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妻沼聖天山歓喜院

ファイル 3209-1.jpg熊谷市妻沼にある寺院。

妻沼は西方向への北西周り定番ルートなので、ちょくちょく通って町中を通過してるので、その町の中心というべきこの寺院は一度は寄ってみたいとは思ってて、なんか前に一度駐車場には停めて少し歩いた記憶あるけど、その時はどうしたんだっけ?人が多かったから怯んでやめたのかな?歓喜院には行った事なかった。
とはいえやっぱり寺ってあんまし興味深くなく、今日も別に「ヨシ行こう」と決めて寄ったわけではなく、食事がてらふらふら歩きつつ軽く見ようかなってくらいの寄道だった。

で、まずは妻沼名物の稲荷寿司の店に行ってみたんだけど、参道付近の二軒とも2時ではもう売切れで閉まってた。。(っていうか、そういえばここ稲荷神社でもないのに稲荷寿司なのね)
で、他の店探しに表の通りに出る前に、軽く歓喜院を眺めて行こうかなとお参り。

まず立派な仁王門。聖天山の額がある立派な門で、国有形文化財とのプレート。くぐって入ると拝殿の前には石舞台という段があってよけて進んだ。

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そして線香の香りを纏いながら拝殿で拝んだ。寺院での拝む作法とか知らないけど、なんか近くの人はアレもコレもと途切れることのない願い事を教文のように唱えて拝んでた。
自分はとくに願いはなく、簡単に拝んでキレイな彫刻飾りを眺めて廻った。

聖天堂は拝殿・中殿・奥殿と続く神社のような形式。仏教系の神を祀っている神社っぽい寺院ということかな。ここは大聖歓喜天が御本尊。抱き合ってる象の神様ね。昔、マンガの「ディスコミュニケーション」で興味持った覚えがある。(たしか「夢をかなえるゾウ」て小説の象も歓喜天。流行ってて読んだっけ。。)

ファイル 3209-3.jpgその中殿から奥殿は拝観有料。国宝建築物だからケチらずに、、とも思いつつ良さがわかるとも思えず躊躇してたけど、ちょうどドライティアガイドが始まるトコだというので、だったらと入った。

この聖天堂は日光東照宮ができておよそ100年後に東照宮を建てた者の子や子孫によって建てられたもので、資金のすべては民間の寄付による民のための寺院だということだ。彫刻も市井の楽しい遊びなどがメインになってて、参る人の気持ちを癒して世の中には楽しい事が沢山あると思わせる配慮というところが好感持てた。(一般的には中国の故事や戒めや経典の彫刻が多いらしい)

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30分くらいといってたガイドはとても分かりやすく、ひとまわりゆっくり廻ってじっくり見て、最後は写真撮るのに一番いい角度という端で撮影タイム。最初ガイドについて歩いてたのは自分と女性の二人だけだったけど、途中から増えて、最後には七八人になっていた。なんか旅行に来た気分で楽しかった。

ガイドは表の拝殿まで説明してくれて終了。ありがとうございました。

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後は食事食事ーと思いつつ、奥にも何かありそうだなと歩いてみると、鐘楼も国有文、「夫婦の木」というケヤキとエノキが絡んだご神木があったり、軍茶利の滝というエッチな形の滝もあった。

池のような川を渡るとカッコイイ多宝塔もあって、これも国有文だった。横から上ると周りを歩けたけど、正面の階段は閉鎖されてたから入っちゃまずかったのかもしれない。。内緒内緒

ゆっくりひとまわりして先にあったトイレに行くとその前の看板に「地名の由来」とあった。昔は男沼と女沼があって女沼が妻沼になったそうだ。

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表の参道に出て、せっかくだから中門や貴惣門も見て歩いた。
中門は小さな四脚門だけど大火でも残った最古の建造物だそうだ。(でも地味なので市の文化財)

貴惣門は立派な八脚門。彩色はないけど彫刻も飾られてて国重文。中の仁王はちょっとコミカルな面だった。

軽く見るだけのつもりでなんだかんだ楽しく一時間歩きまわって3時になってしまった。食事はいいかと車に戻った。

タグ:観:寺 観:門 観:建 観:飾 観:像 観:塔 観:重 楽:話 植:樹

道の駅 しもつけ

ファイル 3208-1.jpg下野市薬師寺の4号バイパス沿いにある道の駅。

つい先日来たばかりだけど、点景は四回目ながら7年ぶり。
今回は食事のつもりで来たので久々に記載。
いつ見ても混んでる道の駅だけに、来るたびに色々あったりするけど、そういえばいつの間にか売店の隣りにリーズナブルな食事処ができていた。っていうか、以前の点景では奥の高めのレストランの食事ばかりで、手前にこんなのがあったかどうか記憶にない。。

