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堀口家住宅

ファイル 1389-1.jpg池田町稲荷にある古民家。
国指定重要文化財という文字に釣られて脇道にはいるとすぐ先にあった立派な藁葺きの屋敷。
古い民家なら幕末の「天狗党」が来たときのこととかも書かれてるかな?とか思ったけど、案内には何も書かれていなかった。

案内には江戸初期の建築と推定される古民家とあり、神社に仕え庄屋も務めた家柄のお屋敷だそうな。

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まずは周りをまわって眺めていたら、向かいに住んでるらしい管理人のお兄さんが声をかけてくれて、半ばボランティアガイドのような感じで解説しながら回ってもらえた。

この屋敷は昭和に一旦解体して復元したものだそうで、新しくなった部分が多いけど建材は同じ素材の物を使って忠実に再現しているそうだ。
最初に気になってたきれいな藁葺きの屋根は、つい昨年三ヶ月で吹き変えたそうで、「いくらかかったと思います?」と費用の総額まで教えてくれた。

で、幕末の「天狗党」の話を聞いてみたら、それは知らなかった。
大砲を転がして岐阜から峠を越えて来たらしいと言う話も、「そんな道あったのかなぁ」と、、(こっちが間違えてるのかと思えた)「民俗資料館の人がいるときだったら良かったんだけど、、」と、

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「昔の屋敷の造りは凄いねえ」とか、「ここなんか不思議ですよね」とか、「調べてみると思白いですよ」といった世間話風なのんびりした案内で気軽に話せて楽しめた。
「子供達はこんな屋敷の面倒はみたくないと言ってる」そうでいつまでこうしてキレイにしてられるか心配してた。

こちらも聞かれるままに車の話をしたりしてのんびり談話。
次の観光客が来たのでまたいつか来ますといって屋敷を出た。

ひょっとしたらと思ってた「天狗党」は空振りだったけど、それは切っ掛けでそんなに拘ってるわけでもなく、ここは此処で充分に楽しめたので良かった。

タグ:観:屋 観:重 楽:話

八ッ杉権現

ファイル 1388-1.jpg越前市別印町の山中の「八ッ杉千年の森」にある神社。
「八ッ杉千年の森」というのに興味持ってきてみたら、そういう名前の森林学習センターだった。。
いやいや、その名の由来となった杉の木が何処かにあるんじゃないか?なんて思って案内図を見たけど、やっぱり無く。
なんか悔しいから神社くらいは行ってみようかと歩いてみた。(ひょっとしたら神社に何か、、、とか思って)

森の入口の赤い鳥居をくぐると石灯籠の並んだ参道が続いてた。
それを歩くとすぐ先に二の鳥居があってその先に小さな祠と鐘があった。

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そかそか勝手に神社を想像してたけど山の神を祀った祠なのね。
付近に八本並んだ古い杉の大木はなく、割と若い感じの杉林だったけど、涼しくて心地よい日陰だった。

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鐘は「五韻の鐘」と書かれ「鐘を打ってから参拝して下さい」とあった。
「一つ打っては、、、反省、、
  一つ打っては、、、懺悔、、
   一つ打っては、、、祈願、、
    一つ打っては、、、希望、、
     一つ打っては、、、感謝、、云々」とあったので

ドライブしすぎて反省。ごーーーん

ドライブばかりで懺悔。ごーーーん

ドライブの無事を祈願。ごーーーん

ドライブの幸運を希望。ごーーーん

ドライブを楽しめて感謝。ごーーーん

けっこういい音がなって気持ちよかった。

結局「八ッ杉」も「千年」もピンとこなかったけどまぁいいかな。(恋愛とか関係ないスポットで鐘を思いきり鳴らせて気分良かった)
車に戻って山を下った。

タグ:観:宮 観:具 景:森 楽:験 楽:音

レストランミハマ

ファイル 1387-1.jpg美浜町大藪の27号沿いにある食堂。
(「美浜食堂」とも出ていた。どっちが本名?)
「朝定食やってます」の幟をみて寄ってみた。

店の中に入りテーブルに着くとメニュー以外にも卓上に沢山の献立があってそそられて「朝定食以外でも食事できますか?」と聞いてみたら「揚げ物は時間かかってしまうけど全部出せます」だそうだ。

