記事一覧

新潟大堰

ファイル 1403-1.jpg新潟市西区関屋と中央区関屋の関屋分水路に架かる引上稼動堰。
その脇に「関屋分水資料館」というのがあったので休憩がてら寄ってみた。
実は、立派な堰で資料館もあるからひょっとしたらダムカードもあるんじゃないかな?なんて薄い期待をもって来てみたわけなんだけど、もちろんダムではないのでそんなのはなかった。(福井の「鳴鹿大堰」は例外だったのかな)

資料館を覗くと入口に信濃川河口付近の淡水魚の水槽が2つあった。
沢山の魚が泳いでいたけど、外の映り込みがキツイのとエラく素早く泳ぎ回ってたので魚の種類が確認できなかった。横のパネルには信濃川下流の魚が紹介されてて「イトヨ」なんかも出てたけど、、この水槽にはいないよね、、と目を懲らしたけどわからなかった。

ファイル 1403-2.jpg

関屋分水の模型を見てから、一室だけの資料展示室に入った。
関屋分水は信濃川の洪水対策として曲がった河口の手前で海に排水する為の水路。昭和47年(1972)に完成。
そしてこの新潟大堰は、平時に海からの潮水の逆流を防ぐために造られた水門だそうだ。なるほど。他にも信濃川について並ぶパネルを見てまわって軽く休憩。

外に出て新潟大堰を少し眺めて出発。

ファイル 1403-3.jpg

っていうか対岸の公園に展望塔があったので移動して「関分記念公園」に行ってみた。
(別項目にしようかと思ったけど新潟大堰を見下ろす眺望だから引き続きって事で一緒にしちゃった)

子供連ればかりの公園で少々気が引けたけどまっずぐ展望台の丘に登って展望台に上がった。
展望台はなんか四角くて団地みたいな感じだね。

で、新潟大堰を中心に関屋分水と日本海の眺め。

ファイル 1403-4.jpg

そして、北側には日本海と足元の関分記念公園から長く続く西海岸公園、その森の右手奥に見えるビル街が新潟の中心かな。足元のタコの滑り台もよく見えた。

眺めイイのもあるけど、とにかく風が涼しくて気持ちよかった~。
他には誰も来なかったので、しばーらくのんびり回って360°のパノラマを眺めた。東の関屋分水側が一番風が心地よかった。

ファイル 1403-5.jpg展望塔を下りてせっかくだから公園内も少し散歩。

ほどよく日陰の松林を歩いて抜けてその先に進むと西海岸公園の案内板があった。
すぐ先に海浜植物園というのがあるようなのでそのまま進んでみたら、なんかフェンスで仕切られた裏道みたいな道で、しばらく進んでみたけど植物園に出れず引き返した。(一番先まで進めば裏口はあったらしい)

で、あらためて表側から歩いて海浜植物園を散歩。
園内はウッドデッキの歩きやすい道が続いていたけど、ウッドデッキ以外のトコも歩いて散策できる道があった。
花はそんなに多くは咲いてなかったけど、黄色い花が鮮やかでキレイだった。何て名の花でしょ?(キリンソウ?)

ファイル 1403-6.jpg

それとヒバリが柵に停まって囀っていた。けっこう近くまで寄っても逃げなかったのでよく見えた。
いつもは間抜けそうにバタバタと飛びながらピーチクパーチク囀ってるヒバリだけど、こうしてみると凛としてカッコイイ鳥だねぇ。

思いのほかのんびりと色々楽しめる休憩になって満足の午後の新潟でした。

タグ:観:堰 観:館 観:模 観:園 観:楼 動:魚 動:鳥 植:花 景:海 楽:歩 楽:眺

今川海岸

村上市今川の354号沿いにある日本海の海岸。
その海岸の一番南の端の弘法トンネルの手前で車を停めて海に下りてみた。これだけ暑いと水辺が恋しいよね。

この新潟北部の日本海岸は「笹川流れ」と呼ばれる清流のような水と砂利の浜になっていて、本州では一番キレイな海と思ってるお気に入りの海岸。二十代の頃は日帰りで此処まで来たり友達と来たりしてた。
そのころ来てたのはもう少し南の海岸かな。南方向から来てたからね。