先日来た時にはスペシャルランチのB定食がリーズナブルで普通に寄って食事したいくらいじゃんと思ったのを思い出して来てみた次第。

ファイル 3208-2.jpgそれ以外にも車販売でいろんなのが並んでたから一応パーッとみてから店に入った。

で、今日のB定食が豚玉丼定食で650円。先日見たのが何だったか覚えてないけどまぁそれで決定。(ちなみにA定食は回鍋肉定食で840円)券売機で券買って席に着いた。
けどよく見ると、カツ丼630円だった。そっちにすればよかったか?と思ったけど、味噌汁が付くからいいかと納得。「しもつけ野菜炒め定食」という地名入りメニューもあったけどそれは少し高かった。(っていうか売り切れだった)

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ってわけで豚玉丼のB定食。
親子丼の鳥肉よりは大きめの豚バラ肉でやや甘めながらおいしかった。っていうか大きなシイタケが入っててそれがうまかった。シイタケ苦手な人はやめたほうがいいね。タマネギもたっぷり入ってておいしかった。

これはまた気軽に寄りたい感じ。このB定食は固定なのかな?(先月の写真見返したらメニュー撮ってて「イカカツ丼定食」だった!変動メニューだぁ次回が楽しみ)

ファイル 3208-4.jpg食後はゆっくり店内を見てまわった。
気になったのはまたオカキ系の「あげのりもちほっぺ」、小さい袋が120円だったのでお試しくらいにいい感じ。
購入して出発。
走りながら食べようか、、と思ってたけど、しばらく満腹で放置。

食べたのは夕方に寄った五霞の道の駅。Skypeでのお話会が終わった後で食べてみた。
ら、意外や意外、軽くてふーわふわ。離乳食菓子みたいな感じ。これ歯がない人でも食べれるね。
フワフワな気分と相まってぺろりとすぐに全部食べちゃった。おいしかった。大きい方買っとけばよかったー。

ちなみに前回の点景
もっと前の点景

タグ:食:丼 食:定 餐:菓 道の駅

道の駅 グランテラス筑西

ファイル 3207-1.jpg筑西市川澄の50号沿いにある道の駅。

寄ったのは三度目。点景は二度目。二年前の最初に来た時に碗で食べたアンコウ鍋があまりおいしくなかったのが印象的で(そのおかげで友達と大洗に行くことになったので良かったけど)なんかいまいちパッとしない所というイメージがついてしまってた。。
で、今日はここまで食事できずにフラフラしてて何でもいいから食べようと思って寄ってみた。

ら、販売コーナーの奥にはちゃんとフードコートとレストランがあって、フードコードの方は蕎麦屋とラーメン屋で、ラーメン屋はご当地「下館ラーメン」の店ということで、あれれ?魅力的な道の駅じゃん、、と驚いた。(けど、ちゃんと前回の点景にはラーメンも気になってた旨書きこんでた。。。あらあら)

ファイル 3207-2.jpgえーなになに、後からできたのか?とか喜びつつさっそく食事休憩。
ワンタン麺もあるのが下館ラーメンらしくて有難い。迷わずにそれにした。
けどそういえばメニューには「筑西タンメン」というのもあり、周りを見るとそっちを食べてる人と半半といったところ。まぁタンメンは最近はやりで茨城タンメンとかあるし(岐阜タンメンがハシリかな)野菜食べるのが忙しくて麺まで遠いいのがもどかしいので、もっと時間ある時にまた来れたら食べようかなと思った。

で、下館ラーメンのワンタン麺。あ、そういえば先週の埼玉でもワンタン麺食べてて二週連続だね。

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下館ラーメンは特別風変わりな個性はないけど素直な醤油のおいしいラーメン。安心感。
ワンタンはヒラヒラ感があっていい感じ。(先週のワンタン屋よりこっちの方が好き)
正直言うとここまで食べにくるというほどのものではないけど、たまに寄って食べたいスタンダードって感じ。おいしかった。