ファイル 1387-2.jpgおおーこりゃ迷うなぁ。と嬉しい困惑。
「男丼」とか大盛りっぽい凄いセットメニューは(気にはなるけど)無いとして、やっぱりここは御当地料理の「へしこ」のメニューかな。。まさか朝定食で普通に食事のつもりで入った店で御当地料理が食べられるとは思わなかった。

「へしこ」というのはこの若狭(福井)名物の鯖の糠漬けで、以前に「へしこ寿司」を食べて気に入ってた食材。

で、「へしこスパ」というのも惹かれたけど素直に「へしこ茶漬け」にした。

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実は福井の人(種子島へ行く船で一緒になった人)にへしこについて良くない話を聞いていて少々冒険でもあったんだけど、、

食べてみたら!こりゃうまい!

魚のうまみがしっかりしたへしこの抜群の茶漬け。梅干しとの相性もバッチリ。
へしこの濃い味が茶漬けでほどよくさっぱりして朝にぴったり。存分に満足な朝食になった。


会計の後、店の人に「おいしかったです」のあとに「ちょっと変な事を聞きますけど、、」
と「へしこ」について聞いてみた。
「以前、福井の人に『観光客用は別物。地元で食べられているへしこはただの腐った魚で、食べ馴れてないと臭くて食えたもんじゃない。普段は食べないけど法事とかでは必ず出されてイヤだった』なんて聞いてたんですけど、今食べたのは、、、普通のへしこですか?」

したら、
「はい、この美浜で漬けられて普通に家庭でも食べられてるへしこですよ」とのこと。
「私なんかは好きで毎日食べてる」とのこと。
「ただ、塩分が高いから子供の頃は食べさせてもらえなかった」とかいろいろ聞けた。

と、へしこの話も聞けてよかったよかった。やっぱり地元で愛されるおいしい食品だったんだ。(あの種子島の時の福井の人は地元に怨みでもあったんだろうか?)
また来よう。つぎは「へしこスパ」ね。

タグ:餐:飯 餐:魚 楽:話

瓜割の滝

ファイル 1386-1.jpg若狭町天徳寺にある名水スポット。名水百選。
前々から27号を通るたびに気になってたトコで、いつも夕方とか夜とかが多く通過してたけど、今日やっと寄れた。

駐車場は広く朝は勿論ガラガラだった。
その駐車場に名水の水汲み場があったけど、どうやら有料で、前の売店で料金を払うらしいので売店が開いてない早朝なんかは基本的には汲めないようだ。
まぁ水を汲みに来たわけではないので問題ない。

駐車場からは「名水公園」の杉林の道を少し歩く。
途中に「天徳寺」という寺があった。この公園はこの寺が管理している境内の奥の森的な所らしい。寺は見ずに先に進んで三分くらい歩いた先が「瓜割の滝」だった。

ファイル 1386-2.jpgん?これか?
もっと大きい滝を想像してたのでちょっと拍子抜け。
まぁ瓜を割るには丁度イイくらいなんだろうけど、どちらかといえば滝と言うより沢って感じに思えた「瓜割の沢」

なーんて、最初は感じてたけど、落ち着いて眺めたり柄杓で一口飲んだりしてたら、なんとも清々しいその水の流れと雰囲気のある場所に思えてきた。
水の流れもシュワシュワで白く勢い有りながらも優しく流れ、そして石に生えた苔や藻の色も相まってしっとりした瑞々しい空間だった。(石に付いた赤い藻は珍しいものらしい)

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なかなかいい場所で少しのんびり。
人がいなくて静かだったのも良かったのかもね。

ファイル 1386-4.jpg滝の周りを見た後は水源とかないのかな?とか思って裏に回ってみたりしたけど、見えるところにそういうのはなく柵で囲まれていた。
でも苔生した森の感じとかも良かったので、気分良く歩きまわってから戻った。

さて、お寺にはあまり興味はないけど、他にも「石仏四国八十八ヶ所」とか「馬頭観世音菩薩」とか色々あったので取り敢えず石段上らずオープンな感じの観音堂だけ覗いてみた。

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宝篋山というのは天徳寺の山号だそうな。
もちろん秘仏の馬頭観音は見れないけど、右横隅に妙にリアルな僧の像が椅子に座ってた。