ファイル 1402-1.jpg

ここは「笹川流れ」の遊覧船が回る最北あたりだと思う。ここらへんから岩が増えて景勝地になる感じ。目の前にある岩にはチラホラとオレンジのユリが咲いていた。
足元のヒルガオを見ながら階段で浜に下りてみた。
今川海岸はちょっと狭めの砂浜で、国道に整備されたコンクリ壁が堤防のように威圧的ではあるけど、暑い季節に日陰が近いのは安心できるね。

さてさて、短パンで来なかったことを後悔しつつ、ジーパンの裾を折ってめくって早速足ポチャ。
「笹川流れ」と砂浜の境くらいだから少し濁ってるかな?なんて思ってみたけど、全然ぜんぜんキレイな水で清流の如し。

ファイル 1402-2.jpg

っていうか小粒の砂利浜で波の度に足元が埋まる。。。重さの問題かw
埋まって脱げると面倒なのでサンダルも脱いだ。(長く履いて歩いてるとツボの刺激が強くて痛くなるサンダルだし、、)
少し歩きまわりながらヒンヤリした足元ときれいな海を堪能。

足元の岩についた海藻なんかはきれいな水で洗われてるからそのまま食べてみてもよさそうな感じ。

そんな海面を見てたら何かの稚魚らしいメダカ大の小魚の群れが波に戯れていた。
写真に写るかな、、とズームして波の合間の静かなときに撮ってみたけど、魚は素早いし光や水模様が揺れてなかなか難しい。。
少し引いて撮らなきゃムリかと色々やってたら、だんだんと群れがこっちに近づいてきた。おお、カワイイ。

ファイル 1402-3.jpg

そして僕の影の周りや影に入り込んだりして泳いだりしつつも、一回の波でかなり流されて離れちゃって、、
でもまたちょろちょろと皆で泳いで戻ってきたりして実にかわいらしい。

これは何の稚魚だろう?
まだら模様に見えるからハゼ系の魚かな?(もしくはさっき食べた鰰とか?)

何か食べ物でもあげたいけど何も持って無くてゴメンね~。いやーまじで鯉の餌でも何でも持ち歩くようにしないと駄目だなぁ。

ファイル 1402-4.jpg

そして終いには足元まで泳いできたりしてホントかわいかった。
(勿論ドクターフィッシュとかじゃないので角質食べたりの接触は無いw)
同じ様な写真ばかりだけど、実際はこれの倍以上撮ってたりして(ピンぼけも多い)
やっぱりいいな新潟の海。
いつまででも戯れていたかったけど車は屋根開けたまま来ちゃったし、キリがないので三十分で切り上げた。

ファイル 1402-5.jpg

タグ:景:海 景:浜 景:岩 動:魚 植:花

里山茶屋むろや

ファイル 1390-1.jpg高山市荘川町三尾河の158号沿いにある蕎麦屋さん。
158号はよく通る道で、前の道を通ると混んでて並んでいるかもう閉まってる時間かで、気にはなってたけどいつも通過してた店。
今日は停められそうだから思いきって来店。
したら
タイミング良かったようで並ぶことなく席に通された。

客室っていうか先祖の遺影が並ぶ古民家そのまんま若干お洒落にしたような部屋の席だった。
そしてメニューに書かれた蘊蓄とか説明が面白く、、じゃなくて先に決めなきゃ。
とりあえずカツ丼と蕎麦のセットにした。

ファイル 1390-2.jpg

店の紹介では、蕎麦屋なのに天ぷらじゃなくてカツがあるのは、元々はトンカツ屋から始めた店だったからだそうな。へー。

ファイル 1390-3.jpgで、まず先にセットの「どぶ汁」が出てきた。
これはゆるく固まりつつある豆乳が沈んだ汁で、どぶろくみたいだからその名が付いた郷土料理だそうな。
早速(じゃなくて蘊蓄読んでからだけど)飲んでみると、、
うまい!
これはおいしかった。正直単品でおかわりしたいくらいだ。

