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日本両棲類研究所

ファイル 3580-1.jpg日光市中宮祠の120号沿いにある両生類の研究公開施設。

建物の前の120号は昔から何度も通ってたけど最近まで全然気づかず、前回の日光のドライブオフ(22/06/04)で見かけて気付いて気になってたら友達も「ちるが好きそうな所あったね」と言ってたのでみんなも以前は気付かなかったようで、リニューアルでもして案内看板が見やすくなったりしたのかも。もしくは以前は一般公開はしてなかったとかかな?

(みんなは嫌いだろうから)ひとりの時に行こう行こうと思いつつ、なかなか日光をのぼることもなく、やっぱ観光地だしと腰も引けてて、平日ならばと今日やっと来れた。

駐車場も広く、建物は赤い三角屋根で洒落ていた。
入館料は1000円。額的にも好きじゃなきゃ入らないよね。

躊躇なく払って入ると入口の大きなアカハライモリの像にインスタポイントとあった。
あーやっぱイモリとかサンショウウオとかがメインなんだろうなぁ、、とおもったけど、入ってすぐの所はカエルのコーナーで、小さいながらもキレイなレイアウトの水槽が並んで一般的なカエルが並んでた。

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青いアマガエルは「日によって青くない日もあるよ!」と解説されてたけどバッチリ青くなかった。。
モリアオガエルがちっこくって可愛かった。アカガエルは妙に太っててカジカも大きめだった。ああ、全部日光周辺にいるカエルなのね。
ムカシツチガエルというのが2022年に新種になったカエルだそうで、見た目は普通にツチガエル。アオガエルも新種に分かれてくれないかなぁ、、日本固有種なのにどうもシュレーゲルというのが馴染めない。

そしてイモリのコーナー。なんとマンションみたいな小分けの水槽に北海道以外の全国46都府県のアカハライモリが分けられてた。それぞれの県で腹の模様が違うんだそうだ。へぇぇ。
っていうか、イモリってアカハラ以外にいないのかね?と思ったら、沖縄には赤腹はいないようでシリケンイモリというのが入ってた。そして県によっては希少種になってたりもした。

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こうして見るとイモリはかっこいいね。小さいけど怪獣感あるし。腹の赤さもけっこうきれい。
でも知らなかったけど毒をもってるそうだ。それでも食われちゃうらしいけど。(そういえば食べたことあったっけ)

マンションじゃない中型の水槽にハヤやドジョウと一緒にイモリが入ったのがなんか自然ぽく見えて良かった。

そして、アオダイショウやシマヘビもあった。爬虫類じゃん。。と思ったけどまぁいいか。緑色の青大将は初めて見たかも普通もっと黒いよね。
奥の水槽には海外のイモリ、サラマンダーなども解説展示。あ、海外のカエルも少しいた。ツノガエルなどの溶けた丸餅みたいなカエル。あまり興味なく素通り。

そしてサラマンダーと言えばメキシコサラマンダー(アホロートル)のいわゆるウーパールーパー。ここでは色んな模様の斑のウーパーが小分けにされて並んでいた。

パネルにはここの館長の篠崎尚史先生の半生がイラストで語られてて、20代でアメリカに留学してこのアホロートルを研究、その後研究材料として日本に初めて持ち混んだのが彼だそうで、タモリの番組に出てアホロートルを紹介した後にウーパールーパーという名でブームが来たそうだ。へええ。(ちなみにウーパールーパーは日本での愛称で命名は別の人で出版の人らしい。アホロートルじゃあんまりだ、、とスーパールーキー→スーパールーパー→ウーパールーパーとなったらしい)
そしてこの日本両棲類研究所は1995年に閉所してて、2019年にリニューアルオープンしたそうだ。なるほどね。

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そして奥にはオオサンショウウオ。一番奥の岩の水槽にいるのが広島の動物園で繁殖したという10歳の子。足の元の円形の水槽で上から見れるのが茨城の閉鎖した水族館から譲渡されたという二匹。ん?閉鎖した日本一小さな水族館?あ、そっちの水族館で見てたわ!またあえた!(→)けっこう元気で狭そうな中でもぐるぐる回ったりしてた。

