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小作 山中湖店

ファイル 2339-1.jpg山中湖村山中の138号沿いにあるほうとうの店。
「小作」は甲斐名物のほうとうのチェーンで、山梨県内に何店かあり分かりやすいので、以前にも「双葉バイパス店」や「河口湖店」「県立美術館前店」で食事したことがあった。

今日は妹のせて気侭に「山梨方面かなぁー」というと「じゃあ、ほうとう食べようよ」と言われ、このクソ暑いのにほうとうなんて食べてられないでしょ、、、と思ったけど、そういえば「小作」には「おざら」という冷たい麺のメニューもあったよな!と思い出し、「おざら食べに行こう」と言って来てみた。

到着してみると駐車場はギリギリ停められたものの、店内は満席の名前書いて待ちで入口が混み合っていた。しかも、記名の紙は何枚目か分からず何名待ちか分からないという状態、これはやめた方がいいな、、とは思ったけど、やっぱりさすがのリゾート地だけに多分他の店に行っても同じだろうと思って気長に待つことにした。

で、待つこと20分で席に通された。
席までの間に他の客を見ると、意外とみんなこの暑いのに熱いほうとうを食べてて驚きつつ、、まてよ、、ひょっとして「おざら」品切れとかじゃないだろうな、、
と不安を感じながら席に着いてメニューを見た。

あれ?
、、、、メニューになかった

店員さんに聞いてみると「他の店にはあるけどこの山中湖店ではやってない」んだそうだ、、、「いつもなら夏でもこの辺りはそんなに暑くならないので、、」だそうだ。いやいやこの灼熱の猛暑はもう7月からずっとなんだから考えてよー

冷たいのが無いならヤメようと店を出るような気概はなく、周りも食べてるんだから暑くてもおいしいんだろうと納得して妹と二人そろって「かぼちゃほうとう」をたのんだ。

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いやー熱い。暑い熱い暑い熱い。
やっぱ暑い時には汗かいて熱いものを食べるのがイイ、、、わけない。
やたら多いゴボウや一つ一つがデカい根菜、妹がキライだからと沢山移植された山菜(こっちからはキライな里芋を渡した)おいしいはおいしいけどなかなか食べ終わらず、ゆっくり食べるうちにさめるということもなく、それでもやっぱり汁も啜って、汁で暑くなった分水飲んで、、タプタプの満腹。何とか食べきった。

妹も水をガブガブ飲んでて 水差しポットの水がどんどん減った。「今年は水がすぐなくなりますわ」と、店員さん。そりゃそうだ。

修行のような食事だった。
けど、振り返ると今年の夏は、、「とり野菜鍋」とか「米粉麺米」とか毎回ひとつは鍋物を汗かきながら食べるような気がする、、
おいしいからいいけどね。
 
 
県立美術館前店の点景 

タグ:餐:麺 食:鍋 楽<待 楽<困

町の駅武川町農産物直売センター

ファイル 2202-1.jpg北杜市武川町牧原の20号沿いにある農産物直売所。
「町の駅」という名前からして、ちょっと面白いちょい食い的なものか何かないかなーと前々から気になってた。

けど、寄ってみたら普通の直売所。
ちょい食いコーナーみたいなのはなかったし、惣菜も商品も興味をもつような面白いものは目にとまらなかった。。

ファイル 2202-2.jpgまぁ、そんなもんだよね、、
と店を出ようと思ったら、レジ脇に並んだ「武川米」のおにぎりが全部標示の半額になってて気になった。
っていうかもう昼も大きく回ってるというのに随分残ってるなぁ。。(みんな半額になるの待ってるとかじゃないよな、、)

気になったので1つ購入した。

食べながら出発。ケースの見た目では俵型の小さめなおにぎりかと思ってたけど、取り出してみると意外とちゃんとした大きさのおにぎりだった。

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で、これ、冷たいままでもとてもおいしいお米のおにぎり!
嬉しくなった。半額なのが申し訳ない。

具は梅干しと佃煮昆布。
最近、なぜかこの昆布が好きで、コンビニでもいくつかおにぎり買う時には必ず買ってる具なので嬉しかった。(子供のころは大嫌いだったのにね。。不思議だよね)

