記事一覧

道の駅 燕趙園

ファイル 2891-1.jpg湯梨浜町引地の県道沿いにある道の駅。

中国庭園のテーマパークにある道の駅らしからぬ道の駅で、そう言えば前に一度通りかかった事はあって、道の駅っぽくなくて通過した憶えがある。

正直いえばあまり興味はないしどうせ朝だから中には入れないだろうけど、周りを歩いて雰囲気でも楽しめたらいいかなって感じの暇つぶし気分で寄ってみた。

まず車を停めた真ん前のこれは中華料理店(台湾料理だとか)。意外とリーズナブルそうだった。

そして売店はまだしまってた。9時かららしい。
やたらと飛び回るスズメを見つつ進むと、この売店とさっきの台湾料理の店を繋ぐ回廊のような屋根の内側にスズメの巣がいくつも見えていた。っていうかスズメの巣って初めて見たかも。。

その売店の前には「金山嶺橋」という万里の長城っぽい雰囲気の県道に架かった陸橋があったので登ってみた。

ファイル 2891-2.jpg

この上がこの公園内では一番高そうな場所っぽく、その先の燕趙園や東郷池が少し眺められたし、やっぱり中華の城っぽい雰囲気でカッコよかった。

渡るつもりはなくこの雰囲気とちょこっとの眺めだけでも良かったんだけど、まだ時間はあるのでやっぱり進んで対岸側で降りてみた。ら、そっち側の売店はもう開いていた。

朝から何も食べてないので何か無いかなーと入ってみた。中はばっちり本格中華の土産店、だけど簡単なスイーツが食べれるそうで、杏仁豆腐をたのんでみた。それと、店内をパーッと見てまわって、ピータンとアヒルの塩卵がすぐ食べれそうな気がした。
ピータンは元々大好きなんだけど、藁に包まれてたから剥くの大変そうなのでパス。食べた事ない塩卵を買ってみた。

ファイル 2891-3.jpg

で、先にまずその塩卵を剥いて食べてみた。っていうか剥きづらい、、そして黄身が片寄っててしかも半熟で零れた。。うわ、これ食べて平気か?と怯みつつ食べてみると、、うわ、しょっぺー。そして黄身も白身もパサパサでおいしくない、、ゆで卵のつもりで食べたら全然違って参った。。
で、口なおしになっちゃった杏仁豆腐は、おいしくて安心した。けど、少々さわやかな酸味があって普段の杏仁とは少し違う感じ。やば、舌おかしくなっちゃったかな。。

いやーこれはしっぱい。久々に食べなきゃよかったと思うようなものを口にしちゃった。(福島のサンショウウオ以来かなw)

ファイル 2891-4.jpgで、有料の「燕趙園」もやっぱり9時からであと10分。
ここは、中国の設計士が中国で設計して中国の資材で建てられた本格的な中華庭園だそうだ。どの時代のどういうものなのかまでは書かれてないけど、書かれてても僕は分からない、、オハズカシながら三国志すら知らないしキングダムも見てないし他の漫画も見ていないのです。(触れたのは清の末期の「ラストエンペラー」と浅田次郎の「蒼穹の昴」くらいかな)
トランクケース転がしてきて開園を待つ女性の二人組とかいたけど、やっぱり僕はそこまでの興味はなくここで折り返し。

さっきの金山嶺橋は塔の部分がエレベーターになってたので帰りはそっち乗っちゃった。
橋の上では「燕趙園」に向かう人たちとすれ違った。開園時間に合わせて来る人達が結構いるくらいの人気スポットなんだね。まぁ日本人は(共産党政権の政策はキライでも)中国は好きだよね。中華料理おいしいもんね。
すれ違う人は心なしか女性が多かった。

で、橋を下りたらこっちの売店も開いてた。
こっちは道の駅の売店なので全面中華ではなく、鳥取土産からソフトやバーガーもあったけど、飲食は10時からだそうで食べられなかった。口の中にさっきの変な玉子の感じが残っていたので別のもの食べて更新したいんだけど仕方ない、諦めて車に戻った。(このあと暫らく具合悪かった、、食べなきゃよかった)

