただきます。

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これは意外。ぬめりはあるものの納豆の粒は見えなかった。
でも味はしっかり納豆汁だと分かるイイ味。
味噌も納豆も同じ大豆ではあるけど、味噌汁よりは風味濃く、かといってくどくしつこくなるわけではなくて、、なんというかより豊かな大豆の極みって感じでうまかった。

会計の時に「大曲の納豆汁は粒は無いもんなんですか?」と聞いてみたら
「家庭や店によっても違うけど当店では料理長のこだわりでまんべんなく楽しめるようにペーストにして混ぜてます。 ちなみに我が家のはしっかり粒ありますよ」だそうだ。へー。


ところで、風呂は広くていい湯だったけど、部活遠征かなんかの宿泊中学生客が多くて少々落ち着かなかった。。
露店風呂では後から入ってきた同級生ひとりひとりに
「安村やって!安村!」ってけしかけ
「安心して下さい   はいてません」なんてポーズしてから湯船に入るのが面白くて、ついつい見てたらゆだっちゃった、、

タグ:楽:湯 楽:話 餐:汁 餐:豆

名代三角そばや

ファイル 1665-1.jpg横手市十文字町梨木羽場下の13号沿いにある十文字ラーメンの店。
以前は十文字の町中にある小さな店だったのが、いつの間にか国道沿いの大きな駐車場のある店舗になってて、いつか行こうと思ってなかなか寄れなかった。

その町中の店の時に来たのが06/5/22。まだCR-Xの頃だ。
十文字ラーメンはおいしくて気に入ったけど、確かその後「三角そばや」には行って無くて、町内の他の店で食べてやっぱりおいしくて満足してた。(丸竹食堂09/9/6)

その後ウチの方でも見かけた十文字ラーメンの店とか行ったりしたもののちょっと久々かな。楽しみに店に入った。

店内は外見通りの高い屋根のお屋敷風。
中華そば(大)をたのんだ。

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んーやっぱうまい。
さっぱりしたお出汁風の汁にかなり縮れた麺で、お麩がいいよね。
でも思ったよりちゃんとラーメンしてて、これはやっぱりラーメンだからいいんだよね。
北に行ってもっと薄くなっちゃう印象の津軽ラーメンもこのくらいの分かりやすい味だったらいいんだけどね。と思った。

っていうか、やっぱり汁飲み干してまんぷくまんぷく。
腹押されたらタコ噴水になりそうなタプタプ感。うまかった。

タグ:餐:ら

獅子ヶ鼻湿原

にかほ市象潟町横岡中島台にある「中島台レクリェーションの森」の散策コース内にある湿原。国の天然記念物。
湿原だけじゃなくて他にも見て歩いたので「中島台レクリェーションの森」を表題にするべきなんだけど湿原が目的で歩いたんだからいいよね。(名前がかっこ悪いし)

さて、遊歩道の案内図を見ると湿原までは3分+10分+18分+2分+15分、、、で何分掛かるんだ??
まぁいいや、取り敢えず歩いてみょう!

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最初の3分は砂利道で、さっそくブナの奇形木っぽい木々が見えていた。
で、3分のところを5分掛かって歩くと、次の区間は木道になっていた。おお、湿原らしいね。でも湿原まではまだまだ先なのであった。

どうせ最初の内だけだろうとか思ってた木道は、意外なことにずっと続いてて、傾斜は殆どなかったけど、たまに現れる上り坂も段になって繋がってて非常に歩きやすかった。

そして次の10分の区間は7分で通行。
坂を登ると川に橋が架かってた。山道っぽい荒い木の吊り橋。いいねー雰囲気あるねーと浮かれつつ赤川を渡った。

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その赤川に沿って歩いて次の18分の区間は9分で通行。(あれ?)
「あがりこ大王」への分岐に出た。あがりこ?なんじゃそりゃ。分岐は無視してまっすぐ湿原へ進んだ。

そして2分区間を1分で湿原周遊の分岐に出た。
「出つぼ」という湧水池をからぐるっと湿原を回って最後にマリモのコースがメインのように矢印ついてたけど、時間も体力も余裕あるわけじゃないので湧水池はパス。まっすぐ湿原への下り坂に進んだ。

結構下っちゃった先にマリモ群生地の「獅子ヶ鼻湿原」が、、、
あれ?なんかコンクリの堤があるぞ、、

視界開けて広い湿原が現れるものと思っていたけど、全然違ってコンクリ堤で集められた水のプールが現れた。
「なんだこれ?」とか思ったけど、そんな不満は一瞬で消えるくらい水は綺麗で流れも強く、そして水底に茂る緑が素敵な不思議な場所だった。

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その導水路に沿って歩くと、水際の苔が凄く見事。
森の中を流れてきた幾筋もの沢が合流してて苔に沁みながら流れてた。さしずめ水苔のマングローブとでも言うような眺めだった。
水の流れが速くてゆっくり川底は覗けないけど、どこも緑が多く、苔の楽園という感じ。これが「鳥海マリモ」なのかな?
っていうか、苔って普通水中でも平気なもんなのか?