あとはサンショウウオのコーナー。国内の小型サンショウウオは逆に種類が多く細分化されてて、それも小型の水槽で分けられて並んでいた。覗き込むとちょっと見つけられないものもあるくらい、沢の雰囲気をレイアウトされててどの部屋も素敵だったし、サンショウウオも凛々しくかわいかった。
自分が唯一実際に山で見かけられたホクリクサンショウウオ(→)はいなかったけど、こうして多種多様のサンショウウオが全国の沢にいると思うと日本の自然の多様性を素晴らしく思えるね。

もう一度カエルたちを覗き込みつつゆっくりもう一周まわって部屋を出た。

そして二階。階段を上がると廊下に少し水槽が並んでた。
ウナギのようなグレーターサイレン、アホロートルやトゲイモリの外国種が並んでて、サラッと見つつ、二階のメインは前の部屋の軽食カフェサロン。
どんなメニューがあるのかと入口で見てたら、館の女性に声をかけられて「ちょっとよろしければ持ってもらえますか」と手渡されたのが白いニシキヘビ。おお!と思いつつ別にで嫌いではないので受け取った。
まぁ完全にダメな人は此処には来ないだろうから大方の客は喜ぶだろうけど、さわるのはちょっとと避ける人もいそうだけどねぇ。
この白い子はわりと丸まってじっとしてた。ひとみしりだそうで少し緊張してる様子だとか。それでも嫌がりはしない所がカワイイ。

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ヘビはもう一匹いて次は色の濃いハッキリした模様の元気な子。この子はもう人懐っこくて、動きまくって絡みまくって顔にも寄ってきて肩にも乗って来た。ぺろぺろ可愛らしい舌を出してくすぐったかった。
なんでも、昨日までは夏休みで子供連れとか来訪者が多く遊んでくれる人が沢山いたけど今日はすっかり空いて寂しがってた所なんだそうだ。。
でも噛まれたりはしないの?と聞くと、元々大人しい性格のニシキヘビの中でも特におとなしいボールニシキヘビっていう種類で生まれた頃から馴らしてるから平気だそうで、食べるものは人の体温以上の熱いものを上げて育てたので、人に嚙みつくことはないそうだ。へええ、なるほどね。っていうかなんか凄くかわいく思えて、自分でも飼いたくなっちゃった。

しばらくヘビと遊んでたら、店の奥にはさっきパネルで見た館長の篠崎尚史先生がいらっしゃってやっぱりヘビと遊んでた。なんかいろいろ質問したかったけど、ヘビと遊んでたら質問も浮かばず、ヘビの話を少し聞くだけだった。まあいいか。

いやぁ、楽しいヘビサロンだった。ん?ヘビは爬虫類だよなぁ。。まぁいいか。


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タグ:観:館 観:蛙 動:虫 楽:触 楽:話

月見亭

ファイル 3579-1.jpg鹿沼市鳥居跡町の121号沿いにある蕎麦店。

やっぱり鹿沼はにら蕎麦だよなぁと思って、またいつもの町の駅の店に行こうと思ってたけど、その少し手前の新鹿沼駅近くで「鹿沼にらそば」の幟の立った緑の蕎麦屋の看板が見えたので寄ってみた。
町中だけど道は空いてたし赤信号の手前で速度落としてたから寄れたようなもんで、そういえば蕎麦屋があるのは前から気付いてたけど、「にらそば」の幟には気づかなかったし、広い駐車場でもないから咄嗟には入りづらくついつい通過しちゃってたんだよね。やっぱよく通るトコでもたまには平日休みで来てみるもんだね。

店は細い駐車場の奥にあって、これ多分、以前は駐車場じゃなくて別の家か店かのあった跡じゃないかなと思えた。
その奥の店はの普通の家って感じでなんかちょっと腰引けたけど、車停めちゃったっからままよと入ってみた。

ファイル 3579-2.jpg店内はお座敷だけでカウンター席は物置いて通して無い感じ。昼になったばかりでまだ他にお客いなかったからいいけど、混んでたらおひとりさまは入りずらく思え、月曜だからこそってトコかな。

座敷に上がってメニューみてたら。「ニラの天ぷら蕎麦がおススメ」といわれた。うわ何それ惹かれるーと思いつつ、やっぱりにらそばが食べたいので、そのにら天ぷら蕎麦でにら蕎麦にできますかと聞いてそうしてもらった。(メニューと店内撮った写真は失敗。。)