タグ:餐:飯 楽:買

矢立の杉

ファイル 2201-1.jpg大月市笹子町黒野田の県道の笹子峠近くにある巨樹。
以前より案内板が増えてより気になって寄ってみた。

県道からの入口の大きな案内板前に車を停めて歩くと、ゆるい下り坂の少し先に、新しめの地蔵や杉良太郎の歌の歌碑やステアリングを回す音声ガイドとかがあった。
あー杉良太郎の歌で脚光浴びた木なのね、、昔は好きだったけどいろんな評判聞いてて、いい印象のない人なのでちょっと面白くないとこ来ちゃったかな、、とか思ったけど、気にしないようにして音声ガイドを回した。

ファイル 2201-2.jpg

樹はその前の杉林の先にあり、展望台みたいになってて木々に隠れがちだけど、太い木だというのはすぐにわかった。
出陣する武士が矢を射たててたそうだ。
そういえば、榛名神社にあった「矢立杉」も長野で見た「矢立木」も武田の武士が矢を立てた木ということだったような。。

そしてその杉に向かう下り坂の山道は「甲州街道」と標示されていた。
え、まじ?旧街道とはいえ五街道のひとつのメジャーな幹線道がこんな細い山道だったの?
士気の低い斜陽の新選組(甲陽鎮撫隊)が大名行列よろしく大砲担いで超えた道??
と、そっちが気になった。

で、矢立の杉

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うん、樹は太くて立派。
幹周9m、樹齢千年以上という古木。幹は21.5mで折れて中はもう空洞になっているようで、根元の穴はその先が覗き見えるほどだけど、枝は元気に青い葉を伸ばしていた。
こういう樹でも飛ばした花粉はキツイのかな、、

樹は完全に坂の途中に立っていて、裏は谷で沢が流れていた。
んんん、、浮世絵に描かれた「矢立の杉」はもっと平坦な道の途中って感じだけど、、
昔とは周りの地形が変わったとか?だとしたらこの杉もいつかは崩れて谷に落ちちゃいそうな気がして怖い。。

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少し眺めて来た道を戻った。
(戻る途中で小鳥の声を聴き、姿を探したりしてそっちの方がゆっくりしてたかも。鳥の写真は撮れなかったけど。)

タグ:植:樹 観:然 観:道 楽:験

本国寺の御葉付銀杏

ファイル 2134-1.jpg身延町下山の52号付近の寺院「本国寺」にある国指定天然記念物のオハツキイチョウ。

お寺というのがちょっと入りづらいけど(銀杏はだいたいお寺だよね)山門を車でくぐってみると割とオープンな感じで駐車場広くいい印象。
駐車場の前にもうひとつ大きな門があって、こちらには大きな提灯が下がっていて銀杏の紋が書かれていた。

左右の阿吽の像を覗きながら門をくぐると正面にその御葉付銀杏が見えた。
おお、おお、これは背の高い立派な銀杏で、沢山の葉も黄色く染まって曇った空でもキレイに見えた。

そして樹のたもとはしっかり葉の笠の下で、人の背くらいまで枝垂れた黄色い葉の枝をくぐりながら包まれて眺めた。

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「葉上に種子を生ずる珍奇なる公孫樹にして幹囲は五メートル余りあり」という案内で細かい説明はなかったけど、樹齢720年、樹高24.0m、幹周5.4mだそうだ。

どう珍奇なのかイマイチよく解ってなかったけど、旺盛な落ち葉と共にかなりの実が落ちていて、ギンナンのにおいもこうばしかったw

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一周りすると南側の葉だけ少し青く、グラデーションも楽しめた。

そして、一応本堂にお参り。
寺の境内を見ると、木樽のような庵?みたいなのがチョコンと建っていて、窓のようなトコの留め金も銀杏の形でカワイらしかった。

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ファイル 2134-5.jpg銀杏に戻ってもう少し木の下をウロウロ。
目の高さくらいにもギンナンの実がたくさん生っていて、写真撮って回った。

帰ってから調べてみると、このオハツキイチョウというのは実が葉の上にくっついて生るんだそうだ。(提灯の紋の葉の中の丸はそれを表してたのね)
でも自分が撮った写真を見る限りではそういう実はひとつもなくてちょっと残念。知ってたら探して撮ったのになぁ、、

ファイル 2134-6.jpgたっぷり黄色い彩りを楽しんで車に戻った。
最後に振り返って全体を見ると、樹の上の方では鳥が戯れていた。朝っぽくていいね。
ホオジロかな?くちばし長めだからツグミかな?

