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釧路和商市場

ファイル 2863-1.jpg釧路市黒金町のJR釧路駅近くにある市場。
裏の駐車場から入ったので外観の写真を撮ってなかった。。あしからず。

ここはもうなんといっても「勝手丼」の市場。
ずーっと前から興味持ってて来てみたかった所。なんか釧路ってだいたい夜に来ることが多くて、フィッシャーマンズワ-フなんかは行ってたけど、この勝手丼の市場は来たことなかった。(そういえば泊まった事が一度あったけどどうしたっけ?と日誌を見返したら、ホテルのパン食べてすっかり忘れて出掛けてた。。まぁ前の晩は居酒屋でおいしい魚食べてたようだから仕方ないね)

勝手丼とは市場で丼飯に好きな食材を乗せて作る自分好みの海鮮丼。いつのまにかいろいろな所で同じようなサービスをするところが増えて、自分もよそで何カ所か味わったこともあり、珍しくはなくなってきちゃった。
けど発祥は間違いなくここ。昔はここでしかやってなかった元祖の名物。やっとくることができた。

さて、やっぱり中は賑わってて列ができているところもあった。
よそで何カ所か勝手な丼のサービスは試してたけど、そういえばどこもそれぞれシステムは違ってて、ここはどんな段取りなのかとどんな店があるのかと取り敢えずひと回りして見てみた。

ちょっと意外だったのは基本のご飯もそれぞれ別の店で、僕が並んだ店は白飯と酢飯が選べて量のサイズも四種ほどあり、カニ汁も売ってた。
まずは酢飯の中でカニ汁を付けた。

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そしてもっと意外だったのは、いくつかの店をまわって気になった食材を買うのではなく、一店に決めてそこで並んだ食材を選ぶという事と、自分で乗るのではなく選んだ食材を店の人が乗せてってくれるというところ。
あまり好き勝手できなさそうな気がしたけど、旬とかおススメとか珍しいのとか聞きつつ、知らない名前の魚の質問したりとか、なるべく釧路産のものをと注文したりとかできて満足度高かった。
勝手にするんだから任せちゃダメなんだよね。マグロの大トロとか見た目肉みたいなすっごいのもすすめられたけど釧路はマグロのイメージじゃないと却下しちゃったw

で、何乗せたっけ。トキシラズ・サーモン炙り・ハッカク・ソイ・ホッケ・甘エビ・フクラギ・イクラってとこかな。結構行くかと思ったら1000円チョイだったもっと乗せてもよかったかも。

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なんかもういろいろでどれがどれだかわからなくなっちゃったけど、とにかくおいしかった。
初めて食べたトキシラズは意外とサッパリ薄味で上品。刺身では初めて食べたホッケがいい味わいでおいしかった。ここらへんは北海道じゃなきゃ食べられない仲間。
ハッカクやソイなんかも多分初めてだと思うけど、ここらへんは白身でとにかくおいしかった仲間。
そして甘エビとイクラはやっぱり北海道では食べたい定番の仲間。(ウニは昨日食べたからパス)っていうかイクラはまだこの先どこかでたっぷり食べるつもりだった。

毎回こういう多種盛の海鮮丼を食べると思うんだけど、ぶっちゃけ自分はおいしい食材をメインでとことん味わう丼の方がどちらかといえば好きである。
そんなことを言っちゃぁ元も子もないけど、この食事はそんな食べる楽しみだけでなく、選ぶ楽しみ、試す楽しみ、知る楽しみ、そして好きにできる贅沢感を楽しむアトラクションみたいなもの。存分に満足で最高の朝食だった。

そして食後は買物。
北海道へ行くのがバレて「カニカニ」言われた妹に花咲ガニを送ってやった。試食もおいしかった。(そういうつもりだったから丼にはカニは乗せなかったw)
カニ買った後で別の店で「トキシラズ鮭」をしつこく勧められて(カニが食えない甥のために)追加しようかと迷ったけどヤメといた。
市場は魚だけじゃなくて土産屋もあったのでお菓子とかの持ち帰り土産もここで購入。最近にしては珍しく土産をいろいろと買って観光客気分だったw

