記事一覧

道の駅 つどいの郷むつざわ

睦沢町上之郷の県道沿いにある道の駅。
初めて来た。っていうか睦沢町じたい初めて通ったと思う。
大型スーパーの隣でのんびりしたゆるい雰囲気の道の駅。
食べてきたばかりなのでおなかすいてるわけじゃないけど、どんなメニューがあるのか興味あったので食堂を探した。。

ファイル 1413-1.jpg

ら、メインの産直売店の建物ではなくて、駐車場脇にあった平屋の住宅みたいなのが食堂になっていた。なんかローカルだなぁ。屋根の下に「道の駅」と書かれてたのがチグハグな感じで面白い。
(外に貼り出されてたおすすめメニューは「大穴子天丼」と「ステーキ」だったけど、ネットで見たらラーメンが面白い店だったらしい)

さて他になんか面白いものあるかなーと物産物販売所に入ってみたら、入ってすぐのレジの横のソフトクリーム売場に入る人がほぼ全員並んでソフトを買っていた。

ファイル 1413-2.jpgので、気になって僕も購入。
でも並んでたのはその一時だけでタイミングだったようだ。。まぁ暑いから売れるよね。
ソフトはけっこう堅めというか引っぱったら持ち上がりそうな固形分のアイスみたいなバニラ味。ソフトアイスだったのか?って感じだけど、何も填めずにニュルっと捲いているのでこういう仕様のようだ。まぁおいしかったから良し。

ファイル 1413-3.jpg椅子とか休憩室とかないのかな?と思ってフラフラしてたら入口脇に建て増したような情報コーナーがあった。
やっぱなんかローカルだなぁ。
今日日の道の駅はやたらと洒落た感じのトコが多いから、こんな感じのトコもたまにはいいね。

ソフトを食べ終わってからもう一度ゆっくり販売コーナーをまわってみた。
飲み物を探してたけどとくになにもなく、気になったのはデザートコーナーの「米粉のスノーボール」。
米も米粉も沢山売ってたから流用して作ったここらしいものって感じがしたので買ってみた。

ファイル 1413-4.jpgそして道の駅の入口の大きな地域の見所観光総合案内マップを見ながら食べてみた。
このマップはその前に腰を掛けられる高さの手すりのような鉄棒があって、ゆっくり見れるのが良かった。(。。写真撮ってなかったけど)

「米粉のスノーボール」は軽い甘さと食感でパフパフでおいしかった。
(でもオリジナルかと思ったらそうではなくてよくある作りやすいお菓子だったらしい。。)

タグ:餐:冷 餐:菓 道の駅

生麺焼きそば まるやま

ファイル 1412-1.jpg茂原市早野にある焼きそば店。
裏の駐車場に停めて店に入ると他に客はなく、やっぱ暑い日に焼きそば食べたい人って普通そんなにいないよね。。なんて思ってたらそんな事はなく、自分の後に続いてぞくぞくとお客さんが来てた。
タイミング良く一番だったからメニューも迷わずに一番でオーダーしようと焦った。
でも味は大まかに二種類あって「ダシしょうゆ」と「ソース」でどちらにしようか迷いつつも、お持ち帰り不可の店内のみのオリジナル味という「ダシしょうゆ」で、トッピングに肉を付けてみた。
かろうじて一番で注文できたけど、後からのお客さんはみんな「ソース」をたのんでたのは気になった。。

ファイル 1412-2.jpg

てわけで「ダシしょうゆ」普通で肉のせ。
うん、程良い味でおいしかった。
食べ始めはやっぱり「ソース」にするべきだったのでは、、という思いが邪魔をしてたんだけど、のせた肉のタレがイイ味でいいアクセントになって「ダシしょうゆ」をひきたてておいしかったので、この組み合わせで良かった。

実はこの店は、茂原の有名な焼きそば店「もりたや」が準備中(90分待ち)だったので来てみたお店。
だけど、ウェブで見てみたらこちらの「まるやま」はその「もりたや」で修業された直系のやきそばという情報が出てた。へー。文化だね。次回はやっぱりその「もりたや」か、また駄目だったらこっちでソースを食べたいな。