車に乗って気がつくと、意外とギンナンの実を踏んづけまわして歩いてたようで少し靴がにおった。。
まぁ秋の風物詩かなw

タグ:植:樹 植:実 観:寺 観:門 観:具 観:建 動:鳥

藤野木直売所

ファイル 2008-1.jpg笛吹市御坂町藤野木の137号沿いにある果樹園の直売所。

この道は焼きトウモロコシの店が並ぶ道で、ずっと昔、初めて通った時に寄って食べておいしかった。その時の記憶をずっと持ったままそれ以降は寄ったことはなく通過ばかりしてた。(青森でもっと安いトウモロコシを食べてから高い気がしてケチってたのかもしれない)

で、今日は思い切って寄ってみたけど、時間が時間なのでひょっとしたらもう終了で炭の火を落としてるかも、、とか思ったけど、覗いてみたら大丈夫だった。

ってわけで、店先のベンチで甥と並んで座って焼きトウモロコシを食べた。

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あーそういえば、焼きトウモロコシ自体食べるのすげー久々だわ。
トウモロコシは蒸かしたのが好きなんだよね。歯できれいに剥きながら食べれるじゃん。「焼き」だと剥けないで齧るから歯に挟まるんだよねーー
と、いうことをちゃんと顧慮してシーハ―用の爪楊枝が刺さっててありがたかったし、使わなくてもいいくらい崩れずに食べられて味に集中できた。
甘くて醤油香ばしくておいしかったーーー。

ファイル 2008-3.jpg目の前の137号は交通量多かったけど、向かいの電線に止まった鳥(ホオジロ:一筆啓上仕候)の声を邪魔するほどではなかったし、その先の山を見ながらゆっくり食べられていい休憩になった。

ぜったいお祭り屋台で食べるよりおいしいよね。
(お祭り屋台は買うまでの匂いと雰囲気だよね。買う事ないけど)

タグ:餐:菜 動:鳥

西湖蝙蝠穴

ファイル 2007-1.jpg富士河口湖町西湖の西湖ネイチャーセンターにある富士の溶岩洞窟。

有料だけど、併設された「クニマス展示館」に来たついでに、せっかくだからこっちも行ってみようよと、あまり乗り気じゃない甥を誘って入った。

まず入場券買うとヘルメットが渡される。おお、なんか冒険風。
そして富士の樹海の森の中の遊歩道を歩く。
森は緑も優しく木漏れ日明るく、遊歩道も木材チップで歩きやすく、気持ちよかった。

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けど、コウモリ穴まで意外と長く、多少のアップダウンもあってイライラ。
道の脇の苔の生えた岩や狭い溝を見て北海道の「苔の洞門」を思い出した。。歩くだけ歩いた先で立入禁止とかじゃないだろうな、、、

5分程歩いてコウモリ穴に到着。
動物よけか不審者よけか、鉄格子で囲まれた入口は開いててよかった。

さっそくヘルメットかぶって入洞。
中はひんやりと涼しくて気持ちいいくらいだった。

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このコウモリ穴は富士山麓で最大規模の溶岩洞穴だという事で、もっと溶岩溶岩したゴツゴツの痛そうな岩肌を想像してたけど、ぜんぜんそんなことはなく滑らかな岩の普通の洞窟。
「巨人の足跡状広場」とか名前の付いた場所はあり、「溶岩ドーム」とか「縄状溶岩」とかあるけど、鍾乳石とか氷柱とかそういうものは無く、ひたすらコウモリを探して進んだ。

沖縄で行った洞窟のような横の狭さも不気味さもなくて、歩きやすい、、とか最初は思ってたけど、途中からいきなり低い天井のコースになった。。
中腰で進むのがつらくてつらくて、、、デブで運動不足は入らない方がいい場所だった。

