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道の駅 かみこあに

ファイル 2812-1.jpg上小阿仁村小沢田向川原の105号沿いにある道の駅。

ここも何回かは寄ってる所で、大概朝か夕の店が閉まってる時間。
実は随分前からネタ帳に載せてた所でいつかは食事する時間に寄れたらなぁ、、とずーっと思ってた。
前回なんかはクマ牧場に行って来たら丁度いい時間かも、、と少し迷ったくらいだった。
で、今回はやっと昼過ぎの食事時間に来れた。

105号「マタギ街道」の道沿いに見かける木彫りの像が建物の前に並ぶのが印象的。

ファイル 2812-2.jpgえっと、、何が食べたかったんだっけ、、(もう何なのか忘れてたww)とか思いつつ店に入るとあちこちに「またたびラーメン」のポスターがあった。これか。
またたびの実を練り込んだ麺だそうで「コルステロール低下、疲労回復、更年期障害に効果あるとか!」だそうだ。とか!って、、、)

そして阿仁マタギのイメージキャラクター「かけるくん」のボードが立ってた。昔大好きだったマンガ「釣りキチ三平」の作者矢口高雄の絵なので親しみ持てた。

まよわず食券購入。周りを見ると半分以上の人がその「またたびラーメン」を食べていた。(けどなぜか感想は聴こえてこなかった)

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ってわけで「またたびラーメン」、やっと長年のネタ消化。
汁吸って麺を啜ってみた。
んー  ふつう。。
可も不可もないふつうの山菜醤油ラーメン。またたびの風味?なんてぜんぜん分からず、山菜が邪魔なほど入ってたと感じた。
って言うか朝もラーメンだったっけ。どうせなら比内に行って比内地鶏ラーメン食べればよかった。。

まぁしばらくアタリばかりだったからこういうのも必要だね。
でもなんか悔しいので近隣で何かないか情報コーナーを見てみた。
「マタギの湯」という日帰り湯があるそうなので向かってみることにした。
(そういえばここには「クマ牧場」の案内は全然なかったなぁ)

ファイル 2812-4.jpgそして売店も見て、またまたバター餅を買っちゃった。
これは「マッコ工房」という阿仁の地元の物。
食べたのはずっと後で、コンビニに寄ってからだから角館くらいまで進んだ夕方からだけど、やっぱりものによってずいぶん違うね。
こちらはとろーっとしてソフトでとろける感じ。粒もなくスマートだった。

いやーそれにしても高カロリーな餅菓子をパクパク食べすぎだよなぁ。。
北秋田が遠くて良かった、近かったらしょっちゅうバター餅を買いに来ちゃいそうだもんw

タグ:餐:ら 餐:餅 楽<残 観:キ 観:絵 道の駅

道の駅 ふたつい

ファイル 2811-1.jpg能代市二ツ井町小繋泉の7号沿いにある道の駅。

朝とか夜とかだけだけど何回か寄った事はあって、前回は「日本一高い天然秋田杉」を知って向かってみたのが二年前。
でもその時寄った駐車場も建物ももうなくなって更地になってて、すぐ先にキレイな広い道の駅がリニューアルされてできていた。
とくにいい印象があった場所じゃないけど、どんなもんかなーと寄ってみた。

まぁ新しいだけで物産店が大きくなっただけだろうと何も期待もしてなかったけど、入ってみたら意外と色々あって、コッぺパンの店にコーヒー店、桃豚の店も入ってて「ぶたんぽ」も売ってた!
そしてその前には階上の展望デッキへの階段があり、その横は「歴史民俗資料コーナー」になっていた。

この「歴史民俗資料コーナー」がとても充実してて良かった。
まず展示物の発掘物「土面」は国指定重文(本物?)。床の強化ガラス下には巨大秋田杉の「埋もれ木」が発掘された状態で展示。

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パネル展示の歴史案内も見やすく、また菅江真澄もこの二ツ井と所縁深く風景スケッチの複製も丁寧に展示されてた。
自然の紹介では鳥や魚の模型を囲んだ展示がいい感じ。