そして駐車場の手前に庭園があって名水っぽくない普通の池があった。ちょっと歩くと、ここも池の鯉が集まってきた。

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なんか鯉は人なつこいなぁ。
早朝で腹減ってたんだね。(僕も空腹だわ)
常に鯉の餌を携帯してようかな。。あ、いや持ち込みで勝手に撒いたら怒られるよな。。何もあげられなくてゴメン。

タグ:景:滝 観:水 観:選 観:寺 観:像 観:園 観:池 植:苔 動:魚

道の駅 若狭熊川宿

ファイル 1117-1.jpg若狭町熊川の303号沿いにある道の駅。
山陰方面からの帰りに何度か寄ったことがあるだけなので(寝たこともあったな)昼間に来たのははじめて。

とはいえ、目的はトイレ。
トイレだけですぐに出ようと思ってたんだけど、出掛けてすぐまたトイレ行きたくなっちゃうことってあるじゃん?なんかそんなんなりそうな気がしたのですぐには出ずに少しフラフラ見て廻ってた。

まず物産館の手前の蔵は「熊川宿資料展示館」になってたので入ってみた。

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けど、半分レンタルサイクルの自転車置き場になってて、資料展示もそんなに深いものはなくサラッとしてて人けも無く残念だった。
鯖街道の人形はイイ感じなのに勿体無い。

そして、この道の駅の裏を進むと熊川宿を歩けるらしい。
ああ、みんな資料展示館なんか覗かずにそっち行くわな。
自分はそんな観光っぽく歩き回るほど気分はノって無かったんだけど、ちょこっと見るくらいならいいかなと歩いてみた。

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最初の辺りは普通の家に古い商家が混じってるくらいの濃度で、妙に赤く塗られたアスファルトが不自然でチグハグな感じしてた。

けど、
少し歩いて進むごとにだんだん雰囲気濃くなってきた。
歩いてる人が多い割には店は多くなく、住民の車も通ってたりしてそんなに観光地観光地してなかった。
遊んで走り回ってる子供たちが元気で普通に暮らしてる町っていう感じは悪くなかった。

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結局三十分近くのんびり歩き回っていい休憩。
腹の具合も落ち着いた。
今日は全然気分が乗ってなくて、寄り道は皆無でイイやなんて思ってたけど、こういう感じでちょこっと休憩がてらで素敵な散歩ができるのはありがたい。

タグ:楽:歩 観:街 観:建 観:館 道の駅

西山公園

鯖江市桜町の417号沿いにある丘の公園。

日が暮れてたけど、国道沿いに夜店が並んでてお祭りでもやってるのかなーと思って寄ってみた。

ファイル 901-1.jpg駐車場は有料。すいてたから、お祭りは終わったトコだろうと察知した、、けどせっかくだから停めて歩いてみた。
(らば、この西山公園は道の駅になるそうだ、、そしたら駐車場無料になるのか、、なんか悔しい)

ファイル 901-2.jpgどうやら『2013さばえつつじまつり』というのを町ぐるみでやってたらしい。その中心の会場がこの西山公園。
イベントは終わっても公園は灯り付いてたから少し散歩。
公園の丘を登って町の灯りを見下ろしながら夜のつつじを見て歩いた。

でもなんか一人で歩いてると怪しいね。。

それと、桜は夜でもいいけどツツジは断然昼間がいいよね。

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てわけで軽く歩いて丘を下りた。

ファイル 901-4.jpg国道沿いの夜店はふつうにまだ営業してた。
さっき鯖江で「サラダ焼き」が食べれず悔しかったから、そんな感じのものないかな。。と歩いてたら「はしまき」というのがあった。
箸に捲いたお好み焼きっぽいもの。これは関東じゃ見ないね。
(関西や福井では一般的らしい)
ってことで買って、噴水広場辺りで腰掛けて食べてみた。
なんかぐずぐず。はんなまっぽくて粉っぽい。こういうもんなのか、やっつけなのか。

ってわけであまり収穫のない夜散歩だった。

タグ:楽:歩 観:園 観:光 植:花 食:串 餐:焼

一福食堂

ファイル 900-1.jpg大野市明倫町にある普通の町中の食堂。
ちょっと散歩してて見かけて「おろしそば」というのが目に入ったので入ってみた。

街の中心の「結ステーション」のすぐ裏だけど、観光向けと言うよりは地元市民向けな雰囲気の馴染める食堂。
こういうとこで福井名物の「おろしそば」を普通に食べてみたかった。