料理まってたら他のお客も続けて来てた。月曜だし地元のお客だろうけどみんな普通に蕎麦か天ぷらそばでにら蕎麦をたのんでる人はいなかった。。そういうもんか。大盛にする人が多かったので、量は少ないのかと思えた。

で、「にらの天ぷら蕎麦(にらそばバージョン)」おおおいいねぇ、

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まずまっ先に韮天麩羅、これ、サクサクで風味もバッチリでうまかったー。ニラ好き大喜び!初めて食べた。
っていうか他で見かけたことなかったよなぁ。もっとあたり前にあってほしいぃ。

そしてにらそば、ここのはにらを混ぜずに乗せた形。ニラはしっとりでやっぱり冷涼。天ぷらとは全然感じ違うけどやっぱりニラの味は良く、そしてそして石挽という蕎麦もうまかった。
なるほど韮なしで蕎麦だけで食べたいという大盛り客の気持もわかる。ここはあえてにら蕎麦にせずに韮天と蕎麦の大盛りというのがベストなのかもと思ったけど、滅多には寄れそうにないから韮好きとしてはこの組み合わせで大満足。

いやぁやっぱ韮はうまいね。夏にイイネ。天ぷらには驚いた。寄れてよかった。

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タグ:餐:麺 餐:揚 餐:菜

やきそば あかつきや

宇都宮市馬場通りにある焼きそば店。

餃子通りを出た先の歩道のない車の通りが多い道で見かけた焼きそば専門店。餃子は満足してたけど、腹はちょっと今ひとつなところで「焼きそば食べていこうか」と言ったら妹も賛成して咄嗟のノリみたいな感じで入店。なので店の外観写真撮ってなかった。。

ファイル 3544-1.jpg店の中はごちゃごちゃした駄菓子屋みたいな雰囲気で、駄菓子ではなくロードレースのトロフィーやサイングッズや選手の写真などが飾られていた。
そっか宇都宮はロードレース開催される都市だもんね。
そんな中に黄ぶなの伝説とかもあった。実に宇都宮愛の濃い店だった。

そして焼きそば。

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うん、おいしい焼きそば。
餃子の後の腹の補完のつもりだったけど、いい味のソースのおいしい焼きそばでよかった。

実は宇都宮はおいしい焼きそばの店が何軒もあるそうで、調べて行ってみようと思ったこともあったんだけど、やっぱり宇都宮来たら餃子で、焼そばを食べたのは初めて。たまたまだけど食べれよかったし腹も丁度いいくらいでちょうどよかった。


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タグ:餐:焼

宇都宮みんみん 本店

ファイル 3543-1.jpg宇都宮市馬場通りにある餃子店。

いわずとしれた宇都宮の餃子の有名店、栃木県内で三十数店あるみんみんの本店で、他の店舗に行けばいいのにやっぱり本店大人気でいつも行列になってる。

そういう自分も初めて食べた宇都宮餃子は他のスーパー前店舗のみんみんで、他の店もいくつか寄ってるけど、この本店も二回来てて三回目。一回は点景にしてたかと思ったけど、やっぱりもっと前のコワクのCR-X時代だった。

さて今回は妹が「やっぱりみんみん」と行きたがってたので来てみたけど、店前にはそんなに列ができてなかった。ラッキーとか思ったけど、そうではなくて番号券をもらって道の向かいの駐車場の方に並んで待って、番号を呼ばれてから店の前に並ぶというシステム。現在30分以上の待ちということで、先に他で食べれそうと別の店に行ってみた。


で、20分くらいで戻って来てみたら、もう番号呼ばれた後だったそうで、、普通はみんなフラフラせずに待つものだったようだ。呼ばれた時にいなかったからもう無効と思ったけど「じゃあ次呼びますから」ということで、並んで待つ駐車場の列の横でバツ悪く待って、店前に呼ばれ10分くらいで席に着いた。

で、ヤキとスイとアゲ一皿づつで二人で食べた。ヤキは二枚でいいんじゃないかと思ったけどまぁいいか。

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宇都宮一の人気店とはいえ餃子は普通に餃子なんだよねーとか思って食べたけど、あ、やっぱうまいや。
並んだからとか人気だからとか有名だからというのは関係なく普通に餃子でそれでいてやっぱり旨いというのは凄いよね。しかも直前に他の店で食べてきてて、そっちの餃子もうまかったのに、やっぱりさすがだと思えた。
っていうか本店と本店以外の食べ比べしてみたいなぁ。同じなのかな?自分も妹もほかの店でも食べてるけど、こんなに「あ、やっぱうまいわ」なんて感じてたかな。。