タグ:観:園 観:橋 餐:卵 餐:菓 楽<困 道の駅

出雲山展望台

ファイル 2890-1.jpg湯梨浜町宮内の県道沿いの丘の上にある展望公園。

駐車場も広く展望台は駐車場のすぐ前で更に登るという必要のない有り難い展望台。
っていうか、東郷池って羽合温泉の方しか行ったことなかったから、周囲は起伏のない平地にある潟沼だと勝手に思い込んでたけど違っててしっかり丘で意外だった。

で、案内板を読むと、この「出雲山」は出雲の大国主の娘の下照姫がこの地(ここの丘の下の倭文神社)に移り住み、ホームシックになった時に出雲方面を展望しに登って来た場所だそうだ。

そして展望。出雲まで見えるのかどうかはともかく目の前に広く東郷池が見下ろせた。

ファイル 2890-2.jpg

標高52mだそうだ。山というよりやっぱり丘だよね。

ファイル 2890-3.jpg背中から昇る朝日も気持ちよく、そして周りは朝の鳥の声で賑やかで、湖を眺めてても飛ぶ鳥と鳴く鳥を幾つも見かけた。
んだけど如何せんカメラの具合が悪く、ズームするとカタカタと焦点がブレまくって定まらず、ほとんど失敗。写せたのは飛んでるトンビが一枚と樹の上に停まったヒヨドリだけだった。

それでも心地いい爽やかな朝でゆっくり休憩した。

タグ:楽:眺 景:湖 観:伝 動:鳥

宇野公園

ファイル 2889-1.jpg湯梨浜町宇野の9号沿いにある海浜公園。

ここはもうかなり昔に寄って海を眺めたりしてたけど、日誌を振りかえっても記述がなくて最初に寄ったのはいつだったのか分からない。。けど多分94年、そうでなければ98年(だったら11/1の同じ日だ)には寄ってたと思う。その最初以外にも二回は寄ってると思うんだけどなぁ。。

ここは平成の大合併で湯梨浜町になる前は羽合町という地名で、ここの海岸が「羽合海岸」という事で「ハワイの海に来ちゃいました~」的な冗談として興味あったんだけど、来てみたら別にそういう冗談で悪ノリしたような面白いものがあるということはない普通の素朴な海岸。
思ったほど面白みを感じられなかったからか子供のように燥ぐのが恥ずかしく思えたのか日誌には全然書いていなかった。。

で、久々に来てみた。
っていうか、この先の行き先を考えて調べたりする為の作戦休憩(+トイレ)のついでに海でも眺めようかという感じで来てみた。

したら、この公園は「東郷湖羽合臨海公園」の中の一部だそうで、他の近隣の公園や展望台などの案内図があった。
どちらかというと臨海部のこちらより湖部の東郷池周辺の方がメインで池(湖)の西の羽合温泉は行ったことあるけど、それ以外の湖岸は行ったことなかったし展望台もあるようなので興味持てた。

さてさてそして一応ハワイの海も眺めた。

ファイル 2889-2.jpg

んーやっぱ相変らず普通。荒れてる感じや廃れた感じはなくむしろキチンとした静かな海。でも、朝日が背中からだから日陰で地味だった。(あー夕陽はいいのかも)
寧ろ振り返った朝日が昇る山側の方が眩しくてイイ感じだった。

さて、公園は東側の駐車場の奥の方が丘になっててちょっと海に突き出た岬になってて、来るときにその上に灯台みたいなのがあるように見えていた。ので上ってみようかと思った。
けど、
その丘への道は「危険箇所 立入禁止」とあってロープで閉鎖されていた。。

ファイル 2889-3.jpg

まぁ、そんなに眺めよさそうでもなかったから、むしろ登らないで済んでよかった。

タグ:景:海 景:浜 観:園

香味徳 倉吉店

ファイル 2561-1.jpg倉吉市山根にあるラーメン店。

香味徳という店は鳥取県内の赤碕と由良とこの倉吉の三軒があって、それぞれ別々の経営で別々のレシピで別の店なんだそうだ。

僕は最初に由良の店で食べて感激。
すっかり気に入って再訪してたんだけど、時間が合わなかったり閉まってたりで行けないことも多く、じゃあ他の店でもと赤碕の香味徳へ行ったことはあった。