タグ:餐:焼

鶴枝ヒメハルゼミ発生地

ファイル 1411-1.jpg茂原市上永吉鶴枝の八幡神社裏の山が天然記念物の姫春蝉発生地。
以前にも来てて二度目の来訪。あーでも前回は点景に書いてなかったね。ヒメハルゼミ啼いてなかったもんね。
なんかこのヒメハルゼミが妙に気になってた時期があって、他にも新潟の「能生白山神社」とかも行ってた。こっちは啼いてなかったけど書いてた。(→)

その能生と共に発生地として国指定天然記念物になってるヒメハルゼミは、明治三十五年にこの八幡神社の森で発見されて新種として学会に発表されたので、学名が「Euterpnosia chibensis」とついた。「千葉に棲む蝉の種」という意味らしい。千葉県民として親近感沸きそうだけど、「chibensis」でググると有害な細菌の名前にもあるようで、、名前で喜ぶのは微妙かもしれない。

ファイル 1411-2.jpg

解説には「発生時期は六月二十五日頃から一ヶ月ほど」とあった。丁度イイ時期だよね。
さぁ今日こそは大合唱するというその声を聞けるかなと期待して神社の石段を上った。

神社はどっしりした社殿の落ち着いた境内で、手水舎に水はなく天然記念物の標柱は苔生していた。
あまり人が来ない雰囲気でもあるけど荒れた感じはなくさっぱりしてて居心地は良かった。

ファイル 1411-3.jpg

そして気になる音だけど、、
やっぱり蝉の声は聞こえず、逆に鳥の啼き声は賑やかで色んな囀りが入り混ざって響いていた。
まぁこれもタイミングだろうから魚道の魚を見るのと一緒でしばーらく待ってないと聞こえないものなのかな、、と思ってのーんびり森を眺めて待ってみた。

けど、やっぱ鳥だらけ。
虫はといえば、蜻蛉も蝶も揚羽も飛び回ってたけど、蝉はニイニイゼミすらいなかった。蚊に刺されずに済んだのだけはありがたい。

ファイル 1411-4.jpg

んーやっぱ今日も駄目か。
やっぱ希少種でそうそう滅多に聞けるものではないのかな。。

っていうか、、実はまだ一度も聞いたことないのでどんな声なのかも知らないのだ。
名前に「姫」って付くくらいだから流麗な声で啼くんだろうなぁ。。(そんな事は無いらしい)

っていうか、、逆に此処に拘らずに西日本とかならもっと普通に聞けるのかな?(そういえば西日本じゃGWくらいから蝉の啼き声きこえてるもんな。。)

っていうか、、春蝉っていったって、六月下旬ともなればウチの近所でさえもうニイニイ蝉が啼き始めてたりするから、そんなに有難味はないんだけどね。。

と、ぶつぶつ考えながら三十分ほど森や鳥を眺めて待ち望んでみてたけれど、駄目そうなので諦めた。

タグ:観:宮 観:然 景:森 動:鳥 動:虫 楽<残

吉崎海岸

匝瑳市吉崎の九十九里浜の海岸。
何気なくいつも休憩するのと違う海岸に出てみた。
ら、ここは車がチラホラしかおらず悠々停めて休憩。
車を降りてみてみたら、ここは砂浜になっておらず段々のコンクリート護岸でずっと整備されていた。

ファイル 1406-1.jpg

ああ、だからガラガラだったのか。砂浜のあるほうへ行くわな。
サーファーもいなかったのは波が強すぎるからかな。さっき通った飯岡海岸は混みあってたもんな。

まぁ僕は海を眺めるだけだからここでオーケー。
むしろ砂がつかずに楽々で都合イイかも。(でもそれじゃ九十九里にきてる意味ないか、、)
その護岸は波打ち際から黒々とびっしりとイガイ(インコ貝とかカラス貝)が群生していて、その間に沢山のカニ(カクベンケイガニ)がチョコチョコ歩き回っていた。