タグ:食:丼 餐:魚 観:発 観:市 楽:験 楽:買

春採公園

ファイル 2862-1.jpg釧路市春採の市街地にある春採湖の周りの公園。

目的はの春採湖に住む国天然記念物の「ヒブナ」が見たいと思って来てみた。なんでも生まれた時は黒いけど成長すると朱色になる特殊な鮒だそうだ。水槽で常時展示してる所は無いらしいけど、赤いなら水面覗いて見れないもんかと期待しつつダメ元で来てみた。

で、春採公園の標示に従ってきたのは湖の西側。「ヒブナ幼稚園」の裏に公園の駐車場があり、停めて春採湖へ歩いた。
春採湖は「湖」と名がついてるけど印象では池とか沼って感じ。曇ってたせいもあるだろうけど、北海道の湖というイメージからはちょっと違ったイマイチな雰囲気。とはいえ町の公園だけに歩く人走る人結構いてラジオかけてる人もいて賑やかだった。地元の人の憩いの場だね。
さっそく水辺に張りだした展望デッキから水面を覗いたけど水も濁ってて透明度がなく、魚なんて全然覗けなかった。あちゃー

公園の案内板は野鳥の事ばかりで野鳥観察舎もあった。魚より鳥の方が覗き甲斐が有りそうだけど、鳥もとくに見かけなかった。

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朝の湖で魚が水面あたりで戯れてーーなんていうのを期待してたけど、ちょっと夢見過ぎたね。
まぁ天然記念物なんてだいたい空振りが多いのでこんなもんだろう。簡単に見れるくらい居るなら常時展示してる所だってあるだろうさ。(それにここにしかいない珍しい魚とはいえ赤いだけの鮒だからねぇ、ぶっちゃけ元も子もない言い方だけど多分見た目は大きくなりすぎた金魚みたいなもんだよね)

てわけでわりとすぐ諦めた。けど、場所変えたら分からないかも、、などと些未練あり、歩いて湖をまわるような体力はないので車で移動。

春採湖の北側中央あたりの春湖台の市立博物館の前の駐車場に来てみた。
ものの、、
ここは高台で、湖に下る道もあるにはあるけどちょっと登るのがヤな高さ。諦めて上から眺めるだけにした。

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そしてまた移動。東に進むと「春採湖ネイチャーセンター」というのがあるけど当然まだ開いてないので通過。「鶴ケ岱チャランケ砦跡」という国史跡もあるけどそこ用の駐車場はなさそうさなので通過。(実はあったらしい)

湖の南側の中間に東屋みたいなのが見えたからそこまで行ってみようと思ってたけど、南側に入る道が分からず一旦通過。ターンできずに坂を上っちゃった(「ヒブナ坂」という坂だったw)
で、戻って来て入りこめた。未舗装の道だった。
ずっと真っ直ぐの長い道で、歩く人や走る人がいたのでゆっくりとよけて進んでたけど、道は中間手前の下水ポンプ場までで、その先は細くなって車両進入禁止になってた。ポンプ場に曲がるとその前から森の方を進む道もあったけどちょっと怪しいので進む気にはならず、取り敢えずポンプ場に停めて降りてみた。

森の道と歩道の間に砂利道っぽいのもあったけど、これは鉄道の線路跡で道ではなかった。(旅客ではなく臨港線という石炭輸送の貨物列車専用路線だったそうで、廃線は去年だったそうだ)
っていうか、ここらの湖岸は蘆原で水面が離れていて覗き込めない。。これじゃ少し先の東屋まで歩いても無駄になりそうだな、、と考えてたトコにウォーキングしてた人が通りかかったので声をかけて「ヒブナが見たいんですけど水面が覗けるような場所ってありますか?」と聞いてみた。
ら、「このずっと先の橋の所なら見れるよ、ヒブナはどうかわからないけどコイなら見れるはず」と教えてくれた!ありがとうございます。

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ってわけでまた移動しようと車に戻ると、森の道のすぐ先に大きなシカが現れた。
でけー
一瞬ビビったけど、シカに襲われることはないだろうから暫らく眺めた。
立派な角のオスのエゾシカ。こんな大きいのは昨夜の石狩山脈でも見かけなかったのに、こんな住宅地のすぐ近くで遭遇するなんて、、さすが北海道。