完食して食器返す時に「鳥皮らーめん」なんていうメニューがあるのに気が付いた。うわーそっちにすればよかった!鳥皮大好きだし、ラーメンで鳥皮って他で見ないし。。そして唐揚げは「ラーメン醤油使用」とあって気を引いた。次来たらこの組み合わせだな!(筑西タンメンは別にいいや)

ファイル 3207-4.jpgところで今日は5時半からZoomでのオンラインお話会があって、ここでゆっくりして駐車場で、、と思って売店とかフラフラしてみた。
けど、食事の後では気になる物もなくすぐに出ちゃってまだ5時。
外はなんか点き始めた電飾が少しきれいだなとは思っても、ふらふら歩き回るほどでもなく、取り敢えず車に戻ってみたら夕焼けもキレイだったけど、30分待つくらいなら帰る方向に移動で下妻の道の駅くらいまで行けるだろうと思って出発した。

ファイル 3207-5.jpg下妻に着いたのが5時半数分前のギリだった。
けど、スタンバってもすぐには始まらず、不手際でもあったか?時間を間違えたか?と思うくらい待たされ、繋がったのが55分。。来た時は明るかった外もすっかり暗くなってた。

そして嘘だろっていうくらい短かったけど、楽しく話せて感激した。

 
相手は声優の洲崎綾さん。
「たまこまーけっと」で知って、「キルラキル」で興味持って、ラジオ聴いてツボって超ドハマり。ぶひぶひ。
以来九年間ラジオは欠かさず(アーカイブ拝聴だけど)トークイベントも何度も行き続けている、けどこうして直に話すのはもちろん初めてなので興奮した。
車の中からなので「毎週ラジオのアーカイブ配信をドライブの共にして楽しませてもらってます」と言うつもりだったけどすっかり飛んで言うの忘れてた。。


ちなみに前回の点景

タグ:餐:ら 楽:催 楽:話 道の駅

茨城県庁舎

ファイル 3206-1.jpg水戸市笠原町にある茨城県の県庁庁舎。

水戸市街の中心より少々南にあり他に高い建物がないので目立つものの、特徴は無くて今まで特に気にしたことなかった。
けど、今年正月に前橋の群馬県庁舎の展望台に上がってみていい眺めだった事もあって県庁舎に対する関心がもててたので、水戸に向かってる時に見かけたこの茨城の県庁舎も気になって来てみた次第。
駐車場は建物の(地下みたいな雰囲気の)一階で無料。ロータリーから誘導あってすぐに停められた。

そして二階の入口から入った。まずは広いロビーで中央が吹抜けの開放感ある建物。ちらほら銅像があって、「花の女神フローラ」というこちらは少し艶っぽかった。

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御時世だけに「アマビエ」などもあり、その先に「県政広報コーナー」の部屋がありアントラーズなどのサッカーチームの展示や御当地ヒーロ―や県内ロケ地案内などがあってガルパンのボードもあったんだけど、何やら等間隔で置かれた机で学生さんが勉強してて入りづらい雰囲気だった。。(っていうかとても入れなかった)自習部屋?受験シーズンだから?

そして展望室への直行エレベーターに乗ると、ここもガラス張りで景色見ながらビューっと25階まで上がった。

その25階が展望ロビー。
エレベーターの前は小さめの窓で西方向の眺めが覗けるだけだったけど、右回りで進むと南方向がビルの正面かな。広いロビーで広いガラス窓で広く展望できるイイ広間。
でもなんか、ここも感覚あけて机が並べられて勉強する学生が沢山いた。。県庁って図書館みたいな学習するスポットなの?それとも水戸は勉学の都というイメージアピールを兼ねて学生を優遇して集めてるとか?
普通に展望に来てる人もけっこういて、わざわざ騒いだりはしてないけどシーンとしてるわけではなく、歩いてる人も多いので図書館より騒がしいけど喫茶店よりはいいのかな。眺めいいトコでというのもいいのかも。まあ気にせず展望した。

南側は広い関東平野の東京方面の眺め。高い建物もなく思いきり広く展望。山は脇に筑波山が見えるだけで離れているので、高さは低くとも群馬の展望よりも開けて広く感じた。

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案内にあった牛久大仏はやっぱ離れてて、カメラのズームで小さく見えたくらいだった。
ゆっくり眺めて振り返ると、吹抜けの中央側には「茨ひより」という茨城県公認Vtuberアナウンサーというキャラのパネルが立っていた。いろいろあるのね。この県庁舎の模型もあって400/1の細かい作りだった。

