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霞城公園

山形市霞城町にある山形城(霞城)跡の公園。

実は高校生の頃に来たことがあった。国鉄時代のローカル線の旅で仙山線から奥羽本線の接続の時間を見て山形駅付近をぶらりと歩いて来てたんだけど、その当時は城=天守閣だったので、変な建物があるだけで城は何もない変な所という印象だった。

それから32年ぶりの来訪。
先月行った仙台城よりは手前の記憶だけど、仙台は連れてってもらってた場所、ここは自分ひとりで来てた場所なのでその分よく覚えてて懐かしいかなと思って来てみた。

さて、城内二の丸跡の広い駐車場から歩くとすぐ先の広場に門櫓が復元されていた。わぁ、やっぱ30年もたつと城跡公園は変わるねぇ。

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先に広場を見てまわると「山形歩兵第三十二連隊跡」の碑が立っていた。この城跡は明治から昭和の終戦までに連隊基地になってたので二の丸までキレイに公園として残せたんだね。城の建物を復元するのは嬉しいけど、たまには連隊基地を復元するような城跡があってもいいと思う、、無理だろうけど。。

それと騎乗した最上義光の像。これがやり過ぎなくらいカッコいい馬で、ナポレオンかよって感じの西洋馬風。
この山形藩初代藩主になった最上義光だけど、亡くなるとすぐにお家騒動で最上家改易。最上の後に鳥居氏が入ってからは年々衰退して幕末期にはジリ貧のボロ城だったようで、名実ともにこの城は義光の城って感じ。もっと山形のヒーローとして盛り上げたらいいのにと思った。

そして復元されてた「二の丸東大手門」の門櫓をくぐると枡形の先に高麗門があり、その先には水堀を渡る木の橋が架かってて堀を上から覗けた。
石垣は鳥居の時期に造られた現存物だそうで、他の三方の門のもそれぞれ現存物らしい。

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門全体の写真撮りたいからJR奥羽本線の線路も越えて外に出ると、霞城公園や城の案内が立っていた。その先には「最上義光歴史館」とかあるそうなので、観光で来るならこっちからが正面なんだろうな。
堀には大きな魚が見えた、野鯉だと思うけどアマゾンとかの大型外来種のようにも見えた。

橋を戻って門をくぐって再び公園。中央に進むと本丸の堀と土塁が再現されていた。これも昔はなかったと思う。(あっても当時はピンと来ないと思うけど)
土塁は先を見ると南の一角だけは石垣になっているようだった。

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その手前に「石垣石の加工」という説明と共に石が並んでいた。
雨ふって来て傘さしながら見て歩いた。
刻印の解説などもあってちょっとした資料館。陸軍連隊基地になった時に本丸の堀は埋められ平にされたそうだけど、崩された石はそのまま埋められてこうして沢山出てきたのだろう。

そして南に進むと角の石垣は橋の付いた「本丸一文字門」として復元されていた。これはカッコイイ。
9時半からなら橋を渡って本丸内も歩いて見れるそうだけど、まだ8時半。残念でした。(さっきの二の丸東大手門もその時間から中に入れたらしい、、)

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門の前には見学台というのがあったので上ってみた。
けど、これはそんなに高いものでもなく中まで見渡せるというほどのものではなく、写真を撮るにはいいアングルってくらいの高さだった。

入れない本丸はともかく、ここの後ろの南の端に見覚える「変な建物」が見えたので背後の林を進んでみた。
で、登場したのが「旧済生館本館」という建物。
昔来た高校生の頃には園内には博物館や体育館以外では、史跡らしい建物はこれしかなかった。まさかこれが城とは思ってなかったけど、変な城跡だなぁ、、と思ってた。

この「旧済生館本館」は明治初期に建てられた病院だそうで国重文。現在も「済生館」という病院はそのまま市街にあり、この建物は移築されたもの。街中にあったら観光名所になっただろうに、、と思う。
現在は「山形市郷土館」になってて9時開館だそうだ。。おしい

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取り敢えず周り回って見てみた。塔のような正面だけではなく後ろには回廊のように円を描く変な建物で、中庭があるそうだ。窓から覗くと洒落ていた。