そして模型好きにはその奥のジオラマが目を引いた。
米代川の「荷上場」の賑やかな様子は丁寧なジオラマ。折紙っぽい人々が躍動感あってよかった。
そして蛇行する米代川と二ツ井の町全体と山のジオラマは、堅い岩山の七座山をよけるように流れる川の構造がよくわかった。

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そして江戸中期の安永3年に開かれた加護山の製錬所のジオラマも細かく見れた。
なんかいろいろあり過ぎだろ二ツ井、、と驚くばかり。
ここで作られた銭なんかも展示されていた。

あーそういえば以前の道の駅では「歴史民俗資料館」って有料だったんじゃないかな。(100円だったらしい)
それが無料で気軽に見れて楽しめて有り難い。リニューアル万歳。

資料コーナーをひとまわりして展望デッキに上がってみた。
その上からは正面の米代川と七座山がよく見えた。これはこれはいい眺め。
そして横には龍の天神さまと八郎太郎が飾られて、伝説がパネルで紹介されていた。
八郎太郎が此の地で湖を作ったのを神が邪魔して下流に流したという話し。神の使いの白ネズミが頑張ったので十和田湖なみの湖は消滅したそうで、個人的には惜しいように思える、、

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デッキを下りて一階から外に出て川を見てみた。七座山の景色は展望デッキからと変わらなかったけど、川の眺めはこっちの方が少し良かったので画像はこちらのを使った。
あーでもこの時期は蒸し暑いだけだから展望デッキのほうがいいね。

建物に戻って物産店を見てまわった。
なんとバター餅が何種類も並んで売ってて至れり尽くせり。これは鷹巣の道の駅に寄る必要がなくなっちゃったねw
そしてバター餅に合うのが美味しいコーヒー。丁度「福多珈琲」という秋田のカフェの店が入ってたのでアイスコーヒーを購入。至れり尽くせり。(強いて難を言うならLサイズが欲しかった)もう大満足で車に戻った。

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そしてバター餅をひとつつまんでコーヒー飲みながら出発。
んーたまんねー。
バター餅は今回は「鷹松堂」の物にしてみた。(自分の点景を見て調べて前回前々回とかぶらないように選んだ)
柔らかく蕩ける餅だけど米の粒が残り粗めな感じがいいアクセントでおいしかったー。(粉が落ちすぎるのは少々難点だった)
いやいやさっきは「すまし餅」の派生かもとか思ったけど、全然別の完成品。柔らかい耳たぶかほっぺをハムハム愛でてるような幸せの味。
そしてコーヒーの苦さが深みのアクセント。このコーヒーも美味しかった。

あーもー満足。あとは何も無くてもいいや。雨でもいいくらいだ。
とか思い、この時点では「今日のドライブは二ツ井が表題だ」とか思ってた。

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道の駅 しょうわ

ファイル 2810-1.jpg潟上市昭和豊川竜毛山ノ下にある道の駅。
国道からちょっと入った横にある。

ここは以前、風の強い夜に寝たことがある道の駅。でも昼間に寄るのは初めてかな。
トイレとトラックだらけの国道のタイミングをずらすだけの休憩のつもりできてみただけなんだけど、一応店はのぞくよね。

その店の奥からは「観賞温室」に続いてたのでちょっと歩いてみた。
三つの温室が連なりそのまま連絡して歩けるようになってた。
夫々にテーマがあるようで、手前は熱帯、真ん中は胡蝶蘭、奥はサボテンを配置していた。

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そして一番先で外に出ると裏の花の広場と池に出た。
あーやっぱり興味あるのは池かな。
水面には睡蓮の花が咲き、水中は水草だらけ。睡蓮の葉にはイトトンボがとまり、水際を歩いているとダルマカエルがポチャンと池に飛び込んだ。(黙ってれば見つからないのねぇ)
トンボは沢山飛び赤トンボも真っ赤だった。

