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道の駅 河野

ファイル 2389-1.jpg南越前町大谷の8号沿いにある道の駅。

何度も寄ってる道の駅で寝たこともあるけど、ここ最近は通過が多いかな。点景には、、、、え?してなかったっけ?
「カニ丼」や「へしこ寿司」を食べたりしてたんだけど、、記事にしてたのはCR-Xの頃かぁ。(カニ丼は02/8/27、へしこ寿司は05/5/4と06/5/4)

ファイル 2389-2.jpg今日はこの手前でコンビニに寄ってたのでここに寄るつもりも無かったんだけど、トイレってたまに出てすぐまた入りたくなることあるよね。(なので道の駅とかだとトイレ出てもしばらくウロウロしてたりする)今回はコンビニ出てからまた行きたくなったので、じゃあすぐ先の道の駅で、、
というオマケの寄道。

だからトイレの後もすぐには出発せず、走りながら食べるつもりだったおにぎりを海を眺めながらゆっくり食べた。
(北陸限定とろろ昆布「福井梅(紅映)入り」というおにぎり)

一応海の眺めも写真撮ったので、それだけだけど点景にしてみた。

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目の前の敦賀湾はモヤっと霞んで、正面の敦賀半島も隠れちゃってたけど、先端の立石岬だけちょこっと見えていた。
案内板には原発と「もんじゅ」が中心に書かれてた。

そして自分の車も撮った。
休憩のたびに一応毎回撮っているのは、前の車の時同様はやく見慣れて愛着湧くようにと思って気にかけているからなのです。
(実は前の二台同様そんなにデザインは気に入っていない、、)

タグ:景:海 餐:飯 道の駅

マキノ高原メタセコイア並木

ファイル 2388-1.jpg高島市マキノ町蛭口からマキノ町牧野までの県道の並木道。

サイトや雑誌やいろんなところで目にするキレイに並んだ並木道。
日本紅葉の名所100選だそうだけど、まだ全然紅葉はしてなかった。

そして早朝とは思えないくらい人がいてみんな写真撮りまくってた。
映えだね。

駆け抜けるだけのつもりだったけど、降りてみてみたらまたちょっと違うかな?とも思って歩いてみた。
停めたのは奥の方の少し細い区間。僕はこっちの方が好み。

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メタセコイアは和名「曙杉」というもので、もともと日本の関西地方にも生えていた種だそうだけど、絶滅して化石でしか確認できなかった樹だそうだ。
それが中国には奇跡的に残ってて、それを譲渡してもらって植えたんだそうだ。
そういう背景を思うとまたひときわ感慨深い。(かな)

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でもやっぱ並木は車で駆け抜けるに限るね。
奥行きも雰囲気も駆け抜けてこそだと感じた。

タグ:植:樹 観:道 観:選

来来亭 野洲本店

ファイル 2387-1.jpg野洲市妙光寺の8号沿いにあるラーメン店。

「来来亭」はドライブ中よく見かけるチェーン店で、関東では見かけないので(実は知らないだけで関東にもあるらしい)一度くらいはどこかで入ってみようかとも思ってたもののまだ入ったことなかった。
で、
調べてみたらこの滋賀県の野洲が本店だそうで、じゃあそこで入ってみようと思ってたわけだ。

で、今日はゆるい気分の遠出だし、丁度いいから行ってみようと向かってみた。 んだけども、いざ来てみたら「やっぱりせっかくこっちまで来たのだから近江ちゃんぽんの方がいいよなぁ、、」と気持ち揺らいだ。

でも今日入らなかったらこの先もずっと近江ちゃんぽんだなと思って思いきって入ってみた。
時間は9時ちょいだったけど店は意外と混んでた。
カウンター席片付ける間だけ待つくらいだったけど、やっぱり本店だからか賑やかだった。

来来亭のスタンダードなラーメンにしようと初めから思ってたけど、周りの人みんな「ガッツリ定食」をたのんでてそそられて「通常ラーメンのガッツリA定食」にしちゃった。(後からの客もみんなガッツリ定食だった)
「こだわりはありますか」と聞かれたけど「普通で」と即答。初めて入るからそのままで。

で、まず先に通常ラーメン

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あ、赤い点々が浮いてる、、唐辛子がパラパラと入ってた。
よく見るとテーブルの前に「当店のラーメンはすべて一味唐辛子入りです「抜き」希望のお客様はお早めにお申しつけ下さい」とあった。。まじかー(メニューにも書かれてたらしい)こだわりってそういうことかー