裏庭には時季早くコスモスが咲いていたり、最上義光が謀殺した武将の首を乗せたという「首洗い石鉢」なんていうのもあった。雨やんで晴れてきたので陰惨な雰囲気はなかった。
表の脇にあった「イチイの巨木」と案内立った樹も義光の時代からこの場所に生えていたものだそうで樹齢400年以上。江戸時代にはこの場所は稲荷神社がありそれでずっと残ってたそうだ。
何気に城の往時の遺構も見れて満足。やっぱり30年もたつと見方変わってて色々楽しめるもんだ。
っていうか、ちゃんと案内読んでまわれば「変」だけじゃなくて興味深く見れるんだよな。

でまた林の表に出て「本丸一文字門」に戻り、そこから並ぶ案内版を見ながら堀に沿って東にまわった。
門の裏には「石垣崩落跡」というのがあり江戸時代に櫓ごと崩落したことがあったそうだ。

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そして体育館前から本丸跡をぶった切った形の中央の道で西側を北上、野球場がまた本丸をぶった切った北側の道を曲がって駐車場に向かった。
両側の本丸跡は工事してて囲われていて、途中に「霞城公園南側エリア完成イメージ図」というのが何ヶ所かにあった。これ見るとさっきの中央の道も体育館も武道館も博物館も取り壊すのかね?(済生館は残ってた)
北側は野球場の移転決定後に計画を策定する予定だそうだ。。気になるのは北の野球場じゃなくて西のソフトボール場にあったらしい御三階櫓だけど、それにふれてる案内図はほとんどなかった。
まぁ西側は堀の外ビッシリ住宅街だから御三階櫓を再現してもよく見える場所が少なくてパッとしないだろうね。

もう少しで駐車場という所でまた雨が降ってきた。傘持って歩いててよかった。
思ったより楽しく歩ける城跡になってて、懐かしさより楽しさの方が強かった。やっぱり昔の印象だけで済ませないで来てみるもんだなぁと思った。

タグ:観:城 観:像 観:石 観:門 観:池 観:橋 観:建 観:重 植:樹

北山形駅前小便小僧像

山形市宮町にあるJR北山形駅の駅前ロータリーにある像。
何かで記事を見たのかな?ネタ帳に載せてたので来てみた。

雨上がりの小さなローカル駅前は通学の学生(部活?)がチラホラいるくらいだった。日曜だしね。
そしてその中央に噴水池のように小便小僧像があった。(水を噴出してるから噴水で間違いないんだけど)

この小便小僧は古くから近隣にあった服飾学校の女学生が着せ替えを施していたという「着せ替え小僧」のハシリとなった像だそうで、小便小僧は日本全国あちこちにあって此処のより古いものも多く、服を着せる小僧もあっただろうけど、定期的に着替えをするというのは珍しかったそうだ。

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その小便小僧。
今はロサンゼルス・エンゼルスで活躍の大谷翔平選手コスだそうだ。
大谷選手と山形は関係ないらしいけど、やっぱ東北出身のヒーローなので納得だろう。

よく見ると腰の手をあてた左手、ちん○を支えた右手、着せる服も難しそうだよね。左手はうまくポケットに入れてる形にしててうまいなと思った。

台座の裏の手彫りっぽい説明には「昭和31年10月19日に竣工、盛大に式典を挙行」とあった。
当時の小便小僧は洋風のエレガントさを醸して洒落た駅前を演出してたんだろうと思うけど、現在では地味だよね。それでも長い時間、地域の人々に親しまれてこうして残ってるのは立派だし微笑ましい。

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いろいろ想像しながら見てるうちに日差しが出てきて明るくなり、弧を描いた小便も輝いた。
見慣れたせいか卑猥とも感じないけど、これ、小僧じゃなくて大人だったらまずいよね、、(なんて思ったけど海外には小便紳士もあるそうだ、、近隣の国には大便家族なんてのも、、)

ちょっと小ネタ過ぎるけど、雨上がりの朝の感じがいい駅前風景だった。

タグ:観:像 観:水 観:池

長沼温泉 ぽっぽの湯

ファイル 2071-1.jpg鶴岡市長沼宮前にある日帰り温泉。
まっくらだったので周りがどういうところになのか全くわかってなかった。

よくある感じで、安いけどちゃんとしてて入りやすい風呂施設。
そんな普通な感じとはウラハラに、湯は茶色く濁り油臭のある濃いめの温泉で凄く効きそうだった。
これは何気に大当たりかも。気持ちよく入浴した。
(このニオイは持続性長く、翌日いっぱい自分がこのニオイさせてるのがわかったほどだった、、イベントで隣の席の人だったゴメンナサイね)