鹿が森に消えてから出発。表の道に戻り、ヒブナ坂を上って道道に出て、また西側に戻った。
で、こっちにもあったポンプ場の前で車を停めて、教えてもらった橋まで歩いた。

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橋の手前に看板で「野良猫にエサを与えないでください」とあった。(魚には与えていいのね)

橋は木の橋と接続されてて、春採湖はその木の橋から見えたけど少し離れてた。。
で、その先の沼尻川の口にかかる沼尻橋。川を覗いてみたら魚がワラワラと集まってきた!
飼ってるの?っていうくらいの愛嬌あるコイがパクパクと丸い口を開けてエサをおねだり。意外な展開にちょっと驚いた。
で、そんな中に赤いやつもいた。お!ヒブナ!いるじゃん。いるもんじゃん。
と一瞬湧いたけど、落ち着いてよく見ればヒゲがあってコイだったw

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いやいやいやいや、いつも思うけど魚を見るならパンくらい持って歩かなきゃダメだよね。
ごめんねーなにももってなくてーと謝りつつ来た道を戻った。
橋の端からみると最後まで付いて来ててうしろめたいくらいだったw

まぁ思った通り天然記念物のヒブナは見れなかったけど、コイは可愛かったし、シカも大きかったし割と楽しめたのでOK。
旅行先で来るような所じゃないけど気侭なドライブならアリの楽しい休憩だった。

タグ:観:園 観:然 景:湖 動:獣 動:魚

M7・8パネル館

ファイル 2861-1.jpg白糠町和天別の39号沿いの駐車帯にある資料展示舎。

登坂車線でダンプを抜いた後だったので通過したいとこではあったけど、まぁその先にも大型車がいるのは見えてたのでいいかと寄ってみた。

手前から案内の柱が幾つもあって地域の推しのスポットかなと思ってたけど、ながーーーい駐車帯の真ん中あたりにポツンとある木の小屋のような展示舎がそれで、中には色あせたパネルが並んでいた。

内容は道東の大地震の記録。地震の規模とか道路を復旧させるパネルとか興味深い内容だけど、パネルだけだと少々興味が続かず半分はパーッと見て出た。
造るだけ作ってほったらかしのような印象なのが残念だし、トイレが遠くはなれていたのも残念。

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虫とかカエルかといないかなーと小屋の周りのデッキを歩いて見てたけど(どんなスポットでもカエルが見れればイイ場所みたいな安易な発想。。)、腐食で割れて抜けてる箇所があったのでヤメといた。
取り敢えずカッコいいキノコとアゲハの幼虫だけ見て車に戻った。

タグ:観:P 観:館 楽<残 動:虫 植:茸

浦幌神社

ファイル 2860-1.jpg浦幌町東山町の38号沿いにある神社。

38号を通って見かけて、ちょっと気になったので戻って来て寄道。
昨日の道内での寄道が道の駅だけという事もあって、どこかしら寄りたい気持ちが強かったので積極的に寄ってみた。

神社はその国道に面した斜面の少し上にあって坂を上ってまわると、人んちの裏のような駐車場があった。
車を停めて境内に歩くと「鐵馬御守」と「バイク交通安全名刺奉納所」というのがあってバイク用の駐車場はこの前中央。バイクで来てる人は早朝からチラホラいてバイク向けの神社でもあったのかと思った。
けど、気になったのはバイクの神社ではなかったので気にせずに進み、まず浦幌神社にお参り。

浦幌神社は天照皇大神と八幡大神を祭神とし、明治29年(1896)の建立で何度か遷座して今の社殿は昭和49年(1974)からで平成8年に改修したそうだ。
伊勢風な形式ではあるけど妙にカラフルで民族風というかちょっと違う感じがして北海道っぽく感じた。

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社殿の前からは浦幌の町が展望できた。
浦幌といえば、2001年の7月に来た時に夜寒くてジャージを買った町。その時のスーパーってまだあるのかな?と見下ろしたけど分かんなかった。

そして「夫婦桂」という御神木があるそうなので社殿の先の森にも歩いてみた。
あまりパッとしない樹ではあったけど、静かな森の中で清々しかった。

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この樹は縁結び・恋結び・夫婦円満の象徴だそうで、短冊に願いを書いたものが沢山吊られてた。(僕は別にいいので書かなかった)
その奥には稲荷神社もあり、民族風な形の「樹霊塔」というのもあった。

見所が多いけど最初に気になったのはまだこれから。
浦幌神社社殿に戻り、その横に並んだ小さい末社のような祠の「乳神神社」に参った。
国道で見かけた看板で目にとまってた「おっぱいの神様」である。

由来を読むと、大正中期におっぱいに似たコブを持つ楢の大木を信仰したのが始まりで、昭和中期に木が倒れてしまってからそのコブを祀った祠を建立したそうだ。え、中にそのコブがあるの?