多分、妹はこの後にももう一軒くらい餃子屋にハシゴするつもりだったからヤキも一人前でいいよと言ったんだろう。

店を出ると、ほかにも「悟空」とか餃子屋あったけどこれ以上は蛇足と感じ、妹もやっぱりもうここで餃子は満足したようで神社に引き返した。


ちなみに昔のコワク 通過した時の点景  この日の日誌

タグ:餐:餃 観:本 楽<待

豚嘻嘻 本店

ファイル 3542-1.jpg宇都宮市馬場通りにある餃子店。

「餃子通り」と名のついたこの宮島町通りは何軒もの餃子屋が並ぶ日本一の餃子街。たとえ餃子の世帯当たりの年間購入額が上の県があろうとも、餃子の店が迷うくらい並んでる通りがあるのは宇都宮だけ。っていうか、餃子だけの店が何軒もあるのも宇都宮だけじゃない?

で、この「餃子通り」の中心はやっぱり有名店の「みんみん本店」だろうね。
こんな半端な時間でも列になってた。いちおう番号券もらってみたけど、30分以上待ちだそうで「30分あったら別の店で一皿くらい食べれそうだね」って話になって入ってみたのがこの店「とんきっき」

ファイル 3542-2.jpgこちらは店内空いてて悠々だったけど軽くなのでカウンター席に並んで着いた。いや、全然こっちでいいじゃん。食事は待つ時点で減点だよな。

メニューを見ると餃子いろいろあった。オマケのようにラーメンもあった。
しそ餃子とかレタス巻き餃子とか気になったけど、普通に焼き餃子と揚げチーズ餃子(普通じゃないじゃんw)にした。

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おお、かなりでかい羽根付き。そしてうまい餃子。
揚げの方は思った通りな感じでおいしかった。
ああ、もうここでいいじゃん、ここでも一皿づつ面白そうなのたのんでゆっくりしようよ。。と思ったけど、妹はそうではなくやっぱり有名店行きたいのかな。サッと食べて店を出た。

ファイル 3542-4.jpgそういえば店の入口の所、会計の時に気が付いたけど、店でレタスの栽培とかしてるのね。
あ、これがあのメニューのレタス巻き餃子か!うわーそっちにすればよかったー。店に入ってきたときに気が付いていればなぁー。
と、少々悔しく感じながら店を出た。

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タグ:餐:餃 観:農

宇都宮二荒山神社

ファイル 3541-1.jpg宇都宮市馬場通りの県道沿いにある神社。

宇都宮市街の中央にあり下野の一宮であり、近県の二荒山神社の総本社。なんだけど、日光にも同じく一宮で総本社の二荒山神社があって、同じ神社かと思ってたけどどうもそうではないらしく、御祭神も由緒も違う別の神社。でもどちらも一宮だそうだ。
古くから武将が戦勝祈願したのがこちらで、修行僧が山を信仰したのが日光ということらしい。

毎回宇都宮に来た時には見かけてたけど来たのは初めてで、裏に入口がある駐車場は、ゲートをくぐると場内で斜面を登って社殿のすぐ裏まで来るまで登れるというのがありがたかった。夕方で空いてたのでホントにすぐ手前に停められて、殆ど登ることなく社殿に歩けて感激。

一旦お参りする前に門をくぐって出て坂の石段を見下ろした。これを上らずに済んだというのが嬉しくていい気分でお参りした。

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正面から進むと茅の輪があった。
妹ともどもあちこちでくぐってたので説明見ないでもくぐれるわーとか思ってたけど、順番間違えてちゃんと説明見てまわり直した。。

そして参拝。
妹が神社に来たかったのはパワースポットでもあるんだろうけど、御朱印が第一目的。でももう4時過ぎでは社務所は閉まってて空振り。サモアリナン。残念でした。

僕としては、歴史的にここら辺は戊辰戦争の激戦地だった場所でそういう記述はないかなーと廻って見てたんだけど、無かった。井戸とかあるので陣張ったりしてたと思うんだよね。そんな目で見てた井戸ではトンボが飛び回って人懐こく目の前で止まった。