で、入ってすぐに「おろしそば」を注文した。 んだけど、、

ファイル 900-2.jpg注文してから店内の張り紙の「醤油カツ丼」というのに気付いて気になった。
福井ってソースカツ丼の県じゃなかったっけ?
越前大野は醤油なのか?、、とすげー気になったので、コレも追加で頼んじゃった。てへ。

ファイル 900-3.jpgで、まずは「おろしそば」
これは福井名物で郷土料理100選にもなってる福井のスタンダード。
って、、
なんか小皿?の小振りなカワイイそばだった。
こういうもんなの?(そうらしい)
で、味も薄めサッパリで、つるつる蕎麦が啜りやすくペロッと完食。うまかった。
でもやっぱ少ないね。カツ丼も頼んでて丁度よかった。

で、
その「醤油カツ丼」。

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これは意外と違和感無く醤油がマッチしてて、しつこくなくてふつうに美味しかった。
「ふつう」っていうと聞こえ悪いけど誉めてます。
そうか、、普通にとじたカツ丼は醤油よりの味だもんな。
珍しいものを頼んだつもりで馴染みのもの食べた感じ。ぜんぜん正統派。個人的には福井市のソースよりも好きだな。

食べ終わって会計の時に「醤油カツ丼って昔からあったんですか?」って聞いたら「最近はじめたものなんですよ」だそうでここ一,二年の新興名物カツ丼だそうだ。へー。
大野市はいろいろと観光都市作りが盛んだなぁ。

タグ:餐:麺 食:丼 餐:揚

越前おおの結ステーション

ファイル 899-1.jpg大野市明倫町にある駐車場広場。
市街のど真ん中にある無料駐車場。
これはいいねぇ。気軽に市街観光が楽しめる。イイ街だ越前大野。

先ずここで目についたのが大きな時計塔「時鐘」
明治初期に街に立って明治後期に大火で焼失してしまったものだそうだ。(でも形は別のとこのものを模してかっこよくしてるそうだ)

木造平屋建ての売店もあって道の駅並の充実。
連休で模擬店も幾つか出てたけど、丁度みんな閉店時間で片づけてた。。

そこに続く形で「藩主隠居所」というのがあり、休憩室のノリで入れた。

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明治時代に元藩主が隠居してた屋敷をこの場所に移築復元したものそうだ。
移築復元とはいえ新築のようにキレイに整ってて、丈夫そうでなんか贅沢な休憩室。ふつうに住めそう。

さてさて、この大野に寄った目的の水汲み場「御清水」も此処のすぐ南側の裏なのでこのまま歩いて行った。

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今日もやっぱり子供たちが遊んでて、すっかり市民の憩いの場。
でも怯まずその脇でおいしい水汲んだ。

そして、結ステーションに戻ると反対側の北側には「平蔵」「二階蔵」という二つの蔵が開かれてギャラリーになっていた。
平蔵の方は片付けてたから入らなかったけど二階蔵に入ってみた。

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この二階の紙製のジオラマ「昭和初期の朝市」がとてもよく出来ていて面白かった。ボタン押すと当時の音も流れて楽しめた。
入口脇には「水舟清水」という水汲槽。いいねぇ。

ファイル 899-5.jpgこの蔵の裏には武家屋敷があった。
けどもう閉まってた。。いづれ来るかもだから写真は脇の新蔵だけ。

隣にはレトロな木造洋館があって(これは国の重文だそうだ)一階が食事処になってた。
ここで食事しちゃおうか、、と思って良く見たら、三時以降は喫茶のみだそうだ。残念。

いやはや、大野市街は随分前に国道トレースしてて通過してたり、もっと最近にも「御清水」を探して市街を車でウロウロしてたけど、こういう感じになってるって気が付かなかったなぁ。。
結ステーションっていつ出来たんだろう?(2010年の4月だそうだ)

城も歩いてみたいからまた来ると思うので楽しみだ。

そして最後に、ふらりと市街を散歩して、見かけた普通の食堂で食事した。

タグ:観:楼 観:屋 楽:汲 観:水 観:建 観:重 観:模 観:P

九頭竜ダム

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ファイル 898-2.jpg大野市箱ケ瀬にあるロックフィルダム。
トイレ休憩だがてら寄ってみた。