でも、飲み終わった頃合を見計らったかのように続けて蕎麦が出てきた。
おおーセットというよりコース料理みたいだ。。

ファイル 1390-4.jpg

この蕎麦もまたおいしかった!
さすが荘川そば処。
いまさっきの汁の未練もすっかり忘れて気持ちよく啜れた。
風味よし弾力よし味わいよし。
強いて言えばもう少し量が欲しいところである。
同じセットで蕎麦だけは追加でもう一枚注文してる人もいた。

そしてまた、啜り終わった頃合を見計らったかのように続けてカツ丼登場。
まじでコースだわこれw

ファイル 1390-5.jpg

これは小ぶりなカツ丼で、丼というより碗といった感じのサイズ。
まぁセットだし仕方ないか、、なんて思ってたべたけど、、
やっぱこれもうまい。
サクっとしてプリっとしてジュワっとしてさすが自慢のとんかつ。
それがあっさりだしで味付けてごはんとよく合う。
ひとつづつ味わってゆっくり食べたから、そんなに少ないって気にもならず程好く腹満足。

で、最後に(写してないけど)そば湯で落ち着いた。

んーこれはいい店だ。
古民家の雰囲気もいいし店の対応も勿論料理もとてもいい。。
(以前行った荘川町内の古民家だけど何故か洋室で立派なテーブルで食べた立派な値段の蕎麦より全然いい)

今日は最終日なのに、朝、昼と満足な食事が続いてて、まるで九州に行ったのとは別行程の日みたいだなぁ (;^_^A

タグ:食:丼 餐:麺 餐:汁 餐:揚 楽:読 観:屋

道の駅 筆柿の里・幸田

ファイル 1352-1.jpg幸田町須美東山の23号バイパス沿いにある道の駅。
23号バイパスはよく通るけど、東方向車線からは入れないし通過することもあって今回で二度目の来訪。

前回来た時は五平餅が美味しくて、今回も食べたいとは思ったけどやっぱそれ以上の空腹なのでちゃんとした食事をと思い食堂に真っ直ぐ直行。

ふと時間見るとまだ10時だったので、あーまだかな?とか思ったけどここの食堂はバッチリやってて、更に名産物のオリジナルメニューもチラホラあってありがたかった。

で、食べたのは「筆柿味噌カツ丼」。JAF会員証で50円引きだった。

ファイル 1352-2.jpg

これは甘い味噌カツの上に筆柿ペーストが乗った丼。
この、、味噌と柿は微妙に混ざらずどちらの主張が勝ってるのかわからないけど悪くない味でもりもり食べられた。あーなんかカツより添えてあった焼き茄子の方が味噌も柿も合ってるかも。
主役はダレだ?カツか?味噌か?柿か?茄子か?ってくらいお互いがバラバラで勝手に美味しく、纏まってないのに不思議と美味しい面白い丼だった。

んーさすがにカツ丼のあとで五平餅は無理かな、、
と思いながら外に出ると、五平餅の隣で「竹の子串焼き!\100」というのがあった。
おお!これにしようと買ってみた。

ファイル 1352-3.jpg

竹の子うめー
まるでなにかの肉のようなドッシリ感と爽やかにサッパリした味わいで食べ応え充分。ぱくぱく食べた。
、、っていうか充分すぎた。結構量があって、いやー、もうしばらく竹の子はイイやとやや食傷。

食べ終えたらもう満腹。くいすぎたー

タグ:食:丼 餐:揚 食:串 餐:菜 道の駅

中村屋

ファイル 1284-1.jpg山梨市三富下荻原の140号沿いにあるラーメン屋。

ラーメンはさっき食ったばかりだし、、と通過したけど、通過する時にチラリと見かけた「甲州やきそば」の幟が気になって、すぐ先から引き返して立ち寄った。
この先はもう秩父まで店なさそうだしね。