けど、この倉吉の店は初めて。
まぁ今回も由良の店が「ス-プ切れのため終了しました」だったのでその代わりに来てみたんだけど、赤碕の店が期待外れだった記憶があるのであまり期待はしてなかった。

ファイル 2561-2.jpg店はすいてて車も店先に停められた。
店内明るくカウンターの端の席に着いて普通のラーメンを注文。

フト見ると脇のドアのガラスは切子模様で、あれ?由良の店もこんな感じじゃなかったっけ?と思った。
これが大元の香味徳から引き継いだイメージなのか、地域と時代の流行りなのか分からないけど、いい印象を持った。(由良の店は四角い模様っぽいね)

ファイル 2561-3.jpg

そしてラーメン。
んーやっぱ由良のとは違うけどしっかり牛骨のおいしいラーメン。
満足して食べられるいい味わい。これは多分赤碕より好みだと思う。
ペロリと食べちゃった。大盛でもよかったくらいだった。

由良の香味徳だけじゃなく、昼だけ営業の店が多い印象の鳥取牛骨ラーメン。
鳥取は朝や夜に通過することが多く滅多に食べられないけど、またいろいろな店に行ってみたいと思えた。

タグ:餐:ら

道の駅 にちなん日野川の郷

ファイル 2560-1.jpg日南町生山の県道(旧183号)沿いにある道の駅。
割と新しい道の駅でこの道もそう滅多に通るルートではなく初めて見かけて寄った。

まぁ普通のトイレ休憩。
なにか近隣で面白いトコあったら、、という情報収集の意識もなくはないけど、もう夕方5時なのでよっぽど近隣じゃなきゃ寄れないだろうと思ってたし、今日は充実してたからもういいかなって気分でもあった。
そんななので、とくに気になる情報もなかった。

お腹もすいてないし、ソフトクリームだけ食べてこうかなと思った。
ここはトマトソフトがウリみたいだけど、そういえば宮崎でトマトソフト食べて微妙な気分だったばかりなのでヤメ。
新発売というなしソフトもあったのでそっちにした。
ソフトクリームはJAF割で50円引きだった。

ファイル 2560-2.jpg

うんうん、おいしかった。
まぁなしソフトでそうそう失敗することはないよな。
それにそういえば鳥取だし。
一緒に買った「大山みどり」というお茶も渋みあって甘いものの後に丁度よかった。

タグ:餐:冷 道の駅

すみれ

ファイル 2141-1.jpg琴浦町浦安にあるラーメン店。
古くからある鳥取牛骨ラーメンの人気店だそうだ。(創業昭和33年だとか)

僕は以前この隣の由良駅の「香味徳」という店で鳥取牛骨ラーメンを食べて感激。大大大好きになってたんだけど、その店はなかなかドライブ中に寄ろうと思っても時間が合わずにそれ以降二回しか寄れず、別の店に入ってみた時はイマイチだった。最初の感激が大きくて期待値が高過ぎなんだろうね。
で、期待値高くても平気そうな人気店を調べてネタ帳に載せてて、有給で平日で午前中というナイスなタイミングの今日に来てみた次第。

きてみたら古くからの店とは知ってたけど、なかなかの店構え。雰囲気あるね。
でも店の中はさほど古さを感じず落ち着いてた。

ファイル 2141-2.jpg平日の11時前なので店内はさすがに空いてて悠々と席について、ラーメンを注文。
待つ間、気になってたおでんコーナーに立った。
凄く美味しそう~。でもラーメン前に食べ過ぎてもなんだから、気持ち抑えて大根と牛スジだけとって食べた。
んめー。大根トロっトロ。牛スジいい歯応え。牛骨の前に牛筋っていい順番だよね。

そしてラーメン登場。
「香味徳」は無色っぽい黄色の汁だと思ったけどここは茶色だった。でも透けた感じは同じかな。くらべちゃいかんと思いつつもやっぱ気にはするよね。

ファイル 2141-3.jpg

で、食べてみると

んんん んまいーーー!