まぁ子宝も安産も関係はないけど「いいおっぱいに巡り逢えますように」と願ってお参り。

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その横には「乳石(自然石)」というのがあった。
二つの玉がくっついたような石で、おっぱいっぽい。けど、どちらかというとお尻のように見えた。
それより手前にあった小さい石がばっちり乳首でナイスだった。
「触れると乳神様のご神徳が授かります」とあったので、優しく触れてみた。いいねいいね。いい丸さだね。朝から元気をいただいた。

社務所の窓に木彫りのお守り「おっぱい守」が見えた。まだ閉まってるから買えなかったけどお土産にほしかったなぁ。

ファイル 2860-5.jpgそして他にも「円満石」という石もあって、こっちは素直に丸かった。浦幌は丸い石が多いのかな?いや滅多にないから祀られているのか。
こっちは家族円満・夫婦円満・仕事円満・人生円満だそうで何でもいいけど撫でてみた。

その隣のおみくじコーナーには、天然石おみくじなど何種類もの御籤が並んでいた。いろいろあるなぁ。

という気まぐれな寄道。神社の感想としてはどうかとも思うけど、楽しかった。
さてどんなおっぱいに巡り逢えるか楽しみである。

タグ:観:宮 観:石 楽:触 観:塔 植:樹

道の駅 あぷた

ファイル 2859-1.jpg洞爺湖町入江の37号沿いにある道の駅。

ここも初めて寄った道の駅。北海道は道の駅多いしね、なるべくなら道の駅ばかりじゃないトコ寄りたいしね、そんなでけっこう寄ってない道の駅も多い。
連続で道の駅っていうのもどうかと思ったけど、トイレ行きたかったし坂の途中で海に面してて眺めよさそうだからいいかなと寄ってみた。

で、食堂が開いててくれたなら食事もしたいところだったけど、4時じゃ望み薄いよなぁ、、と店に入ってみたら、案の定食堂は閉まってた。。「噴火湾ほたてっ子丼」とか「うに丼」とかそそるメニューだったけど残念。。
とか思ってたら、レジ前のケースにテイクアウトの「うに弁当」が残ってた。あ、これ買って休憩室で食べればいいか!と購入。
それとレジ横に書きだされてた「ほたて串焼き」も作れるというので追加。でもホタテ焼くのには少々時間がかかって店内をウロウロ。民族衣装や器の展示コーナーもあったけど少し時間を持て余した。

で、「うに弁当」と「ほたて串焼き」を持って売店の隣のトイレの二階の休憩室に上がった。

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誰もいない休憩室で思った通りのいい眺め。虻田(洞爺湖町)の町並みから広い噴火湾(内浦湾)の海と港を眺められた。
っていうか西日が真正面で眩しく暑かった。海にも反射した陽光を燦燦と浴びて食事した。

「うに弁当」は単純にご飯と「折うに」柵のセット。乗せればうに丼の完成。
乗せ方が雑でひっくり返して乗せたら形くずれちゃったけど、内容は食堂で食べるのとほぼ一緒(味噌汁がつかないだけ)。いいねいいね。

早速食べた。
んー ウニだ!うめー。久々のウニだ。
北海道のウニというと日本海側って勝手なイメージもってたけど、穏やかな噴火湾のこっち側でも美味しいねー。
そしてもうウニだけを思いきり味わって食べてたけど、何気にご飯ももちっとおいしかった。ホントはゆっくり味わって食べたかったんだけどついつい止まらずに一気にペロリと平らげちゃった。いやー満足。

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そして一瞬忘れてたけど「ほたて串焼き」もあったんだっけ。
少し緩めの焼き方で柔らかかった。まぁおいしかったけど左程ではなく、もっとうまいのどこかで食べたな、、と思い返してみれば、3月に高知で食べた長太郎貝の方がうまかった。
ちょっと蛇足だった。
けど、逆にホタテの味を褪せさせるくらいウニがうまかったと思えば、引き立て役としてはGJ。

