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フジタフーズ

ファイル 1969-1.jpg三次市廻神町の県道沿いにある商店を兼ねた食堂。

ここはワニ料理(鮫料理)を提供する珍しい店ということで前々からネタ帳に書いてて来てみたかったお店。
サメのことをワニって言うのは古典の授業で習ってた気がする。因幡の白兎のアレだよね。

GWでこんでるかなーと思いきや、空いててお客は自分だけだった。
あれ?休みじゃないよな?と「食事できますか」とのぞいて聞いた。
ちゃんとやってて一安心。

ファイル 1969-2.jpgさて、メニューは多くてかなり迷った。
メインに丼物もってきてもう一品、、いや、バーガーやドッグの軽い物をいろいろ食べてみようか、、

オススメを聞いてみたらやっぱり刺身は王道のようなので、やっぱり丼かなぁ、、
いろいろ親切に解説してくれてありがたかった。(けど、その分胃いろいろ興味持ってまた迷った)

で、「和邇チャーシュー炙り丼」と「ワニ刺身」に決めた。

まずは先に「ワニ刺身」から登場。

ファイル 1969-3.jpg

おお、これは柔らかくトロトロなのにさっぱりしてて、おいしい!
なんでもサメは脂がぜんぜん無いそうで(柔らかいのは全部コラーゲンだそうだ)幾らでも食べられるそうだ。
この地域では昔から食べられていた物なんだそうで、地元の人は宴会なんかだとすごい量をたいらげちゃうそうだ。
なるほど烏龍茶以上に口の中ショボショボさっぱりだ。酒もおいしく感じそう。

そして「和邇チャーシュー炙り丼」

ファイル 1969-4.jpg

これはまたガラッと変わって、サメチャーシューと炙った肉の乗った丼。
チャーシューは歯ごたえがミミガーみたいなコリコリ感でおもしろくクジラベーコンみたいな面白さでタレとも合ってた。これはなるほど、昔よく食べてたサメの煮付けに通ずる風味が感じられて「うん。サメだ!」と実感できた。
炙り肉もいい感じで柔らかさが軽く締まって芳ばしかった。
それにサメの皮入りのお吸い物がライトなフカヒレテイストっぽくてまたおいしく満足満足。

そして店の人にもサメのことや地域のサメ食のことなどいろいろ聞けて面白かった。サメの種類は「ネズミザメ」だそうだ。

とにかく、わにまん、わにバーガー、わにドッグ、わに焼きそば、わにハンバーグ、わにユッケ丼、わに御膳、そしてわにプリン。気になるメニュー多すぎ。
店の人も感じイイから是非また来て他のメニューも食べたいと思った。

タグ:食:丼 餐:魚 楽:話