さて
風呂の話を先にしたけど、実は食事の方が先。
来たのが7時半で食堂が8時ラストオーダーだったので入る前に食事した。

メニューは「モロヘイヤそば」以外ほぼ普通。
まよわずそれにした。

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えっと、、モロヘイヤって何だっけ?葉野菜かな?(平野でつくるからモロヘイヤ?)
それを練り込んだ麺は緑色でいかにもーって感じ。
麺はとても柔らかくぷるぷるフニャフニャで、そばとしてはどうかと思うけど、此は是としておいしかった。

本来なら絶対に足りない量だと思うけど、やっぱり今日は腹の減りが遅く、丁度イイくらいだった。

で、
風呂上がり。

食堂はラストオーダー過ぎた頃合いだけど、大きめの物産店は閉館まで営業してるそうで、ちょっと見てまわった。

「しそ巻味噌」というのが気になって、「これはこの地域の物ですか?」と聞くと「そうねぇーよそじゃ見かけないわね」というので興味がてら買ってみた。
(「よそじゃ~」なんて言ってたけど、この先東北のあちこちで見かけた、、)

ファイル 2071-3.jpgそして出発してすぐに食べてみた。

しそで味噌を巻いて揚げてるかな。
しそがぱりぱりの紙みたいな食感で面白く、味噌は濃い味で甘くなかなかおいしく、クセになってパクパク続けて食べて、すぐになくなっちゃった。

タグ:楽:湯 餐:麺 餐:菓

伊豆の権現桜

ファイル 1941-1.jpg朝日町宮宿にある桜の古樹。287号が折れる角の少し先。
もう今日は何ヶ所かの桜を見てきて充分満足してたけど、道から近いなら、、と寄ってみた。ら、すぐ先の道路沿いだった。

長井から白鷹の「置賜さくら回廊」は去年咲き始めくらいに来て、殆ど咲いてない状態を見て帰ったので、リベンジで回っても散っちゃってたら余計に印象寂しくなっちゃうからと敬遠した後で、の気まぐれな寄り道。ここの桜は見てないからいいよね。

したらこの樹は半分弱くらいは咲き残ってて悪くない感じだった。

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ファイル 1941-3.jpg樹齢は700年と「置賜さくら回廊」の1000年級の面々に比べたら全然若いけど、なによりちゃんと咲いてる姿が見れるのはやっぱいいね。

照明が設置されてたからライトアップするみたいだけど、半分散ってるからもう無いかな、、
まぁ、古樹の桜も見れて満足。

タグ:植:花 植:樹

道の駅 川のみなと長井

ファイル 1940-1.jpg長井市屋城町の287号沿いにある道の駅。
初めて立ち寄る道の駅。あれ?去年長井に来たときはこんなんあったっけ?

なんか新しい感じの洒落た建物で、入口前の説明版に「川のみなと」が解説されていた。
昔、米沢藩の物資の輸送や陸揚げの港がこの最上川沿いにあって商人の町として栄えたんだそうだ。
最上川は米沢の町を抜けて山奥に続いているけど、荷を積めるくらいの船はここまでが限度だったのかな。

さて中のインフォメーションで聞いてみたら、ここは今月オープンしたばかりで、まだ一週間しかたってないそうだ。ほやほやじゃん
。平日じゃなかったら混み合いそう。。

食堂を覗いてみると、新しい店だけに面白そうな地域食材の料理が幾つもあったけど、ラーメンが多く、昼がラーメンだったから敬遠。
外には「米沢牛極みステーキ丼」なんてそそるメニューがあったけど、、4000円でパス。

ファイル 1940-2.jpgで、「馬のかみしめソフト」というのだけ食べてみた。
「馬のかみしめっ何ですか?」と聞くと「枝豆です。ずんだですね」だそうだ。いろんな言い方があるもんだ。

ソフトは青大豆のつぶつぶが入っててあっさりいい甘さでおいしかった。

ソフトを舐めながら外に出て、道の駅の横にある最上川の土手に上がってみた。
けど、河川敷の水際は間に畑があって遠く、あまりイイ眺めでもなかった、、んーそういえば最上川沿いってこういう場所多いよな。