でも、そこまで辛くもなく、辛いの弱い僕でもちょっとため息つきながら食べられる程度。無いにこしたことはないけどギリセーフで食べられた。そんな一味が気になったからか、味は薄口で背脂のわりにさっぱりしたラーメンに思えた。

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後から出てきたチャーハンも茶色い焼き飯風でいい感じ。テーブルにあった梅干しと合わせて食べてみたら面白い感じになった。
餃子は柔らかめ。普通にペロリ。
普通な感じで食べられる店って感じなので出先というより近所にあったらいいのに、、と思える店だった。(うちの近くでは野田にあるらしい、、)

ところで、食べてるときはあまり気にならなかったけど、帰ってから写真を見ると、、青いテーブルって奇抜だね。これって本店だけかな?(ほとんどの店舗がそうらしい)
印象的で思い出しやすいようにってことかな?。。と思った。
表の店の看板は黄色なので黄色で統一した方がイメージしやすいような気もするけど。

タグ:餐:ら 餐:餃 餐:飯 観:本

紀北PA

ファイル 2357-1.jpg紀北町三浦の紀勢道無料開放区間にあるパーキングエリア。
トンネルの合間にある山間の休憩所。海は見えない。
そのトンネルの上が熊野古道の「始神(はじかみ)峠」だそうで「始神テラス」という名がついていた。

こんな場所でもう夕方だから少しは涼しくなってくれてたらいいもんだけど、車から降りたらやっぱり蒸し暑かった。これでも多少は気温下がってるんだろうけどね。湿気なんだよね。
こりゃ今夜も宿とらないと車で寝るのはキツそうだと思った。

建物は新しく洒落ていて売店も色々あるようで団体客で混んでいた。
とりあえず二階に上がってみて休憩室でスマホ検索。っていうか、建物キレイで洒落た休憩室なのに冷房が効いてなくてガッカリだった。

で、ここで宿検索。明日の朝少しは愛知県を廻りたいから名古屋より少し手前くらいの方がありがたいなと三重県内で探して、四日市で決めた。

予約して完了、その後は売店を覗いた。
ら、閉店時間らしかった。慌てて水と熊野の郷土料理「めはり寿司」を買った。
そっか、閉まるトコだから休憩室の冷房もなかったのか。。
6時15分過ぎという半端な時間に閉めるのも変だなと思ったけど、団体の客が続いてたから少し延長してたのかな。
店が閉まると途端に人がいなくなって静か―な寂しい所になった。

トイレ行ってゆっくり出発して、「めはり寿司」を食べながら走った。

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高菜の葉にくるんだご飯だけのシンプルなものだけど、これがおいしい。これを食べられただけでも紀伊半島を廻ったって思えて最後にふさわしい感じだった。

タグ:餐:飯 観:P

道の駅 紀宝町ウミガメ公園

ファイル 2356-1.jpg紀宝町井田の42号沿いにある道の駅。

ここはウミガメの水族館(無料)がある素晴らしい道の駅。
何度も寄ってるけど、毎回時間早かったり遅かったりで閉まってて、ウミガメは最初の1回見れたキリだった。

なので今日ももう夕方の4時半なので、どうせ閉まっちゃってるんだろうなーと半ば諦め気分で寄ってみたんだけど、アニハカランヤ、開いてて普通に入れた。(いつも何時くらいに来てガッカリしてたんだか、、)

ってわけで「ウミガメふれあいパーク」
もう看板に「ウミガメを無料で観察できる」なんて書かれてる。そうだよね、これだけちゃんとしてたらどこかにちゃんと「無料」ってないと不安だよね。

中には円形のプールが大小二つあって、大きい方は砂場の浅いプールに続いていたり、脇の階段を下りて下から中を覗けたりして存分にウミガメを見れた。

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ここにいるウミガメは「アカウミガメ」「アオウミガメ」「タイマイ」の三種類。どれがどの子か見分け付かなかったけど、元気の泳いでたのが赤海亀っぽいかな。(いや、尾が長いから青海亀っぽい)カッコよかった!