カエルとトンボでいやされた。おやすいもんだ。

ファイル 2810-3.jpg売店に戻って見てまわった。
バター餅は無いかなと一応見てみたけどやっぱりここには無く、かわりに「すまし餅」というのが売ってたのでそれを買ってみた。(ハタハタの唐揚げも気になったけどやめといた)

食べながら出発。
「すまし餅」は甘醤油のみたらし風な餅。うんおいしい。バター餅は派生でこれが本来の郷土餅菓子なのかも、とか勝手に思った。
走りながらパクパク食べて気がついたらなくなってた。

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秋田まるごと市場

ファイル 2809-1.jpg秋田市卸町の13号沿いにある物産市場。

たまたま見かけて気になっただけだけど、市場というくらいだから少しは朝早くからやってるかな、、と期待して寄ってみた。

けど、開店は9時半からであと15分あった。
駐車場に車はもうけっこう停まってたけど、どうやらそれは構内にある早朝からやってるチェーンの蕎麦店「ゆで太郎」のお客のようだった。。

でも、入口の横でババヘラアイスがパラソル開いてたので、アイスでも食べながらのんびり待ってもいいな!とひとつ購入。

おばちゃんは「今日最初のお客さんだからサービス」と大きく盛ってくれた。ありがとう。
しかも「市場特販価格180円」だそうで(相場はいくら?)なんか得な気分。

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うん薄味シャーベットで氷感つよく暑い日にぴったり。やっぱうまい。
秋田に来たらこれだよな。

ところで、ババヘラのおばちゃんは話し好きが多い印象で、開店まで色々話が聞けるかな、、と思いきや、ここの人はあまり話したがらない感じだった。(コロナ予防でかな?)なので、食べ終わってもまだ7,8分開店まで間があってもてあました。。

ヤメて出発しようかとも思ったけど結局開店を待って入店。
中は広く色々秋田のものが並んでた。

チョイ食いコーナーみたいなのがあれば、、と思ったけどそういうのは無かった。
唯一、海鮮コーナーで天然岩ガキが「この場で食べれます」とあった。
んー前に海の方で岩牡蠣食べてそんなでもなかったんだよなぁ、、と躊躇したけど、印象挽回になればいいかと期待して一つ買ってみた。

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ちゅるりと一気に頬張って食べてみた。
おお立派な牡蠣だわ。。。おいしい牡蠣だわ。

んーもうしわけない。やっぱり千葉の飯岡の牡蠣と比べてしまう。
やっぱりあれは別種だなぁ。ミルク感がダンチ。
そういうつもりで食べなきゃダメだよなぁ。
牡蠣としては充分食べ応えあっておいしかった。

ファイル 2809-4.jpg買おうと思ってたのはいぶりがっことバター餅。けど、バター餅は入荷しておらず置いてなかった。。
バター餅は秋田と言っても鷹巣(北秋田)方面だけのものなのかな。そっちいって買えばいいか。
「いぶりがっこ」は沢山種類もあったので取り敢えずよさそうな値段の物を買った。

袋有料なのでテープ貼ってもらっただけなので、それ以上店内を歩きまわる訳にはいかず、買うのは最後にすればよかった、、と思いつつ、もう充分かと車に戻った。

タグ:餐:冷 餐:貝 楽<待 楽:買

味一番

ファイル 2808-1.jpg横手市十文字町西上にある焼きそばとラーメンの店。

昨年に続き二度目の来店。あぁ去年もほぼ同時期だったのか。
早朝からやってる店で御当地物が食べられるのでドライブ的にとてもありがたい。
去年は横手焼きそばを目当てに来たので、今回は十文字ラーメンを食べるつもりで来てみた。

店を入ると濃いキャラの店主に消毒を促されて流れで割り箸をとってカウンターの席についた。

そして57万円の装置の水が出る。57万の解説を始めたけど「来店二度目なので」といって省略してもらった。遮ったわけではなく折角なら聞いてないような話を聞きたいと思ったので。

