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旧鳴海荘跡地

ファイル 3057-1.jpg勝浦市勝浦の丘の上にある展望駐車場。

横道の先に覗けた広い駐車場。公園か何かかと思って来てみたけどただ駐車場があるだけだった。入って大丈夫、、だよな、、とか思ったけど、ちゃんと「この駐車場は観光行楽用に整備したものです」という注意書きがあったので一安心。広い未舗装の海側に車を止めた。
そして展望休憩。まずは海をバックに車の写真を撮った。

駐車場の園内にあるのは海側にちょこっと突き出た展望デッキだけ。
そこでゆっくり海を見下ろして眺めた。

ファイル 3057-2.jpg

一面に見える勝浦湾の海。勝浦の町までは見えないけどいい眺め。
のーんびり眺めた。

なんか案内板くらいあればいいのに。。と、駐車場の入口に歩いた。
丸い石碑に公園名があるのかと思いきや、これは与謝野晶子の歌碑だった。
裏側に公園名があるのかな?とか思って前の道に出てみたけど「勝浦市」とあるだけだった。
けど、その脇の茂みの中に「津波避難場所 旧鳴海荘跡地」という立て札があってやっと名称がわかった。。なんか敢えて伏せてるような印象だなぁ。なんかいわくつきの場所なのかな。。

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さてさて、また展望デッキに戻ってもう少しじっくり展望。
湾内は行楽のモーターボートやジェットスキーが走り廻ってて気持ちよさそうだった。

対岸の岬をズームすると勝浦水中公園も見えた。一度行ってみたいんだよね。。

それと湾の中央(上のパノラマでは木で隠れてるあたり)には鳥居の立った岩礁があった。これは市内にある遠見岬神社の海の鳥居らしい。そういう案内くらい立ててほしいよなぁ。
(実はこの鳥居のある所は元々の遠見岬神社のあった島の一部で、江戸時代中期の地震で海没しちゃったんだそうだ)

ファイル 3057-4.jpg最後に振り返って駐車場の奥を見てみると、裏の斜面の中ほどに鳥居があるのに気づいた。神社だね。
行ってみようか、、と思ったけど、少し登るし草むらの中だし案内も何も無いから地元の人の鎮守かなと思ってヤメといた。
(これは徳川軍として本多忠勝と共にこの地に攻め入り領主となった植村氏が建てた「鳴海神社」という神社で、この「旧鳴海荘跡地」というのもその領主の屋敷だったそうだ。 。。 っていうか、観光用に整備するならそういう歴史案内とかあるべきだよね。でも廃城にした勝浦城跡を避けたような丘の上に建てたのは、、やっぱいわくつきなのかな。あまり後世に伝えたくないような何かがあるのかな。案内が全然ないから邪推しちゃうよ。まぁともかく景色はいい所ってことでヨシとしましょうか)

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