これは絶品。すごい。さすが。
牛骨のまろやかさとコクで気持ちよく包まれて啜れて、うなりつつにやけちゃうくらいのラーメン。
じっくり味わうと、けっこう甘口で、播州ラーメンのような甘味なんだけど、塩気の物足りない感じではなく牛骨のコクがしっかりカバーして昇華してる。これでも汁残すっていう人がいたら信じられないわ。

そして前記の「香味徳」とは牛骨のまろやかさは同じだけど、甘みなどの味の感じは別物だった。
そっかー同じ牛骨ラーメンでも店による違いはかなりあって、いろいろ楽しめるのかも!という可能性も感じられ、他の店も調べて行ってみたくなった。鳥取も奥が深いな。

大満足の朝食だった。
店を出る頃には11時を過ぎで少しづつお客が増えてきた。いい時間に食べられた。ナイス。

タグ:餐:ら 餐:煮

由良台場跡

ファイル 2140-1.jpg北栄町由良宿にある国指定史跡。
江戸時代末期に築かれた旧鳥取藩の海岸警備用砲台陣地。
てっきり手前の「お台場公園」がその場所と思ってがっかりしてたけど、そうではないと気づき、こっちに来てみたらちゃんと土塁があって案内板もあって安心した。

案内板をサッと読んで、さっそく中に進んでみると、、
安心したどころではなく、ちゃんと陣の土塁がキレイな形でそこにあって感激。これはこれは今まで行った中で一番立派でかっこいい台場跡!
なんかわくわくしてきて土塁にかけのぼって見渡した。

ファイル 2140-2.jpg

案内板に寄れば東西125m南北83m高さ4.5mの三段の土塁で、四門の大砲が配置されていたそうだ。(あれ?お台場公園には7門で書かれてたような、、)
75000人の農民総動員で一年かけずに文久4年(1864)に完成。鳥取藩の財政難から費用は庄屋豪農の献金のみで賄ったそうだからヒドイ話だ。(自分の先祖は鳥取藩士だったらしいから何とも言えないのだけれど、、)

そんな歴史はさておき、単純に純粋に地形的にはしゃぎたくなる。これ子供の頃ならただただ斜面を転げ落ちるだけでも楽しそうだし、大勢で来るなら水雷艦艇みたいな組分け鬼ごっことかやりたい。隣の公園より楽しめそう。(だけど、史跡をそんな遊び場にされない為にちゃんと遊具のある公園を隣に作ったと思えば、なるほどーと納得である)

そんな子供っぽいわくわく感があっても、もう走りまわるとやばい体なのでおとなしく土塁の上を散歩して歩く。
日差しポカポカで歩くだけでも気持ちよく、薄い雑草の歩きやすい丘って感じでいい感じ。
時計の逆回りで東から北へ歩いた。

ファイル 2140-3.jpg

北の先には海が見えたけど暗い空だった。西側には由良川が見え、その先には雲に隠れた大山が少し見えた。ハッキリ見えてたらいい眺めだったろうにね。

北西の角が一番眺め良かったかな。
目の前の国道9号の大栄大橋の先に海が見え、よくみると虹がかかっていた!

ファイル 2140-4.jpg

そして一周して南の正面で土塁をおりて駐車場に戻った。
土塁以外は何もないけど、日差しのおかげで気持ちよく歩けた。こういう休憩はいいもんだ。

タグ:観:史 観:光 植:草 景:原 景:川 景:海 楽:歩

道の駅 大栄

ファイル 2139-1.jpg北栄町(旧大栄町)由良宿の9号沿いにある道の駅。
以前に一度だけ寄った憶えがあるけど、それ以降は毎回ここらでの寄り道はすぐ手前の同じ9号沿いにある道の駅「北条公園」に寄ってて来てなかった。

