府馬の大クス
府馬の大クスは、千葉県香取市の旧山田町にある国の天然記念物の樹木。「おおくす」と「ちるくす」って「くす」つながりで親近感持てるな〜とかなんとか思って気になってた場所。(頭悪そうな発想ですが。。)

県道から少し細い道を案内通りに進み、坂道をグングン登って、城でも建てたくなりそうな小高い丘のてっぺんだった。

宇賀神社の脇に(行儀よく並べて)四台分の小さな駐車場があった。

この宇賀神社の御神木がこの大クスだそうな。

実際の神社は小堂くらいの小さな社で、樹の為の神社?って気もしたけど1200年前からある古い神社だそうな。
ん?大クスの樹齢が1300〜1500年とあったからやっぱり樹の方が先じゃん。。
府馬の大クス→
実はこの樹、クスじゃなくてタブなんだそうな。俗にイヌグスと言うクスの仲間なのでそのまま「大クス」で天然記念物に指定されたとあった。
てわけで、
←ちるくす&おおくす

クスじゃなくてタブだけど、こっちはデブだからまあいいか。。
ナンノコッチャ

樹はそれ程高くないものの、枝が長く伸びてて樹木の大きさを感じられた。
「来訪者記帳所」と書かれた新しめの小屋があった。「ちるくす」で記帳してきた。

over! 中に「日本タブノキ見立て番付」というのがあった。ここの大クスは大関になってた。

「元禄元年に大クス北側の枝が地上に垂れて根を張り小クスとなる。付根は明治末に枯れて落ち今は別の木の様に見える」〜入口の説明文より
その小クス→
大クスより元気な感じ。
斜めってて確かに枝だったのかもと思える角度。
植物って不思議。
そういえばココ。タブノキ特有の香で包まれるので「かおり風景100選」に選ばれてるとあったけど、、よくわかんなかった。

神社の先は広い芝生の公園になってて展望台があった。
ちょっと手前の樹々が邪魔してるけど田圃の眺めが良かった。