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大観峰

ファイル 1479-1.jpg阿蘇のカルデラの縁に連なる外輪山のひとつの峰で見晴らしの良い最高峰の山。
そんなスポットだけにモロ観光地で人が多かった。

駐車場からは少しだけ草原の坂道を歩く。
普段ならなんて事は無い距離だけど、今日はヒザが痛いので無理せずにゆっくり登った。道はずっと舗装路で歩きやすかった。

で、5分くらいかけて登ったその大観峰の頂上には大きな石碑が立ち、三角点もちゃんとあった。標高は935.91mで正式には「遠見ヶ鼻」というらしい。

ファイル 1479-2.jpgその頂上からの展望も悪くなく写真も撮ったけど、少し下った突き出た先に展望台があってみんな其処まで歩いてたので、(っていうか此処からの写真だと歩く人が入り込みすぎるので)少し休んでからゆっくり下ってみた。

その先端で舗装路は終わり。
覗くともう一段下の先にも細道があって眺め良さそうだけどキリがないよね。
ここでゆっくり休憩。風も気持ちよかった。

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眺めは正面に阿蘇の山々。少しモヤっとした感じだけど最近ニュースになってた噴煙も見えた。
そして右手には長く続くカルデラの外輪山。平らで大きな崖のような段の不思議な風景。

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パノラマからは外れてたけど左手の外輪山の外には遠く久住山が雲をかぶって見えていた。

周りは誰も気にも留めてないけどトンボやチョウが沢山飛んでてのどかそのもの。
人だけが騒いで写真とって慌しい波のように行き来してた。

阿蘇の眺めを満喫して(友達と連絡を取り合ったりしつつ)ゆっくり戻った。

頂上の近くでは模型飛行機を風に乗せて飛ばしてる人達がいたので、其処でも少し足を止めて眺めつつ休憩。

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痛いヒザには登り坂より下り坂の方がキツく、戻りの方がゆっくり休憩挟んで時間かけて歩いた。

なんか向かいから登ってくる人達見てると、若いのに「もう無理ー」とかヒーヒー言って、デブでヒザ痛い自分よりもきつそうに登ってる人とか多くて、喜んでいいのやら悲しんでいいのやら複雑だった。

そして駐車場前の売店ではまた、展望台や遊歩道以上に人がウロウロと混雑してた。
猿回しとかも出てたけど、景色より猿や土産売場でゆっくりのは勿体ないよね。

とかいいつつ自分も売店で面白そうなチョイ食い購入。
「馬メンチカツ」熊本はやっぱ馬だよね。

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ソースも置いてあったけど、かけなくても充分おいしかった。
持って外に出て猿回し、、じゃなかった、景色を見ながらゆっくり食べた。

タグ:楽:眺 景:山 景:噴 動:虫 観:地 観:模 観:機 餐:揚

日田天領水の里 元氣の駅

ファイル 1478-1.jpg日田市中ノ島の212号沿いにある大型スーパーみたいなドライブイン施設。
広い駐車場もスカスカだったのでこんな朝からはやってないかな、、と思いきや9時からの営業だそうで丁度開いたばかりだったようだ。ナイス。

この左奥には飲料水「日田天領水」の大きな工場があった。
あーそっか、メインの商品が水じゃちょっと期待した水汲み場なんか無いよなぁ。。と思いながら店に歩いた。
店の入口には足湯や手湯なんかもあった。まだそこらへんが恋しい季節じゃないよね。

店に入るとやっぱりかなり大きな店内で、いろんな土産や名産物、農産物や酒や焼き立てパンとかもあったけど、それよりなにより、隅の軽食コーナーももう開いてて、聞いてみたらもう食事もOK。
ってわけで図らずも日田の焼そばが食べられた!ナイスナイス。

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一応商品名では「日田天領焼そば」となってたので、日田市内の焼そばとは別か?と危惧したけどそんな心配は無く、ちゃんと硬く焼けた麺が混ざってて立派な日田やきそば。!んまい!
この堅焼きが揚げ焼そばのようにポリポリと香ばしくて美味しくて日田の焼そばは大好き。あーあ日田があと1000キロくらい近ければもっと頻繁に来るのになぁw