ファイル 1406-2.jpg

見た目もよくないイガイだけど食べるとうまいらしい。(おやじギャグは割愛)ムール貝みたいなもんだからね。
そんなイガイが邪魔で波打ち際まで下りる気にはならず足ポチャは無し。
もっとも先週新潟のキレイな海に行ってきたばかりで、この千葉の海水に浸かる気はしないので丁度イイ。

ファイル 1406-3.jpg眺めてたらコンクリ部分じゃなくて岩の部分にはフジツボがいたり、モズクっぽい海草が密集してるとことかもあった。


ところで、この吉崎浜っていうのを帰ってから少し調べてみたら、40年前には普通に砂浜で海水浴場だったそうだ。
それが海岸侵食で砂浜は完全に消滅。海岸線は100mも後退したとか。
それでT字の人工岬(ヘッドランド)というのを造って侵食を防いでいるそうだ。ああ、あれってそういうモノだったんだ。

タグ:景:海 動:虫

つちや食堂

ファイル 1405-1.jpg旭市(旧飯岡町)三川の県道沿い飯岡海岸前にある食堂。

実はここまで一言も話してなかったけど、6月に入る前から心待ちにしつつ、6月に入ってすぐに来るのも慌てすぎと抑えつつ、ずっと楽しみにしてきた旬の絶品メニューが、この飯岡の天然「磯ガキ」
去年食べて以来、もう他で食べる牡蠣が味気なくてしかたない。
それまでは自分の中で「まぁうまいものはうまい」というくらいの認識だった牡蠣の存在が、ウニやイクラやウナギやアンキモと肩を並べるくらいの絶品食材にランクアップ。

そんな好物を食べにやってきました。

店は昼前でももう混んで賑わっていたけど待つことなくスンナリ入れた。(朝8時からやってるそうだ)

で、
去年は定食にして食べたら、牡蠣のうまさについついご飯とのペース配分を考えずにペロリと牡蠣を食べてしまって味噌汁でご飯を食べたりしたので、今年は「生ガキ」単品と「カキ丼」というぬかりの無い組み合わせにした。(一年間考えてた)

わくわくしながら待つと、まずは「生ガキ」から登場。
大き目の牡蠣が二つ。殻自体は丸型で極端な大きさではないけど、その身が丸々と大きい磯ガキ。いただきます。

ファイル 1405-2.jpg

おおー。おおー。
やばいやばい。ちょーやばい。にやける。
これこれ。このカキのミルクな部分がもうプリップリッで豊潤。たまらないわ~。
しあわせ気分で2つをペロリ。

つづけて「カキ丼」の登場。
店の人の話では一番大きいカキは焼きガキにして、次くらいの大きさを生ガキで出して、それ未満の小さなものをカキ丼にするそうだ。
そんな小ぶりな(一般的な)カキが幾つも玉子でとじられた丼。いただきます。

ファイル 1405-3.jpg

以前、広島で食べたカキ丼は牡蠣の風味が玉子やご飯にしみてておいしかったんだけど、このカキ丼は玉子とご飯の部分に牡蠣の風味は薄くさっぱりした玉丼のていだった。 けど、入った牡蠣のひとつひとつが小さめのくせにミルクバッチリ!だからかえって周りがさっぱりしてて程好くて正解。たっぷり主役の牡蠣を楽しめる贅沢ドンブリ。これは何気に沢山牡蠣入ってるしリーズナブルだし大当たりのメニューだとおもう。!んまかった!

もうすっかりミルキーな牡蠣三昧を堪能。最高な組み合わせ。ナイス。

ファイル 1405-4.jpg食堂を出ると隣は売り場になってて、もちろん磯ガキも沢山あった。
ので、妹宅に(一応食べるか電話して)お土産にと一皿1kg購入。
店の感じのイイ(けど声は小さめの)オヤジさんがいろいろ話しながら剥いてくれた。
この牡蠣はホントこの飯岡だけで、銚子まで行くと淡水が混ざるから全然違ってくるんだそうだ。
他所の岩ガキとも大きさも味わいも違うからここだけの意味で「がき」と呼んでるそうだ。(あ!いけね。去年の点景記事では全部「ガキ」って書いてた。。。てへ(→)
この磯ガキは8月の盆前くらいまでが旬で、その後は脱皮して小さくなっちゃうんだそうだ。へー。