いやいや見どころは川よりも上流側の土手沿いの「千本桜」
これは去年も車で通った道。咲く前だったけどね。で、今回は随分散ってて少々残念。(写真で見るとそんなでもないかな)

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これは大正初期に植えられた樹齢100年以上の桜並木。
また今年も桜は福島で存分に楽しんで山形では惜しい感じになってしまった。。でも少しでも咲き残ってて嬉しい。
少し歩こうかと思ったけど、足の指に水脹れができちゃったみたいで痛いので(長く歩くとよくできる、、)ヤメといた。

さて、店に戻って物産点コーナーを見て、気になった惣菜系の物を購入。走りながら食べることにした。

まず、ひとつは「かみしめ豆入り馬旨メンチ」
枝豆の入った馬肉メンチで、これは美味かった!
豆と肉が見事にマッチ。ソースくれなかったけど充分いい味で気に入った。

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そして「みそあげ」
食べるまでどういうものかピンと来てなかったけど、味噌味の揚げた餅菓子だね。
あまい味付けで味噌の感じも良く、ナゲット大で食べやすかった。

今日はこういうチョイ食いも正解でいい一日だわ。
腰痛も気にならず、やっと調子を取り戻してドライブの神に許された感じで嬉しい。

タグ:餐:冷 餐:揚 餐:餅 植:花 道の駅

道の駅 田沢

ファイル 1939-1.jpg米沢市入田沢の121号沿いにある道の駅。
121号はよく通る道だけど走りやすい道だから滅多に寄ることのない道の駅。何度かは寄ったけど、閉まってることが多く閉店時間早い印象だった。
ので、今日もトイレだけ、、のつもりで寄ってみたら、意外とまだ店が開いていたので覗いてみた。営業時間少し延びたのかな?

もちろん食堂はしまってたけど、メニュー見ると米沢牛牛丼とかリーズナブルなメニューであった。。うわぁ食べてみたい。でもここで昼って滅多にないよな、、(米沢か喜多方でラーメン食べちゃいそうだし)

ファイル 1939-2.jpgソフトは出来るみたいだったけど、ちょっと冷えそうだったから敬遠。
温かそうな玉蒟蒻を買った。

辛子は?と聞かれ、お願いしますと言うとけっこう塗りたくられたw
「ちょっと多かったかも、、」と言われ、いいですよーと受け取った。
辛いのは鼻ツーン系なら平気なので、和辛子は大丈夫。
元々コンニャク自体に辛子で隠れちゃうような味があるわけでもないから損な気もしない。(納豆は大豆の味が好きだから辛子いれない)

山形県に入ってそうそうの名物玉コンニャク。うん、おいしかった。

そしてトイレがてらちょっと周りを見てみた。
道の駅の裏には鬼面川の渓谷が流れているんだけど、木々に覆われてチラッと位しか見えなかった。
トイレの横にある展望台みたいなのも閉鎖されてたし、福島方向に見える白い雪山も木々の間で、残念というか勿体ない。

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構内には「草木塔」という石碑が立っていた。
これは草木の成仏と成長を願う物らしく、この地区には多くあって、この石碑は新しい物だけど、地区内には日本最古の草木塔もあるそうだ。(草も仏になるのか。。)

タグ:食:串 餐:煮 観:石 道の駅

道の駅 尾花沢

ファイル 1664-1.jpg尾花沢市芦沢の13号沿いにある道の駅。
ここも初めて立ち寄った。
またしてもトイレに急いでたけど、ここは大きいから停めるトコは充分で優々停められた。助かった。

ゆっくりして落ち着いて、やっぱり寄ったからには一通りみてみた。
そろそろ夕方で、本日ラストの食事にするには丁度イイくらいの時間だけど、腹はそんなに減ってないので食事っていう気はなかった。

ファイル 1664-2.jpgこの尾花沢はスイカの産地、スイカっぽいキャラクターにスイカのテーブルとスイカ推し。
スイカソフトとかあったけど、勿論パス。おなか弱ってるとドライブ的にはつらいなぁ。
そのかわりってことでスイカサイダーを買ってみた。
それと、店前にあった尾花沢牛・つや姫米粉使用という「牛肉まん」を買ってみてスイカのテーブルで食べた。