次は側面の東方面。正面に比べると全然小さな部屋で、木彫りアートの森の木と動物が飾られてて独特な雰囲気。ベンチのひじ掛けにもあって蛙みたいな魚がかわいかった。

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眺めは海方向。やっぱり海は少し遠かったけど、津波を考えた都市としては当然だろうね。震災時のロビーの状況というパネルもあった。
カメラのズームで海の方を見ると、大洗マリンタワーが見えた。その裏に白い建物の様に見えたのが北海道行きのカーフェリー、、デカっ!タワーとの比率あってる??(違がってるわけもないが)

そして裏側の北方向。
ここは二段になってて上の段の長いカウンターテーブルには自習する学生が並んでいた。下の段は一般の展望客の休憩にと区分けされててお互いに邪魔しないようになっているのは素敵に思えた。

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北は水戸市街の中心方向で、駅前の水戸城跡あたりはもっと丘で分かりやすい舌状丘陵かと思ってたけど、意外と起伏なくてどこがどこらへんか分かりづらかった。。

一番目立つ高い棒のような建物が日立のエレベーター研究塔。高さ213.5mで建てられた2010年には世界一高いエレベーター塔だったそうだ。(現在は7位とか。きびしいねぇ。。でも日本一ではあるらしい)
そのエレベーター塔の手前の那珂川堤防前あたりが水戸城跡、やや左に水戸駅。そこらが水戸の中心。ずいぶんと離れてるよね。

このフロアの隅には売店があって、紅茶やソフトの販売もしてて喫茶スペースにもなってた。ソフトでも、、とも思ったけど、紅茶のソフトとか別に水戸っぽいイメージでも茨城っぽいイメージでもなかったのでヤメといた。
これで一周。最後に吹き抜けの中心を見下ろしてからエレベーターで下に降りた。

さて二階では、さっき覗いた自習室の反対側にも「県政広報コーナー」があって、こちらは自習机などなくパネルなどの展示が並んでた。(北方領土の特集をしてた)
サーっと見てまわって目についたのは(「茨ひより」のパネルと)奥にあった旧茨城県庁舎の50/1模型。とくべつ面白い建物でもないのに大きくて堂々としていた。屋上からの眺めはどうだったんだろうね。(実は取り壊されずにまだ三の丸にあるそうだ。なんだ思い出の建物ってわけじゃないんだ。。)

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その前にあった「LPG運搬船エネルギーホライズン」の模型も細かくてカッコよかった!
それと「茨城県庁来庁記念スタンプ」というのがあったけど、これも茨ひよりだった。推してるなぁ。あちこちにあったもんなぁ。

というわけで県庁展望第二段の茨城県庁。(巡り集める気はないけどww)
前回行った群馬県庁と比べるのも何だけど、こっちのほうが広く眺められてのんびりできた。
逆に群馬は山が近いから関東平野の角としての地形を楽しめて、展示も山と地形の模型で楽しめた。
茨城の展示は勉強熱心な姿と対をなしたキャラパネルだらけの印象。偏ることなく平和であってほしいね。

タグ:楽:眺 景:町 観:像 観:飾 観:船 観:塔 観:一 観:キ 観:模 楽:証

水郷落し圦樋

香取市一ノ分目にある取水施設。利根川から水路に水を引く水門と樋口。
構造物に興味あるわけではなく、そのあたりをフラフラしたってだけです。アシカラズ。

佐原と小見川の中間地点のここら辺は、川沿いの土手のバイパスなどは作られておらず、国道は以前の侭のルートで少し川から離れた区間。なので立ち入ったことなかった場所。
来てみたらバイパス工事のアタリくらいあったりして、、とか思ったけど何もなかったし、川沿いの道はどっち方向も一般車両進入禁止になっていた。

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先日見た映画「怪獣のあとしまつ」で怪獣の死骸の場所の地図の位置がここら辺だったので、怪獣を想像してのんびりできるかと思って来てみたけど、土手を上がってみたら思ったほど川は見渡せなかった。

でも川岸まで出れそうな道が蘆原に続いてたので、土手を下りて歩いてみた。

なーんかタイヤ痕で凸凹でだけど、ぬかるんでるでもなく歩きやすい道だった。圦樋と水路に続く細い川を見ながら進んだ。

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利根川本流側に出たけど、広く見渡せる感じではなかった。
けど、見えた感じではここらの利根川は川幅広く東関道の高架橋も見えてたから映画で見た感じとは違ってた。