途中で案内図になかった橋と分岐があったけど、折れずにとりあえず導水路に沿って進んだ。
したら、水門があった。東北電力のものだそうだ。
この水門からこぼれた水が岩股川となり、素直に水路を進む水は発電所に下るようだ。

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水門の先は味気ない水路が続いて、最後は暗渠に隠れた。
その先は湿原周遊の道、「出つぼ」は気になるけど回る気はなく此処で引き返した。

そしてまたさっきの導水路で案内図になかった分岐を折れてみた。
ら、
ここはすぐ先で行き止まり。「鳥海マリモ」の案内板があった。
鳥海マリモ観察路って感じだったのかな。

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「鳥海マリモ」は通称で、実は藻ではなく苔なんだそうだ。
重なって生えた苔が水中で球状になった物ということだ。
水中の苔は緑濃く、水上に出た苔は黄緑鮮やか。
これだけ水が流れててその底で生き生き青青と萌ゆる苔というのも珍しいというか面白い風景。
人工的な側面も大きい場所だけど、そんな事どうでもいいと思えるくらいの素晴らしい空間だった。

のんびり眺めていたいけど、今日は連休最終日なんだよね。。帰らなきゃ。
と、来た道を戻った。

一番急な坂を登って汗だくで湿原周遊の分岐で休憩。
んー湧水池の「出つぼ」、、気になるなぁ、、片道10分かぁ。

ってわけで、結局好奇心を抑えられず「出つぼ」だけ見ていこうと周遊の道に折れてみた。
こっちの道もずっと木道が続いてて、思ったほどの上り下りはなく歩けた。

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そして、少しだけ湿原らしさを感じる草の茂る区間があり、木道の脇もぬかるみっぽくなっててキノコも沢山生えてた。(キノコは木の幹にも生えていた。おいしそう、、)
で、やっぱり流れてる沢の底には緑の苔が見えていた。

で、きっちり10分で「出つぼ」に到着。
滾々と湧き出てるのが良く見える池だった。

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でも池の周辺は裸地化でブナが弱ってるとかで立ち入り禁止になってて遠目に見るしかなかった。少し残念。
池で沸いた水は、流れ込む沢と合流して流れて行ってた。この森のいたるところがこんな感じで潤いに満ちていた。

なんていうか、湿原というより湿林とでも言うべきでは?
ずっと木道を歩いてこれたけど、木道なかったら至るトコでぬかるんで困難な場所だったのかもしれない。ありがたいな。

そして来た道を戻った。

やっぱ気になったトコは行ってみるべきだな。と思い、少し手前から分岐した道の先の「あがりこ大王」にも行ってみることにした。
ちょっと長くなったので「あがりこ大王」は次の項目で 

タグ:楽:歩 観:道 観:然 景:森 景:川 景:泉 観:池 景:原 観:装 植:茸 植:苔

高原の駅 鳥海山鉾立

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鳥海ブルーラインにある鳥海山の秋田側の五合目登山口の駐車場。
ここには宿泊施設やビジターセンターと売店があるけど、宿の鉾立山荘は工事閉鎖中、ビジターセンターとかはまだ8時で開いてなかった。ビジターは早朝には来ないもんなのかな。

ファイル 1222-2.jpgさてさて、僕としてはちょこっと展望できればいいかなって思って寄ってみたんだけど、フト気が付くとトイレの奥に展望台があった。おおナイス。此処は前に一度寄ったことあったけど気が付いてなかった。

数段登って展望台に上がると、、
わお!
鳥海山からの深い谷間がずっと見えていい眺め。「奈曽渓谷」というらしい(展望台には解説も何もなかったけど)
その頂点の鳥海山も荒くかっこよかったし、谷間の始まる縁の崖な感じも凄かった。