で、迷わず「十文字一番中華そば」を注文。
前回の説明では「十文字ラーメンと言うのは最近ついた呼び方で、地域の店ひとくくりにされてるけどどの店も其々の味なのでうちは店名の一番を入れております」とのこと。たしかに「三角そばや」と「丸竹食堂」では違ったと感じてたので納得。
さてこの店はどうかなと期待して待った。

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うん、うまい。
十文字らしい薄めの味ながらしっかり味わいあって、他よりも甘味強く優しい気がした。(とはいえ、他の店で食べたのももう随分前だからなんとなくだけどね。。)
今まで自分は十文字はおでんの汁のようなあっさりだけどいい風味のだしの汁って表現してたけど、やっぱおでんとは違うよね。
朝食にも丁度いい素敵なラーメン、乗せる具で麩が合うのは他にないかも。

さて今回は「二度目の来店」とか不躾な事を言ったせいか「今年は記録的に梅雨明けが遅い」という無難な天気の話題になってしまった。なんかごめんなさい。
「でも、梅雨明けたら暑くてきついからたまにこうして止んでくれるなら明けないで涼しい方がいいですよ」とか言うと「なるほどそういう考え方もありますね」と感心してくれた。

こちらの店主は、こだわりが強く色々と濃く話してくる人だけれど、こちらも自分の意見を言うとちゃんと肯定して話を聞いてくれるのが気持ちいい。話が好きなんだね。

他のお客さんも来たのでまたきますと店を出た。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:ら 楽:話

道の駅 おがち

ファイル 2807-1.jpg湯沢市小野橋本の13号沿いにある道の駅。

この道の駅はけっこう前から何度か寄っていて夜寝たこともあるけど、昼間はめちゃくちゃ混んでる印象でトイレだけの休憩とかばかりで点景には一度もしたことが無かった。

とはいえ、初めて寄った時(2000/6/4)はずんだ団子(実は初めて食べた「ずんだ」は宮城ではなくて此処)食べたり、ドジョウの味噌焼き串とかも食べておいしくて好印象だった。
けど、逆にそれで好印象だったせいで、次に来た時にはもうそれが売ってなかったりしてガッカリしてもう諦めてしまってて、ちゃんと寄道(ちゃんとって何だw)しなくなってしまった。。

思い返せば、点景を始める10年も前の事でドライブ中に殆ど寄道をしなかった頃に、道の駅で食べた地方の料理に目覚めたような場所なので、残念である。。

ファイル 2807-2.jpgとか思いつつ、今日も早朝のトイレ休憩。
店も開いてないし写真撮ることもないだろうとカメラもたずに車を降りたけど、建物前に大きなカミキリムシが居たのでやっぱり戻ってカメラもってきた。
悪そうでカッコいいのに好かれなくて不憫だよねカミキリムシ。これがカブトムシだったら誰かが掴まえるだろうけど見向きもされない。。てわけで写真だけ。

まぁカミキリムシだけじゃ点景にはしないよな、、
と、トイレ行って出発しようと思ったけど、情報コーナーの休憩室が開いてたからちょっと覗いてみた。

ら、
近隣のスポットが模型になって飾られ紹介されてたのでジオラマ好きの目を引いた!知らんかった。

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ここ湯沢市(旧雄勝町)小野は小野小町の出生地であり終焉の地(という説)だそうで、模型ではそれにまつわるスポットが色々と紹介されていた。
小町が使った泉とか、晩年籠った洞とか、父が建てた神社とかはなるほどと思うけど、恋人候補で晩年も追ってこの地まで来た深草少将が恋文の返事を待った場所「御返事」というのがただの道の模型だったりしてユニークに思えた。

菅江道真のガイドマップもあったけど、この道の駅のすぐ隣に小野小町と深草少将の墳墓といわれる「二つ森」というのがあるそうなのでちょっと行ってみようかなという気になった。