はからずもいい食事になった。
(けど、難を言えばこの休憩室、トイレの二階だけに流す音がずっと聴こえてて、食事する場所としてはどうかと思えたww まぁウニ一口食べたら全然気にならなくなったけどw)

ファイル 2859-4.jpg外に出て駐車場前でもちょっと海を眺めた。
もともと丘の上のいい場所なので二階の展望室でなくとも同じくらいのイイ景色が眺められた。

そして駐車場の端にはハマナスが赤い実がたくさん生っていた。
これおいしそうだよね。食べられるのかな。(これがローズヒップだそうだ)

連続して寄っちゃった道の駅だけど、どちらも楽しめてよかった。

タグ:食:弁 食:串 餐:魚 餐:貝 植:実 道の駅

道の駅 なないろ・ななえ

ファイル 2858-1.jpg七飯町峠下の5号沿いにある道の駅。

初めて寄った新しい道の駅。前来た時にもあったかな?(18年3月のオープンだそうだから前来た時には影も形もなかった)
北海道に来て最初の寄道が道の駅というのも何か面白くないけど、まぁいいか。

駐車場は連休なのに誘導もなく混雑してたけど、出る車も多くタイミングよく停められた。
そして建物は新しく、中に入ると洒落てる新型の道の駅。そして飲食店やチョイ食いスナックのメニューも色々そそられて目移りした。
まず名物のガラナソフト。気になったけど冷たい物より先に何か食べたかったので取り敢えずスルー。

ちゃんと食事しようと思ってたけど、座席は少なく空いてなさそうだったので、ちょっと軽く「きみこばあちゃんの いももち」を買ってみた。これは店の前で「87歳 きみこ」の名札を付けたおばあちゃんがホットプレートで焼いてる手作り感満点の芋餅。パックも少しベトベトなのも御愛嬌w

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入口近くのイスに腰かけて食べた。
んーんー柔らかくて最高。おいしくペロリと食べちゃった。
そういえばいつの間にかどこの居酒屋やコンビニでも見かける様になった「いももち」や「揚げいももち」だけど、昔からあったものでもなく、自分は初めて食べたのがこの函館。
初めて友達と来た北海道(90/8/1)で一泊した函館の居酒屋で初めて食べて「これいいなぁ東京でも食べたいなぁ」とか思って帰ってしばらくしたら都内でも見かけ始めた品。なので函館が発祥だと勝手に思ってた。そんないももちを今回最初に食べられて、なんか嬉しかった。

で、ガラナソフトは列になってたのでやっぱパス。
(北海道の人はガラナが好きらしいけど、馴染みなさ過ぎてそんなに魅力的に思えないし)
外に出てみると隣りにもう一棟別の建物があったのでそっちも覗いてみた。

「男爵いも発祥の地」とある街燈に食い込んだジャガイモのモニュメントの先の「THE DANSHAKU LOUNGE(男爵ラウンジ)」という建物は、入ると倉庫風でお洒落な空間。
まず入口最初にあったのが日本初の自家用自動車「ロコモビル蒸気自動車」の展示。そのオーナードライバー1号が「男爵いも」の生みの親である川田龍吉男爵なんだそうだ。

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おおお かっこい!蒸気で動いたのか。男爵が横浜にいた明治35年(1902)に購入してそっちで乗ってたようだけど、後に函館にも運んでこの七飯の農場でも乗ってたそうだ。

ついつい車が先になっちゃったけど、その男爵と芋をテーマとした素敵なラウンジで、工具や道具も飾り並べて土産売り場前には小さなステージもありチムニーを囲んだ座席も洒落ていた。PAと共にさりげなく「ラブレターを大切に保管してた金庫」とか並んでてこれまたお洒落。英国嬢との遠距離恋愛とかかっこよすぎ。

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何か土産を買って行きたかったけど、見るトコ盛りだくさんで土産など見ずに奥に進んだ。奥には食事処もあったけど並んでたのでパス。けど、脇のファストフード風テイクアウトコーナーは一組だけで早そうだったので並んでみた。