今度は利根川に沿って歩くと少し先で道は終わってた。
そのどん詰まりのとこはなにやら鳥の羽が散乱して雪のように積もってた。ナニコレ?鳥剥き場?猛禽類の台所?不気味なような不思議なようなフカフカでフワフワな光景を眺めた。

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そして川側には小型ボートの桟があり、ワイルドな小屋があった。
私有地?少し怪しくて惹かれたけど覗かずに引き返した。

野鳥とか眺めながらゆっくりと歩いて戻った。

と、まぁこれだけのとくに何を見たってわけでもない散策。いつもなら点景にしてないだろうけどね。

ちなみに後で調べてみたら、河川敷のロケ地はもっと手前の安食あたりだったらしい。
それはそうと映画の評判がなかなか酷くて笑った。僕はこの監督の作品が好きだから見に行ったので楽しく見れたんだけど、特撮の興味で見た人はてんで面白くなかったようだ。「近年随一の駄作」「令和のデビルマン」と酷評のオンパレード。一生懸命そのつまらなさを語ってて大笑いさせてもらった。ぷぷぷ。かわいそう。

タグ:景:川 景:原 観:装 動:鳥

ワンタン屋 今福商店

ファイル 3204-1.jpg川越市今福の県道沿いにあるラーメン店。

何か食べたいと思って進んでた道で「ワンタン屋」という文字を見て対向車側ながら即決で寄ってみた。
ワンタン好きだし3時半という微妙な時間でもやってる店なので見送る余地ないよね。
ずっと食事できず、ああ今日もこのまま何も食べられないパティーンかな、、とか思い始めてもいた頃だったので助かった。

大きなテーブルを仕切り分けたカウンター席についてメニューを見た。
ワンタン屋ということでワンタンがメインの店だと思って入ったけど、意外なことにワンタン単品のメニューはメインになく、全部ワンタン麵だった。(ラーメンだけのメニューはよくみたら写真無しで一応載ってた)

ファイル 3204-2.jpgいや、もともとワンタン麵で食べたいと思ってたから丁度よくて全然不満はないけど、逆にワンタンだけかと思って通り過ぎちゃう客もいるんじゃないかと勘繰っちゃった。

で、メインのワンタン麺は醤油と塩とあったので店の人に「どちらがおすすめですか」と聞くと「お好みでどちらでも」と言われたので塩にした。
けど、待つ間見まわした店内にあったポスターには「永年継ぎ足してきた熟成醤油」とあって、実は醬油の方が売りだったんじゃーん?と思った。

ってわけで「鶏だし肉雲吞麺」塩。午後3時以降は麺大盛りも無料だそうで大盛り。

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うん、好きな塩にしててよかったと思えるおいしい汁で麺もストレートながら汁とよく絡んでおいしかった。
肝心のワンタンは、ビラビラ感は少なく中の具が大きいタイプで、味のついたミートボールのような具が麺と汁とは別の味を主張する感じは面白った。(けど熱すぎてなかなか食べられなかった)

正直、ワンタンはちょっと違う趣向に感じしたけど、麺と汁はおいしく満足の食事。
近所にあったらちょくちょく来たいなぁ~と思える店だった。

タグ:餐:ら

機動戦士ガンダム THE ORIGIN展

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所沢市東所沢和田のところざわサクラタウンにある角川武蔵野ミュージアムで催されている「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」という漫画作品の原画展。

この「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は、1979年にテレビ放送されたアニメ「機動戦士ガンダム」を作画監督の安彦良和ご本人がリメイク漫画化した作品で、掲載専用媒体として創刊された「ガンダムA」という雑誌に2001年から11年まで連載され完結した作品。
 
自分の中のガンダムはブームだった中学生の頃で一旦終わってたんだけど、前の職場の同僚(飲み友)の影響で他のガンダムや安彦良和の漫画を何作も読んだりするようになって好きだったので(ほとんどの作品を読んでる筈)、連載開始を知った当時は「まじか!!」と驚くほど大感激の企画で「ガンダムA」は創刊号から連載の最終回までの殆どを発売日に買って(石垣島に行ってた時だけ買えなかった)熟読し、愛蔵版も全巻揃えて何度も読み返している作品。人生で一番ハマった漫画かもしれない。
 