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なんか真っ赤なテーブルって落ち着かないね、、
「牛肉まん」はおいしかったけど、おお!って言うほどでもなくまあまあ普通。コスパ考えたら些シブい。
「スイカサイダー」はまんまスイカ。
んースイカはスイカで食べたいかな。カットスイカとかあればなぁ。(まだ時季じゃないか)
まぁスイカも思いきり食べたらおなかにキビしそうなので小さなサイダーでいいくらいかな。

タグ:餐:饅 餐:飲 道の駅

道の駅 おおえ

ファイル 1663-1.jpg大江町藤田の287号沿いにある道の駅。
初めて立ち寄った。
パッと見混んでて、トイレに急いでるから停められなかったらヤダなーとか思ったけどすんなり停められた。助かった。

スッキリしたトコで店前の露店屋台で売ってた「どんどん焼」を買った。
「どんどん焼」は山形名物の歴史あるお好み焼きの亜種。
我が家は父親が雑なお好み焼き的料理で「どんどん焼」というのを作ってたのを子供の頃よく食べたもんだけど、その東京の「どんどん焼」とは別。別なんだけどその名前には愛着あって食べてみたかった。(子供の頃学校では「どんどん焼って言ったら神社での焚き火のことだよ、なーにいってんの」などど馬鹿にされて悔しかった憶えがある)

前置き長くなったけどその「どんどん焼」
たのんでから一つづつ作るので、簡単ながら調理行程を見れて面白かった。

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屋台の前のベンチで座って食べた。
意外と生地はもちっとやわらかく、菓子餅風な感じで固まる手前だった。へー意外。
前に福井で食べた「はしまき」みたいなモンかと思ってたけど全然違って、同じ粉物でソースの味付けでも和菓子寄りって感じのカワイらしい食べ物だった。

ファイル 1663-3.jpgで、食べてたベンチの前になにやらドンと置かれてた木材みたいなのは、説明板に「ようこそおしんのふる里へ おしんの筏」とあった。あーあーあの大ヒットドラマ「おしん」のロケ地がこの近くにあるのね。
で、その撮影で使われたイカダだそうだ。へー。
「おしん」はいまだTV視聴率でベスト10位以内にあり、ドラマでは1位の国民的ドラマだそうだけど、 見てないんだよね。。

ファイル 1663-4.jpgさて、「どんどん焼」は腹の足しになる食べ物でもなかったのでもうひとつ。
やっぱり山形と言えばの「玉こんにゃく」だよね。一串食べた。
うんうまい。
これは思った通りの味。最近わりとあちこちで見かけるようになった気がするけど、やっぱり山形で食べるのがおいしいのは思いこみかなぁ?

ここにはラ・フランスのソフトクリームがあって惹かれはしたけど、腹弱ってトイレ行ったばっかでソフト食べたら馬鹿だよね。さすがにそれはない。パス。

ファイル 1663-5.jpg他にちょっと興味をそそったのが、この地域のお菓子「あてらざわせんべい」買ってみた。
袋には「出羽三山に十五の初参りをする時、お金をかたどった煎餅をおそなえした」と書かれてた。まずしかったんだねぇ。

煎餅は普通の醤油煎餅。
ゆっくりドライブで食べるつもりが、食べやすくおいしくすぐにペロリと食べちゃった。

タグ:餐:焼 餐:菓 餐:煮 食:串 観:船 道の駅

宮内駅

ファイル 1662-1.jpg南陽市宮内にある山形鉄道フラワー長井線の駅。
兎駅長の「もっちぃ」がいる駅。二度目の寄り道。
実は山形に来る度に気にはしてたけど、なかなか通る町でもないのでかなり久々になってしまった。

まだ元気でいるかなー、、と駅舎を覗くと以前はウサギコーナーでいっぱいだったロビーが大人しい懐古的な待合室になっちゃってた。
一瞬「あちゃー」と思ったけど、慌てる事なかれ、
「もっちぃたちは改札口を出て左側の駅長室にいます」とあった。
移動してたのね。

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「改札口を出て」という表現にちょっと迷ったけど、改札通ってホームの横の駅長室に入ると、いましたいました。かわいー駅長さんと駅員さん達。
っていうか、連休なのに他にお客さんがいなかったのが意外で、子供とか集まってるのかと思ったけど、自分だけだった。
「そんなに人気ないですよ」と人間の女性の駅員さん。 、、そうなのか。