正直、小野小町と聞いても平安時代あたりの歴史には疎く、古今和歌集とか言われてもチンプンカンプン。世界三大美人の一人と言われても眉唾で興味薄い。
でも、そういえば「あきたこまち」の小町は間違いなく小野小町だし新幹線の名前にもなってたよね。秋田を象徴するキャラクターだから秋田に来たなら寄るべきなのかも、、とも思えた。

道の駅の横の道を渡ると「小町の郷公園」というのがあって、そこの(まだ開店してない)売店の建物のウラに「二つ森」というのがあった。
模型ではおっぱいのように並んでたけど実際は少し長かった。ディフォルメだったか。
二つの小山の間に道があったので上ってみた。

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そして峠のところから左右の山の頂点までの道もあったけど、こっちは雑草がのびていて雨に濡れていたので進む気にはならず、遠目にその頂点の祠のようなものを眺めただけで峠を通過して下った。

下りた先には案内板があった。こっち側は広場になっており、正面の先に平安ぽい小屋とかがあった。公園的にはこっちがメインかな。(お祭りとかイベントの会場になるそうだ)
で、案内板を読むとここらは川が氾濫しやすく岩の小山が幾つも島になってたそうで、その唯一残った名残がこの「二つ森」だそうだ。なんだ塚じゃなくて天然の丘だったのか。。
大きい方が男森で深草少将の墓、小さい方が女森で小野小町の墓と伝えられているそうで、地域の人がそう呼び伝わったという事ね。でも大きさ違うかな?どっちがどっちか分からなかった。

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あとはトンボにたかられながら山にそって戻った。

その山の南端にはまたジオパークの案内板もあり、読むと「二つ森」は古い火山の噴火の名残で柱状節理の島だとあった。
え、そうなの?とその南端のかけあがりを見ると、確かにかっこよく節理の岩が並んでて、なんか立派な城の石垣のように見えた。へー。

それはそうと「奪衣婆像」といういかめつい顔で胸をはだけた婆の像があった。。
江戸時代に疫病よけや咳止めにと信仰された像(を再現したもの)だそうで、治ると衣をかぶせたそうだ。。
んー疫病流行りの今時期にタイムリーな像ではあるけど婆の胸は遠慮したい。っていうか、脱がせるなら三大美女の胸にしてくれよ。

ちょっと最後に美女のファンタジーから冷まされちゃったけど、軽くながら朝から散歩できて良かった。雨も止んでてよかった。

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目覚めの水

ファイル 2806-1.jpg湯沢市秋ノ宮の108号の交差点にある小公園。

「八ツ口内小公園」とあったり、「五叉路公園」という標柱もあり、「龍神社」という祠もあって何て呼んでいいのか迷うけど、僕は「目覚めの水」というのを見て立ち寄ったのでそれを表題にしました。

で、公園内にはそれぞれの案内板がありなんとも纏まりのない変な空間。
まず「目覚めの水」は応仁の昔から道中行き交う人々に長く愛され、その交通安全の神として「龍神社」が祀られてるとのことだ。

そしてジオパークの案内もあって、マグマの岩石の割れ目のを伝って湧き出たミネラルを含んだ水だそうで、この付近の岩石は湯沢のジオパークでも最も古い年代のものだそうだ。
「五叉路」の解説も「小公園」の解説もそれぞれあったけど、まぁそれはいいや。それより水汲もう。

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水の汲み口は祠の前に二ヶ所あり、柄杓も置かれてて汲みやすかった。水は冷たくまず手を洗って気持ちよく、口にするとサラリとおいしい水だった。

そして脇にはアジサイがきれいに咲いていた。
東北はまだアジサイの季節なのね。気温的にもひと月半くらい遡ったような気分になった。

さて、車を停めた道の向かいには何やら橋梁がドカッと置かれてた。
これは「川井橋」という昭和9年に架設された鉄筋コンクリートの橋で、フィーレンディールという珍しい構造のものだそうだ。

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平成4年二月に解体されて地域のシンボルとしてここに保存されたとあった。(日誌を見てみたら初めて108号を通ったのは平成4年の十月だった、、通ってなかったか)
あまりキレイでもなかったので、現役の頃に渡ってみたかったーとも特に思わなかったけど、現役の頃の写真とかはみてみたいなと思った。
(帰って来てからネットで見てみたら物凄く雰囲気あるカッコイイ橋だった!)