店内は暖炉で暖かかった。
カウンター席について店内のメニューを見渡したけど、どこにも「やきそば」となくて焦った。
けど、店の人に聞いたら「できますよ」とのことで一安心。
そういえば朝に寄った甲府城のイベントでは二種類の焼きそば(トマト焼きそば と 塩焼きそば)を見かけていながらどちらも惹かれずに食べてなかった。思えば勿体ないことをした。

そして「甲州やきそば」

ファイル 1284-2.jpg

どんな焼きそばかと思ったらパッと見は普通な感じ。
薄い色の割にはしっかりソースが絡んでいて味が良かった。
うん、おいしい。
ソースがやや特別な感じしたけど、個性としての差違を感じる程ではなかった。

「味どうですか甘くないですか」と店の人に聞かれ、「おいしいですよ、ソースは地元の特製ソースか何かですか?」と言ったら、「巨峰の入ったソースなんですよ」と見せてくれた。
へー。巨峰ソースかぁ。さすが甲州だ。
でも味はしっかりしたソースで、酸味も甘味も程良い感じだった。
(次に来たらラーメンも食べに寄ろうかな)

あーこれは後味だね。
食べ終わって出発してしばらくしてソースの味が引くと舌周りに葡萄らしい甘みが残って爽やかだと感じたのは、思いこみのせいじゃないよねw
おいしかった。いいねこういうの。満足満足。

タグ:餐:焼 楽:話

増富の湯

ファイル 1283-1.jpg北杜市須玉町比志の増富ラジウム温泉峡にある日帰り温泉。

ここは8年前に友達と来て入ったことある温泉。
久々だし、前来たのがもう暗くなってからだったから憶えてないかなーと思ったけど、入口入ったトコの石が積まれた感じは見覚えがあって懐かしかった。

ファイル 1283-2.jpg温泉はさっき捻った足首の捻挫にも効くかなーとか思ってたけど、効能に捻挫は無かった、、、
そのかわり「通風」「胆石」「肝機能」と有り難いのが並んでたのでバッチリ。ラジウム含量が日本一とかで通いたいくらいだわw

で、浴場に入ると湯船は幾つも分かれ、お湯は赤く濁ったナトリウム泉。30℃、35℃、37℃の三つの浴槽がメインで、、どれもぬるかった。
え?37℃ってこんなもん?って怯むくらい。前来たときもこんなだったかなぁ?
しかも混んでて、ぬるいせいか入ってる人が全然出なくて入れるスペースを探すのが大変。
でもなんとか隙間見付けて入ってると、これが意外と長く入るのに丁度いい温度。誰も出ないのがわかったよ。入ってて眠くなってウトウトするくらいだった。(少し寝てたかも)

そんなこんなで僕もかなり長湯して出た。

温泉だけだと写真ないから点景にならないんだけど、ここでは風呂上がりにちょこっと冷菓。
増富の湯オリジナルの「酵素たっぷり!梅シャーベット」というのが気になって食べてみた。

ファイル 1283-3.jpg

これ、シャーベットというより氷アイス。(意味は一緒か?)ギザギザスプーンでザクザクと削って食べた。
このザクザクスプーンが最近見てなかったからなんか懐かしい。
思ったより削りやすくてストレスなかった。
味はサッパリ。程良い濃さで爽やかだった。

ファイル 1283-4.jpgそんな感じで、外に出たらもう日が暮れそうな感じ。時計を見たらもう4時半。
(見る角度のせいで写真的には来た時の方が暗いけど、、)
わお。二時間もいたのか。。
これは予想外だったけど特徴ある面白い温泉で楽しめた。

出たトコにも岩が置かれててラジウムな印象。
「ありがとうごした またこうし 気を付けてけえれし」とあった。

タグ:楽:湯 餐:冷 観:一 観:石

塩川ダム

北杜市須玉町比志にあるダム。
林道を抜けてまともな道になって、知ってるトコに出て安心したのでちょっと休憩。
なんかもう夕方みたいな感じだけど、まだ2時過ぎだったんだね。
まだ2時ならダムカード貰えるかな?と思って寄ったのが正直なところ。
でも駐車場は管理事務所の前じゃなくて少し手前だったので戻って停めた。