なんといってもキャラクターが生き生きとしてて魅力的で素晴らしい。アニメでは化物のようだったドズルや妖怪のようだったマクベですら人格を描かれて魅力的だし、ただの愛人のようだったハモンなんかひょっとしたら作品中一番魅力的な女性ではないかと思える程の描かれ方。そしてもちろんランバラルは一番カッコイイ漢だった。
スレッガーもカッコいいしカイもやっぱりイイ。そしてもともと嫌いだった主人公のアムロはやっぱり腹立たしくて良いw(おやじにもブタれたことないやつが、ガールフレンドは平気でひっぱだける上に、両親家族を亡くしたばかりの娘に気づかいゼロの鬼畜ぶりw ララアがどうのいう前に人の優しさ悲しさに気付けよ)
 
そしてアニメとは細部で変更があって戦争の趨勢などなるほどと思える流れになってて、過去編もしっかり描かれてて大満足。
この改編が気に入らない人も多いみたいで、オリジンは史実とは別のパラレル作品と捉える向きもあるみたいだけど、人物の解釈や背景や辻褄が描く人によって変わるのは歴史小説やドラマみたいなもんだよね。自分的にはむしろアニメ本作よりもこっちの方がオリジナルでいいと思ってる。
 
そんな作品の原画展、是非とも少しは空いてそうな平日に来てみたかった。

サクラタウンも角川武蔵野ミュージアムも面白い建物なので先に上げてみた。その岩みたいなミュージアムに二階から入ると広いロビーに受付があって並ばずにチケット購入。
三階に上がって「EJアニメミュージアム」というのが会場。
写真はスマホで静止画ならOKだそうで、デジカメは×だった。なぜだ?
でもまさかこういう原画展で撮影ОKは嬉しいね。

入ると先ず連載されてた時期のガンダムAが壁一面にズラっと並んでた。これ全部家にあるけど並べるとこうなるのか。。(増刊号はなかった。あ、あれは描き下ろしの一枚画じゃなかったっけ)

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展示は物語の最初から(ほぼ)順を追ってカラー原画やモノクロ原画が額入りでキレイに並べられていた。
なんかもう、ナレーターの永井一郎の視点のような俯瞰で眺めているだけでも物語の中に入り込んだ気分で感無量。胸あつだった。
そして安彦先生のコメントも楽しく嬉しい展示。それぞれの章ごとのコメントだけでなく、たまに原画の下に小さく添えられた小さなコメントまであってじっくり見れた。

そしてガンダムと言えばシャアとアムロばかり表に出るけど、一番カッコいいのがランバラル。大好き。
戦闘で負けるシーンや自決のシーンは涙でそう。武人として「恥」でも負け惜しみを言って勝者の少年を奢らせずに奮い立たせようとした思いやりは正に「漢」! 「兵士の定め」という最後は、悪魔の所業の作戦を放棄しつつも、結局巻き込んだ若者や民間や守った筈の姫まで戦地で敵対してたことに対する憤りと、戦争は兵士どうしで行われるべきであるという美学、アニメしか見てなかった時はなんで?と悔しく思うだけだったけど、この漫画を通して観てそのカッコよさがわかった気がした。
コメントに、ラルとセイラの再開シーンを描いてて二人の過去が気になったのが「過去編」を描こうと思ったきっかけのひとつだとあった。(以前は「タチ中尉という奴が気になって~」とも言ってたけど)なるほど、過去編でランバラル大活躍だもんなぁ。実はシャアの過去よりもこっちが主点だったのね。

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そして、セリフの入ってない原画を見るだけでも涙でそうなのがカイとミハルの悔恨ページ。
もう少しカイとミハルのイチャコラ展開が見たかったなぁ。蛇足だろうけど。

意外だったのはブラウブロ。ドブみたいな色だと思ってたけど原画はキレイだった。
シャリアブルはアニメと全然違うけど、報われなさが際立ってていいキャラだった。アムロもシャアも鬼すぎるw

そしてこの作品で一番評価が一転したのがドズルザビでしょう。いっつも貧乏くじ引いてるけど負けずに突っ切るカッコよさ。ザビ家にしては思いやりがあり唯一人間味ある人物。
それを踏まえてみるとソロモンでの最後のシーンはアニメで見た時と真逆の印象。ドズルの背後に出た悪魔のような影は白い悪魔に攫われる様子が映ったのではないかとか思えちゃった。