ってわけでこの日は帰りに妹宅に寄って牡蠣土産。
そして食べた時の「なにこれ!」という顔を見て満足。
「これほどまでとは思ってなかった」と。
ね、ウソじゃなかったっしょ?
甥っこ達は牡蠣は嫌いで食べられないそうでかわいそーww(大人になってから後悔しなさいw)

タグ:食:丼 餐:貝 餐:卵 楽:話 楽:買

道の駅 発酵の里こうざき

ファイル 1391-1.jpg神崎町松崎の356号沿いにある道の駅。
つい先日の4月29日にオープンしたばかりの道の駅で、356号のこの利根川土手沿いはよく通る道なだけに待ってましたという感じ。

最初は何もない田圃に盛り土してて何が出来るのかな、、とか思いつつ通過してたのが、道の駅だと知ってからは通るたびに進捗が気になっていた。
去年暮れには建物が建ち初めて、今年に入ってやっと駐車場への道が造られて、気が付けば思ったよりも早いオープンだったような気がする。

ファイル 1391-2.jpg

さてさて、実は今日は朝から何も食べてなかったりして腹ペコだったので、何か食べられないかなーと歩いてみたら、入口前のテントの店で面白そうな物発見。
老舗「平甚」の味噌をベースにラーメンスープで焼き上げた「焼みそラーメン」。
「平甚」というのは神崎の町の自家製味噌を売る酒屋だそうで、「前に行った酒蔵祭りの通りですか?」と聞いたらその通りで、「酒蔵祭り」で話がはずんでいろいろ話が聞けた。

ファイル 1391-3.jpg

で、その「焼みそラーメン」
やっぱりラーメンっぽさより断然焼そばっぽさのほうが勝っている感じだけれど、あっさりして変わった風味の焼そばって感じで味噌の風味も仄かにあって美味しかった。
このテントはずっとやるのかな?おいしかったので、オープン時だけじゃなくて毎週末出てて欲しいな。

ファイル 1391-4.jpgとりあえず空腹がやや収まったトコであらためて店内を覗いた。
農産物売り場の隣の「発酵市場」というのがこの道の駅の駅名にもなってるメインの特色ある売り場。
入口には醸造の桶が置かれ、店内に入ると爽やかな麹の香りで酒蔵を思い出すような感じ。商品も塩麹などの発酵食品から酒、味噌、醤油と揃ってて、見るとどれも神崎製だったりするのが凄い。(土地のものかと思って裏を見たら製造は別の、、ってトコ多いもんね)

で、すぐに味わえそうなちょこっとしたものを購入。
「花火山 大吟醸酒ケーキ」のばら売り。
でも買うときに気がついて「これ運転手でも平気ですよね?」と聞いてみたら「一応アルコールは1%未満なんですが偏りがあって濃い部分があるかもしれないので運転される方は控えて下さい」、、、だそうなので、これは開けずに帰ってから食べる事にした。

ファイル 1391-5.jpg

それと発酵甘酒飲料「米グルト」
こっちは『ノンアルコール』とはっきり書かれてたので安心。
飲んでみたら、これが意外と濃い味の米麹飲料。かなりの米の香りで酒蔵を思い出すような甘酸っぱい風味。これは好きな人じゃなきゃ飲めないね。おいしかった。

更に奥には食堂もあって、そこも塩麹揚げとか味噌麹焼きとかのそそるメニューが揃ってたけど、とりあえず今日はいいかな。常設だろうからまたいずれ空いた時に来よう。

この道の駅は場所的にも内容的にもこれからもちょくちょく来る事になりそうだ。


あ、そして帰ってから食べた「花火山 大吟醸酒ケーキ」は日本酒の香りのカステラケーキ。口に入れて息吸うとモロに酒。
酒飲んでカステラは合わないだろうけど、これ食べて酒は合いそうな気がした。