満足の食事の後はフラフラとまた店内を見て歩いた。
ここで土産買ってっちゃおうかなーと思ったけど、まだ行きだから早いかな。。って何も買わなかった。

さて、一旦外に出て、来たときから見かけて気になってた駐車場の先の小屋に歩いた。

ファイル 1478-3.jpgこの小屋は「元気の駅」とあって、小さな駅舎を模した休憩室になっていて、その裏のホームに、廃線で退役した「寝台特急富士」が静態保存されていた。

で、この「富士」はなんと中まで解放されていた。
他に誰もいなかったので悠々と先頭の電気機関車に入ってみた。
機関は外されて広々とパネル展示休憩室になっていたけど、前後にある運転席はそのままで、座る事ができた。
正直鉄道は詳しくないし特別興味あるってわけでもないけど、やっぱ操縦席とか座るとワクワクするね。

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そして先頭だけでなく連なる二両の客車の寝台車も開放されていた。
まずはA寝台(シングルDX)
これは完全個室で洗面台やドアロックもあって凄い楽そうだけど、前向きの部屋と後ろ向きの部屋が交互にあって、進行方向と逆向きの部屋だったらヤだな。(それは他も一緒か、、)

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最後にB寝台。こっちはやっぱ狭いね。
でもいいなぁ、、一度乗ってみたかったな(太る前に)こういう寝台列車で修学旅行とか凄く楽しそうじゃない。
そういえば以前の職場は僕が入社する前は寝台列車で慰安旅行とか行ってたらしい(それは酔っ払いだらけで酷そうだけど)

でもよく考えてみたら、奄美大島とか沖縄の船で寝台には乗ってたっけ。サイズ的には同じようなものだな。

という感じで思いのほかたっぷり楽しめた。

ファイル 1478-6.jpg最後にもう一度店に入って「日田天領水」コーナーに行った。
そういえば滅多に点景に書かないけど、割と水が好きでドライブ中のあちこちで土地土地の天然水とかを買って飲んでたりしてるけど、個人的に一番のお気に入りはこの「日田天領水」
御膝元のコーナーなので、ここにしかないグッズとかあったら買いたいなとか思ったけどそんなものは無かった。
(優勝したホークスのラベルの水とか、天領水で造った酒とか麺つゆとかはあったけど、、)

いろいろ見てたら店の人に話しかけられていろいろ話が聞けた。
日田の町は湧き水も多く水の美味しい土地だけど、天領水はもっと深くから汲み上げてるから町の水とは別物なんだそうだ。へー。

普通にドライブ中飲み用の「日田天領水」を買って車に戻った。

タグ:餐:焼 餐:飲 観:鉄 観:P 楽:乗 楽:触 楽:話

道の駅 おおとう桜街道

ファイル 1384-1.jpg大任町今任原の県道沿いにある道の駅。
今回の九州でラストの寄り道ポイント。
ひろーい駐車場も混み始めてたけど、少し離れてたトコはまだ余裕で空いてて停められた。

ここも物産店はもう開いていたけど、フードコート的な食事コーナーはまだどの店も準備中のようで、、
ソフトクリームくらいでも無理かなぁ、、と、駄目元でとぼけて聞いてみたら「ソフトならもうできるよ」と嬉しい反応。
大任名物のしじみのソフトを食べられた。

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見た目もなかなかのもんで、このソフトは友達のくにさん的にはちょっとオススメしない際物だそうだったけど、食べてみたらおいしかった!
沢山つけられた乾燥シジミは、煮干しのような芳ばしさで塩っ気がミルクのソフトといい組み合わせだった。
っていうかむしろシジミっぽさはあまり感じないので、シジミ好きからするとイマヒトツ工夫が欲しいところかな。

ファイル 1384-3.jpgさてさて、物産店はここもいろいろあったんだけど、コレという惣菜はなかったので何も買わずに外に出た。

で、外に並んだテント屋台で、来たときに目についてた200円の焼きそばを買ってみた。
200円て安くない?
ちっちゃいパックかと思ったら、そんなことない普通のパック。
味も普通においしいソース焼きそば。倍の400円でもおかしくない。