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湯出野遺跡

ファイル 2607-1.jpg由利本荘市東由利老方山谷にある遺跡公園。

107号沿いと言いたいトコだけど、国道からすぐ横に見える割には田圃の中をぐるっとまわって戻る道程でちょっと思わせぶりなスポット。
駐車場もやっぱり田圃の中で、ほんとうは全部田圃にしたかったんだけどなーって声が聞こえてきそうな場所だった。

で、広い駐車場の前に案内板と展望台。
この遺跡は縄文時代後期から末期の石器や土器が大量に発掘されたところだそうだ。
建物や集落の跡ではなくて土坑墓というお墓が多数密集して見つかったそうで、つまり墓地というか埋葬地ってことね。

展望台に上ってみたら、あまり人が来ない所のようでクモの巣が多かった。。

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展望台から見下ろすのがその土坑墓跡。
103基の長方形や小判型の墓穴を復元って、、んー、安らかに眠ってた魂はとっくに土に帰ったからいいのかな。
っていうか、自分や親の墓だって3000年後にはどうなってるか分かったもんじゃないってことだね。

展望台から降りて歩いてみたけど、まぁ発かれたお墓だと思うと見ててそんな気持ちのいいもんじゃないね。それを言ったら古墳も同じようなもんか。それとも魂の拠り所として磁場のいい場所とかでもあったりするのかな。

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ちょっと暑かったし蜂も飛んでたので、さーっと見まわして車に戻った。

タグ:観:遺

道の駅 十文字

ファイル 2606-1.jpg横手市十文字町字海道下の13号沿いにある道の駅。

ここは前に一度トイレで寄っただけ。だけど今日は近くの店に行くための立ち寄り。
店から戻ってもまだ8時過ぎで店も何もやって無く、やってたとしても満腹だから何も食べられないから、すぐに出発するつもりだったけど、トイレがてら少し見てまわった。
(やっぱりこの道の駅でも横手焼きそばは食べられるらしかった。。)

ファイル 2606-2.jpgまず金魚の水槽があった。
大きめな水槽に大きめなきれいな金魚。
指に反応して集まってきてかわいらしかった。

こういうのは逆に店がやってる時はスルーだろうから朝で良かった。
とはいえ、点景にするようなネタではなく、食事のオマケの余韻ってとこかな。

そして裏に出ると何やら案内板のある木があった。
国指定天然記念物「日本三大桜」の山高神代桜(山梨)の苗木を植樹したものだそうだ。
咲くのかな?春に来てみたいものだ。

桜の木以外にも色々あって、桃は実をつけていた。

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そしてその横にはヤギとヒツジがいた。
広めの柵で囲われてたので触れることはなかったけど、もしゃもしゃと草を食べててのんびりしてた。

けど、そのヤギとヒツジの間にある木は「日本三大桜」の根尾谷淡墨桜(岐阜)の苗木を植樹したものだそうだ。えー。動物用なんだ。咲くのかなぁ。

動物見てのんびりした雰囲気で建物に戻った。
そういえば三大桜のもうひとつがあるのかどうか気にしてなかったなぁと今になって思った。

ファイル 2606-4.jpg最後にもうひとつ気になったのがビリケンさん。これって大阪だけじゃなかったんだ。(とか思ったけど、、元々はアメリカの神像だとか)

それと足つながりなのか、「いっぷくまめたろう」という足キャラの像もあった。
これはオリジナルなのかな。とりあえず豆の部分をなでてみた。

取り留めない感じだけど、満腹からかすごいのんびりした休憩。
でも涼しかった朝から段々と気温が上がって来てて暑い夏になりはじめてた。
なんかすごく自由な休憩って感じだったので単独の点景にしてみた。