そんなウミガメプール以外にも水槽もあって、ミニ水族館になってた。
小型のウミガメだけじゃなくて地味に陸のイシガメ、クサガメもいた。
そして魚は近郊の磯の魚かな。ウツボがうじゃうじゃいる水槽もあってややグロ方向。
淡水魚もいて、さっき生息地に寄ったばかりのオオウナギもいた。オオウナギって普通のウナギとは別種だったんだね。。。

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更に触れる水槽もあってネコザメを撫でたり、亀の甲羅を背負って写真撮れるコーナーもあった。
流石に子供用だから背負いはしなかったけど、持ち上げたら軽くて驚いた。これじゃ亀仙流の修行にならないねw

売店で亀グッズを見てまわって外に出た。もう充分水族館。すいててゆっくり見れるから僕にはこれくらいがちょうどいい。(海遊館にケチ付ける気はないけど)

そして道の駅の方の建物も見てみた。ら、こっちの二階の食堂も普通に営業してた。あ、食事もできるんだ。と喜びつつ、6時までだから余裕あるので先にエレベーターで最上階に上がってみた。
上は展望室になってて屋上にも出れた。

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目の前の防風林で海はチョコっとしか見えず、展望という展望でもなかった。裏の背には山の上に西日が輝いて熱い午後を照らしていた。紀伊半島の東側は西日が山に沈むのが早そうだ。

さて、階段で二階の食堂に下りた。
何食べようかなぁーと食券券売機のメニューを見た。
メニューは色々あって「紀和牛カレー」だけは売り切れてた。
「トロたく丼」というのが聞いたことなかったので店の人に聞いてみたら「沢庵とマグロの丼」だというので面白そうだからそれにしてみた。

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うん普通においしかった。なんだろ、マグロはマヨか何かで和えた感じかな。トロっとおいしく飯がすすみ、合間にコリッと沢庵の歯触りで楽しめた。
ここらの地域でよくやる家庭料理的なものなのかな?(とか思ってたけど、帰ってから「トロたく」を調べたら、東京都内の発祥でもう全国的に一般化してる料理らしい、、、知らなかった。聞いたこともなかった。。)

ファイル 2356-6.jpg食後は1階の物産店とか見てまわってたら、スナックコーナーに色々あって、「マイヤーレモン塩ぽんマヨたこ焼き」とか「マイヤーレモンはちみつカキ氷」とかマイヤーレモンが紀宝町の名産だそうだ。
面白そうだけど、タコ焼きもカキ氷もそんなに食べる気はなく、手軽に「紀宝町産生しぼり不知火ジュース」にしてみた。

隣りの洒落た休憩室で飲もうと思ったけど、これ、あまり冷たくはなかった。
氷は浮いてるから少し待って飲むか、、と車に持ち帰って走りながら飲んだ。おいしかった。

なんか、今回の紀伊半島もあまり寄り廻れずにつるーっと通過してここまで来ちゃったけど、ここだけは逆に揃い過ぎなくらいに充実してて最後に帳尻あったような変な気分だったw

タグ:観:館 動:虫 動:魚 食:丼 餐:飲 楽:眺 楽:触 道の駅

道の駅 椿はなの湯

ファイル 2355-1.jpg白浜町椿の42号沿いにある道の駅。

ここは確か道の駅になる前に入浴休憩で寄った記憶がある。そのころから駐車場がちゃんとしてる割にはコンパクトな日帰り湯だなぁ、、と思ってたけど、後から道の駅になったことを知った時は「え?なんで?」と思った。
それから何回かは前の42号を通過してチラ見してるけど、そのコンパクトな日帰り湯以外に道の駅用に造られたような建物もなく、休憩したい頃合いならともかくわざわざ寄ろうとは思わなかった道の駅。
今日は丁度トイレにきたかったので寄ってみた。

で、やっぱりその日帰り温泉の入り口前の小さな売店と食堂の座席が道の駅としてのスペースって感じだった。けど、もう前来た時のことは覚えてなくて初めて来たような感じだった。
(、、と、ずっと思ってたけど、日誌見返したら少し先の別の温泉「日置川温泉 渚の湯」だった。。別にコンパクトな温泉ではなく、勘違いの上乗せで記憶の改ざんをしちゃってたようだ。。汗)

ファイル 2355-2.jpg腹は減ってなかったから食事する気はなかったけど、ちょっと壁のメニュー見てみたら「紀州南高梅使用の梅コロッケ」というのがあったので、それくらいならと注文。(「梅鶏からあげ」というのも気になったし、950円のうな丼とかもスゲー気になった)「梅しそ」と「梅カレー」というのもあったけど普通の「梅」にした。

注文してから油に火を入れて揚げ始めたので少々時間かかったけど、なーんか疲れ気味だったのでのんびりしてて苦でもなかった。大きなパンダのぬいぐるみの乗ったベンチで並んで座ってゆっくり待った。(ああ、アドベンチャーワールドがある白浜町だからパンダなのね)

ってわけで揚げたての「梅コロッケ」。
熱いからすぐには食べられず、さめてから食べようと思い車に持ち帰った。
けど、写真撮ってたらほのかな梅の香りにそそられて、ちょっと一口たべちゃった。

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あ、これ、うまい!!
梅の感じがコロッケに合う!