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他にも提灯並んでたり苔の緑がきれいだったり、やっぱりまたトンボが目の前に止まったりしてた。
小高い丘の上だけど周りは森の木々で正面の石段の所しか切り開けらなくて展望がゼロだったのが、なんか残念だった。

御朱印も得られなかった妹はもっと残念だったようで「餃子食べていこう」と言い出した。
えーせっかく石段登らずに済んだのにここから餃子屋に行ったら、結局石段登って戻らなきゃならんじゃん。。と渋ったけど、「せっかくの宇都宮だし」「腹減ったし」としつこいのでしかたなくつきあった。

しぶしぶ下る石段は長くげっそり。あーあ下っちゃった。

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そしてちょっと場所うろ覚えでまわっちゃったけど、神社からすぐの「餃子通り」に歩いた。なんか横断幕やタペストリーや大谷石が積まれたフォトスポットなんかもあって洒落た観光向けの道になってた。
そして餃子を食べた。(それは次の項で)


神社に戻ったのが6時前。うえー石段登るのヤだなぁ。
っていうか、車で移動して下の別の駐車場入れればよかった。。
中央の石段は長そうなので、横の森の中の公園のような上り坂を上った。西日が眩しかった。

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汗かいて登りきって少し休憩。境内は日向と日陰がハッキリ割れてた。
日陰の竹やぶに進んで、駐車場はもう他に停まってる車がほとんどいなかった。まぁ普通そうでしょう。
でもなんかたっぷり宇都宮を堪能した気がした。

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タグ:観:宮 観:具 観:街 楽:歩 動:虫

石井食堂

ファイル 3503-1.jpg下野市小金井にある「保健福祉センターゆうゆう館」の館内にある食堂。

ここへは「天平の湯」に入った後に食事に来た。
メニューはお手頃で多かったけど、ご当地物とか珍しい物とかここでなきゃ食べられなさそうな物とかそういう変わったものはなくいたって普通。
なので点景にすることもないだろうと思ってて、普通に生姜焼き定食をたのんだ。

ら、予想外の汁だくヒタヒタの生姜焼きで面白かった。

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そしておいしかった。これはアリだわ。
330円の風呂といい感じの食堂でまた来ようと思った。

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タグ:食:定 餐:肉 楽:湯

トウサワトラノオ保全地

ファイル 3502-1.jpg下野市東根にある絶滅危惧種の湿地性植物「トウサワトラノオ」の保全地。

聴いたことなくて耳馴染みのない魔法の呪文のような名前の「トウサワトラノオ群生地」という案内を見かけて気になって来てみた。
その先になんの案内も無かったらヤだなぁ、、方向だけ示して放り投げってスポットわりと多いんだよなぁ、、なんて不安に思ってたけど、思いのほか大きな案内板と駐車スペースがあってホッとした。

呪文のような見慣れないカタカナ名は漢字にすると「唐沢虎ノ尾」という虎ノ尾の一種という事でサクラソウ科の湿地の植物だそうだ。5月から6月にかけて花を咲かせるとあったのでナイス!丁度時季じゃん!と思った。
けど、、
その案内板の後ろは草が繁るだけで、写真にあるような白い花が咲いてるようには見えなかった。あれ?やっぱり絶滅しちゃった?なんて縁起でもないこと考えつつ、この目の前ではなくて、ここに車を置いてもっと先まで歩いて行けって事なのかな?とも思って横を進んでみたけど、この草原の湿原区画の中央に木道があったので、やっぱ此処なんだろうと理解した。
一応その木道を歩いてみた。

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ら、、
足元に線香花火のような儚げな小さい花が咲いてるのが見えた。これか!こんな小さな花とは思わなかった。サクラソウ科とあったので白い桜草をイメージしちゃってた。。
で、一度気付くとそういえばチラホラとあちこちに咲いてるのが目について、確かに写真ほど盛りではないけど群生地と言って間違いないと思えるくらい咲いていた。
花は高ランクの絶滅危惧種と聞けば可愛らしく貴重に思えるけど、ぶっちゃけコレ予備知識なく見かけたらなーんとも思わないくらいの花で、栃木県では絶滅したと思われてたのがよくまぁここで50年ぶりに発見されたもんだと感心。保全地になって良かったねぇ。