買ったのは「ザ・男爵プレミアムチップス」というフライドポテト。オイルフレーバーとディップを選べるんだけど、よく分からないから店員さんのおススメを聞いてオイル:プレーンとディップ:塩辛にした。
外で食べようかと思ったけど階段の上の客席がガラガラだったのでそこでラウンジを眺めながら食べた。

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これはウマイ芋。外はフライドポテトだけど中はふっくら蒸かし芋で芳ばしく優しい美味しいポテト。
そしてちょっと変化球の塩辛ディップがまたすごくイイ味で最高だった。
ポテトも北海道を代表とする象徴的食材だけど、そういえば北海道に来てそのポテトをメインとした食事は初めてかも。
一番おいしいポテトで北海道ドライブの始まり!ドライブの神様ありがとう。

食べ終わって外に出ると、他にも戊辰の役の幕府遊撃隊隊長「人見勝太郎」の案内円柱とか、芝生の中に親水コーナーとか(遊んでたのは犬だった、、)見どころ満載の濃い道の駅だった。
来た時は混んでるしー 洒落てるしー 広大な北海道で何でこんな密なトコに最初に寄っちゃったかなー とか正直思ってたけど、これは寄ってよかった!気分上がった。

タグ:食:串 餐:餅 餐:揚 餐:菜 観:車 観:具 観:発 道の駅

ラーメン専科 麺次郎

ファイル 1036-1.jpg函館市田家町にあるラーメン店。

函館北港から一時間くらいで食べて戻れる距離のラーメン屋を探してて、一時間もありゃ余裕だろうと思いきや意外と近場で見つからずにちょっと焦った。
豚骨の店だったりとか閉まってたり駐車場なかったりと通過が続いて、ここでダメならコンビニ食でいいかと思った最後の店。
駐車場もちゃんとあって停められた。

店に入ってみると、ここは味噌ラーメンが売りの店だったらしく、おすすめは三種類の味噌をブレンドしたという「合わせ味噌ラーメン」
。。。んーたまには味噌ラーメンもいいかな。
と、思わなくもなかったけど、辛い可能性の高い味噌ラーは普段から滅多に頼まないし冒険すぎるし、函館は塩でしょ、というつまらいこだわりもあって、やっぱり「塩ラーメン」にした。

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てわけで塩ラーメン。
いやいや、汁も透けてて丁寧でちゃんと味わいある函館塩ラーメン。
これは美味しくて全然満足。妥協しなくてよかった。
(妥協したらしたでどうだったかわからないけど)
やっぱりもともとの塩のレベルが高いのかな。味噌が売りの店でも塩がうまいのは当たり前なんだね。
そういう函館の一面を(勝手に想像して)感じられて良かった。


いやーちょっと慌ただしく咄嗟だったけど、ラーメン食べられて良かった。
時間もちょうどピッタリいい感じだった。

タグ:餐:ら

親子熊岩

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せたな町大成区長磯の229号沿いにある岩。
名前の通り親子のクマの形をした奇岩。
この道は何度も通ってたんだけど、寄るより駆け抜けたい場所だったので初めて寄った。
雨降ってたけど傘さして車降りると、おーおー
なるほどクマっぽい。

角度によって子供がじゃれついてるようにも、しっかり抱きしめてるようにも見えて面白い。

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んー、やっぱクマって可愛らしい動物ってとらわれ方のほうが強いのかな。キャラ的にはほのぼの系だよね。
今回の北海道では怖いヒグマ事件スポットとか行ったりしてたから、最後にこういう所に寄れてちょっと気持ち軽くなったかな。なんてね。
(別にいつまでも重くなってたわけじゃないけど)

さて、岩を見ながらその先の海を見てみると、厚い雲にちょこっと隙間が開いてて赤い夕日がちょこっと溢れてた。

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ファイル 1035-4.jpgそれとやっぱり奥尻島がよく見えていた。
雨降ってる割には割と見渡せる感じだった。

そしてそのまま駐車場側まで眺めると、その先に「夫婦岩」という岩が見えた。

取敢えず日本海側に廻ったのも時間つぶしの蛇足じゃなくて、いい寄り道できてよかった。

タグ:景:岩 景:海 景:磯 景:島

道の駅 名水の郷きょうごく

ファイル 1034-1.jpg京極町川西の道道沿いにある「ふきだし公園」の入口駐車場にあたる道の駅。
六年前にも来てて今回で二度目。
京極の水が汲める有り難い公園で、ここの印象が良くて名水百選とか気にして立ち寄るようになったんだったと思う。