まず白いのが駅長「もっちぃ」
少しグレーの毛が増えた感じするけど、やっぱりかわいい白兎。

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そして二羽の茶ウサギが駅員のオスの子。
ゲージの中でおとなしいのが「てん」
「あそぼーよー」って感じでゲージの外に出てるのが「ピーター」
冷たい床が気持ちいいのかぺたーっとしてて、撫でても気持ちよさそうな素直なやつ。毛は見た目以上にモフモフだった。

人の駅員さん曰く「ピーターは動き回るけど、てんは大人しいから運動不足」だそうで、てんを引っ張り上げてケージの外に出した。
するとピーターが喜んでじゃれついて、てんは嫌がって逃げ出して、ぴょんぴょんぐるぐると追い駆けっこ。
わー 速い速い。
やっぱり駆け跳ね回るがウサギらしくかわいいね。

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駆けまわった二羽は人の駅員の駅員室の方まで走り回って、気が付くとピーターだけが戻ってきた。
てんはどこかに隠れちゃったみたいだけど、どこにも見当たらずなかなか出てこず音もしないので、少し心配して探したけど見つからなかった
「おなかがすけば戻るでしょう」ってことだけど、結局帰るまで出てこず終いでちょっと心配だった。(帰ってから見たその後のツイッターにてんも出てたので一安心)

てんがいなくなったとこでここぞとばかりもっちぃにべったりのピーター。
「もっちぃだけがメスだから三角関係」なんだそうだ。。

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しまいにはゲージ飛び越えて侵入。
じゃれて、後ろからかぶさって、、、、おいおいw
ウサギなのに肉食系とはコハイカニ。

前に来たのはもう六年も前なので「でも、もっちーもみんなももう結構な年ですよね」と聞くと、人間でいうと40代後半くらいなんだそうだ。。 次に六年も後に来たらいないのか。。
元気で健やかに長生きしてほしいし、またこうして立ち寄っていやされたいなぁ。

ファイル 1662-6.jpg鉄道の駅なのに鉄道も乗らないで楽しませてもらって申し訳ない気もしたので、最後にもっちーのタオルを購入。
「気を使わなくてもいいですよ」
なんて言われてしまった。

最後までお客は他に来ず僕一人でじっくりウサギを眺められ、撫でてモフれて楽しめた。
気恥ずかしさもあったけどこんなに静かならまた来たい。っていうか列車も乗ってみたいよな。
来年は桜の時期に合わせて来て、じっくり列車で「置賜さくら回廊」を巡ってみようかな。。

六年前の点景(→)

タグ:動:獣 観:鉄 楽:触 楽:話 楽:買

道の駅 あさひまち

ファイル 1615-1.jpg朝日町和合北又の287号沿いにある道の駅。

ナビの地図にもなかったけど其れもその筈、去年の10月にオープンしたばかりの新しい道の駅だそうだ。
リンゴ風の幟も洒落てるし、建物もこれ、赤と緑でリンゴのイメージでしょ。

なんかいろいろありそうだけど、あんましお腹減ってないんだよな、、
なーんて思いつつ、もう店に入る前からスタンドショップの御当地ソフトと御当地バーガーが気になったりした。

ファイル 1615-2.jpg引き合う力は宇宙規模「引力バーガー」というのは、なんか宇宙関係の施設でもあるのかな?とか思ったけど、そうじゃなくて朝日町産リンゴ(ふじ)が朝日町産ブタ(あっぷるニュー豚)と引き合ったという万有引力的な品。(「豚林檎バーガー」でいいじゃん)
そしてソフトはこれまた朝日町産完熟リンゴの果肉入り。
気になって両方買った。

あ、しっぱい。
ソフトはバーガー食べてからにすれば良かった、、先に渡されてもなぁ。。

ってわけで先にソフト。ちょっと寒かった。冷えた冷えた。

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そしてバーガー。
これはおいしかった。リンゴ合うねぇ。
ソースはデミグラで素直にハンバーグらしくて、そこに入り込んだリンゴが意外と自然で和んでた。
男バンドの女性ボーカルみたいなそれでいてしっかり軽くないロックみたいな。

店の中を覗くと食堂メニューもいろいろ面白いのがあったので、是非また来たいと思った。
やっぱ新しくできたトコは掴み分かってるね。

タグ:餐:ば 餐:冷 道の駅