ファイル 1384-4.jpgそれともうひとつ、炭火で沢山焼いていた串物で、「牛カルビ串」
これは130円。安いよね?
道の駅なんかだったら倍でもおかしくないよね。
なんか今回の九州は安い普通の食事ばかりだったけど、九州って普通の食べ物は安いんだね。(今まで何度も来てて初めて思ったけど)

ファイル 1384-5.jpgのんびり話しながら休憩してたら、気がつけば駐車場は空いてたエリアもびっしり満車になってた。
と、いうところで、そろそろかな。
ここで友達のくにさんと分かれた。

一日半の九州ドライブを共にフラフラ廻ってくれて有り難う!
おかげで九州まで来ておきながらまるで近所を廻ってるような楽な感覚でゆっくりと気負いないドライブを楽しめた。なかなか無いよねこういうの。
200円の焼きそばで喜べるような暢気さとかは、旅行で来てたらありえないよね。
またよろしく。

タグ:餐:冷 餐:貝 餐:焼 食:串 道の駅

道の駅 歓遊舎ひこさん

ファイル 1383-1.jpg添田町野田の県道沿いにある道の駅。
ひろーい駐車場に優々停めて休憩。
朝から何も食べて無くて腹減ってたんだけど、まだ8時半前。
店が開いてるわけもなく、あートイレ休憩だけかぁ、、と思いきや、店前の会議テーブル並べた揚げ物売場のから揚げはもう販売OKだった!ナイス。早速買って食べた。(ああ、また今日も唐揚げを食べてしまったw)

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脇の方には「英彦山 山霊の水」という水汲み場があった。
けどここも有料の給水機が並んでいた。
(買物1000円で1L無料とかになるらしい)

さて、この道の駅は構内にJR日田彦山線の駅もあって、その駅名も「歓遊舎ひこさん駅」だった。道の駅に合わせて名前変えちゃったのかな、、とか思ったけどそうではなく、道の駅ができた後に造った駅だそうだ。へー。
無人駅のホームに入ってみて知らない地域の路線図って新鮮だよねーなんて見てたら、列車の接近放送がかかった。

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おー来るよ。
と待ってたら、黄色い一両だけのディーゼル車輛(気動車)がやってきた。おお、乗りたくなっちゃうねぇ。
上り方面、田川後藤寺行き。乗降はゼロ。撮り鉄の冷やかしになってしまった。。
さっきの越前岩屋駅といいここといい今日はタイミングいいなぁ。

道の駅に戻ったけどまだ8時半過ぎ。開いてないよなーとふらふらしてたら、奥の「もち工房」というオープンな店で柏餅を並べていた。「できたていかがですか」と言われ思わず購入。ここはもうやってたのか。

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この柏餅がおいしかった!
出来たてで温かくって当然ながらモチモチ。柏葉の香もさっぱりと、餡子も甘すぎずにほどよかった。
トイレに行ってた友達に「これいいよ、うまいよ」と思わず薦めた。

そんな感じでもう少しフラフラしてたら、また列車の接近放送。
おーまた来るよ。今度は下りの日田行き。

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到着したのが、ウチの方の常磐線で昔走ってたような白地に青ラインの列車!(ひょっとしたら昔常磐線で使ってた車輛か?なんて思ったけどディーゼルだから違うか。。)
何か懐かしくなってしまった。ウチの方じゃもう窓を開けられる車輛は走ってないからねぇ。
列車は二両編成で車内はハイカーっぽい客で結構混んでいた。

ファイル 1383-6.jpgそして、すっかり満足で道の駅に戻ったら、そろそろ開店の雰囲気で入口に待ってた人達が集まってた。
で、8時45分でオープン。開店前から待ってた人達は何が目的だったんだろうかと思ってたけど、特に目玉に殺到ってわけでもなく広く充実した店内に散った。

そしていろいろ見てまわって買ってみたのが「英彦山豆乳」
黒糖入りであっさりした味でおいしく飲めた。

そんな感じで45分ものんびり休憩しちゃった。

タグ:観:鉄 餐:揚 餐:餅 餐:豆 餐:飲 道の駅

竹地区の棚田

ファイル 1382-1.jpg東峰村宝珠山竹にある棚田風景。
日本の棚田100選。
案内によれば田植えは6月だそうで、まだ水も張ってなかったのは残念だけど、石積みでカッチリした田圃が連なる風景はカッコよく、眺望が気持ちよかった。