ってわけで、道の駅の建物には入らずにまず真っ先に「ふきだし公園」に歩いた。

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そうそう、公園にはまず吊り橋を渡って一旦横断して、、反対側の売店を回ってから、、、なんて順路どうりに行く必要はないので、橋を渡った先の売店手前から階段下りて池を見ながら歩いた。
澄んだ水の池。いやー曇っててもいいね。

ファイル 1034-3.jpgそして「ふきだし湧水口」
滝のように流れ出てる湧水口の脇に木の水路で汲水場が設けられている。
前回来た時もそうだけど、やっぱりここも海外からの観光客が多く、平日の割には人が多かったけど、みんな写真撮るだけで水を汲んでる人は殆どいないので好きな場所で悠々汲める。
(外人ばかりだと一人で歩いててもシャッターを頼まれたりしないから楽である
取敢えずドライブ中に空になった500mlのPET四本文だけいただきました。
やっぱ心なしか買って飲んだ京極の水より、汲んで飲むほうが美味しいんだよね。

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ファイル 1034-5.jpgそして木道のような橋を対岸に渡って階段を上って公園を出た。
あ、こっちから来れば早かったんじゃん。。
って前回来た時も思った覚えがあるww

と言ってもそんな急いでるわけでもなく、むしろもっとゆっくり歩いて水と緑に癒されるべきなのかもしれない。
天気よかったらそうしたかも。ちょっと肌寒かったし。

さて、一旦車に水を積んでから、一応道の駅の建物にも入ってみた。

ファイル 1034-6.jpgここはいかにも公園のレストハウス。食堂メインで売店もあるけど道の駅っぽくなかった。
何も注文しなくても座ってていいのかな?

名水についてとか100選マップとかはあるものの、地域の案内とか「京極うどん」の店とかの案内はなかった。
まぁ腹減ってるわけじゃないからいいんだけどね。

タグ:楽:汲 景:泉 観:水 観:池 観:園 観:選 植:苔 道の駅

きのこ王国 大滝本店

ファイル 1033-1.jpg伊達市大滝区三階滝町の276号沿いにある大型きのこ店。
ここも去年来たけど朝早くて閉まってた処。
なんか今日はここまでイマイチな寄り道が続いてたから、なんかここもどうだろうか、、とか思いながらの来店。
平日とは言え丁度昼で広い駐車場も混んでた。

さて、大きな店内は思った通り広く、でも思った程の混雑は無く、あまり並ばずに注文できて席に着けた。
ここは、お一人様でもバッチリ馴染める活気があって好印象。寄って良かった。

ファイル 1033-2.jpgで、まずは、売りのキノコ汁(100円)と、炊き込みご飯。
一緒に頼んだキノコ天ぷらは、注文してから揚げるそうで番号札。

さー食べよう!

と、
思ったトコで番号呼び出し。なんだ、そんなに待たないんだ。
ってわけで、天ぷらも揃って改めていただきます。

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うお。
この天ぷらうめー。
さすがに揚げたてで外側さっくり、中はキノコが柔らかく芳ばしくイイ味。
キノコはうまいねー。

そして、キノコ汁は、100円と侮る事なかれ可成りちゃんとした量のキノコが沈んでてこれは太っ腹の美味しい汁!さすが王国。
(去年寄った伊達の道の駅の仮店舗のよりも沢山入ってた気がする)
簡単ながら満足の食事。寄って良かった。

そして食後は奥の市場のような「おみやげ館」を見て歩いた。
なめ茸をはじめとした沢山の土産系惣菜が並んでて、その殆どが試食出来、少しづつ試して歩いて楽しかった。(辛いのもあって難しかったけど)

ファイル 1033-4.jpgで、いろいろ舐めたけど、やっぱここでも友達のオススメの「梅なめ茸」を買った。
見た目なんか辛そうだけど、赤いのは梅干しの赤なので全然平気。
帰ってしばらくの朝食の供に楽しめた。

タグ:餐:飯 餐:汁 餐:揚 餐:菜 観:本 楽:買