結局あまり冷めぬうちにぺろりと食べちゃった。
うわーもう一個買っておけばよかったー。「梅しそ」も買っとけばよかったー。

と、後悔しつつ、意外とのんびりできていい休憩だった。
道の駅としてどうなの?とか余計な事考えずに、寄れるトコは寄ったらいいんだよね。
(結局勘違いで、ここの風呂は入ってなかったので次は風呂で寄れたらいいなと後から思った)

タグ:餐:揚 道の駅

オオウナギ生息地

ファイル 2354-1.jpg白浜町平の県道沿いにある富田川流域。
その地図が差した場所は小さい岬があって内側に淵のようになっていた。(けれど、そこだけが天然記念物オオウナギの生息地ってわけではなく指定は河口から川の上流部までの広いものらしい)

まぁ、行ってオオウナギが見れるなんて思っちゃいなかったけどね。(ましてや川の水は増水して濁ってたし)解説板でもあればいいかな、、ってくらいの軽い好奇心で、来てみたら「天然記念物大鰻棲息地」の石柱とウナギを掴んだ魚濫観音像があった。

っていうか、、写真ではまばらな木々の影で何が何だか分からないなぁ、、

川に降りられそうな道っぽいのもあったけど、降りたら登るの大変そうだからヤメといた。
その道に大きなサワガニがいたのでカメラ向けたけど逃げられた。一枚は撮れたけどズームは追いつかなかった。。

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ウナギを掴んだ魚濫観音像はまぁ面白いかなとは思ったけど、逆に解説板みたいなものが無くて面白くなかった。
オオウナギに化身した悲劇の村娘とかそういう伝説もなかった。(何を期待してんだか、、)

県道に戻った先から見た富田川はやたらとシラサギがたくさん集まってて、小魚とか多そうな感じだった。

県道を進むと、少し先にも「天然記念物大鰻棲息地」の石柱が立ってた。。
さっきの所が旧道になったので県道沿いにと新しく設置したのかな?とか思った。

ファイル 2354-3.jpg

タグ:観:像 観:然 景:川 動:虫

道の駅 田辺市龍神ごまさんスカイタワー

田辺市龍神村龍神の371号沿いにある道の駅。

せっかく久々の高野龍神スカイラインだし、道中はあまり眺望は見渡せなかったし、たしか前に通った時もどこも寄らずに走り抜けてたので、ここは寄ろうと思ってた。

で、まず駐車場前の奈良県側の山並みを眺めた。

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そして売店へ歩いた。
売店の奥が有料のタワーの入り口。300円だしJAF割きくし、ここはケチらずに入場。

このタワーは確か前に通った時にもあって見かけた記憶はあったけど、その時はまだ道の駅じゃなかったし(タワーは1986年オープンで2012年から道の駅になったらしい)そもそも寄り道より駆け巡ることこそドライブ!という若い頃だったのでスルーしてた。(おかげで寄ったことないトコだらけで、趣旨は違えどもいまだにドライブを楽しめている)

さて、売店から少し坂を上ってタワーの前まで歩くと、脇に「チョウチン杉」という樹があった。昔、旅人が休憩時に提灯を吊るすのに丁度よかった樹だそうだ。樹齢とかそういうのは書いてなかった。。

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そしてタワーはエレベーターで一気に登る。健脚な若い頃なら「山の上でエレベーターは興ざめ」とか言ってそうだけど、今はありがたい。っていうか階段だったら入れなかったと思う。

タワーは高さ33m、昔、合戦に敗れて落ちて来た平維盛が護摩木を焚いて平家の行く末を占ったという護摩山にちなんで、護摩木を積んだ風貌にしたタワーだそうだ。

上の展望室でまずその南側の護摩山を眺めた。下の駐車場からは売店の裏なので見えなかった山である。

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その峰の隆線の先には(駐車場からも見えてた)林が剥げて崩れてる箇所があり、道が通ってて妙に惹かれた。
他にも尾根のてっぺんに続く林道があちこちに見えていた。けど、実際に行ったらキツイんだろうなぁ。