タグ:餐:焼 餐:飲 餐:菓 観:具 観:キ 道の駅

日の出牧場サンライズファーム佐原店

ファイル 1350-1.jpg香取市佐原の駅南口商店街にある「わいわい食彩館」にある食事処。
香取市内の「サンライズファーム」という豚肉加工食品会社の直営店。

以前、蓮沼の道の駅でテント販売してた「豚豚小判焼」(→)というのが非常においしくて、帰ってから調べたら、それがその「サンライズファーム」の日の出牧場の出店だったようで、んじゃそこの直営店みたいなのはないかな?と調べて見つけたお店。
「わいわい食彩館」というのは名ばかりで中は全面的にこの日の出牧場の店。半分は食事処、半分は販売コーナーになっている形だった。

ファイル 1350-2.jpgさてさて食事処としては、黒豚料理がウリのようで人気ナンバーワンが「黒豚厚切りとんかつ定食」ということで、(ステーキ定食と迷いながら)それにした。

店の中は、手作りっぽいほのぼのアピールなのか、熱い食材情熱アピールなのか半々な感じで黒豚一筋アピールしていた。

そして「黒豚厚切りとんかつ定食」登場。
御飯とキャベツはおかわりOKだそうだ。

ファイル 1350-3.jpg

おお、やわらかい。肉がサクっと噛み千切れる優しい歯ごたえでおいしかった。
、、おいしかったけど、 んーなんだろう?何か足りない。。
あ、アブラだ。脂だ。(漢字でも書きたくて2度いいました)
ロースカツに付きものの脂部分がないんだ。脂の嫌いな人やヘルシー嗜好の人にはばっちりのトンカツだろう。けど、、
脂部分こそ楽園の(黒烏龍茶の歌みたいな)ラード体質のカロリー野郎といたしましては少々(いや多々)物足りなく残念。おいしんだけどね。。(体にもいいんだろうけどね。。)

てわけで、一番うまかったのは添えてあったハム!白い脂がホッとさせる。。オアシス
そうかー「豚豚小判焼」というのもミックスハムの串焼きみたいな感じだったよね。

次にくることあったら「黒豚ポークグリル定食」がいいかも。
(「黒豚厚切りステーキ定食」は脂ついてるかなぁ、、ついてたらそれだけど)

タグ:食:定 餐:揚 餐:肉 楽<残

橘ふれあい公園

ファイル 1337-1.jpg香取市田部にある橘堰の溜池(橘池)の前にある公園。
ナビの地図には「双子公園」って出てたけど、、同じ名前の公園が印旛沼にもあるから「橘ふれあい」の方がいいや。

さて、目的は鯉のぼり。
何年か前に(6年前)「鯉のぼりまつり」ということで来てみたときに、その池の上に掲げられた鯉のぼりがいい雰囲気で印象的で、また鯉のぼりシーズンに来たいなーとは思ってたものの、毎年気が付けば時季過ぎちゃってたりしてなかなか来れなかった。

で、今日は来る途中で鯉のぼりを何ヶ所かで見かけてたので、そろそろ掲げ始める頃合いかな?とか思ってきてみた。

けど

やっぱまだ早かったようで、鯉のぼりはまだ無かった。(下旬かららしい)
っていうか、ウチの方では殆ど散ってた桜がココはまだ辛うじて程良いくらいに咲き残ってて、いかにもまだ時季早々という感じだった。
まあいいか。
桜でも見ながら「橘堰」を歩いた。今年はこういう桜をじっくりっていうのがなかったから丁度イイ。

ファイル 1337-2.jpg

この「橘堰」は江戸時代(慶長10年(1605))に造られたもので、昭和初期(昭和13年(1938))に水門などがコンクリで改築されたものの規模や姿は昔のママの溜池だそうだ。
池にはルアー釣りの青年がチラホラいたし、広場で遊ぶ家族もいて辺鄙な場所の割に開けた公園。