そして、前々から来になってたここの近くの矢口高雄の「まんが美術館」にも行ってみたかったけど、調べたら10時からだそうで、ゆっくりはしてたけどまだ8時半。。諦めて出発した。

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味一番

ファイル 2605-1.jpg横手市十文字町西上にある焼きそばとラーメンの店。

朝6時から横手やきそばが食べられる店と言うことで来てみたけど、横手というより隣町の十文字だった。そっか合併して同じ横手市なのか。横手市も広いなぁ。

来てみたら昨日のような商店ではなくてちゃんとした飲食店でホッとした。店には1979年創業とあり、十文字中華そばもやってるようで、ラーメンもいいかもと思った。

けど、入口の戸がカギ掛かってた。。
あれ?おかしいなぁ、、
やっぱり朝から営業はまたネットの誤情報だったのか?
とか思って落胆してたらすぐに人の気配で中ならカギあけられた。
トイレに行ってたから閉めてたそうだ。よかった。

店内は色々と貼紙の有る賑やかな感じで、メニューは「横手一番焼きそば」と「十文字一番中華そば」のふたつ。それにステーキ焼きそばとチャーシューメンのバリエーションのみ。
んー朝だから十文字ラーメンもアリだとは思うけど、やっぱ焼きそばかな。「ステーキ焼きそば」で大盛にしてみた。

ところで、「57万円の水」と言って出された水は「水の値段じゃありません浄水器の装置の値段です」だそうだ。店内の雰囲気も濃かったけどそれ以上に店主が濃かった。
調理を待つあいだのんびり周りの貼紙を見てたら、「奥の座敷も見てください、ウチは完全情報公開の店です」と言われ、座敷に上がってみたらまるで資料館だった。

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店の略歴や常連客名や売上推移表、いろいろあって面白かったけど、店主がパリに行った時の昔写真というのが一番面白かった。

そして「ステーキ焼きそば」ができた。
大きな皿にとかんとポークステーキがのった焼きそばで目玉焼きも双眼でデラックスだった。
けど、、そのポークステーキには赤い七味がたっぷりかかってて「あ、こりゃ大失敗」と思った。
が!
アニハカランヤ!
この唐辛子、全然辛くなくて驚いた。

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店主に「どうですか」と聞かれて思わず正直に「辛いのがとにかく苦手なので、赤い辛子を一目見て失敗したーと思ったけど、辛くなくていい風味でおいしいですね」と言った。
「昔からのままの味の七味のなので辛くないです」だそうだ。
嬉しくなって「そうですよね。昔はカレーも辛子もそんなに辛くなかったですよね」と、激辛ブーム以降馬鹿みたいに辛くするのが当り前の風潮に対する愚痴をペラペラ話すと「それはお客さんが正しい」と全肯定されて感激した。
更に「この豚肉も優しい柔らかさでおいしい」というと「秋田産の『桃豚』という肉を使ってるんですよ」だそうだ!「あ、昨日食べてきた肉ですよ、道理で」と感激。
そして焼きそばは横手らしいウエットな焼きそばでソースも目玉焼きと合ってて良く、たっぷり味わっておいしい朝食となった。満腹。

ファイル 2605-4.jpg食後はコーヒーまで出されてゆっくり。店の話や焼きそばや中華そばの話しを聞いた。
「横手焼きそばなんて言われ始めたのはここ最近のことなんですよ。どの店もそれぞれ違う味だしウチも横手のジャスコで店を構えてた時はオリジナルの「一番焼きそば」でした」なのでメニューは「横手一番焼きそば」なんだそうだ。僕は久々だから横手らしい横手焼きそばだと感じたけど、確かにそれぞれなのでまた食べ比べたいなと思った。
十文字の中華そばは実はこの店含めて四店しかないそうで「中華そばも店によって全然違うし、店も日によって味の差がある」と聞いて言われてみれば「三角そばや」と「丸竹食堂」は違ってたので、この店の中華そばも食べてみたい気になった。是非次回また。

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