ちなみにこの展望室は標高1306mだそうだ。日本一標高の高い展望室ってどこだろう?(富士山の山小屋とかかなw)

そしてぐるっと廻って眺望。北側には道の駅の駐車場が見え、通って来た高野龍神スカイラインが見えた。

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西側に続くと遠くに霞んでに見えそうな平地は和歌山方面かな。夜景とかも見えるのかな。

と、眺望を楽しんでたけど、なんか妙に疲れがどっと出て、一回りした後は椅子に座って少し休んだ。
朝から山城を歩いたとはいえ、こんなに疲れてたのかなぁ、、と驚いた。
昨日の城歩きで軽い熱中症だったのかも?夏は気を付けなきゃね。

タグ:楽:眺 景:山 観:楼 観:道 植:樹 道の駅

道の駅 吉野路大淀iセンター

ファイル 2352-1.jpg大淀町芦原の269号沿いにある道の駅。

何度か寄ってる所で、夜寝たこともあるし、昼間に寄ったこともあったと思うけど、とくに何もなくて点景にしてなかったと思う。(早朝だったっぽい12/4/29)
なので、あまり期待はしてなかったけど、何か食べられたらなーとは思って寄ってみた。

ら、
もうしっかり食堂が開いていた。あれ?そうだっけ。早くからやってるんだっけ。
ってことで朝食。もう山歩きで腹ペコ。
メニューの多い食堂で少し迷ったけど柿の葉寿司が食べたかったので「十津川しめじうどんと柿の葉寿司セット」にしてみた。

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なんと「おはようございます 一日のスタートしっかり食べて元気に行きましょう」というメッセージカードが乗っててホッコリ。いいねいいね。
うどんはモチっと柔らかく、汁は意外と薄味でもなかった。そのうどんくらいの細さの「十津川しめじ」がいい味でおいしかった。
柿の葉寿司はいうもがな。サバがさっぱり。柿の葉の風味というのはよくわからないけど程よい朝食。

さてさて、まだ朝だけど充分暑かったからソフトもいっちゃおうかなー、、あーでも腹にきたらヤだなー、、と悩みつつも食後のソフト。「番茶ソフトクリーム」を食べてみた。

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朝から人は多く賑やかだったので、休憩室でぺろぺろなめた。
番茶ソフトは香ばしくておいしかった。抹茶や煎茶ソフトより好きかも。

休憩室には相変わらず不気味なゆるキャラ「せんとくん」と大淀の「よどりちゃん」、それと吉野路の案内コーナーの山伏が並んでて変な感じ。山伏の下駄とかはカッコよかった。

吉野地方は番茶が有名らしく、土産にも沢山売ってたので買ってみた。(けど、あまり喜ばれなかった)

タグ:餐:麺 餐:鮨 餐:冷 観:キ 観:具 道の駅

高取城跡

ファイル 2351-1.jpg高取町高取の高取山頂にある城跡。

県道の先の道の未舗装路の先はそのまま山道。
高取城の幟は手前に立っていたけど、案内板も道標もここにはなくて、本来登るべきコースじゃないのかな?って感じもして躊躇。サンダルだし、坂急そうだし、疲れてるしで登る気は薄かった。
んだけど、道はどんな感じかなー、少し進めば上が見えるかなーなんて様子見ていどに進んでたら、なんかそのまま登り始めちゃった。あーやっぱしドライブの朝と言えば山城なのか。

ってわけで急な坂をゆっくり進み、少し登ると「七つ井戸」と標が立ってた。
井戸はそこにはなくて、先の石垣の上の木の元に跡の穴があり、そこまで登ると上の城郭の石垣が覗けて気合入った。

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5分ほどで上部城郭に登れた。これは最短のコースだったようで、城郭的には搦手口から入った形のようだ。国内最大級の山城の割には手短に登れたわけだけど、疲れたデブの足(サンダル)なのでヘトヘトだった。

呼吸を整えながら進むと、道の下から見えていた城郭は天守台ではなくて本丸下郭の裏の新櫓の櫓台だった。この新櫓の横も門跡ではなく、裏口の裏口から入城する形になってしまったw
ここの石垣は表側の太鼓櫓跡と続きになってて上にも登れた。