「鯉のぼり」みたかったなー、、と思って帰ってから前来たときの写真見たりしたので、ココにも載せとこうかな。

ファイル 1337-5.jpg
川とかに掛かってる鯉幟とかはドライブ中いろんな所でよく見かけるけど、池に掛かってるのは見たことなく、池の静かな水面や脇の水田に映り込んだ姿も良くて、すぐ脇の小道を通ると上下に囲まれた感じが楽しい。屋根あけて通ってみたかった。

そんなに歩きまわる気もなかったけど、池の脇の水を張ったばかりっぽい田圃からのカエルの大合唱に誘われて、ちょっと池の先まで歩いてみた。

でも田圃で鳴いてるカエルってなんで姿が見えないんだろう?
音的にあそこら辺と解ってて目を懲らすけど見つからない。。

ファイル 1337-3.jpg悔しいので奥の手。ドスンドスンと飛び跳ねてみた。
ら、案の定、驚いて泳ぎ出すお馬鹿さん発見。
いたいた。
しかも泳ぎ着く先が見当たらずに、こっちの足元の岸に泳いできた。マヌケだけど可愛い奴だ。捕まえずに写真だけにしといた。
雨蛙かと思ってたら青蛙だった。

ファイル 1337-4.jpgそんな感じの軽い散歩で駐車場に戻った。

桜は駐車場前が一番濃く咲いてたので、ちょっと桜ナメのちるそる。
千葉は北東の方が少し気温低いのかな。
桜の咲くのも遅めなのかな。
例年ならもう地元で見飽きて、あまり有難味を感じなくなってきてる頃だけど、今年は天気悪かったから嬉しいね。

タグ:観:池 観:堰 観:園 観:飾 観:蛙 植:花 動:虫

手賀城址

ファイル 1333-1.jpg柏市手賀の手賀沼南岸の丘にある城跡。
5年前(10.02.11)に一度来てみたことがあった。
けど、公園や広場などにはなっておらず集落の中にある興福院という寺の入口の門(江戸時代の山門)の脇の標柱に寺の説明に添えて「この寺域を含めた一帯は手賀城跡の土塁や空堀が残り、当時をしのばせています」という標記があっただけ。
「土塁や空堀」というのは気になったけど、小雨降ってたので歩きまわらずに退散したままだった。

最近は割とあちこちで城跡とか整備されてるから、久々に来たら案内板とかちゃんとしてたりしないかな?とか思って来てみた。
けど、その以前からあった標柱だけでやっぱり他には何もなかった。。

ファイル 1333-2.jpgで、今回は気になってたその「土塁や空堀」とやらを求めて寺の周りを歩いてみた。
寺を出たトコの斜面の脇にあったこの盛り上がりは土塁かな、、?
んん、、それっぽいけど、よくわかんないよね。

昼間の集落は庭先の老人や犬に引かれた散歩の老人など割と人がいて、変にウロウロするのも怪しいかな、、なんて思いつつも、いやいやいや、うろつかれたくなければ満足するような城の解説と余計なトコに入り込まなくて済むくらいの案内図を立てるべきだ!と開き直ってウロウロした。

丘の崖側を気にして歩いてたら「手賀城趾」という石柱発見!
おお!ちゃんとあるんじゃん!
その先が城跡の広場か、、と一瞬思ったけど、広場ではなくて畑だった。。
畑で農作業してた老婆に「こんにちわー。入口に手賀城趾ってあったけどなにか城跡らしいものはあるんですか」と声かけた。
「なにもない」だそうだ。
素っ気なかったけど怪訝な応答でもなかったので、とりあえずこれで堂々とウロウロできるな。
周りを見ながら畑の奥の崖沿いの小さな神社へ歩いて、その裏の眺望を眺めた。

ファイル 1333-3.jpg

ファイル 1333-4.jpg天気はあいにくだけど、まあまあいい眺め。
現在の手賀沼は少し遠いいけど、ここが城だった戦国時代には田圃は干拓されておらず全面が手賀沼で、すぐ足元まで沼だった筈だからそれも想像してみていい眺め。