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木道を通り抜けてあとは周りの道を奥の方に歩いてみた。ら、結構奥の駐車場の対面の裏の方は道端に咲き並んでたりして濃かった。
茎が赤くなってるのも多くあって、そんな赤い茎の花の上にオレンジのシジミチョウがとまってたりしてキレイだった。

いま全国でここと愛知の二ケ所にしか希少植物。ちゃんと見れてよかった。

ところでちょっと悔しいのはカエルの声。声はするけど姿は見えず。
もう一回木道を横断してみたけど、カエルの声と足元の水溜まりでのポチャンという音は足音で逃げるカエルだと思うんだけど姿は見えず。

ファイル 3502-4.jpg悔しいから田圃の方の声にも近寄ってみた。
けど、こんな見通し良さそうな田圃でもやっぱり姿は見えず。まさか水中で鳴く声なわけはないので頭は出してる筈なので気付かないだけなんだろうけどなぁ。
しばーらく探して、少し移動して探して、10分くらい探したけどやっぱり姿は見えずじまいだった。。
先週カジカガエルが見えていい気になってたけど、やっぱ駄目だと凹んだ。

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タグ:植:花 植:草 景:原 観:農 動:虫 楽:音 楽<残

若の原農村公園

ファイル 3466-1.jpg野木町若林にある公園。

栃木県の市貝以外の芝桜スポットとして検索して知って興味持ってた場所で、今日は帰りの方向でちょうど良かったんだけど、さすがに八重桜を見た後でちょっと蛇足になりはしないか迷いつつも、花の時季は短いから逃がすまじと思い来てみた。

場所は完全に町を抜けた郊外の林に隠れた田圃の奥の新幹線の高架脇という地味な場所。でも田圃の横の細い道の先の小さな公園のわりには駐車場が大きめで悠々停められた。

さて、芝桜はそんな公園の真ん中のスキー場の超初心者用コースくらいの斜度の坂にドーンと一面四角くあった。
うんうんいいねいいね。芝桜はこのくらいがいいね。あまりに周りに広がり過ぎてると鮮やか過ぎて目が痛いしあの世にでも行った気になっちゃうので、このくらいの規模ですいてて悠々で気軽に立ち寄れるトコがあってほしかった。

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もう午後も遅く、斜面も半分以上が日陰になっちゃってたけど、かえってそれで落ち着いて見やすく、ゆっくり眺めながら脇の斜面を  登り歩いた。

頂上はやや広く奥に屋根の東屋擬きもあってゆっくり見下ろせた。

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公園入口の案内図にはこの奥にも「花壇」とかあったけど、そっちはちょぼちょぼでバックヤードな雰囲気。
それよりも築山にむかったその奥の方が勝手に咲きまくったような菜の花で黄色く覆われててキレイっぽかった。ので裏に下って進んでみた。

野放図に咲いた感じなので道という道はなく、花の間をかき分けて通った人の跡のような道筋を辿って進んでみた。
とくにその奥のこんもり盛り上がった築山へはわざわざのぼる人が少ないのか筋も細く、花をかき分けるような泳ぐような感じで登頂。
てっぺんから振り返った眺めは思ったほど面白くもなかったけど、黄色い花の波に浮かんだような感覚が面白く、横の高架の新幹線は近いから窓まで見えず、公園にいた人は誰もこっちには来なかったので独占して楽しく、奥に向かってTS。すっごく久々かも。

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そして黄色い波を抜けて、また裏斜面を登ってピンクのゲレンデに戻った。
そして下りはさっきと逆側の日なたの残る方を下って、最後の日のあたる角から見上げたりしてまたピンクを鑑賞。そういえば手前にチューリップの鉢も並んでた。

花を見つつ後ろの高架の新幹線も見つつのんびりした。新幹線はここらを通る車よりも頻繁に駆け抜けて行ってた。

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タグ:植:花 観:園 観:鉄

天平の丘公園

ファイル 3465-1.jpg下野市国分寺にある史跡と自然の公園。

桜も染井吉野は終わって八重桜が咲く頃合い。ドライブ中にも街路樹の八重桜が咲くのを見かけて、そういえば八重桜のスポットってないかな?と思い、検索してこの「天平の丘公園」に来てみた。
この公園、まぁ表の県道は何度も通ってたから案内を見かけて知ってはいたけど、わざわざ寄り道するほどの興味は持てず来たことのない場所だった。けど、その県道から曲がったトコで車が詰まって混んでて、え?何?と思ったら、桜祭り「第44回天平の花まつり」のイベント中だったようで、ヤメようかと思ったけど一応駐車場に入ってみたら意外とすんなり停められたので歩いてみた。