ここは名探偵コナンの作者がこの地域出身で裏隣りに「青山剛昌ふるさと館」という資料館がある所。
まあつまり、名探偵コナンは漫画もアニメも一度も見たことがないので個人的にあまり興味が無いので、場違いな気がして寄ってないというわけ。
でもそういえば青山剛昌といえば前作の「YAIBA」はサンデーで読んでたので少しは楽しめるかな?とか思って資料館に行ってみた。

ファイル 2139-2.jpg

けどやっぱ、どう考えてもコナンがメイン。
もちろん入館は有料なので、入ってすぐの土産グッズ店だけ冷やかしに覗くだけで道の駅に戻った。

こんな感じで鳥山明の資料館ができてもドラゴンボールメインになちゃうのかな、、Drスランプの方が好きなのになぁ。。
という世代的な寂しさを感じながら道の駅の物産店を見てた。

ここの特産はスイカらしく、スイカアイスとかあったけど、もちろん寒くてパス。
他にはとくに食べたいものはなく、砂浜栽培の長芋が沢山売ってたのでお土産に買っただけで、やっぱりネタ薄い道の駅だった。

ファイル 2139-3.jpg

また外に出て、道の駅側にもあるコナン像の写真を撮ってみた。ら、後ろにある道の駅の石碑に「道の駅登録第一号」とあった。
ほうほう、ここも平成五年の第一回登録の道の駅のひとつなんだな。。と、思いきや、若干違うようで、
その全国で一斉にオープンした第一回の103駅の中でも、ここだけは一年早く式典と共にオープンした道の駅なんだそうだ。

でもそんな事はとくにアピールしてなくて、やっぱりコナンをメインにしているっていうのは、つまりどっちに興味がある客が多いかってことだよね。。

さて道の駅のとなりには「お台場公園」というのがあって、個人的にはそっちの方が気になった。
サッカーが出来そうな広場の先に歩くとテニスコート、、その先が公園らしくなっていて、これは車で移動すればよかったと後悔した。

この公園には大砲があった!
そういえばここんとこ何ヵ所かの御台場跡を歩いてるけど、大砲がある場所は初めてだ!

ファイル 2139-4.jpg

解説碑には「ここに復元した」とあるから現存物ではなくレプリカらしいけど、口径35㎝、砲身3mの立派な大砲。これが往時はこの台場に七門据えられてたそうだ。

へーへー
と見まわしててたけど、公園じたいは整っちゃってて台場跡っぽくないのが残念だった。
ん?あ、いや違うか。台場の跡は脇の土塁っぽいとこかな?と、そっちに歩いてみると、、

子供向けなアスレチック設備や遊具が整った、休日には子供連れがワイワイ楽しめそうな区画になっていた。。

ファイル 2139-5.jpg

えー、、、
まぁ確かに砲台跡なんかよりこうした公園の方が、地域の人も楽しく利用出来て有用であるとは思うけど、、あんまりだ。。少しくらいは歴史資産として尊重してほしいなぁ、、なんて思いながらとぼとぼと道の駅まで戻った。

けど、、

車に乗ってナビ地図を見たら、、御台場跡は「お台場公園」とは別で、もっと先にあるらしかった。なーんだ。公園にもそう書いておいてくれよぉ。
車で移動して行ってみた。

タグ:観:像 観:キ 楽:買 観:園 観:軍 観:具 道の駅

多鯰ヶ池弁天宮

ファイル 2051-1.jpg鳥取市浜坂の県道沿いにある池に突き出た塚の神社。古墳でもあるそうだ。

幾つもの案内板があって、多鯰ヶ池(たまがいけ)の概要と伝説が書かれていた。
池は周囲4.3kmで水深17.3m、中国地方で一番深い池だそうだ。(そういえば中国地方で湖沼というと海が途切れた「潟」くらいしかなくて、宍道湖でも6.4m、中海は17.1 mだそうだ)

そして弁天宮のある部分は昔は大島という島で、砂丘からの飛砂が間を埋めて江戸時代後期には陸続きになったんだそうだ。

さっそくその弁天宮の陸繋島に歩いてみた。うんうん見た目も島っぽい。

ファイル 2051-2.jpg

石段を下って進むとしっかり森の中で涼しく、ヒグラシが沢山啼いていた。
すごく雰囲気と感じのいいとこで、広く池が見渡せるようなところはないけど、木々の間から覗いた池の水面は鏡のように静かで、対岸の森を映してて、小島をズームで覗くとそこにある祠も素敵だった。