そして光る宇宙とアバオアクー戦の最終局面のコーナーは凝った展示で天井からセリフがぶら下がってた。
そしてセイラさんの乗るジムって赤かったんだっけ。。とか今更気づいた。
そういえばオデッサが終わって宇宙に戻るときに安彦氏は「ここからは話を変えることなくアニメに忠実に完結させます」みたいなことインタビューで言ってて少々気落ちしたけど、実際は変更点やオリジナル展開満載で最後まで楽しませてもらった。
アニメで一番しびれてた「大佐!いけません!」というシーンが無くなったのは寂しいけど、そうきたか!という胸あつ展開は大満足の大団円。最高の漫画だった。

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そして意外にも一番涙したのは眉唾で読んでた番外編のラスト。セイラさん最高だよ。

漫画の後に安彦先生の作業部屋が再現されてて解説のインタビュー映像と共に楽しめたし、所沢在住という事で所沢の話の映像やマンホールなども飾られてた。

最後にこの夏公開のククルスドアンも流れてて楽しみになった。
売店では何か買おうと思ったけど、シャツもポスターも殆どアムロとシャアのデザインなのでパス。キーホルダーだけ3つ買ってみた。(袋入りであまり好きなのは出なかった。。)

実は以前2007年に川崎で開催されてた「安彦良和原画展」に行ってて(日誌にはガンダムのガの字もアニメのアの字も書いてなかった。。)オリジンの原画を見ててその綺麗さは知ってたので、そこまでの感激はないかな?とか思ってたけど、アニハカランヤ。その頃はまだ過去編が始まったくらいかな?こうして完結して10年も経った後に改めて俯瞰的に眺められる喜びは比べられない感激。始終胸あつで廻れて楽しめた。来てよかった。
(簡単にまとめるつもりで長々と語ってしまった。。反省)

ちなみに川崎での「安彦良和原画展」は2007/08/18に行ってた。
ガンダムだけでなく他の作品の原画もあって楽しかった。

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タグ:楽:催 楽:映 観:絵 観:藝 観:伝 観:キ 観:具

平井家住宅

ファイル 3202-1.jpg稲敷市柴崎にある古民家。

国指定重要文化財の案内を見かけて来てみた。けど、集落の中にあって道は軒先の細道で駐車場も少し離れてた。
やめようかと思ったけどまだ時間も早いからいいかとのんびり歩いて来てみた。

大谷石の塀に囲まれた脇道に入ってみたら、古民家の入り口は閉鎖されていた。
案内を読むと入館希望者は管理者か歴史民俗資料館に電話して呼び出してくださいとの事。。
まぁ人が常駐するような観光地でもないから仕方ないか。そこまでして中を見たいわけでもないので覗くだけにした。有料だし(200円)

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建築年代は不明で推定では江戸初期の寛文年間(1661-1673)だそうで、平井家についてはどういう家柄だったのか書かれてなかったので、住人の歴史より建築物としての価値が貴重な古民家なんだろうね。
平成15年に解体修復工事が完了したそうで、パッと見はキレイ過ぎるほど整った堂々たる屋敷。建築の知識もないフラリとドライブがてら寄ったような自分は外目に見るくらいで充分なのかも。
家の前もガランとゆとりあるスペースがあり(ここを駐車場にすればいいのに)、植木も整っていた。

中に入れないんじゃ点景にするまでもないかな、、と思ったけど、まず多分中に入りに再訪することはないと思うので上げとこうと思った次第。
空振りで腑に落ちない気分で来た道を戻った。

ファイル 3202-3.jpgそういえば前の道の向かいに更地の空き地があって石碑が立ってた。「内藤蔵之丞跡地」とあったけど、それがだれなのか、生家跡なのか屋敷跡なのか蔵の跡なのかなんなのか分からなかった。。(ネットにもなにも出てなかった)
なんか奥の方はゲートボール場のようだ。手前を駐車場にすればいいのに。。とぼやきながら数分歩いて駐車場に戻った。

タグ:観:屋 観:重 楽<残

美よし食堂

ファイル 3201-1.jpg稲敷市幸田の125号沿いにある定食屋。

おととし来て食べておいしくてまた来ようと思ってての二度目の来店。
その時食べた「どじょう唐揚げ」がおいしくて印象的で、職場で「かしこまった店じゃなくて普通に食べる泥鰌料理が食べてみたい」と同僚が言ってて真っ先に浮かんで「そのうち行こう」とかいう話になってたけど、、彼を連れて来ることはあるだろうか、、w