現役高校サッカー部の甥はスタスタと先行、「まだずっと低いー?」と聞くと「あと少しで広くなるけど、その先はまた低いー」だそうで、、
無理せずゆっくり進んだけど、四つん這いくらいのコースでもうイヤになった。。
前の職場の仕事で大きな機械の狭い中で作業する時に「頭ぶつけて機械にキズつけたら一億の賠償ですからね」と脅かされた時のことを思い出してイヤーな気分になりつつ、ゴツゴツ平気で頭をぶつけられる今の状況が楽かと言えばそんなことはなくつらかった。。

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「この先で行止まりっぽいー」 「コウモリいた?」 「いないよー」
だそうで、進む気なくなって退却。少し戻ってイージーコースで折り返した。

っていうか、ネズミを怖がる甥がよく平気でスイスイと洞窟の奥まで進めたなー、、コウモリに驚くトコ見て笑おうなんて酷いこと考えてたこの伯父の方が、逆にへっぴり腰で笑われる結果になった。。

外で解説をよく読むと
「過去には多数のコウモリが生息していたが、現在は僅かしか見られなくなった」
とあった、、、なんだよーーーいないのかよーーー

またゆっくりと森を歩いて入口に戻った。

ファイル 2007-5.jpgなんか悔しいからまたネイチャーセンターに入ってコウモリの標本だけでも見た。
コウモリは飼えないのかね?
一匹くらいは生きてるコウモリを見たいよなぁ。。
コウモリが見れてたならTシャツとか買ってもよかったけど、、ここでコウモリのグッズのお土産を買っていく人いるのかな?

出る時に「クニマス資料館も見てってください」と声かけられた。。
一般的にはそっちがオマケなのか、、
クニマスのTシャツやお土産もおいてくれよ、絶対買うから。

タグ:景:洞 景:森 観:地 観:館 楽:歩 楽<困

クニマス展示館

ファイル 2006-1.jpg富士河口湖町西湖の西湖ネイチャーセンター内にあるクニマスの資料展示ミニ水族館。

なんと無料。

道案内では「西湖ネイチャーセンター」とか「クニマス展示館」とかいうのは見かけず「西湖コウモリ穴」となっている。
どうやらこの「西湖コウモリ穴」に作られた資料館が「西湖ネイチャーセンター」ということのようだ。建物の左半分が「クニマス展示館」になっていた。

さっそく入ると、クニマスの説明パネルと幾つかの西湖の魚のミニ水槽があった。

クニマス(国鱒)というのは秋田県の田沢湖の固有種で、昭和初期の環境破壊で絶滅したとされていた魚だった。
それがこの西湖で試験移入した種が生き残っていたというのが最近になって発見されたという幻の魚。一般で普通に見れるのはここだけの魚。(釣ってもいいのかな?)

そのクニマスの水槽は奥の暗めの部屋にあった。
クニマスは湖の最深部にいる魚だから暗い方がイイのかな?それとも演出?

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この右側の明るめの水槽の魚はヒメマス。左の暗い水槽にいるのがクニマスだそうだ。
比較のために並べてるそうだけど、大きさが全然違うから比較にならないでしょ、、同じくらいのサイズのヒメマスは捕まえられなかったのかねぇ、、

ファイル 2006-3.jpgクニマスはヒメマスに比べて色が黒く鉄っぽい魚だそうだけど、この照明だと極端に青い魚に見えちゃってよく分かんないね。
館の人(案内係?見張り係?)も「自分でもパッと見た感じでどっちがクニマスでどっちがヒメマスかは判らない」って言ってた。

まぁ、そのくらいの差だからこそ今までヒメマスにまぎれて見つからなかったんだろうね。
むかーし西湖のヒメマスを釣りに何度か来たことあるけど、ひょっとしたら釣って食べてたヒメマスにも交じってたのかも。。