なにやら管理事務所の一階が「九頭竜ダム展示室」になってるそうで行ってみた。

ファイル 898-3.jpgら、ダム展示室っていうか、、ダムカード展示室だった。。
なんかすげー数のダムカードが並べられてた。
全国にあるんだ。へー。
一応ダムの解説とか発電システム解説模型とかもあったけど、やっぱカードの量が凄くて陰薄い。。

これ、こんなあると思うと一枚や二枚もらって喜ぶのもアホらしい気がする。。

とか、いいつつ一枚もらった。

ここも「欲しい人は内線電話で呼んで下さい」という体裁だったんだけど、僕の一枚渡して戻った直後に別の客に呼ばれて、、なんて言うのを繰り返してた。連休の勤務は大変だね。

あと、「ご自由にお持ち帰り下さい」と流木が並べてあった。
持っていく人もいるんだろうか、、、

さてさて、そしてのんびり九頭竜湖も眺めた。
傾いた陽が反射して輝いてきれいだった。

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ファイル 898-5.jpg最後にダムカードのアングル、、、
いや、もっと上から見下ろしてるな。
このカードのように見下ろせそうなダムの東側の斜面は立入禁止になっていた。ちょっと残念。

タグ:観:堰 観:館 景:湖 楽:眺 楽:証

北の庄城址

ファイル 768-1.jpg福井市中央にある戦国時代の城跡。
市街のビルに囲まれた「柴田公園」という小さな公園になっていた。

この北の庄城は、勝家が秀吉に敗れてお市の方と共に自害した場所。(天守の下層で腹切ったそうだ)ここにその焼き落とされた天守が有ったらしい。
城址として公園にしたのはごく最近らしい。

やっぱり戦国時代の中でも有名な場所だし、最近大河ドラマでも舞台になったトコだし、訪れる人も多そうだよね。

ファイル 768-2.jpgまずは柴田勝家の像。
何となく納得するような風貌の勝家らしい勝家の像。
石垣の上にデンと座ってた。
(けど、この石垣は後の福井城の三の丸のものだそうだ)
鑓も長く威容を誇る姿。敗残の将だけどね。
没後四百数十年たってドラマや物語で活躍するのは兎も角、まさか美少女アニメになってるとは思いも寄らないだろうな。

さてさてそして、一番目を引くのがやっぱり天守模型。
これはいいね!
結構大きかった。縮尺何分の一?
まさかこんなのが有るとは思ってなかったから興奮した。

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七層とも九層とも言われる巨大な天守だったそうだけど、詳しく書き残したものは残っておらず、あくまで想定で作ったものだそうだ。
やっぱり大河ドラマでの放送を機に設置したそうで二年間しか此処には置かない予定なんだそうだ。ドラマさまさまだなぁ。。いい時に来といてよかった。


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横には小さな資料館があって、二階から公園を見下ろせた。
落城焼失後のその跡地に新たな北の庄城(後に福井城に改名)が築かれた為に、どういう範囲にどう作られてたかというのがハッキリ解明してないそうだ。
それでもちょっと部分部分で石垣を再現してる感じ、手前の堀が勝家の時代のものの想定復元だそうだ。

ファイル 768-5.jpgさて、その資料館の脇にコンクリで整備した窪みの穴があってその底に石垣の根の跡が掘り起こされていた。
これが唯一の北の庄の現存遺構ってことかな?
後の福井城建築の際に崩された元の石垣の残った底の部分だそうだ。

勝家の像の裏に最近出来たっぽいかんじのお市の像、と、逃げ延びた三姉妹(茶々、初、江)の像があった。
まぁドラマやったばかりだしね。

それと柴田神社の社。
天守跡に置かれてた祠を近代明治になって柴田神社に作り替えたんだそうだ。その脇には三姉妹神社なんていうのもあった。
広くないのに手前の新しげな拝殿が大きくて邪魔だった。

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いやいや、標柱でもあって後は想像に任せますってなくらいのモンかと思ったらアニハカランヤ。充分楽しめた。

タグ:観:城 観:史 観:模 観:像 観:宮