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たまには大きくパノラマ。

この棚田は中世室町時代に造られたものらしく、風景そのものがもう史跡みたいなもんだね。
振り返ると釈迦ヶ岳の山、正面右手前の小山はさっき行った岩屋神社で奇岩が覗いていた。

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タグ:観:農 観:選 景:山 楽:眺

岩屋神社

ファイル 1381-1.jpg東峰村宝珠山岩屋にある神社。
下の越前岩屋駅で見た近隣案内にあった「岩屋の奇岩群」というのがこの神社内にあるようなので(というか奇岩群内に神社があるって感じかな)、ちょっと登って見れるくらいなら行ってみよう!ってくらいの気合いで寄ってみた。

案内図を見ると、奥までは大変そうだけど手前の岩屋神社本殿までならそんなでもないかな、、、って感じに思えた。
国指定の重要文化財だからね。そこまでは行きたいよね。

で、やっぱ最初からそれなりの勾配。
天然記念物の「玄海ツツジ」を見ながら少し登ると、その上には天然記念物で御神木の「大イチョウ」があった。樹齢推定600~700年、戦国時代の宝珠山焼討ちにも耐え残った高さ36mの巨木だそうだ。

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そして更に登る。

その上に社殿があったけどこれは琴平神社とあった。
その横は地蔵のエリアになってて、あれ?神社なのに地蔵?とか思いつつ案内を見ると「岩屋の首無し地蔵【千体地蔵・五百羅漢】」とあり、よくみると首のない地蔵だらけだった。
これは神仏習合で共に祀ってた当地で、明治政府の廃仏毀釈で破壊された物だそうだ。
首のある物もあって「合掌童子」というのが可愛らしいかったけど、口に苔が生えててちょっとつらそうに見えた。

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「馬の首根岩」の洞門をくぐって先に進む。

したら、その先に岩屋神社本殿が見えた。。 上の方に。
長い石段の上の方に。 急勾配の石段の上の方に。
んー、、、やっぱりここは登るよね。国重文だしね。

石段は岩を削ったような段で滑りそうな感じなので慎重にゆっくり登った。(友達のくにさんはスタスタ登ってっちゃった)
勾配はキツかったけど段差が低く細かいので思ったよりは登りやすかった。

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で、「岩屋神社本殿」国重文。
大きな岩の前に張り付くように鎮座してて近くてうまく写せなかった。
元禄11年(1698)の建立で、中には御神体の「宝珠石」があるそうだ。

社殿の先に出ると朝日が眩しかった。
目の前の岩の上に立てば眺め良さそうだったけど、そこまでは鎖で岩肌を上り下りする道、、、これは諦めた。(太る前に来れば良かったw)
けど、その岩(馬の首根岩)の上から振り返ったのが「岩屋の奇岩群」で惹かれた写真の場所だったそうで、社殿の裏の大岩「権現岩」がよく見えたらしい。

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岩屋神社本殿から少し後方に「梵字岩」という岩があって「針の耳」という割れ目があった。
説明には、これは女性性器を表した物で親不孝物が通ると石が落ちる。とあった。
どれどれ、、、と、くぐろうとしたけど、太くて通れず、入口を擦って諦めた。。(いやいや変な意味じゃなくて)

これも諦めて梵字岩を回って先に進むと、また見上げた岩の途中の洞に熊野神社があった。

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貞亨3年(1686)建立の国重文。
説明によると、岩壁に柱穴が残っているので中世にはもっと大規模な社殿があったらしい、、とあった。
ここは登らなくていいよね。見上げてるくらいがいい感じだよね。

そして奥の方へ少し下ると不動像の分かれ道があった。
右正面へ進むと奥の院、左脇に進むと大日社。
入口だけじゃなくてこういう中間の分かれ道にも案内図があったらいいのに。
んーどうだろう、遠いいのかな、進んだら他にもいろいろあるのかな、、と思いつつ、ここまででももう充分いろいろあって満足だったのでこれ以上は進まずに後ろの下る道に歩いた。