駐車場からは他の人達が歩く方に進んでみたけど、入口の階段前の「しもつけ風土期の丘案内図」は焼けて割れてバリバリで全然読めず、どういう造りの公園なのか分からないままに流されて進んだ。

そして多分その花まつりの中心と思えるステージのある花広場には多数の八重桜が咲きまくってた。
その花に比例して人も多かったけど、歩きづらいというほどではなくゆっくり花を見てまわれた。

プレハブの店が何軒も出てたので、食事はこっちでもよかったのかも、、とか思ったけど、「コレ」というほど惹かれるメニューはなかったし、混んで列になってる店も多々あったので食べてきて正解だった。

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ここの八重桜は花の付きも多くボタッボタッとした感じもなく葉も目立たないから染井吉野と変わらない印象。まだまだつぼみもありつつも広場ではほぼ満開の樹が多く、間近に見たり見上げたりと楽しめた。濃い色の花や薄めの色、赤味のない白などもあって爛漫な雰囲気だった。

「天平の丘公園記」という由来案内板を軽く読み花広場を抜けると、隣りの芝生の広場は「下野国分尼寺跡」、広場には何もなかったけど推定復元図とかあった。へええ。

脇の八重桜越しに広場横を進むと、その尼寺跡の芝生の奧には「下野淡墨桜」という立派な桜の樹が新緑に包まれていた。これは岐阜県根尾の「淡墨桜」の実生苗を昭和60年に譲り受けて植樹したものだそうだ。枝先を見ると花はすっかり実になってて、なるほど早い時期に来ても楽しめる公園だったのね。これが咲いてたら立派だろうなぁ。

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さて、折り返して花広場の奥側を横断して「しもつけ風土記の丘資料館」に進んでみた。この手前辺りの八重桜は特に薄めの花で、染井吉野と変わらぬ雰囲気。横の道は並木になってた。

そしてその資料館は、なんと入場無料。これは花まつりに関係なく常時無料らしい。
そして館内は(一部展示以外)写真OK。すばらしい。
入ってみると、古墳時代から順番に出土品とともに案内されていた。
重要文化財の埴輪のコーナーもあって、ここが撮影禁止なんだろうなと思ったけど違った。教科書で見たような埴輪が大切そうに並んでて萌えた。

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古墳や国分寺のジオラマなどもあって楽しく見れた。
あれ?撮影禁止ってどこだ?と思ったら、最後の各時代の食事の模型が禁止になってた。これなの?

花も歴史も楽しめて満足で駐車場に戻った。八重桜もいいもんだ。

とか思ってたら、駐車場の先の道路の向かいにも八重桜が濃く咲いているのが見えて、気になったので車の前を通過して行ってみた。

ら、

こっちも「天平の丘公園」で広いメインの自然公園部分だったようだ。やっと園内マップを見れた。けど見づらくてわかりづらいマップだった。。

八重桜も濃い色のものが園内の道に沿ってアーチのように並んでて花見散歩に丁度よく、横にあった「平成の丘」という古墳風な塚も気になったけど、子供の遊び場だったのでスルーして八恵桜並木を進んだ。

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ここの八重は主に濃い色のもので揃えられてて、豊潤な綿密な雰囲気。そのためかカップルも多く感じた。
並木は思った以上に長く続き、片面終わって蓮の池になっても片面は続いてて、奥の水生植物園の池の手前で途切れた。

緑で目が落ち着いた公園の奧では、人並みに猫が歩き回ってた。

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その奥で折り返して、園の端側を進んで戻ると遊具広場の先に古民家が見えた。
「民俗資料館 夜明け前」という名の屋敷だけど、中は飲食店だったので土間をそそくさと抜けるだけだった。

最後に駐車場の手前には盛岡石割桜の子という樹があって、ここでも石を割ったような演出がされていた。割るのが好きな種類かと思っちゃうよねぇw 見るとちょこっとだけ咲き残った花があって和んだ。

公園中央の森の部分にももっといろいろあったようだけど、もう満足。八重桜も歴史もほどよく堪能。こんなところで車に戻った。

この日の日誌

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