ファイル 2006-4.jpgそれ以外にも少し明るい部屋にクニマスの水槽があった。

こちらは人工交配して育てられた子たちだそうだ。
んーやっぱりヒメマスとの差がよく分からない。。
若干、おでこが出っ張った感じかな。

もともとの生息地では絶滅した魚だけど、移入しててよかったね。
魚の移入はいろいろと問題あるんだろうけど、西湖や精進湖にいる魚は全部移入種だからね。(富士噴火の熔岩流入で絶滅してたらしい)
またいつどんな環境変化が有るとも限らないからね、発見されて良かった。見れて良かった。

タグ:観:館 動:魚

富士湧水の里水族館

忍野村忍草のさかな公園内にある水族館。

前にドライブ仲間と忍野八海から歩いて廻ってる途中で見かけたことがあって、いろいろ見どころありそうな山の観光地で水族館て、ひと入るのかな?なんて思った事あったけど、数年前から興味持って来てみたくなってた場所。

来てみたら意外と普通にお客さん多くいて驚いた。
ニジマスを見てコイだとか言うような観光客が淡水魚を見て楽しめるのか?とか思いつつ入口に進むと、館前の池の水が早速キレイで、いい型のアユのような清流っぽい魚が群れていた。(ハヤかもしれない、、観光客のこと言える立場じゃないね、、)

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そして入館。入館料はJAF割引が効いた。ナイス。

ここの目的は、絶滅したと思われていた幻の魚「クニマス」。TVでお馴染み「さかなクン」が発見してニュースになったそのクニマスが見れる水族館だそうで、誰かと行く機会あれば、、と思っていた。(ひとりで来るとどうしても観光地は通過しちゃうんだよね)

で、今回一緒に来てる甥は、魚に興味はないけど水族館は別にキライじゃないっていうくらいなので、あまりひとつひとつ長くならないように見て進んだ。
絶滅危惧種のホトケドジョウが元気に泳いでる姿は湧いたけど見入ることはないように心がけた。

そして外の池が覗ける窓もあって、大型の鯉や虹鱒や蝶鮫がいて(みんな食材だ、、)イイ雰囲気。やっぱり水が綺麗な池だった。さすが湧水の里。

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アカメもいたり、カエルコーナーもあったけど、今日の主役は別なのでトントンと進んで、渓流魚コーナー。
ヤマメのコーナーもイワナのコーナーも、みんな綺麗な個体で元気に泳いでいた。

マス科の魚は肉食でもあって気が荒く、他の水族館だとよく喧嘩してヒレを食べられちゃってたりしてる痛々しい魚が目につくけど、ここのは水のせいかストレスの少ない造りなのか、みんなキレイで感激した。これはすごいよね。(無料の水族館とか小さい水族館とかしか行ってないから、たまたま他が酷かっただけかもしれないけど)

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そしてヒメマスのコーナー。
よそではあまり見かけないヒメマスが群れて沢山いるのも此処ならでは。富士五湖には沢山いるからね。釣りにいったことあるし。

そこに並んでクニマスのコーナーがあるのかな?と思いきや、それはなくて池や緩い川の魚のコーナーになってた。。

あれ?別の場所に特別展示かな?と思ったけど、後は大きい回遊水槽があるだけでこれで1階は終わり。
階段を上がったけど2階は学習コーナーぽい感じで水槽展示はないみたい。。

真ん中から回遊水槽を上から見ながら下る階段があったのでそこをおりてみた。
しかしこの回遊水槽はすごいね。マス類がわんさかといて元気に泳ぎまくってる。これはここならではの素敵な演出だよね。これなら淡水魚に興味ない人でも楽しいと思うよ。

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上から横から下から覗けるようにもなってて、賑やかな淵の底から見上げるような感覚で面白い。

でもそういえばクニマスはどこだ?
まさかこの回遊水槽に混ざってるとかじゃないだろうな、、、

分からなかったので入口まで逆走、受付で聞いてみた。

ら、

「クニマスの展示は終了してます」とのこと

がーーーん

まじか、、

今後もずっと展示する予定とかないのか聞いてみたら、受付嬢は一旦裏に行って聞いてきてくれて、
「今後こちらでクニマスを展示する予定はありませんが、、西湖の方に『クニマス展示館』というのがあってそちらに行けばいつでも見ることができますよ」とのこと、、、

ん~~~~ 
先に言ってよーーーー

っていうか入口に書いておいてよ~~~~。
それが目的で来るお客さんていないのかなぁ??