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森の中の木漏れ日も爽やかだった。

降りてきて入口の案内図みたら不動像の先はどっちも急で、長い石段か鎖場のガクブルの岩の道だったようだ。。行かなくて良かった。

タグ:観:宮 観:重 観:像 観:然 景:岩 景:森 楽:登 植:花 植:樹

筑後川昇開橋

ファイル 1380-1.jpg佐賀県佐賀市諸富町と福岡県大川市の間を流れる筑後川下流部に架かる国重文の昇降式可動鉄橋。

その大川側の袂に日帰り温泉「大川昇開橋温泉」があり、来てみたら橋の部分が公園になってたので、もう暗いけど風呂の前に歩いてみた。
公園の階段を登るとそこは「筑後若津駅跡地」だった。
ああ、鉄道用の橋だったのね。

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ここは旧国鉄佐賀線として昭和10年に竣工し、昭和62年の国鉄民営化直前の廃線前まで現役の鉄道橋だったそうだ。
でも廃線後も解体されずに平成8年に公園の遊歩道橋に補修。公園内にタイルが線路跡になってるのが寂しいねぇ。
鉄道ファンだったら列車でこの橋を渡ってみたかっただろうね。

そしてライトアップされて彩られた橋を渡ってみた。
ちょっとカップル向けのスポットか?って感じだったけど、そういう人影はなく気楽にゆっくり歩けた。
橋の鉄塔は30mで東洋一、更に現存する可動橋としては最古の物だそうだ。

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うん、なかなか立派でカッコイイ。ライトアップされた鉄橋っていいねぇ。鉄骨感がイカス。
夜は中間の昇降部は上がりっ放しだけど、昼間は一時間毎に下がるそうだ。

対面の佐賀県側にも二人組の人影があったのでカップルかとおもった、、ら、向こうも男の二人組だった。(いや、そういうカップルだったのかも? なーんて向こうにも思われてたりしてねw)

そして橋を戻って「大川昇開橋温泉」へ行った。


ファイル 1380-4.jpg温泉は入口で見たら『温泉券付き選べる定食セット』で1000円というのがあって(入浴は600円)
「これめちゃくちゃ安くない?」と二人で言い合ってそれにした。

そして入浴。
湯は薄く濁った源泉掛流しで、大きい内湯からも露天からも正面に昇開橋が見えた。

いつもの如く露天風呂で話ながらゆーっくり入ってたけど、そういえば風呂に入り始めたのはもう8時前。「食堂って何時までやってるんだ?」と不安になり、少しあわててあがったのが9時頃。

でも食堂は普通に賑わってて10時半までやってるそうだった。
「なーんだ慌てることもなかった」と思ったけど、選べる定食セットは売り切れメニューが増えてあまり選べない状態だった。。トホホ。
ってわけで「鯖竜田揚定食」にした。

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うん、ふつーに柔らかい鯖の竜田揚。ふつーにおいしかった。
近所の日帰り湯に欲しい値段のメニューだわ。
友達のくにさんは+500円の「ステーキ定食(だったかな?)」にしてた。見た目豪勢だけど「そんなにたいしたことないから1000円のセットの方がよかったかも」と言ってた。。

せっかく九州まで行ったんだから、リーズナブルな食事で喜んでないで何か特別な料理を食べなよ、、と思われるかもしれないけど(帰ってきてからの自分もそう思う、、)このくらいの気負いなさがいいんだよね。
いいもの、、面白い物、、とか思ってると食事自体逃しちゃうからね。

あーそういば、、近くの席の人が食べてた「エツの南蛮漬け」(エツというのは有明海にしかいない魚だとか)というのも興味引いて追加しようかと思ったけど、、鯖の竜田揚と並べて食べるのもどうかなと思ってヤメた(;^_^A
(そこは喰っとくべきだろうww)

タグ:景:川 観:鉄 観:橋 観:重 観:装 観:光 楽:湯 観:模 食:定

道の駅 鹿島

鹿島市音成甲の207号沿いにある道の駅。
この道の駅は佐賀の行きたい場所といって真っ先に頭に浮かぶくらいのお気に入りの場所ではあるけど、02年05年以来の三回目の来訪。
やっぱり何と言っても目的は有明海の干潟!