ファイル 1282-1.jpg

まずは展望。
午後の日のせいか少し残った紅葉のせいか、やや赤めな山の中に青い湖面と白い橋がいい眺めだった。
ちなみに湖は「瑞牆湖」橋は「鹿鳴峡大橋」と立派な名前。

そして(足を引きながら)階段を下ると、ダムが見えたので少しまた展望。

ファイル 1282-2.jpg


ファイル 1282-3.jpg管理事務所でインターホンで呼び出してダムカードゲット。
ここでは山梨県内の6つのダムカードを集めていると「総合カード」というのが貰えるそうだ。
えーなにそれ?知らなかった。山梨だけ?(らしい)

ここのカードは空撮だった。空撮けっこう多いな。

タグ:楽:眺 景:湖 観:橋 観:堰 楽:証

森のラーメン高須

ファイル 1281-1.jpg北杜市須玉町増富西小尾の山の中にあるラーメン屋。

細い林道を走ってきて、里に下る道に折れてすぐのトコにあった店。
手前から「森のラーメン」という案内は見かけてたけど、まさか下る前のこんな山中にあるとは思ってなかったし、店前の駐車場には車が数台停まってて人気ある店というのも意外で興味湧いて寄ってみた。
そういえば昼は食べてなかったっけ。

ファイル 1281-2.jpg庭の席でラーメン啜るお客をすり抜けて、小屋の中を覗くとこっちも上がって食べてるお客さんがいた。
外の方が気楽かなと思って外の席についた。

メニューは(猪とか鹿とか熊とか)意外と多く少々迷った。
で、普通に「森の醤油ラーメン」 それと好奇心から「シカサシミ」をたのんでみた。
料理の前にお通しが出た。なんだろ、牛蒡と蕪と春菊かなぁ?おいしかった。

ファイル 1281-3.jpgまずは「シカサシミ」
鹿は鍋やステーキで食べたことあったけど、刺身は初めて。
クセのない食べやすい肉だよね。と思って食べたからか意外と独得な感じはあった。
馬刺牛刺鯨刺とは全然違うけど、肉らしい肉で違和感は無し。おいしい。

そして「森の醤油ラーメン」
実にシンプルであっさりしたラーメンだった。

ファイル 1281-4.jpg

細麺の縮れ具合が昔懐かし感じ。最近あんまし縮れ過ぎてる麺て見ないよね。
フと気が付くとチャーシューが二種類乗ってた。
ひとつはやわらかい豚肉だけど、もう一つは歯ごたえあって締まった肉だった。

食べてたら話好きそうな店の親父さんが前に座ってきたので聞いてみたら、こっちは鹿のチャーシューだったそうだ。おお、鹿三昧。
で、
この辺りは開拓地でこの店は元々この店主が子供の頃に開墾で住んでいた場所だったそうだ。(昔はもっと開けてたのかな?)
今では甲府から週末にやってきて店を出してるだけだけど、少し前までは平日は甲府市街で営業、週末はココでという営業だったそうだ。
ほかにも山の話とか聞けて楽しかった。


ファイル 1281-5.jpg僕が食べ終わる頃には他の客も帰ってたので親父さんは前の道に出て枯葉で孫と遊び回ってた。なんか自由でいいな。

そういえば店の入口に「ムロ」ってあったので何かと訊ねたら「冷蔵庫だよ」だそうだ。
孫が「入ってみるー?こわいよー」とはしゃいでた。「こわいのはヤダよー」と車に戻った。

タグ:餐:肉 餐:ら 楽:話

観音平

ファイル 1280-1.jpg八ヶ岳付近で展望できるトコないかなぁ、、とか思ってて、ナビ地図に展望マークがあったので来てみた。
ら、、未舗装の駐車場があるだけだった。
しかもいっぱいで手前の道まで路中で溢れてた。 あー登山客の車かぁ。
でも一回りまわってみたら幾つか空いてるトコがあったので停めて降りてみた。