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新櫓跡の櫓台の先からは木々で隠れて展望は無かったけど、高い石垣の上は気持ちよく、正面に見えた本丸天守台の石垣の横の木々の合間から朝日が差して清々しい朝だった。

石垣からおりて、本丸に向かう。本丸へはどっちから?と思ってたけど、脇にクマの像が「本丸→」と示していてその横にはゆるい天守の模型が置かれていた。(あまり山の上でクマの像は見たくないけどねw)

その北側の虎口から本丸に上がった。
本丸はけっこう広く、まず先の天守台に目がいった。めざすはてっぺん。天守台に登ってみた。大きな天守台で中央の石垣の凹みからは登れず、脇にまわって登った。

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天守台の上の中央には三角点があった。ここが高取山の山頂標高583m。
眺めはやっぱり木々が邪魔して開けてはいなかったけど、合間から町が覗けたので、木々が無かった往時はかなりの眺めだっただろうね。(ズームで見えてた高架線は京名和道かなぁ?)

天守台から本丸に下りて、本丸の石垣の上を歩いてみた。
往時はぐるりとつながった連立式天守だったそうで南側には小天守があったそうだ。明治20年までは建っていたそうだから、なんとか補修して残してくれてたらなぁ、、と思う。あまりの山城な上にすぐ近くには大きな町がないから厳しかったんだろうね。

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その南側の石垣の上は少し眺望開けてて、吉野方向の山並みが見えた。
東端の硝煙櫓跡で石垣を下りて本丸を歩いた。

本丸には自分以外にもう一人三脚で固定したカメラを構えてた人がいて「なにを写してるんですか?」と尋ねたところ「アリジゴクを撮って」たそうだ。。此処じゃなくても撮れそうだけど、三つ並んだ立派なアリジゴクの罠ではあった。他にも「セミの抜け殻を探している」って言ってたけど、、特殊なセミでもいるんだろうか?
バッタだけはめちゃくちゃ多く、足元で跳ねまくってた。
そんなバッタを追いつつ、虎口の石垣をぬけて本丸を出た。

本丸のすぐ下も少し歩いてみた。
下の郭は西側の太鼓櫓の方以外は本丸を囲うだけだったけど、北の先だけちょこっと突き出してて、狭細い虎口みたいな石垣が見えたのでマイナーで小さな門かと思ったけど、その先は崖だった。。(ここには十方櫓というのがあったそうで、その下からの抜け口だったのかな)

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本丸の石垣を見回しながら正面に戻り、太鼓櫓の続きの十五間多門跡から二の丸に下りてみた。

こっちが正面で正しい登り口のようで、この二の丸に城の沿革の解説板と、日本三大山城の解説板があった。他の二つは「備中松山城」と「美濃岩村城」。岩村城だけ行ってないことになるのか。。(行くとは言わない)
沿革の方は傷んで文字は読みづらかった。。(っていうか読めなかった。帰ってから調べようと思ったw)
この高取城は南朝時代の古くからあったそうで、戦国時代に一旦廃城になりつつも筒井順慶が復興し、その後は秀長の郡山城の支城として固めつつ、江戸時代は高取藩の藩庁として明治維新まで健在だったそうだ。
戦乱も幾度もあって強固で険しい城だけに戦では落とされたことは無いそうだ。幕末は大軍の天誅組ですら二割程度の少数で追い払っているのが素晴らしい。

二の丸の原っぱでは人懐こいタテハチョウ(ヒョウモンチョウ)が周りを飛んで、写してくれと言わんばかりに足元で止まった。仕方ないので写した。
っていうか、カッコいい石垣の写真を沢山撮ったつもりだったけど、帰ってみるとチョウとバッタの写真が多くて自分にあきれた。

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本当はここから十三間多門跡を下って二の丸下郭の大手門跡くらいまでは行くべきだったんだろうけど、上には地図が全然なくてどうなってるのか知らず、わかってたとしても疲れてたから戻って来なきゃならない所を下ったとも思えず、知らなくて良かったんだろうね。

新櫓の石垣から朝日をのぞきつつ、「スズメバチや毒ヘビ」の注意書きに上で注意してもねぇと苦笑いしつつ、登って来た山道を下った。

なんか、朝のノリでまたしても登ってしまった山城だけど、ここは三大山城だけに前々から気にはなってたし、実際山の上のカッコいい石垣の城郭で沸いて存分に楽しめた。

タグ:観:城 観:石 景:町 楽:登 動:虫