矢印で順路があって、石段を登ってまず中央の弁天宮にお参り。
小さいながらもちゃんと拝殿の裏に本殿がある神社だった。

ファイル 2051-3.jpg

横には旧社殿があった、以前は小さかったようだ。
矢印に沿って下ると下には物置のような地蔵尊堂、池を覗きながら少し歩くとお種の社というのがあった。ん?お種と弁天は別なのか。
ここにも案内板があって「お種の伝説」が細かく書かれていた。

お種と言うのは、とある長者屋敷で使用人として奉公していた美人の女性の名で、使用人仲間との休憩時間に甘い柿を持ってきてたそうだ。
いつも持ってくるので不思議に思った若者が後をつけると、この池のほとりで蛇の姿になり、泳いで柿の木のある小島に渡って実をとってたのを目撃。正体がばれたお種はそのまま戻らずに池の主になった。
 という伝説だそうだ。

どうもこういう伝説ってついつい疑っちゃうんだよな。
ホントは小島に隠し財産を埋めてた使用人を池に沈めて横取したんじゃないか、、、とか、
池で裸で泳ぐのが好きな女性を覗いててたまらなくなった若者達が、、、とか
どちらにしても酷い目にあって死ぬことになった女性の呪いを鎮めるために祠をたてたんじゃないかと、差しさわりない伝説にすり替えたんじゃないかと、、考えちゃうんだよな。

ファイル 2051-4.jpg

ファイル 2051-5.jpg池を覗くと島が見えた。あの島が柿の木のあった島かな。真ん中に小さな赤い鳥居が見えた。(今生えてるのは柿の木じゃなくて松だよね)

池の対岸にはスイレンの花が咲いているのも見えた。

そしてそこいらじゅうで啼いてるヒグラシは、樹の裏の池側に隠れるようにとまってた。

また木々の合間から池を覗きながら段を上って車に戻った。
池のまわりは一周一時間程度で歩いて廻れるそうだけど、、それはもういいかな。雰囲気いいとこでイイ休憩になった。

タグ:景:湖 景:森 景:島 観:宮 観:伝 植:花 動:虫

砂丘海岸

ファイル 2050-1.jpg鳥取市福部町湯山の県道沿いにある日本海に面した砂浜。

むかーし妹を連れて来たことがあり(91/9/16)ちょっとなつかしくなって立ち寄ってみた。

鳥取砂丘へ続く海岸で、砂は砂丘と同じようなサラサラな砂で、砂丘のように歩かずにすぐに海に出れる浜辺。
若かったからか、その時は砂丘見るより浜辺の方が楽しかった気がする。

で、久々にその海岸。

お、かわってないなー
とか思いつつ砂の先の浜に歩いたら護岸工事済みでコンクリ階段ブロックの海岸だった、、

ファイル 2050-2.jpg

んーウン十年も経てばやっぱこうなるか、、
昔は自然な感じの砂浜だったんだけどなぁ。
っていうか満潮?それとも砂が減った?浜が狭くなった気がした。

海に浮かぶ海土島も浜の先に見える駟馳山の眺めも変わらず、水もきれいそうで、歩きやすいし、ちょっと寄るくらいの休憩にはまぁいいかな。

と、階段ブロックを歩いて見てたら、歩く方向にサーッと沢山のフナムシならぬベンケイガニが逃げていた。
うわぁスゲーいるなぁ。
素早いので遠くの子をズームでないと写真撮れなかった。

ファイル 2050-3.jpg

なんか、片手のないカニが多く半数くらいがそんな風に見えたけど、生え替わる?なんて事ないよね。ケンカするのかな?
でも立派に大きくなってる子も片手だったりするので、平気なのかな?

ハサミで何かを摘んでモシャモシャと口に運んでる姿はカワイらしく少しのんびり眺めた。

タグ:楽:眺 景:海 景:浜 景:島 景:山 動:虫