で、車を下りてさっそく眺めよう!と思って歩いてみると、海に出る前の建物に「ミニ水族館」とあった。
え!そんなのあるんだ、、いつの間に(十年も来てなきゃ変わるわな)
時間は5時までで、あと三十分もないので先にちょっと見てみようって事になった。

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これがこれが、水槽は小さめだけど意外と種類も多く、有明海メインの濃い水族館だった。
アリアケ海のエイリアン「ワラスボ」から始まって、カニ、エビ、イソギンチャクにクラゲまでいた。
魚はハゼ系のものが多かったけど、有明海のみの生息とか絶滅危惧種とかも多く、「ヤマノカミ」なんて初めて見たけど、赤いエラといかめつい背中でかっこよかった!

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そして管理の人の案内が濃く深く面白く、いろいろ聞けて楽しかった。有明海のムツゴロウはここ数年でかなり数が増えてきているんだそうだ。へー。なんとか旨い料理にして売り出せないかと創意工夫中とかww

水族館の奥は双眼鏡が並んだ「干潟展望室」になっていた。これなら雨でもバッチリだ。
ん?あ、ここは!初めて来た十三年前には食堂だったトコだ。「ムツゴロウ定食」を食べながら(うまくなかった)雨の干潟を眺めたっけw

さて、晴れた日に展望室で見る必要はなく、そろそろ海に出ようと歩くと「千葉市」っていう文字を見かけた。?なんで千葉?鹿島つながりで茨城の水戸市とかなら洒落が効いてると思うが、、なんて思って良くみると、「千葉市」じゃなくて「千市」という農産物売場の名前だった。。

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ちょっと覗くと、ここにも「みかんソフト」があった。んーどうしようかなと迷ったけど連続じゃ腹に来そうだからヤメといた。(ソフト好きな友達のくにさんは買って食べてた。太良と変わらず美味しかったようだけど、こっちの方が缶詰みかん風に甘めだったそうだ)

そして、いよいよ有明海。
「干潟体験」の泥遊びをしてた正面を避けて(その干潟体験も終了の時間のようだった)少し脇に歩いて、段々を降りて目前に広がる干潟の海を眺めた。

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干潟ではあちこちでチョコチョコ動くカニが見えた。
ん?あれもカニ、これもカニ、カニしかいないなぁ、、、
おかしいなぁ、ムツゴロウは増えてきたって話じゃなかったっけ?
と、目を懲らして探したけど、目視で見える範囲には見つからなかった。。

そして、くにさんが「ちょっと見てまわってくるね」と引き返してしまった後にもう少し先に移動して見てみた。

ら、
川の筋っぽくなったトコのまわりでムツゴロウ発見。
っていうか、この辺にはあちこちにムツゴロウが沢山いて、黙視で観察できた。ナイス。

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これがねぇ、かわいいんだわ。
ひょこひょこと前鰭で這うように歩きまわって。
たまに喧嘩したり、威嚇したり、追いかけたり、飛び跳ねてみたり、背鰭を広げてみたり、二三匹列になって歩いてみたり。
仲いいのか悪いのか、わざわざちょっかい出してじゃれあってるようにも見えて微笑ましい。

しばーらく飽きずに眺めて、思い出して写真撮って動画撮って、飛び跳ねるトコを狙ったりしてたけど、その瞬間は撮れなかった。

そして、海見ながら食べようと思って「千菜市」で買った「焼きだご」という郷土菓子を食べてみた。(手に持ってて忘れてた)
粉モノの薄くぺろんとした柔らかい皮に包まれた黒糖の菓子だった。

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いつまでも見飽きずに四十五分ほど眺めてたけど、トイレ行きたくなって戻った。
あーそういえばくにさんどうしたかな、、(車で寝てたみたい)