ネットで調べると戦国時代にこの手賀城も戦乱があったそうで、原氏の兄弟同士の闘いだったそうだ。
南の丘側から攻め来る敵を前にこの手賀沼対岸からは船で援軍が届いて上陸したそうな。
ちなみにその時、この手賀城の弟側に加勢して南西から挟み撃ちにして勝利を導いたのが、ウチの地元の小金城の高城氏だそうで、何となく誇らしい。いつも走るドライブコースは小金の援軍コースだったのかもしれないなんて勝手に想像。

そういえば門の脇の標柱の説明には「興福院は~ 戦国末期には原氏の帰依をうけました」とあったけど、、
ひょっとしたら兄との確執で佐倉の本家から追い出されて仏門に帰依して寺でおとなしくしてる筈の弟が、いつの間にか寺を城にして軍備拡張してたって形だったりして。それで城の中心が寺なんじゃないかな。。と勝手に想像してみた。

そして寺の東側の裏へ一回り。
竹藪に下る傾斜とか、ちょっと盛られたような土とか、城っぽいような後から作った形のような、、シロートにはよくわかんないね。
裏から寺に戻った。

最後にちょっとお寺も見てみた。
興福院は実は平安時代初期建立で鎌倉時代中期に再興された古刹だそうだ。
ご本尊は運慶の作といわれる十一面観音菩薩。
本堂の前の寶篋印塔や地蔵を見てたら、その奥に「十一面観世音菩薩」と書かれた銅像があった。

ファイル 1333-5.jpg

いやいやまさかこれが御本尊ということはないだろうけど、頭の上に沢山の顔が乗った姿を見て、あーこれが十一面ということかと納得。

タグ:観:城 観:寺 楽:眺 観:像

逆井カタクリ群生地

ファイル 1332-1.jpg千葉県柏市逆井の住宅地裏の林の斜面に広がる片栗の自生地。
ウチのすぐ近くのドライブ出かけ始めにある場所なので、前々から知ってて立ち寄ってみた事も何度かあったけど、どうも時季が合わなくて花が咲いてるのを見たことがなかった。
けど、こんな桜が咲く寸前くらいの時季だったんだ。。
カタクリって四月中旬くらいかと思ってて、桜が散り終わってからそういえばと思い出したように来てたのでそりゃ咲いてなかったわけだ。

今日も全然気にしてなくて通過するトコだったけど、入口が臨時の小さな駐車場になってて人も歩いてたので気になって寄ってみた。

どらどら、チラホラでも咲いてたら嬉しいな、、なんてくらいのつもりで歩いてみたら、思った以上に花が咲いてて驚いた。

ファイル 1332-2.jpg

おお!
こんなに咲いてるんだ。 へー。
これは群生地と言って過言のない立派な群生地だね。
よくぞ宅地化するときに崩さずに保護して残してくれたもんだ。(、、いやいや宅地化されなかったらもっと広大な区間に群生地が広がってたのかも?)

ちょっと曇ってるのは惜しいトコだけど、それでも俯きつつ可憐な彩りの花が咲き集まってるのは綺麗で映えていた。
そして道のすぐ目の前の斜面なので近くで見やすく、手前の花を覗き込むもよし、斜面を見上げて集まった花を根からの目線で俯瞰するもよし、気軽にいろいろ見れて楽しめた。

ファイル 1332-3.jpg

ファイル 1332-4.jpgじっくり眺めると花は意外と個性あって、花弁の細いものやふっくらしたもの、巻きの強いものやあっさりしたものと其其。
花は可憐だけど葉っぱの模様が妙にくどくて作り物っぽく見えるのも対照的で面白い。

開く前のまだつぼみのものも幾つもあったから来週くらいまではもつのかな?

片栗はちょっとした山の中に咲く花で、北関東をドライブしてると群生地の案内見かけたりするけど、こんな近所でコレだけ見れるならもう充分だね。
(場所に寄っては花の時季には駐車料金を取るとこもあるそうだし)
今年は梅も見に行かなかったし、最近花のスポットは行けてないなぁーとか思ってたトコなので丁度よかった。

春だね~

タグ:植:花