「観音平」というのは
この観音平から登山道を少し登ったトコに矢の観音という観音像があり、昔、武田信玄がここに「矢の堂」という観音堂を建てて戦勝祈願をした場所なので「観音平」というんだそうだ。。。という情報も案内も現地には一切なく、山から降りてきた人には「何しに来たんだこの車」って視線で見られる登山口スポットだった。

歩いてみたら、ココ来る前に寄った道の駅「こぶちさわ」でスッ転んで捻った足首が思った以上に痛くて引きずる感じ。まるでドラマの黒田如水を真似してるかのような気恥ずかしさ。
駐車場からは展望できないし、登山道の案内図しかなかったけど、一段下の東屋の屋根が見えたので其処が展望台らしく、取り敢えずそこまでと思いゆっくり歩いて向かった。

その展望台にはすぐに下りる道はなく、山裾を横断する遊歩道コースの方からぐるっと回るように行かなくてはならない。
けど、おかげで高低差少なく足引いてても行けた。

で、その東屋の前は展望台という感じではなかったけど、いくらか樹が切り開かれてて、正面の南アルプスがよく見えた。

ファイル 1280-2.jpg

中央に駒ヶ岳2967m。その左にちょこんと出たのが南アルプス最高峰の北岳3192m。
んーもう少し寒くなって冠雪する季節のほうが眺めいいのかもね。

もどる途中の枝道を少し下ったトコに「ひかり苔」とあったので覗いてみた。

ファイル 1280-3.jpg

けど、明るくてどこがひかり苔かわからない微妙な感じ。
ひかり苔って赤城山にもあったけど、どこも「??」で微妙な感じだね。

ゆーっくり歩いて車に戻った。

タグ:楽:眺 楽<残 景:山 景:岩 植:苔

信玄堤

ファイル 1279-1.jpg甲斐市竜王の釜無川にある堤防。
その名の通り戦国武将武田信玄(晴信)が整備したものだそうだ。

どんなもんか想像つかずに来てみたんだけど、駐車場に車を停めて川に歩いてみると、、

なんかただの土手だった。

パッと見、どこら辺が遺構なのかわからなかった。幾つかの三角の木組みが並んでたけど、それが堤というわけではないだろうし。

んー、今では珍しくないこういう土手を戦国時代の昔に、しかも領地中心には城郭も築かずに整備したのは立派だと思うけど、眺める分にはただの土手川原にしか見えなかった。

ファイル 1279-2.jpg

ここは御勅使川が釜無川に合流する場所で頻繁に洪水の発生する場所だったそうで、川の流れを変えて合流する角度を変えて、一番力の加わる箇所に太い堤防を造ったそうだ。

まぁ川の眺めは良かったのでしばし休憩。
川原に下ってみた。
流れが速い川に突き出すように石が組まれてたのでソコに乗ってみた。

ファイル 1279-3.jpg

川の中央から上流下流を眺められて気持ちいい。晴れてポカポカで良かった。
その石の内側の流れの緩いトコには小魚がたくさん集まってて泳ぎ回っていた。

ファイル 1279-4.jpg土手に戻って少し歩くと、さっきの三角の木組みの説明があった。
これは「聖牛」という洪水の流れを緩める為の物で、「戦国時代のこの甲州が発祥の地」だそうだ。
ああ、そういえば多摩川の羽村堰でも見かけたな。。「聖牛」なんて名前だったっけかな?

下流側の土手の外側は爽やかな小川の流れる散策公園みたいな感じになっていた。少し紅葉がキレイでいい雰囲気。
公園かと思って気にしてなかったけど、この部分も「信玄堤」。
洪水に負けないように太く強く拡張して木を植えて固めたんだそうだ。

ファイル 1279-5.jpg

タグ:景:川 観:堰 観:史 観:装 動:魚