戻ってみると、まだ全然明るいけど6時を過ぎて完全に店も閉まって、あれだけ混んでた駐車場も嘘のようにすっかりガラガラ。

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夕方のギリの時間ながら、来たかったトコでゆっくり楽しめて大満足。
後はもう戻る方向だねと相談しつつ、少し話しつつゆっくり出発した。

タグ:動:魚 動:虫 観:館 景:海 景:浜 楽:眺 餐:菓

道の駅 太良

ファイル 1378-1.jpg太良町伊福甲の207号沿いにある道の駅。
ここは初めて立ち寄った。
さすがに連休で混んではいたけど、もう時間も遅めだし結構広めの駐車場の道の駅なので奥の方は余裕で停められた。

ファイル 1378-2.jpgまず最初に目についたのは店前に小舟がある「かき焼き館」。
太良のこの207号は「かき焼き街道」と幟が出てたし、牡蠣焼き小屋で有名な地域だというのはウェブでも見て知っていた。
けど、時期じゃないよね。。 スルー。

そして物産館を覗いた。
そういえばここら辺は「竹崎かに」が名物らしく幟とかも見かけてたので土産にどうかな、、とか思って見てみたら、もう売り切れだった。連休の夕方じゃ駄目だね。
(奥に煮上げたパックの竹崎かには売ってた。渡りガニだった)

ファイル 1378-3.jpgで、それよりもまずはソフトクリーム。そういう季節でしょ。
ここの道の駅のソフトは「太良みかんソフト」
JAFカードで50円引きだった。

これは若干シャーベット系で、すっぱさはない甘めの程良いミカン味。ヒンヤリとおいしかった。

で、ソフト食べながら裏に歩いて海を見た。
途中に「棚じぶ」見学できます!ってポスターがあった。
興味持ったけど、  え、あの小屋がそれ、、という感じのものだった。見なかったことにしよう。

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有明海は広く青くいい眺めだったけど、水面は堤防の下で少し距離もあり、潮も引き切ってはいないくらいだったので、ここでは干潟の生物は見れなかった。
残念。でもまぁ次もあるさ。

ファイル 1378-5.jpg車に戻る時に、物産店入口の御当地コロッケ売り場の「カニだしコロッケ」っていうのも気になってたんだけど、もうモノが並んでおらず、一応聞いてみたけどやっぱ「今日は売り切れ」。。
そのかわり「もうラストだからおまけするよ」と、隣に並んでた「特大カニカマ天ぷら」を半額で購入。

おーとりあえず名物のカニ商品ゲット!とか思ったけど、、良く考えたらカニカマってカニ入ってないよな。。。
(でもうまかった)

タグ:餐:冷 餐:揚 景:海 観:装 道の駅

潮受堤防展望所

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諫早湾を閉鎖して作られた堤防上にある諫早湾干拓堤防道路「雲仙多良シーライン」の中間地点の調整池側にある駐車場。
売店は無く、トイレのほかには展望用の歩道橋が架かってるだけのシンプルなパーキング。
なのですることは眺望休憩。簡単でいい。

まずは南の雲仙岳方向の来た道を振り返る。
うーんまっすぐだねぇ。
その道の先に薄っすらと雲仙普賢岳も見えていた。
道からは覗けなかった諫早湾の海が青く見えて、調整池側とはやっぱりもう違う雰囲気。
でもやっぱ地形的には海を分断した姿であって、海の中の一本道に見えるよね。

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そして北方向。
こっちは正面に多良岳の山々がはっきり見えていた。

歩道橋を渡ると正面の東方向は有明海の海。「海辺におりるな」「釣りするな」としつこく書かれてた。
脇の放水口から放水されていて、脇にいた女性が構えるカメラの先はその放水口かと思いきや、水辺のアオサギだった。
?アオサギが珍しいのか?シラサギはその先の水際に沢山いた。

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歩道はその先ちょこっと土手の上進んで終了。
自転車専用道路くらいつくればいいのに、、(つくったらそこから海に降りる人がいるだろうね)

そして歩道橋を戻って西方向は調整池。
こっちは対岸の諫早市の低い山と小さい島が見えた。
トイレの脇前に諫早湾干拓事業のパネルの説明があった。

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タグ:楽:眺 景:海 景:湖 景:山 観:道 観:P 動:鳥