さてさて、今日は先月素通りして「やっぱり其処で食べとくべきだった」と悔しく思ったのを憶えて軽いリベンジ的な感じで来てみた。

まぁ今回は普通に普通の食事でと思い、丼物がいいかなとメニューを見てて、気になったのは「あさり丼」だけど、それはミニの麺類にプラスのメニューだったので、じゃあ蕎麦でも、、と思いつつ、ラーメンやちゃんぽんの並びに「炒めそば」というのがあって、焼きそばじゃなくて敢えて「炒め」としたのが気になってそれにしてみた。

たのんでから周りを見ると、半端な時間ながらわりと人が入ってて近隣住民の憩いの店といった和やかさ。フト気が付くと半分以上の人が鍋焼きうどんを食べていた。鍋焼きうどんが人気メニューだったのか。それにすればよかったかな、、とか思ったけど、鍋焼きにミニ丼は多すぎそうだったからまぁいいかな。

ってわけで「炒めそば」と「ミニあさり丼」

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なるほど、野菜炒めに麺を入れた感じなので素直に炒めそばってことなのね。うんうんいいねぇこれ。普通においしかった。
意外と量が多かったけど飽きずにおいしく食べられた。

そしてあさり丼は和風薄味のあっさりごはん。(いやダジャレじゃなくてさ)真逆な感じの極端な組み合わせになっちゃったけど悪くない。さらさらっと食べて味噌汁のめば最初の油っこさも和んで落ち着く。いい昼食。おいしかった。

ファイル 3201-3.jpgさて、そういえば「どじょう」のメニューは紙かぶせて隠されてたのを会計の時に聞いてみたら、やっぱり季節メニューで田植え終わったくらいの時季だそうだ。
そりゃそうか。「じゃあまたその時期に来てみますね」というと、「年によってズレがあるから電話してから来られるといいですよ」と番号をメモしてくれた。親切でありがたい。車内に保管しとこう。

 
 
ちなみに前回の点景

タグ:食:焼 食:丼 楽:話

麺屋 心羽

ファイル 3200-1.jpg加須市下樋遣川の県道沿いにあるラーメン店。

よく通る定番コースからちょこっと折れた先にある店で、おととし来て食べておいしくてまた来ようと思ってたんだけど、日曜は休みだったり長い列ができてて敬遠してたりしてやっと二度目。その日曜休みだった時に連れてた妹が覚えててリクエストされたので、列さえ長くなければという条件で来てみた。
ら、店前で待ってた人はいたけど数組くらいだったので待つことにした。

先ず食券を買って名前を告げて外で待つシステム。外は日差しあって温かかったのでのんびりしてたらそんなに待たずに店内に入れた。

ってわけで二回目の来店。この店は塩ラーメンの店で前回食べたのが「鶏塩拉麺」さっぱりおいしく今回は妹が注文。自分は「貝塩拉麺」ホンビノスのラーメンで題材でマンガに載ったという店内の貼紙を見て気になってたメニュー。でも今の解説の写真には「蛤」と書かれてた。あれ?変わったのかな。
それと一品オマケで妹とシェアで「牡蠣と帆立のソテー丼」というミニ丼。妹は「水餃子」とどっちがいいか少し迷ってた。

そして先にラーメンが出てきた。

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うん、いいねいいね。しっかり貝だね。っていうかやっぱりこれ「ハマグリ」だよね。自分はホンビノスって食べた事なかったからそれはそれで楽しみでもあったけどどうせなら蛤の方がいいよね。妹曰く「ホンビノスは殻が白いからハマグリだよそれ」と。さっぱりした塩とあってて良かったし海苔もよかった。ストレートの麺も悪くなく「薄いけど日本そばみたいな色付いてるよね」と妹。
そうそう妹の方の鶏塩も「安心して食べれる優しい味」と好評で良かった。

ファイル 3200-3.jpgそして後から来た「牡蠣と帆立のソテー丼」(丼というか碗)
意外な事に下のご飯がバーターライス。ほっこりする嬉しい味だけど、如何せん味濃い目だから後味でさっぱりしたラーメンを書き消しちゃわないかな、、なんて勘ぐったけど、ラーメンはさっぱりしながらもしっかり味あって後味の邪魔はされなかった。ナイス。

美味しい食事になった。

 
 
ちなみに前回の点景

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