ファイル 2005-5.jpgでもま、ここの水族館は見る価値あったし、甥も楽しんでたからいいけどさ、、

で、入口から出るわけにいかないからまた二階に上がって出口から出た。

「さかな公園」には学習館とか湧水の設備などいろいろあるようだけどもちろんパス。
いちおう甥に「魚スポット続くけどいい?」と確認して西湖の『クニマス展示館』に急ぐべく車に戻った。

タグ:観:館 動:魚

忍野八海

忍野村忍草にある富士の湧水池が集まった景勝地。

ここは小学生の林間学校の時に来たことがあって(宿舎がここの近くだった)、その時は平日だったからか空いてて晴れててすごく神秘的で好印象だった。
んだけど、
大人になってドライブ仲間と来て歩いたときは、あららーって感じの観光客の多い観光地。でも、観光はオマケで仲間と話しながらワイワイと歩く分には気持ちのいいトコだったので、観光客気分ならイイ所だと思った。
ので、
その後一人でドライブがてら寄る事はなく、もう来ないだろうと思ってた場所だけど、今日は甥っ子を連れてのドライブなのに、自分の趣味の水族館を引き回す予定なので「一箇所くらいは観光地に寄ってあげないとな」と思って来てみた。

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観光客の流れに沿って進むとまず出たのが「湧池」。
写真だと周りの映り込みでよく見えないけど、水は綺麗で底までよく見えて、まず最初に見る池としては申し分ない天然の八海の池。
そして大型のニジマスが沢山泳いでいた。

池の前の売店には「富士山の雪どけ水」と湧水を流していて手を浸ける槽になっていた。なかなか冷たくてよかった。

そして流れに沿って観光地メインの「中池」に進む。
実はこれは作った池で、八海に数えられる池ではない。けど、観光地的には一番雰囲気あるのがナントモハヤ、、そういうもんだよね。

ここにもニジマスが沢山泳いでいて、アルビノの黄色いのも珍しさが嘘のように沢山いた。周りの人は「コイだ」なんて言ってて呆れるけど平和だなぁと思った。
甥には「あれが寿司のトロサーモンだよ」と教えといた。

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池を見てたら橋の下の際を変な物が泳いでた、、「あれ?鼠が泳いでる」と言うと「うそだー」とか言われたけど(暗いトコをズームで撮ったら足と尻尾っぽいのが写せた)、池の周りを歩いて別の場所で甥と池を見てたら、、チョロチョロとはっきりネズミ登場!
動物が苦手な甥は「うわうわうわ」と一目散に駈けて後ずさった。
「うわーーネズミなんて初めて見た!きっしょ」という甥を見て爆笑。そんなに離れなくても大丈夫だよ。馬肉は克服したけどこっちは無理か。

その後他では見かけなかったけれど、しばーらくネズミの話しながら歩いた。

ファイル 2004-3.jpg少し歩くと「鏡池」八海の池。
写真はその先の家が映っているけど、逆から見ると富士山が映る鏡のような池だとか。
今日は富士山は雲かぶってたので逆から見ることなく通過。池自体は畑と道の間の四角い用水池みたいでパッとしなかった。

その先には「菖蒲池」というのも八海の池だけど、さらにパッとせず写真すら撮ってない、、
脇には公園があって古民家っぽい店もあり「やすらぎの里」とかあったけど、肝心の池がないがしろにされて店とかの方が賑わってて草。

あれ?
小学生の林間で来たときに見て一番雰囲気よかった底なし池ってどこだ?と、地図を見て一回り。
一旦駐車場まで戻って、その先からやり直し。

ファイル 2004-4.jpg店の前から曲がって小道を歩くと「お釜池」があった。これも八海の池。
この池は小さいけどイイ感じ。その名の如く釜のように深くえぐれてて青く澄んだ水中には、大きなニジマスが泳いでた。
思い出の底なし池はこれが大きくなった感じでもっと底まで覗ける池だった。底は見えるけど積もった苔や泥で実際にはもっと深く危ない池だと説明された憶えがある。