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そして谷から下流に目を移すと日本海。
標高2200mから0mまでの眺めを中間の1100mで眺めるというのもオツなもの。
少し手前の森の合間には池が幾つも見えて、潤い豊かな山麓に見えた。
そして鳥も多く手前の木々を飛び移って囀っていた。
日差しは緩いけど気持ちイイ朝だった。

さてさて、
海方向の眺めをもっと広く見れないものかと思って移動してみた。
ら、ビジターセンターの裏から日本海方面が広く見渡せた。

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一段下にあるのが登山者用の駐車場。
確かにね、あそこ停めるよりここに停めた方が楽だろうね、ってわけで一般客用のここらの駐車場は閉鎖してあるところ以外満車になってた。

ファイル 1222-5.jpgそして真ん中にくねくねと葛折りの鳥海ブルーラインが見えた。

その鳥海ブルーラインからも走りながらこのくらいの眺めが見れるので、今まではここで展望休憩なんて思ってなかったわけだ。

ああ、でも寄って良かった。奈曽渓谷には見とれたし、いい休憩になった。

タグ:楽:眺 景:山 景:谷 景:海 観:P

小安峡大噴湯

ファイル 1208-1.jpg湯沢市皆瀬の398号沿いを流れる皆瀬川の峡谷「小安峡」にある噴湯区間。

ここは前から興味ありつつも、いつも結構な人がいる観光地で坂の上り下りもしんどそうで通過しちゃってた。
けど今日は早朝で誰もおらず自分のペースでゆっくり歩けるなと、意気揚々と歩いてみた。

峡谷に下る階段の入口はちょっと地味だけど、幾つもの案内板で大噴湯を解説してた。

ファイル 1208-2.jpgとりあえず高低差60mで800mという遊歩道をゆっくり下りた。
しばらく下ると渓谷の音が近づいて、湯気も見えだした。おお、噴出してそう。

そして五分かからないくらいで渓谷まで下る。
岩の感じも荒く険しい渓谷で水も青くこれだけでもイイ景色だけど、所々岩の合間から湯気が立っていて不思議な景色。メインはもう少し先かな。

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ワクワクしながら歩き易い歩道を進むと、もう湯気で真っ白。

普通、噴湯というと大きな源泉から数分おきに勢いよく垂直に噴出してたりというのが多いと思うけど、ここはそうではなく渓谷の岩の間から真横に噴出してて、一つ一つは小さいけど何箇所も断続的に出てる珍しい場所。これはすごいね。

対岸でもすぐ脇でも湯気と供に湯が岩間から噴き出してた。もう源泉のミストサウナ。早朝の冷えた渓谷だけど此処はさすがに温かかった。

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そして途中、歩道の足元まで吹き出してる噴湯もあった。
案内では「噴出しているお湯は98℃の熱湯ですのでやけどに注意してください」とあったけど、歩道まで飛ぶ間に冷まされてこれが丁度イイ温度だったので思わず足を浸しちゃった。
おーおーいいねー。
天然の足湯シャワー。源泉100%。掛流し。サンダルナイス。
これは気持ちよすぎてなかなか離れられなかったw

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で、やっと足を上げて湯気から抜けて見ると、峡谷と湯気のイイ景色。上には赤い橋が架かってて人が覗いているのが見えた。げ、足湯見られてたw
っていうか気持ちいいからそんな見下ろしてないで下りてくればいいのに。

そしてゆっくり歩いて湯気ゾーンの噴湯部を抜けて峡谷を歩いて上りの階段。
うわーやだなこれ。。のぼるのー。

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数年前の痩せてた頃なら余裕余裕とスイスイ登ってただろうけど、ちょっと堕落した今はキツかった。(ちょっとではない)
覚悟決めてゆっくり登った。
途中、足を止めて眺めると滝が見える深い渓谷、これだけでも凄い景色。

ぜーはーぜーはー

休み休み登ってなんとか国道に戻った。
呼吸を整えながらゆっくり駐車場までの国道沿いの歩道を歩くと、少し先にさっき下から見えてた赤い橋があった。
上から覗いてみようと渡ってみた。
あ、
さっき人が覗いてた様に見えてたのは、人の頭じゃなくてライトアップ用の照明だった、、、は、はずかしい。

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今日は余り寄らずに早めに帰ろうとか思ってたような気がしたけれど、早朝から30分のゆったり散歩。いい汗と気持イイ足湯を楽しめた。

タグ:楽:歩 景:川 景:谷 景:噴 楽:浸 景:滝 観:橋