で、更に川沿いを歩いて進むけど、地図にあった「底抜池」への道はなく、通り過ぎて川の道から隠れるように「銚子池」があった。
ここも藻が浮いててあまりキレイではない地味な池。。写真撮ってなーい。。八海の池なのに。。

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その先の「濁池」も八海の池。でも川の途中にあってパッとせず、写真撮ってなーい。ここにはカモが数羽泳いでた。「さすがネズミーランド、ダックもいるわ」などと言いながら、水車脇から元の湧池に戻った。

「底抜池」はどう行くのかわからず、道がないって事は、見せたくない状態なのかなと諦めて、駐車場に戻った。
(帰って調べたら、有料の資料館に入れば行けたそうだ。。)

思い出はともかく、人の多さにはうんざりではあるけど、初めて実物のネズミを見たという甥の驚きっぷりとはしゃぎっぷりが面白く、楽しく歩きまわれた。


多分、、だけど
忍野八海は「国指定天然記念物」な上に「世界文化遺産」
観光地化する寸前の姿から補修以外には下手にいじれずに、後から作った池の方がイイ感じになっちゃってるんだろうね。
とはいえ、近代以前のもともとは巡礼霊場だったようで、その頃に四角くしちゃったり菖蒲を植えちゃったりしてたんだろうね。

そのままで観光に耐えうるのは「湧池」だけと思える。
後からよーく考えると、小学生の林間で来て「底なしの池」と説明されたのはこの池だったのかもしれないと思えてきた。(実際にTV撮影のダイバー死亡事故も起こってるそうだ、、南無)

タグ:楽:歩 楽:浸 景:泉 景:川 観:水 観:池 動:魚 動:獣

彦兵衛うどん

ファイル 2003-1.jpg忍野村忍草にあるうどん店。
駐車場から忍野八海へ歩く道すぐにある店で、空腹だったから何か見かけたらすぐに入っちゃおうと思ってたので迷わず入店。
いいタイミングで席に着けたけど、うちらの後のお客さんは待ちになって並び始めてた。あぶねあぶね。

やっぱり場所的に吉田のうどんなんだろうな、もし讃岐うどん出てきたら悲しいなとおもいつつメニュー見ると、ガチガチの吉田で一安心。注文も伝票に書き込んで差し出す吉田スタイルだった。
僕は「肉うどん」甥は「肉つけうどん」を注文した。

少し待って登場。おお、おいしそう。

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うんうん、太めの麺はしっかりどっしりしつつ、武蔵野のような荒削りさはなく程良い歯ごたえと柔らかさで食べやすくておいしかった。吉田うどんは少々久々だったけどこんな感じだったかな?さっぱり味ながらだしのきいた汁。キャベツが乗って吉田風。このお揚げカスみたいなのはなんだ?
そして肉もおいし、、、、、、、、、、あ、これはー 

ファイル 2003-3.jpg甥は「肉つけうどん」だけど、トッピングは同じ。見るとおいしく食べてたので一安心。ふふふ。
そういえば吉田のうどんてつけ汁のイメージがなくて僕は汁入りにしたけど、これならつけ汁でもよかったなー、と思いつつ、汁のみ干して完食。
甥もキレイに食べ終えて、混んできた店を出た。

前の道をゆっくり忍野八海に歩きながら
「おいしかった?」と甥に聞くと「うん、うまかったよ」
「肉もおいしかった?」「うん」

「食べて気がついたけどあの肉、馬だよ」
「えーーーーマジ?」
甥は(多分母親の影響で)馬肉は食わず嫌いで、他では絶対嫌がって馬刺とかも食べてなかったんだけど
「マジか、、生まれて初めて食べた、、、うまかったww」と爆笑。
富士吉田は馬肉が一般的なので書かれていないけど、そういえば肉うどんはどこも馬だったっけ。知らないで食べてる人も多いんだろうね。

衝撃的だったようで「人生初の馬肉、普通にうまかったー、うわー、あれが馬肉かー」とか何度も言ってて二人で笑った。

こうして大人になっていくんだね。成長成長。大笑い。

タグ:餐:麺 餐:肉 楽:験